注文住宅の間取りの決め方!手順と成功例・失敗例、注意点を解説

間取りの決め方 5つの手順!成功例は?

基本的に、注文住宅では間取りも自由に決めることができ、理想の住宅を完成させることができます。
本記事では、間取りを決めるために、以下の内容について解説します。

この記事でわかること
  • 注文住宅の間取りを決める前にやるべきこと
  • 注文住宅の間取りを決める5つの手順とポイント
  • 間取りの成功・失敗事例、チェックポイント一覧、土地形状別・予算内の間取りの決め方

間取りは良いと思って決めたものの、住み始めてから問題点が判明することもあります。
注文住宅の間取りの決め方やポイントをしっかりと理解して、後悔しない家づくりを実現してください。

なお、「すぐに間取りを決める手順を知りたい‥!」という方は「3.注文住宅の間取りを決める手順5つ!ポイントは?」からお読みください。

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注文住宅を建てる流れの全体像を確認したい方は「注文住宅の流れ」もご覧ください。

1.注文住宅の間取りを決める前に必ずやるべきこと3つ

注文住宅の間取りを決める前に、次の3つを済ませておきましょう。

それぞれのポイントにおいてすべきことを具体的に解説します。

1-1.建ぺい率・容積率や斜線制限を理解しておく

土地はエリアごとに用途地域が定められ、建てられる住宅の建ぺい率・容積率が定められています。

建築面積と建ぺい率・容積率|建築面積、敷地面積、延床面積の違い

  • 建ぺい率:敷地面積に対して建物を建てられる面積(建築面積)の割合を示すものです。建築面積を敷地面積で割って算出されます 。
    建ぺい率が低く設定されているエリアでは、敷地いっぱいに建物を建てることができません。
  • 容積率:敷地面積に対して、どれぐらいの延べ床面積の建物を建てられるかを示すものです。延べ床面積を敷地面積で割って求めます 。
    容積率が低いエリアでは、延べ床面積が大きくなる3階建て以上の住宅などは建てづらくなることがあります。

また、斜線制限や高さ制限にも注目することが必要です。斜線制限とは特定の場所から斜線を引き、斜線上に建物が重ならないように高さを調整する決まりです。
建ぺい率や容積率、斜線制限は、いずれも周辺の日当たりや景観を守るために必要なルールです。

土地のエリアによって異なる建てられる建物の制限は異なります。詳細については「用途地域とは」「建ぺい率・容積率とは」の記事を合わせてご参照ください。

1-2.外構や隣家との関係をチェックする

外構や隣家の建物をチェックすることで、快適に暮らせる間取りを構築することができます。
外構の要素となる駐車場や庭の広さ、玄関までのアプローチの形状などによっても、間取りはある程度制限されます。例えば、大型車2台分の駐車場を確保するとなると、建築面積を狭くする必要が生じるかもしれません。

また隣家との境界線の近くに部屋を作る場合には、場合によっては、生活音や匂いなどが伝わりやすくなり、プライバシーを守ることができず、お互いに不快に感じることもあります。
ガレージなどと隣接する場合は、作業音やシャッターの開閉音なども発生するため、寝室やリビングなどが隣り合わないように配慮するか、そうした音漏れを防ぐような仕組みも並行して検討しましょう。

1-3.家族全員の意見を聞いておく

住宅は、住む人全員の意見を反映させることが大切です。もちろん、予算や敷地面積などの事情はあります。しかし、たとえ全員の希望を叶えることができなくても、事前に家族全員の意見を聞き、ハウスメーカー・工務店に希望条件として挙げることで、極力反映させるような間取りを考えてもらうことができます。

2.間取りを決める際のチェックポイント10選

後悔のない間取りを決めるためにも、次のチェックポイント10選を確認しましょう。

間取り検討時のチェックポイント10選

丁寧に確認することで、より満足度の高い住宅が仕上がります。ハウスメーカーのモデルハウスやカタログの間取りも参考に、家族の生活に合う間取りを作っていきましょう。

2-1.動線

生活していく中で、部屋間を移動する際の導線がスムーズであるほど、移動時のストレスを感じにくくなります。
居間やトイレといった共有スペースへの移動を重視した「生活動線」や、キッチンや水回りの動きやすさを重視した「家事動線」など、実際に移動する際の動線を考えながら間取りを決めるとよいでしょう。

