ビルトインガレージ・インナーガレージのおすすめ間取り例5選!30坪~60坪の広さ別に解説

ビルトインガレージ 間取りや費用相場を解説

住宅の新築を決めている方のなかには、ビルトインガレージの設置を検討している方も多いのではないでしょうか? しかし、いざインターネットでビルトインガレージについて調べてみると、「インナーガレージ」という言葉もたくさん出てきて混乱してしまうでしょう。

まず、「ビルトインガレージ」と「インナーガレージ」、この2つの言葉は同義で使われることが多く、家づくりにおいては「違いはない」ととらえて問題ありません。線を引かず、どちらの情報もしっかり蓄えておくことをおすすめします。

ビルトインガレージ(以下、インナーガレージも含む)は、都会・地方といった住むエリアに関係なく人気の設備です。人気の理由として、ビルトインガレージのメリットには、おもに以下のようなものが挙げられます。

ビルトインガレージ(インナーガレージ)のメリット
  • 風雨から車を守れる
  • 車にいたずらされる心配がなくなる
  • 車のメンテナンスやDIY、趣味などのスペースにも使える
  • 屋内から車への移動が天候に左右されない
  • 敷地が限られている場合でも駐車スペースが確保できる
  • 税金を抑えられるケースがある

このように、子育て世帯や通勤に自家用車を使う方、車好きの方にとって、ビルトインガレージは魅力的な設備といえます。今回の記事では、ビルトインガレージに関する情報を集めたい方に向け、以下のポイントに絞って解説します。

この記事を読むとわかること!
  1. ビルトインガレージの坪数別の間取り例と費用相場
  2. ビルトインガレージの失敗例と注意点およびその対策
  3. ビルトインガレージでおすすめのハウスメーカー

現在お持ちの車だけでなく、今後迎え入れるかもしれない未来の愛車のためにも、ビルトインガレージが納得のいく形で取り付けられるよう、ぜひこの記事を最後までご覧ください。

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定番のおすすめ間取りについて知りたい方は「家のおすすめ間取り」もご覧ください。

Contents

1.ビルトインガレージとは住宅内に組み込まれた駐車スペースのこと

ビルトインガレージは「インナーガレージ」とも呼ばれる、住宅の1階部分に駐車するスペースを設けたガレージのことです。住宅とは別にカーポートを設置したり、ガレージを建設したりする必要がないため、近年導入する方が増えています。

ビルトインガレージのメリットは、以下の3つです。

ビルトインガレージのメリット
  • 狭小地や都市部でも車の駐車場所を確保できる
  • 雨に濡れることなく乗り降りや荷物の載せ下ろしができる
  • 日当たりの良い家を建てられる

一方、ビルトインガレージのデメリット以下の3つです。

ビルトインガレージのデメリット
  • ガレージの分、1階に居住スペースを確保しづらい
  • 排気ガスの匂いが気になることがある
  • 間取りによってはエンジン音が気になることがある

メリットだけではなく、デメリットもあるため、双方を踏まえたうえで取り入れるかどうかを決めることが重要です。

2.ビルトインガレージ(インナーガレージ)のおすすめ間取り例

まずは、ビルトインガレージを取り付けた間取りの代表例を、坪数ごとと平屋に分けて解説します。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

2-1.【30坪台】ビルトインガレージの間取り例

自家用車1台分のビルトインガレージと開放的な住空間

車庫付2階建て
世帯(想定) 夫婦2人+子ども2人
土地の坪数 約35坪
間取り 2階建て3LDK

こちらの間取りでは、ビルトインガレージが設置されています。8.25畳のビルトインガレージであれば、自家用車を1台収めることができます。

住空間には3LDKが設けられており、2階の子ども部屋は仕切りを付けられるようにしています。

限られた面積を有効活用しながらも、将来のライフスタイルに配慮された間取りといえます。

▶【30坪台】ビルトインガレージのある実際の間取りプランを比較する

2-2.【40坪台】ビルトインガレージの間取り例

ガレージから住居内への動線がばっちり

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世帯(想定) 夫婦2人+子ども2人
土地の坪数 約42坪
間取り 2階建て3LDK

