
間取り4LDKの平屋でおすすめの8つの間取り例と、平屋を選ぶメリットおよびデメリットを解説します。
- 間取り4LDKでおすすめの8つの間取り
- 間取り4LDK平屋のメリットとデメリット
- 満足がいく間取り4LDKの平屋を建てるために気を付けるべきポイント
平屋にするか2階建て住宅にするか悩んでいる、家族みんなが満足できる4LDK平屋の家を建てたいと考えている方は最後までお読みいただき、ぜひ参考にしてください。
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さまざまな平屋の間取りを比較してみたいという方は「平屋の間取り」もご覧ください。
Contents
1.間取り4LDKの平屋の家でおすすめの間取り例8選
まずは、間取り4LDKの平屋でおすすめの間取り8選を紹介します。
家族みんなが満足できる平屋を希望している方は、ぜひ参考にしてください。
※各間取りの費用相場は坪単価50万〜70万円を想定して算出しています。
1-1.【トイレ2つ】来客時にも利用しやすい間取り
※WIC…ウォークインクローゼット
※SC…シューズクローク
※SR…サービスルーム
延床面積 | 約38坪 |
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費用相場 | 1,900万~2,660万円 |
間取り | 4LDK+ウォークインクローゼット+シューズクローク+サービスルーム+納戸+中庭+ウッドデッキ |
こちらの間取りは、リビングを中心に各部屋を設置しています。リビングは中庭に面しており、自然に家族が集まる間取りといえるでしょう。
4LDK38坪という広めの延床面積のため、リビング横と玄関ホールの2か所にトイレを置いています。帰宅後すぐにトイレや手洗いを利用できるだけでなく、来客時にも気兼ねなくトイレを使用しやすい間取りです。
▶【トイレ2つの平屋4LDK】など自分の理想を叶える方法を漫画でチェック
1-2.【コの字型】家事動線の良さが魅力の間取り
延床面積 | 約35坪 |
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費用相場 | 1,750万~2,450万円 |
間取り | 4LDK+サンルーム+納戸+パントリー |
こちらの間取りは、平屋の代表的な形の1つであるコの字型でできた間取りです。水回りを1か所にまとめることで動線を効率化し、日々の家事負担軽減を実現しています。
納戸やパントリー、中2階といった収納スペースを確保することで、家族が多くてもすっきりと片付いた家を目指せるでしょう。
▶【コの字型の平屋4LDK】など自分の理想を叶える方法を漫画でチェック
1-3.【長方形】豊富な収納スペースで大きな荷物もすっきり片付く間取り
※CL…クローゼット
※WIC…ウォークインクローゼット
延床面積 | 約36坪 |
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費用相場 | 1,800万~2,520万円 |
間取り | 4LDK+WIC+土間+ロフト |
こちらの間取りは、平屋のもう1つの代表的な形である長方形(I字型)を採用しています。リビングに大きめの収納を設けたことで、散らかりがちな文房具や本、勉強道具などをすっきり片づけられます。
他にもウォークインクローゼットやロフトなど、収納スペースが豊富に用意されているため、季節ものや趣味の道具といった大きな荷物もあふれることなく片づけられそうです。
▶【長方形の平屋4LDK】など自分の理想を叶える方法を漫画でチェック
1-4.【30坪】3つのウォークインクローゼットを備え家事負担を減らした間取り
※WIC…ウォークインクローゼット
※SC…シューズクローク
延床面積 | 30坪 |
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費用相場 | 1,500~2,100万円 |
間取り | 4LDK+WIC×3+SIC |
こちらの間取りは、延床面積30坪とコンパクトながら、3つのウォークインクローゼットとシューズクロークによる高い収納力が魅力です。洋服を畳んだり皺を気にしたりといった日々のストレスを軽減できます。