【新築住宅の間取り事例】家事動線・回遊動線を考えたおすすめ間取り

2-2.収納の位置と収納量

注文住宅の失敗例であげられるのが「収納場所までの移動がストレスになること」と、「収納量が少ないこと」です。
収納場所の広さや高さ、場所を考えながら間取りを決めるとよいでしょう。

また、収納にこだわりすぎてリビングなど共有スペースが手狭になってしまうケースもあるため、他の間取りを見ながら使い勝手の良さについて、ハウスメーカーや工務店に相談をするのもおすすめです。

【新築住宅の間取り事例】収納のある注文住宅のメリット&デメリットとおすすめ間取り

2-3.音の問題

理想にあった間取りを作れたとしても、実際に暮らしてみると「音の問題」に気づいたといったケースがあります。
例えば、交通量の多い道路に面して寝室を配置してしまったり、リビングの横にテレワークスペースを配置してしまい足音が気になるなど、住んでみてはじめてわかる音のストレスが発生することがあります。

予め、家の周りの状況や共有スペースと静かに過ごしたいスペースの位置関係など、考えられる「音の問題」をひとつずつ潰しながら間取りを決めるとよいでしょう。

2-4.外部からの視線

家の外から室内をどう見られるのか、プライバシーを守るにはどうしたらいいか対策をたてる必要があります。
道路に面した窓がある場合、カーテンを取り付けるだけでいいのか、あるいは塀を立てる必要があるのかといった問題が発生します。

ただし、外部からの視線を気にしすぎると、今度は反対に防犯面の対策が弱くなる可能性があります。
室内の様子がわかりにくく、泥棒に狙われやすいといった問題が発生します。
ハウスメーカーや工務店と相談しながら、玄関の向きや窓の向き、塀の種類など細かい部分も気を付けながら間取りを決めるとよいでしょう。

2-5.採光

時間帯によって家の中にどれくらい光が入るのか、西日を眩しく感じることはないかといった点に気を付けながら間取りを決めるとよいでしょう。
また、窓の種類によっても光の入り方が異なるため、それぞれの窓のメリット・デメリットも確認しておくと安心です。

【新築住宅の間取り事例】採光・風通しがよい家のメリット&デメリットとおすすめ間取り
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2-6.窓からの眺め

窓を取り付ける位置によって、どのような景観が想定されるかどうか確認しながら間取りを決めるとよいでしょう。
あまり景観がよくない場所では窓を小さくする、反対に景観がよい場所では大開口の窓にするなど、窓の種類にもこだわって間取りを決めていくと安心です。

また、バルコニーやテラスを設置したい場合もどのような景色が想定されるか確認をしておくと安心です。

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2-7.風通し

時間帯によって家の中にどれくらい光が入るのか、西日を眩しく感じることはないかといった点に気を付けながら間取りを決めるとよいでしょう。
また、窓の種類によっても光の入り方が異なるため、それぞれの窓のメリット・デメリットも確認しておくと安心です。

【新築住宅の間取り事例】採光・風通しがよい家のメリット&デメリットとおすすめ間取り

2-8.外観

外観によっても家のイメージは大きく変わります。

  • 外壁の色や素材
  • 屋根の色や素材、デザイン
  • 窓の種類
  • 外構の色や素材、デザイン

など、細部までこだわることで理想にあった家づくりをすることができます。

モダンスタイルや和風スタイルなど、外観と内装のイメージを考えながら間取りを決めるとよいでしょう。

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2-9.コンセントと照明

コンセントの数や位置、照明の位置や種類を考えながら間取りを決めるとよいでしょう。
家族の人数と比較してコンセントの数が足りなかったり、掃除機をかける際にコンセントが遠くて届かない場合、生活していく上でストレスを感じます。
今後のライフスタイルや動線を考えた上で、必要な数や位置をしっかりと考えておくと安心です。