こちらの間取りでは、8畳程度のビルトインガレージが設置されており、自家用車を1台収めることができます。

ビルトインガレージとエントランスアプローチが接しているので、住居内から車への持ち出しや、たくさん買い物をしたあとでも持ち運びが楽にできます。アウトドア好きな家族にもおすすめできる間取りといえます。

▶【40坪台】ビルトインガレージのある実際の間取りプランを比較する

2-3.【50坪~60坪台】ビルトインガレージの間取り例(2台)

ゆとりある空間とビルトインガレージを両方実現

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世帯(想定) 夫婦2人+子ども2~3人
二世帯
高級志向の夫婦
土地の坪数 約50坪
間取り 2階建て4LDK

こちらの間取りでは、合わせて17.5畳のビルトインガレージが設置されており、自家用車2台を収めることができます。

また、1階に設置された2つの部屋はワークルームにでき、夫婦がリモートワークする際にも活用できます。2.5畳のウォークインクローゼットや各部屋の収納スペースにより、広々と暮らせそうな間取りです。

▶【50坪~60坪台】ビルトインガレージのある実際の間取りプランを比較する

2-4.【25坪程度】ビルトインガレージの間取り例(狭小・三階建て)

狭小地で実現するビルトインガレージ付き二世代住宅

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世帯(想定) 夫婦2人+子ども2人+祖母1人
土地の坪数 約25~30坪
間取り 3階建て4LDK

こちらの間取りでは、7畳程度のビルトインガレージが設置されています。7畳のビルトインガレージであれば、自家用車を1台収めることができます。

住空間は4LDKになっており、1階は祖母用の居室となり、生活に必要な設備がまとまっています。2階をまるごとLDKとして設置し、3階に夫婦と子どもの居室が1室ずつ設けられている間取りです。限られたスペースであるにかかわらず、エントランスアプローチまで確保されています。

25坪程度の広さでも、工夫次第ではビルトインガレージの設置が可能だとゆうことがよくわかる間取り例です。

▶【25坪程度・狭小・三階建て】ビルトインガレージのある実際の間取りプランを比較する

2-5.【平屋】ビルトインガレージの間取り例

趣味を楽しむビルトインガレージ付きワンフロア

世帯(想定) 夫婦2人
一人暮らし
間取り 平屋2LDK

こちらの間取りでは、ビルトインガレージに2台の自家用車が収まるよう設計されています。住空間は2LDKとウッドデッキ、インナーコートといった趣のある間取りに設定されており、住居内と外が心地良くつながる工夫が凝らされています。

多趣味な夫婦や一人暮らしにも、快適に暮らせる間取りといえるでしょう。

▶【平屋】ビルトインガレージのある実際の間取りプランを比較する

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3.ビルトインガレージを建てる前に!後悔しないためのポイント

ビルトインガレージで後悔しないためには、設計段階で以下の5つを意識しておくことが重要です。

ビルトインガレージで後悔しないポイント
  • 長い目で見てガレージのサイズを決める
  • 設計段階でビルトインガレージを組み込んでおく
  • 騒音対策や排気ガスの対策をしておく
  • シャッターの素材・種類を前もって検討しておく
  • 動線を意識する

ここではビルトインガレージの失敗例を見て、実際にプランを立てる前の注意点と対策を確認しておきましょう。

3-1.長い目で見てガレージのサイズを決める

ビルトインガレージを作る際は、現在所有している車のサイズや台数をもとに間取りを考えるのではなく、将来のことも視野に入れて決めるのがおすすめです。現在所有している車の車種や台数を基準に間取りを考えると、将来的に乗り換えたり台数が増えたりした際に困る可能性があります。

また、車のサイズだけを重視していると、乗り降りの際に困るケースも見受けられるため、スムーズに乗り降りするスペースも確保しておくとより安心できるでしょう。

ビルトインガレージの推奨サイズは、以下のとおりです。

車種・台数別 ビルトインガレージのサイズ

ビルトインガレージの推奨サイズ

今後は、電気自動車が主流になる可能性もあるため、将来的に充電できるよう、ガレージ内にコンセントを設置しておくのもおすすめです。

失敗例

車を買い替えたいけど、ガレージに入らないかも……

家族が増えたので小型車からワゴン車に買い替えたいけど、今のビルトインガレージ内には収まらなさそう。月極駐車場を契約するのは悔しいし……。あらかじめ大きめに設定しておけば良かった。

EVに乗り換えたい!だけどコンセントは……?