また、キッチンやお風呂といった水回りを1か所に集めることで、家事動線も良い間取りとなっています。
▶【30坪の平屋4LDK】など自分の理想を叶える方法を漫画でチェック
1-5.【35坪】22畳の広々としたリビングが魅力の間取り
※WIC…ウォークインクローゼット
延床面積 | 約35坪 |
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費用相場 | 1,750万~2,450万円 |
間取り | 4LDK+WIC |
延床面積が35坪のこの間取りは、4LDKでも十分な広さをとれる点が魅力です。
特に広々と設けたリビングは開放感があり、南側のワイド間口はたっぷりと日光を取り込んでくれます。リビングの一角には和室も設けられていることから、大人数の来客にも対応できそうです。
間取りの右側をパブリックスペース、左側をプライベートスペースとわけており、プライバシーの確保にも配慮した間取りといえるでしょう。
▶【35坪の平屋4LDK】など自分の理想を叶える方法を漫画でチェック
1-6.【ランドリールーム】お風呂場と隣接することで家事負担軽減を実現した間取り
延床面積 | 約30坪 |
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費用相場 | 1,500万~2,100万円 |
間取り | 4LDK+ランドリールーム |
こちらの間取りは、風呂場に隣接したランドリールームを設置している点が特徴です。洗濯物を洗ってから畳むまでの動作を1か所で完結できるため、日々の家事の効率化を目指せます。
洋室からつながる書斎は、リモートワークや趣味に没頭できる部屋として幅広く活用できるでしょう。
▶【ランドリールームがある平屋4LDK】など自分の理想を叶える方法を漫画でチェック
1-7.【南玄関】土間収納とゆったりとしたホールを設けた明るい玄関の間取り
※WIC…ウォークインクローゼット
延床面積 | 約36坪 |
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費用相場 | 1,800万~2,520万円 |
間取り | 4LDK+土間収納+ウォークインクローゼット+テラス |
こちらの間取りの特徴は、南側に玄関を配置した点です。土間収納やホールが隣接されており、明るくゆったりとした玄関を実現しています。
リビングの横に大きなウォークインクローゼットを設置しているため、部屋の中をいつでもすっきりと片づけられます。水回りを1か所に集中させることで、効率良く家事を片づけられるでしょう。
▶【南玄関の平屋4LDK】など自分の理想を叶える方法を漫画でチェック
1-8.【廊下なし】30坪ながら充実した収納と家事動線の良さが魅力の間取り
※WIC…ウォークインクローゼット
※SC…シューズクローク
延床面積 | 約30坪 |
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費用相場 | 1,500万~2,100万円 |
間取り | 4LDK+ウォークインクローゼット+シューズクローク+パントリー+納戸 |
こちらの間取りは、30坪という延床面積を有効活用できるよう、廊下を作らずに部屋の配置をしています。これにより、コンパクトながらウォークインクローゼットやパントリー、シューズクローゼット、納戸など充実した収納を確保しています。
廊下をなくすことで移動距離を短縮できるため、家事動線の効率化と日々の家事の負担軽減も目指せるでしょう。
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2.間取り4LDKで平屋の家を選ぶメリット
平屋住宅には、2階建て住宅にはないメリットがあります。ここでは、平屋住宅の主な6つのメリットを紹介します。
- 家事動線や生活動線がコンパクト
- バリアフリーを実現しやすい
- ワンフロアで家族の気配を感じられる
- 地震や風の揺れに強い
- ランニングコストを抑えやすい
- スキップフロアやロフト、小屋裏等を活用できる
平屋と2階建て住宅で迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
2-1.家事動線や生活動線がコンパクト
平屋はワンフロアにすべての間取りが集まっているため、上下移動が不要です。