また、照明も様々な種類があります。
部屋の明るさをどうしたいか、壁紙の色合いとの相性はどうかといった部分も考えながら細部までこだわることで、理想の家づくりをすることができます。

2-10.安全性と利便性

階段を安全に上り下りできるように手すりが設置されているか、小さいお子さんがいる場合は階段の隙間から落ちないように工夫がされているかなど、見た目だけではない安全性・利便性に考慮し間取りを決めるとよいでしょう。

また、同じ家に長く住む場合は高齢になっても住みやすいかといった点も考えておくとよいでしょう。
室内の段差がどれくらいあるのか、車イスでも通れるスペースがあるのかといったバリアフリーの面にも目を向けておくと、将来的にも安心です。

【新築住宅の間取り事例】バリアフリー住宅のメリット&デメリットとおすすめ間取り

3.注文住宅の間取りを決める手順5つ!ポイントは?

次はいよいよ、間取りを決める手順について解説します。次の手順で間取りを決めていきましょう。

  1. 部屋数・こだわりたいポイントを決める
  2. 間取り図を集める
  3. 動線に注意して配置を決定する
  4. 収納・コンセントや窓の位置を決める
  5. ライフステージの変化に対応可能か確認する

それぞれの段階でチェックするポイントも解説します。

3-1.部屋数・こだわりたいポイントを決める

部屋数の決め方

まず、部屋数を決めます。リビングやキッチンなどの家族が共通して使う空間以外に、家族の個室を何部屋作るかを考える必要があります。
将来的に家族が増える可能性・子どもの成長過程や独立後の使い道も見越して、適切な数を決めましょう。

例えば、現在は夫婦と子ども1人の3人家族でも、将来的に子どもがもう1人増えるかもしれません。その場合、以下のような選択肢が考えられます。

  • 個室の数を予定より1つ多く作っておく。
  • 子ども部屋を二つに区切れるような間取りを検討する。

なお、子ども部屋は、子どもが巣立った後には、書斎や客間として活用できます。

「将来的に空間をひとつにまとめたい」「空間を区切りたい」など、間取りの変更を考える場合は、建てる前に構造上の問題がないかをハウスメーカー・工務店に確認しておく必要があります。後で実現が不可能で困ったというケースもあるため、注意しましょう。

こだわりたいポイントの決め方

そして、こだわりたいポイントも決めておきます。例えば、玄関収納やランドリールーム、ビルトインガレージなどが欲しいなどを決めておくと、後悔のない間取りを完成しやすくなります。
「必須で必要なもの」「できればほしいもの」など重要性から優先順位をつけることが大切です。

注文住宅の間取りを決める6つのポイント&おすすめ間取り実例の解説

3-2.間取り図を集める

間取りをイチから決めるのも良いですが、ハウスメーカー・工務店が紹介している間取り図を集めて、気に入ったものをベースにすると、機能的な間取りを簡単に決めることができます。

間取り図を集める中で、便利な設備や部屋の動線など、さまざまな発見があるでしょう。
ファミリー向けの間取りのポイントが知りたい方は「30坪の家の間取り」に関する記事をご参照ください。

3-3.動線に注意して配置を決定する

間取りを決めるときは、動線部屋の配置にも注意しましょう。
例えば、以下のような点に注意することで、ストレスのない間取りとなります。

生活動線・来客動線の注意点:例
  • 個室とダイニング、洗面所がいずれも離れた場所にある場合、朝の準備に時間がかかる。
  • 朝などみんなが急いでいる時間帯にそれぞれの動線が被らないようにする。
  • リビングや個室からトイレに行きやすいようにする(個数を含めて検討)。
  • 来客時にリビングを通らずに個室に行けるようにする。
家事動線の注意点:例
  • 玄関や駐車場からキッチンが遠いと、重い荷物を持って歩く距離が長くなる。
  • 洗濯機・干す場所・たたむ場所・しまう場所の距離が離れていると移動が大変。
【新築住宅の間取り事例】家事動線・回遊動線を考えたおすすめ間取り