最近周りでEVが流行っているから、我が家も電気自動車への乗り換えを検討。お店にまで行ってテンションも上がっていたのに、うちのガレージでは「コンセントの後付けが難しいかも」とのこと。このまま諦めるしかないのか……。

注意点:あとで作れるように電気工事だけでもしておこう

「脱炭素」がささやかれている昨今は、二酸化炭素の排出が抑えられる電気自動車(EV)の注目度が高く、自動車メーカーも続々と電動車商品を生み出しています。

テレビやインターネットでも、将来的には「ガソリン車やディーゼル車の新車販売を禁止する」といった、日本政府の電動化戦略を見かけたことがあるという方は多いかもしれません。

電気自動車の開発や普及が一気に進む時代が来ても、愛車をEVに買い替えられるよう、ビルトインガレージ内のコンセントははじめから設置しておくか、あとで設置できるよう電気工事だけでもしておいたほうが無難といえます。

こうした失敗・後悔を避けるためにも、ぜひHOME4U(ホームフォーユー)間取り作成依頼サービスで、実際にハウスメーカーから間取りプランを提案してもらい、具体的なイメージを持ってプランニングを進めてみてください。

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3-2.設計段階でビルトインガレージを組み込んでおく

ビルトインガレージは増設ができないケースや増設が高額になる可能性があるため、可能な限り設計段階で組み込んでおくのがおすすめです。

「どうしても予算オーバーしてしまう」「将来的に増設したい」という場合は、ハウスメーカーの担当者に将来的にビルトインガレージを増設する可能性があることを伝え、のちのち増設できるような構造や間取りを計画しましょう。

失敗例

あとでリフォームしようと思ったらできなかった

ビルトインガレージを付けると若干予算オーバーだったので、のちのちリフォームで付けようと思っていた。貯金に余裕が出てきたのでハウスメーカーに相談したら、想像以上の高額な見積もりに唖然。夢のビルトインガレージにはまだ手が届かない。

注意点:リフォームはお金がかかる!増設不可の場合もある

ビルトインガレージを新築時に付けると予算がオーバーしてしまうため、あとで「リフォームで付けよう」と考えている方は、リフォームにかかる費用に要注意です。

具体的な費用は家の構造や間取りによって異なるため一概にはいえませんが、リフォームでビルトインガレージを付ける場合は、新築時に付けるよりも高く付くことがあります。また、家の構造上、リフォーム自体ができないケースもあります。

可能であれば、ビルトインガレージは新築時に付けたほうがよいです。どうしても予算が厳しく、新築時には不可能だから将来的に増設したいという場合は、ハウスメーカーの担当者に相談し、将来を見据えた構造や間取りを計画しましょう。

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3-3.騒音対策や排気ガスの対策をしておく

ビルトインガレージはいつでも手入れができる・雨に濡れずに乗り降りできるなどのメリットがある一方で、騒音と排気ガスが室内に流れ込むことで後悔している方もいます。

また、ビルトインガレージは住宅に車庫が組み込まれていることからエンジン音が響きやすく、騒音対策が必須です。寝室や仕事部屋などの居住スペースは、できる限りビルトインガレージから離れた場所に設計することをおすすめします。

また、排気ガスは室内に流れ込みやすいため、換気システムを導入したり高気密性のドアを設置したりする必要があります。のちのち換気システムを追加したいとなった場合、さらに費用がかかる可能性があることから、設計段階で組み込んでおくと追加費用の発生を抑えられるでしょう。

失敗例

車内を暖めておくためにわざわざシャッターを開けるのが面倒

ビルトインガレージ内の換気扇費用をケチってしまったせいで、冬、車内の暖房を事前に付けておく際にはわざわざシャッターを開けて換気している。毎日のことで面倒くさい!