例えば、選択を干すために2階に上がったり、お風呂や就寝のタイミングで階段を上下したりする必要がないため、動線をコンパクトにできるでしょう。
水回りを1か所に集めるなど間取りの工夫をすれば、さらに家事の効率化を目指せます。
2-2.バリアフリーを実現しやすい
ロフトや小屋裏を作る場合を除き、原則として平屋には階段がありません。そのため、バリアフリーを取り入れやすいといえます。
建築時に室内や外構の段差を減らしておけば、小さな子どもや高齢者が小さな段差でつまずくリスクを減らせます。また、各部屋の窓口を広くすることで、車いすでの生活にも対応できる家づくりができるでしょう。
2-3.ワンフロアで家族の気配を感じられる
2階建ての住居の場合、家族が別の階にいるとほとんど様子がわかりません。場合によっては、外出や帰宅に気付かないこともあります。
一方、平屋であればどの場所にいても家族の気配を感じられます。家族同士でのコミュニケーションを大切にしたいと考えているのであれば、平屋は有力な選択肢となるでしょう。
2-4.地震や風の揺れに強い
2階がなく高さが低い平屋は、安定した構造のため地震や風の揺れの影響を受けにくい特徴があります。
また、2階を支える必要がないため、耐震性を備えた範囲内であれば柱や壁の数を減らすことも可能です。そのため、2階建て住宅よりも間取りを自由に決められる点も大きな魅力といえるでしょう。
2-5.ランニングコストを抑えやすい
マイホーム建設後に必要な主なランニングコストには、日々の光熱費とメンテナンス費用が挙げられます。
平屋の家は、1階と2階で気温差が生まれないためエアコンを効率的に使用できることから、光熱費を抑えられるといわれます。
また、外壁や屋根の補修に大掛かりな足場を組む必要がないため、定期点検や補修工事などにかかるメンテナンス費用も節約できるでしょう。
2-6.スキップフロアやロフト、小屋裏等を活用できる
平屋は2階がないため、屋根下の空間に余裕が生まれます。屋根下の空間を上手に活用すれば、大容量収納やキッズスペース、シアタールームといった家族が喜ぶスペースを作ることもできるでしょう。
ワンフロアでスペースが十分に足りているという場合は、天井を高くすることで家全体に開放感を持たせるのも選択肢です。
3.間取り4LDKで平屋の家を選ぶデメリット
平屋でのマイホーム建築を検討しているのであれば、メリットとあわせてデメリットも押さえておく必要があります。ここでは、平屋を選ぶ5つのデメリットを解説します。
- 広い敷地が必要
- 建築費が高くなる傾向がある
- 水害に弱い
- セキュリティやプライバシー保護の対策が必要
- 間取りによっては日当たりや風通しが悪くなる
マイホームは通常、20年や30年といった長期で住み続けるものです。平屋住宅の注意点をあらかじめ確認し、後悔のない家づくりを実現しましょう。
3-1.広い敷地が必要
ワンフロアですべての間取りを完結する平屋は、2階建て住宅よりも広い土地を用意しなければなりません。そのため、場合によっては土地の取得に多額の資金が必要になることもあります。
また、土地が広い住宅の場合、固定資産税も高くなります。固定資産税は毎年課税されるため、計画的に納税資金を用意しておくことが重要です。
3-2.建築費が高くなる傾向がある
建築費の中でも特に費用がかかるとされるのは、屋根と基礎の工事です。平屋は2階建て住宅と比較して、屋根や基礎部分の工事の割合が増えることから、建築費が高くなりがちといわれます。
建築コストは使う材料や設備、デザイン等によっても変わります。予算内で平屋の家を建てるには、ハウスメーカーの担当者としっかり相談しましょう。
3-3.水害に弱い
平屋は地震や風の揺れには強いといった特徴がある一方で、浸水には弱い構造となっています。床下浸水や床上浸水が発生した場合、家全体に被害が及ぶことは覚えておきましょう。
また、平屋は水害発生時の垂直避難もできません。平屋の家を建てるのであれば、ハザードマップを確認し水害の恐れがない土地を選ぶことが重要です。
3-4.セキュリティやプライバシー保護の対策が必要
平屋はすべての部屋が1階にあるため、外から中を見やすい、侵入しやすいといった注意点があります。
セキュリティ対策をするには、二重鍵や防犯ガラスが有効です。防犯カメラの設置も、不審者の侵入を防ぐ効果があるでしょう。