3-4.収納・ コンセントや窓の位置を決める

収納・コンセントの位置も決めるために大切なのは、それぞれの部屋の使い道を明確にすることです。

主寝室の例:
  • 室内にウォークインクローゼットを設ける。
  • ベッドのヘッドボードの近くにコンセントを取り付けたりする。
書斎・ワークスペースの例:
  • 多めにコンセントを用意しておく。
  • 作業に必要なスペース、書類や資料をしまう収納を確保する。

また部屋の使い道が決まると、窓の位置も決めやすくなります。ベッドや勉強机などの家具のおおよその配置に加え、採光や風の通り も考慮して窓の位置・大きさを決めましょう。

3-5.ライフステージの変化に対応可能か確認する

子どもの誕生や巣立ち、親との同居などにより、理想とする間取りが変わることもあります。
ライフステージの変化に対応できる間取りであれば、暮らしやすさを長期にわたって維持できるでしょう。バリアフリーな間取り、可変性のある間取りを意識することで、そうした変化があった場合も長く暮らせる家となります。

  • バリアフリーな間取り
    例:個室のいくつかを1階に配置する。足腰にトラブルを抱えても生活しやすさを維持しやすくなります。
  • 可変性のある間取り
    例:しまえる引き戸などを使って間仕切りができるようにする、スキップフロアなどを使ってスペースを作ることで、多様な使い道がある空間を作ることができます。

「可変性がある間取り」のポイントについては、本記事の「3-1.可変性がある間取り事例」で詳しく解説しています。また、バリアフリーの間取りについて知りたい方は「バリアフリー住宅の間取り」の記事もご参考ください。

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4.【注文住宅の間取り事例】成功例を紹介

間取りに成功した事例として以下の3つのケースを解説します。

それぞれの成功事例から見えてくるポイントを詳しく見ていきましょう。

4-1.可変性がある間取り事例

可変性がある間取り事例

家族構成やライフステージによって適切な間取りが変わります。特に子ども部屋は成長とともに必要な空間が変わります。
大きな部屋を仕切ったり、完全に独立させたりできる可変性を持たせることで、用途に応じた間取りにすることが可能です。

「可変性」がある間取りにする場合には、以下の3点の方法があります。

  1. 可動棚やふすま・間仕切り壁などにより部屋数を変更する
  2. 納戸や書斎などの多目的に使えるスペースがある
  3. 家族全員で使えるスペース(玄関・リビングなど)に用途を限定しない収納がある

上の間取り図は、「1.可動棚やふすま・間仕切り壁などにより部屋数を変更する」方法に当たります。
そのほかの間取りや建てられる家の広さに考慮して方法を考えることで、より満足度が高い住宅に仕上がるでしょう。

4-2.動線に配慮した間取り事例

動線に配慮した間取り事例

生活・家事動線を意識した間取りにすることで、生活しやすく満足度の高い住宅になります。
上記の間取りでは以下の動線を考慮したものです。

  1. 勝手口⇔パントリー⇔キッチン
    買い物やゴミ出しなどの利便性を上げる動線
  2. キッチン⇔洗面所⇔バスルーム
    キッチン仕事を進めながら洗濯をするなど、家事効率が上がる動線
  3. 玄関⇔玄関・土間収納⇒収納
    買い物したものを収納しやすい、外で使う道具をすぐに収納できる動線

上記のほかにも、動線に配慮して間取りとして、以下のようなポイントも考えられます。

  • 個室とダイニングの間に洗面所がある
  • 個室のそばに洗面所・パウダールーム・共有のウォークインクローゼットがある

日常生活における行動パターンを思い浮かべ、行ったり来たりすることがなるべく少なくなる動きやすい間取りを意識しましょう。

【新築住宅の間取り事例】家事動線・回遊動線を考えたおすすめ間取り

4-3.流行を上手に取り入れた間取り事例

流行を上手に取り入れた間取り事例

流行を取り入れたポイント
  1. LDK+和室の広い空間
  2. ウッドデッキ
  3. シューズクローゼット
  4. ワークスペース(ダイニング奥)
  5. パントリー収納