注意点:ビルトインガレージには換気扇が必須

ビルトインガレージを検討しているのであれば、ガレージ内の換気扇は必須設備であることを念頭に置いておきましょう。特に、冬場、車内の暖房をつけて放置する際に換気を怠ると、排気ガスがガレージ内にたまり、危険な状況にもなりかねません。

また、設備面で注意しておきたいポイントとしては、換気扇のほかに排水設備や照明も挙げられます。

例えば強い雨風があったとき、住宅付近に傾斜があればガレージ内に水たまりができてしまうこともあるでしょう。また、ガレージ内に水道を取り付けたい場合にも排水設備は必要です。

照明ははじめから付けておくことが得策といえます。ガレージ内は昼間でも暗く、あとから手動の照明を付ける場合はスイッチのオン・オフが面倒だったり、照明を付ける場所自体が確保できなかったりという失敗例もあります。

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3-4.シャッターの素材・種類を前もって検討しておく

ビルトインガレージにシャッターを設置する場合は、利便性や種類も考慮しておくのがおすすめです。安いからという理由でシャッターの素材や種類を決めると、後悔する可能性が高まります。

錆や経年劣化をすることを加味してシャッター選びをしておくと、余分なコストが発生しにくくなります。シャッターを選ぶ際は、錆びにくいアルミ製もしくはステンレス製のものを選びましょう。

また、シャッターの開閉音が大きく、騒音で後悔するケースも見受けられます。シャッターを選ぶ際は、安さ以外にも錆びにくさ・静音性を比較して選ぶのがおすすめです。

失敗例

おしゃれで安かったシャッターだけど、いざ住んでみると……

今の家のビルトインガレージのシャッターは、新築時カタログを見て一目ぼれ!値段も安かったので速攻で決めましたが、いざ住んでみると3年くらい経った頃から錆が気になってきました。劣化が早すぎる……!

注意点:価格やデザイン性だけでなく、腐食耐性や利便性も大事!

シャッターのデザイン性も住宅の外観に大きくかかわることなので、こだわりたい方は多いかもしれません。予算を抑えるため、安価な商品を選びたいと思うのも当然のことです。

しかし、いくらデザイン性が高く、費用が安いシャッターでも、経年劣化が著しいものであれば、早い段階で付け替えなくてはいけなくなり、余計にコストがかかる可能性が高いと考えられます。

経年劣化も見据えたうえで、シャッター選びをするのがおすすめです。

失敗例

シャッターを開閉するたびにイライラ……!!

夫の要望でビルトインガレージを付けたのはいいけど、夜中の利用には注意が必要。車を出し入れするたびに家が揺れるから、夫の帰りが赤ちゃんの寝る時間とかぶると最悪。開閉音がうるさいのも近隣トラブルになりそうで不安。とにかくストレス(泣)

注意点:「部屋の間取り位置」や「シャッターの形式」など配慮が大事

ビルトインガレージ内の音は、意外と住居内に響くものです。

対策としては、ビルトインガレージの近くには寝室を配置しない、音が静かなシャッターを選ぶなど、周りに配慮したプランニングをすることが挙げられます。

また、音が静かなシャッターを見極めるには、シャッターの各開閉方式の特徴を把握しておく必要があります。下表で確認しておきましょう。

シャッターの開閉方式とその特徴
開閉方式 特徴
上下式 巻き上げ方式
  • コストが低い
  • 軽い
  • 開閉音が大きい
オーバースライダー方式
  • コストが高い
  • 十分な天井高が必要
  • 天井に照明が付けられない
  • 開閉のスピードが速い
  • 開閉音が静か
横引き方式
  • コストが高い
  • さまざまな形状に対応