プライバシーを守りたいのであれば、道路の近くにリビングやお風呂を設置しない、外構で目隠しをするといった工夫が必要です。
3-5.間取りによっては日当たりや風通しが悪くなる
平屋はワンフロアのため、延床面積や家の形によっては、中心部に日光や風が届かないケースもあります。
日当たりや風通しを確保するには、家の形をコの字型やL字型などにする、中庭を設けるといった工夫が必要です。日当たりや風通しに不安があるときは、プランニングの段階でハウスメーカーに相談しましょう。
4.間取り4LDKの平屋を建てる際に気を付けるべきポイント
最後に、間取り4LDKの平屋を建てる際に気を付けるべきポイントを解説します。
建築後に後悔しないよう、ぜひ覚えておきましょう。
4-1.家事動線や生活動線をイメージする
4LDK平屋の家は、延床面積が30坪を超えるケースが少なくありません。そのため、家事動線や生活動線をイメージしないと、移動効率が悪い家になってしまいます。
動線が良い平屋を目指すには、リビングを中心に間取りを決めることがポイントです。リビングを決めたうえで家族みんなが動きやすいように各部屋や水回りを配置すれば、移動のストレスが少ない家作りができるでしょう。
4-2.使いやすい収納を設ける
ワンフロアの平屋は、2階建て住宅と比較して延床面積が限られるケースがあります。そのため、十分な広さのリビングや各部屋を用意すると、収納スペースが少なくなりがちです。
しかし、家の中をすっきりと片付いた状態に保つには、ある程度の収納を確保することは重要です。
家事効率の向上が期待できるファミリークローゼットや、大容量の小屋裏、ベビーカーや自転車、アウトドア用品を収納できるシューズインクローゼットなど、ライフスタイルにあわせた使いやすい収納の設置をぜひ検討してください。
4-3.トイレの数を考える
4LDK平屋では、トイレをいくつ作るかも十分に考える必要があります。トイレを使うタイミングが重なることが多い、来客が多いといった場合は、トイレを2つ設置することも検討しましょう。
なお、トイレを2つ設置すると建築費用が上がります。また、建築後は掃除の手間やメンテナンスがかかります。トイレを増やす際は、必要性とコストを考慮することが重要です。
4-4.家族間のプライバシーや音に配慮する
平屋で家族全員が快適に生活するには、家族間のプライバシーや音への配慮もポイントです。ワンフロアの平屋は、家族とのコミュニケーションをとりやすい一方で、プライバシーが守りにくいといった注意点があります。プライバシーを考えるのであれば、間仕切りや廊下で空間を区切るのも効果的です。
また、家族によって生活時間が異なる場合、お互いの生活音がストレスになるケースもあります。リビングと個室の間に廊下を作る、個室と個室の間に収納や廊下を挟むといった間取りの工夫をすることで、生活音が気にならない家を目指しましょう。
4-5.将来のライフスタイルの変化を想定する
マイホームは20年や30年など、長期で居住する場合がほとんどです。長く快適に暮らすには、将来のライフスタイルの変化を想定した間取りを考えることもポイントとなるでしょう。
例えば、子どもの独立後は部屋数を4つから2つに減らすことを考慮し、間取りを作ることも1つの方法です。また、段差の削減や手すりの設置などバリアフリーに対応しておくことで、将来介護が必要になったときも安心して住み続けられるでしょう。
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まとめ
間取り4LDK平屋は、家族の気配を感じられる家として人気です。また、地震や強風の揺れに強い、バリアフリーに対応しやすい、コンパクトな導線を実現できるといった魅力もあります。
一方、4LDK平屋は広い敷地が必要で建設費が高くなりがちといった点には注意が必要です。間取りがすべて1階にあるため、プライバシー保護やセキュリティ強化も課題となるでしょう。
家族みんなが快適な4LDK平屋の間取りを目指すには、実際の生活をイメージし、動線や騒音などを考慮することが肝心です。自身でのプランニングが難しいと感じるときは、ぜひハウスメーカーに相談してみてください。
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