しかし、流行だからといって採り入れてしまうと、ライフスタイルに合わなかったり、予算よりも高額なったりすることがあります。
「本当にこんなに収納が必要なのか」「自分にとって本当に使いやすいキッチンなのか」など、そこで暮らすことを考えて、間取りを決めるようにしましょう。

上記の各ポイントについて詳しく知りたい方は、「畳コーナー・小上がりを活用した間取り」「ウッドデッキのある間取り」「シューズクロークのある間取り」「テレワークしやすい間取り」「パントリーのある間取り」の記事を合わせてご参照ください。

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なお、そのほかにも、今人気の間取りとしてハウスメーカーでも話題に上がりやすいものとして、以下のようなものがあります。気になる方は、関連記事も合わせてご参照ください。

注文住宅の間取りを決める6つのポイント&おすすめ間取り実例の解説

5.注文住宅の間取りで実際によくある失敗例と注意点

注文住宅の間取りでよくある失敗としては、次の5つが挙げられます。

どのような点が暮らしにくさにつながるのか、わかりやすく解説します。

5-1.思ったより部屋が狭かった

部屋数を確保することも大切ですが、部屋自体が狭すぎると必要な家具が置けないだけでなく、使い勝手が悪くなることもあります。
ある程度の広さを確保することで、将来的に2つに分けるなどの選択肢も生まれます。
最低限必要な部屋数を考える際は、その必要性が「変化」する可能性がないかを考えることで、多様に活用しやすい間取りを考えることができます。

5-2.振動・騒音で眠れない

寝室が交通量の多い道路に面している場合は、振動や騒音が気になって安眠しづらい、勉強に集中できないなど困ることがあります。
また、家の外からの騒音だけでなく、家の中で起こる振動や音にも配慮が必要です。具体的には以下のような例があります。

  • 寝室がリビングに近く、生活時間の異なる家族の生活音やTVの音、話し声などが気になる。
  • 二世帯住宅で、寝室の上にリビングがあるため、子どもの足音が気になる。

間取りは左右はもちろん、上下の位置もしっかりと考えることで、振動や音による不快感を軽減できます。

5-3.採光や風の通りが悪い

間取りは、採光や風の通りにも配慮して決めることが必要です。
例えば、寝室は基本的には夜間しか使用しませんが、採光や通風を気にせずに間取りを決めてしまうと湿気がこもりがちになります。寝室には、衣類を収納することが多く、布団などの衛生面も保ちづらくなるため、快適とは言えなくなってしまいます。
部屋の目的に配慮しつつも、どの空間もある程度は日光や風が入るように工夫しましょう。

5-4.水回りの位置が良くない

水回りは生活動線や他の部屋との位置関係を考慮して、慎重に決めましょう。
トイレや浴室などの水回りの位置が良くないと、家の中を何度も行ったり来たりすることになったり、音や振動が気になったり、暮らしにくさを感じるかもしれません。

  • トイレや浴室の真下に寝室を配置する
    →流水音が気になって安眠できない。
  • 寝室の隣にトイレや浴室を配置する
    →排水や音が気になる。

トイレと寝室などの部屋と隣り合う場合は、クローゼットなど収納スペースを挟むなどの配慮することで、音の問題を解決することも可能です。

5-5.収納が少ない・位置が不便

収納の容量や位置は慎重に決めましょう。容量が少ないと収納家具を設置する必要が生じ、居住スペースが狭くなる恐れがあります。また、収納物と使う場所が離れているのも不便です。
収納スペースは何となく作るのではなく、置くものや場所、また将来を含めたそのほかの活用方法についても考慮したうえで配置してください。

暮らしやすい間取りについて、ご自身で気を付けることはもちろん大切です。しかし、注意すべき点が複数あるため、それだけでは中々カバーしきれません。そこで一番大きな力となるのは、ハウスメーカー・工務店の間取りの提案力です。
要望を叶えてくれるアイディアや経験に基づいた提案力があるパートナーを選ぶことで、建てられる家の過ごしやすさや使い勝手は大きく変わります。