また、シャッターには手動式のものと電動式のものがあります。
手動式と電動式のメリット・デメリットは以下のとおりです。

  メリット デメリット
手動式
  • コストが低い
  • 故障や停電時の心配がない
  • 開閉するには車を降りる手間がある
  • 開閉音が大きい
電動式
  • リモコンがあれば開閉は車内からできる
  • 開閉音が静か
  • コストが高い

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3-5.動線を意識する

ビルトインガレージは玄関と別に室内へとつながるドアを設置したり、玄関横に設置したりすることが多くなっています。買い物をしたあとに、キッチンまでの動線が悪いとストレスを感じる原因となるでしょう。

そのため、ビルトインガレージは、ガレージからの動線も意識して設置することが重要です。設計段階で、ビルトインガレージ以外の居住スペースへの動線も意識しておくことで、後悔するリスクを低減できます。

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4.ビルトインガレージ(インナーガレージ)の費用相場

ビルトインガレージの間取りのイメージをつかんだら、ビルドインガレージの設置にかかる費用相場を確認しましょう。

4-1.ビルトインガレージの費用相場

ビルトインガレージ単体の費用相場は、坪単価50万~80万円が一般的です。

この数字をもとに、普通乗用車を収めることを想定した収容台数ごとのビルトインガレージの費用相場と、必要な坪数を割り出したのが、以下の一覧です。

【ビルトインガレージの費用相場一覧】
収容台数 必要な坪数 費用相場
1台 4~5坪程度 約200万~400万円
2台 10坪程度 約500万~800万円
3台 20坪程度 約750万~1,200万円
4台 30坪程度 約1,000万~1,600万円

もちろん、上記一覧表はあくまで目安であり、坪単価だけで判断することはおすすめしません。

また、上記一覧表は普通乗用車の場合の費用相場ですが、収容する自家用車が軽自動車なのか大型自動車なのか、ビルトインガレージ内で車いすは利用するのかどうかなど、車のサイズや利用用途によって、ビルトインガレージに要する坪数や高さは変動します。

実際にビルトインガレージをプランニングする際には、愛車の大きさや実際に利用するシーンを具体的に把握したうえでプラン請求をしましょう。

4-2.ビルトインガレージ付きの家を建てる際の費用シミュレーション

【例】普通乗用車が2台収容できるビルトインガレージ付きの住宅(2階建て・30坪)を建てたい場合

30坪の2階建て住宅を、普通乗用車が2台収容できるビルトインガレージ付きにしたいのであれば、30坪中10坪はビルトインガレージにスペースを割く必要があります。

20坪程度の2階建て住宅の坪単価は、だいたい40万~80万円といわれているので、住空間には800万~1,600万円の費用がかかり、ビルトインガレージには500万~800万円の費用がかかります。

つまり、ビルトインガレージ付きの30坪2階建て住宅の費用相場は、1,300万~2,400万円ということになります。

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なお、上記例の費用相場の数字に幅があるのは、構造やグレードによって差があるためです。本格的に計画を立てる際には、ビルトインガレージ以外の希望条件も併せて検討する必要があります。

また、エリアによって住宅の建ぺい率や容積率の取り決めが異なることは、ビルドインガレージを付ける際にも重要なポイントです。土地探しをする前に、理想の家を実現するために必要な延べ床面積や坪数を把握しておきましょう。

こうして見てみると、注文住宅の検討を進めるのはとても大変で「やっぱり注文住宅は無理かも……」と思う方も少なくありません。そんな方におすすめなのが、2つの「家づくりのとびら」無料サポートサービスです。

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以上が、新築住宅にビルトインガレージを付けるうえでおすすめのハウスメーカーです。もちろん、今回ご提案したハウスメーカー以外にも、ビルトインガレージを商品として持っているハウスメーカーはたくさんあります。

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5.ビルトインガレージの施工が得意なハウスメーカー・工務店

ここからは、ビルトインガレージの施工が得意なハウスメーカーや工務店を5つ紹介します。

ビルトインガレージが得意なハウスメーカー
  • ヘーベルハウス|車2台分のビルトインガレージ設計が得意
  • 一条工務店|30坪~50坪の施工が得意
  • クレバリーホーム|さまざまなテイストの設計が得意
  • アイ工務店|狭小地や平屋などの施工実績が多数
  • トヨタホーム|2階建て・3階建ての施工例多数

各ハウスメーカーの特徴も紹介しているので、比較検討する際の参考にしてください。

5-1. ヘーベルハウス|車2台分のビルトインガレージ設計が得意

ヘーベルハウスは、ライフスタイルに合う設計が得意のハウスメーカーです。これまでに車2台分のビルトインガレージの施工例と3階建ての施工例があり、ビルトインガレージの設計も任せられます。リビングからガレージが眺められる設計も得意となっており、理想の間取りを実現できるでしょう。

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5-2. 一条工務店|30坪~50坪の施工が得意

一条工務店は、30坪~50坪のビルトインガレージの施工例が多数あり、狭小地での施工を考えている方におすすめのハウスメーカーです。木造住宅の建築を得意とし、木の温もりを活かした住宅を提案しています。

モデルハウスが標準仕様のため、実際のマイホームをイメージしやすいのが最大の特徴です。デザインはシンプルをはじめ、モダン・ナチュラルなど、さまざまなテイストの住宅を建築可能となっています。

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5-3. クレバリーホーム|さまざまなテイストの設計が得意

クレバリーホームは大収納を兼ね備えた、設計・小屋裏を活かした設計が得意のハウスメーカーです。タイルを用いた外観のデザインが特徴となっており、耐久性・耐火性・デザイン性に優れたタイルを採用しつつ、独自工法で耐震性のある住宅を提供してくれます。狭小地の施工実績もあり、動線を意識した設計も得意なので、家族の理想を実現できるでしょう。

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5-4. アイ工務店|狭小地や平屋などの施工実績が多数

アイ工務店はビルトインガレージを兼ね備えた狭小地住宅や、平屋・3階建ての施工実績が多数ある工務店です。1mm単位での設計が可能で、理想の間取りを実現しやすいのが特徴です。木の温もりを活かしたおしゃれな設計が得意で、さまざまなテイストの施工例があります。

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5-5. トヨタホーム|2階建て・3階建ての施工例多数

トヨタホームは、ビルトインガレージに関する施工実績が多数あるハウスメーカーです。2世帯住宅や3世帯住宅の施工例が多く、30坪以下の狭小地~100坪まで幅広い坪数に対応しているのが特徴となっています。構造は鉄骨造と木造に対応しており、中庭や吹き抜け・解放感のあるリビングの設計も得意です。

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まとめ

ビルトインガレージ(インナーガレージ)付き住宅について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

実際にビルトインガレージ付き住宅プランニングする前には、ビルトインガレージ付き住宅の間取りや費用相場をしっかり調べておくことが大事です。

以下よりこの記事をおさらいし、憧れのビルトインガレージのある生活を実現しましょう。

この記事のポイント まとめ

ビルトインガレージがある30坪の間取り例は?

30坪程度の面積であれば、8畳程度のビルトインガレージを設置することができ、自家用車を1台収めることが可能です。
2-1.【30坪台】ビルトインガレージの間取り例」では、自家用車1台分のビルトインガレージと開放的な住空間を実現する例を間取り図付きで紹介しています。

ビルトインガレージがある40坪の間取り例は?

40坪程度の面積であれば、2階建て3LDKの住空間を確保しながらでも、自家用車を1台収められるビルトインガレージを設置することが可能です。

間取り図や特徴については「2-2.【40坪台】ビルトインガレージの間取り例」をご覧ください。

ビルトインガレージがある平屋の間取り例は?

平屋でも土地面積が十分であれば、自家用車2台を収められるビルトインガレージ付きマイホームが叶います。
2-5.【平屋】ビルトインガレージの間取り例」では、夫婦2人や単身世帯におすすめの、趣味を楽しむビルトインガレージ付きワンフロアの間取り例を紹介しています。

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