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6.【目的・状況別】注文住宅の間取りの決め方

家族の希望を反映できる点が注文住宅の魅力の一つでもありますが、すべての希望を叶えていると予算や広さを超えてしまう可能性があります。間取りを決める際には、次の2点にも注目してみましょう。

それぞれのポイントに注目した、間取りの決め方を紹介します。

6-1.【土地の形状別】注文住宅の間取りの決め方

四角形の土地(整形地)であれば、比較的容易に間取りを決めることができます。
一方で、特殊な形状の土地(変形地)に住宅を建てるときは、次のようなテクニックを活用することで暮らしやすい間取りを実現することが可能です。

  • 縦長の土地は中央部分に玄関を設置し、各部屋と玄関の移動距離を短縮する
  • 道路に面した土地は収納スペースに充当する
  • 三角形や台形などの斜めの線がある土地には階段状の壁を作り、壁内のスペースを有効活用しやすいようにする

四角形以外の敷地、安価な変形地でのマイホーム新築を検討している方は、「変形地の間取り」「旗竿地の間取り」「狭小地の間取り」「うなぎの寝床の間取り」の記事も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

6-2.【予算内に収める】注文住宅の間取りの決め方

予算内に収まりそうにないときは、次のポイントを意識して間取りを決めましょう。

  • 四角形・直方体にまとめる
  • 水回りをまとめる
  • 部屋数を減らす

すべての階を同じ大きさの四角形にして直方体に仕上げると外壁材の面積が減り、より低予算に納めることができます。
また、水回りをまとめることで水道管工事にかかる工程や資材が減り、コスト減を実現可能です。
部屋数が減ることでも、壁材や壁紙代の節約ができ、節約につながります。

他にも、クローゼットの扉をなくして見せる収納にすると、扉代を浮かすことができるなど、内装デザインに関する点でもコストカットは可能です。

しかし、予算オーバーした後で何かを削っていく作業は、理想のマイホームに夢が膨らんでしまう分、後でがっかりした気分になる可能性が高くなってしまいます。
そこで、大切なのが、間取りプランをチェックする際に同時に費用面を検討することです。

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まとめ

注文住宅の間取りを決める際には、しっかりと順序を踏むことが大切です。
また、暮らしやすい住宅にするためにも、間取りの成功事例と失敗事例を知っておく必要があります。
現在のライフスタイルに合わせるだけでなく、将来のライフステージの変化に合わせることでも、より満足度の高い間取りに仕上げられるでしょう。
ぜひ紹介した情報も参考に、ご家族にとって暮らしやすい間取りを完成させてくださいね。

この記事のポイント

注文住宅の間取りを決める手順は?

注文住宅の間取りを決める手順は以下の通りです。

  1. 部屋数・こだわりを決める
  2. 間取り図を集める
  3. 動線に注意して配置を決定する
  4. 収納・コンセントや窓の位置を決める
  5. ライフステージの変化に対応可能か確認する

上記の順に間取りを考えることで、後悔しない間取りを実現することができます。
詳しくは「3.注文住宅の間取りを決める手順5つ!ポイントは? 」をご参照ください。

間取りを決める際に準備しておくべきことは?

間取りを考える際には、以下の点を事前に確認しておきましょう。

  • 建ぺい率・容積率や斜線制限を理解しておく
  • 外構や隣家との関係をチェックする
  • 家族全員の意見を聞いておく

詳しくは「1.注文住宅の間取りを決める前に必ずやるべきこと3つ 」をご覧ください。

間取りでチェックすべき項目は?

間取り検討時に大切なチェックポイントは以下の通りです。

  • 動線
  • 収納の位置と収納量
  • 音の問題
  • 外部からの視線
  • 採光
  • 窓からの眺め
  • 風通し
  • 外観
  • コンセントと照明
  • 安全性と利便性
注文住宅の間取りを考える際の注意点は?

間取りを考える際には、以下のような不便がないかを注意しましょう。

  • 思ったより部屋が狭かった
  • 振動・騒音で眠れない
  • 採光や風の通りが悪い
  • 水回りの位置が良くない
  • 収納が少ない・位置が不便

詳しくは「5.注文住宅の間取りで実際によくある失敗例と注意点 」をご覧ください。

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