注文住宅の打ち合わせ期間は3~6ヶ月!スムーズに家を建てるための流れ解説

注文住宅の打ち合わせ 話し合う内容や確認事項

注文住宅の購入を検討している方の中には、注文住宅を建てるまでに何回打ち合わせを行うのか、どの程度の期間が必要なのかと疑問に感じている方も多いでしょう。

一般的に、注文住宅の打ち合わせ期間は3~6ヵ月程度、回数は5~10回程度です。
しかし、強いこだわりがある場合にはもっと多くの期間・回数が必要になるでしょう。

この記事では、注文住宅の打ち合わせ期間や回数について、以下の内容を解説します。

この記事でわかること
  • 注文住宅の打ち合わせ内容・確認事項
  • 打ち合わせの際の注意点
  • スムーズな打ち合わせのコツ

本記事を読んでいただければ、注文住宅を建てるための流れや事前に考えておくべきことがわかり、今後のスケジュールを効率よく立てられるでしょう。

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1.注文住宅の打ち合わせ回数や期間の目安

注文住宅の打ち合わせ回数や期間の目安 イメージ注文住宅を建てるための打ち合わせ回数の目安は5~10回 、期間の目安は3〜6ヶ月程度です。

しかし、この打ち合わせ回数や期間はあくまでも目安であるため、人によって異なります。

仕事や家事などが忙しく打ち合わせの時間が多く取れない方は、住宅を建てるまでの期間が長期化するでしょう。また、住宅へのこだわりが強い方はその分打ち合わせ回数も増えます。

中には、打ち合わせ回数が10~20回を超える方や1年程度の期間がかかる方もいます。

詳しくは3-3でも後述しますが、注文住宅を建てる際にはいつから新居で生活したいのかを踏まえ、スケジュールを逆算して考えましょう。

2.【段階別】注文住宅の打ち合わせ内容と確認事項

注文住宅を建てる際の打ち合わせ内容と確認事項を、以下の段階別に解説します。

  • 工事着工前
  • 建築工事期間
  • 建物完成後~引渡し前

それぞれのタイミングでどのようなことを話し合うのかを事前に明確にしておきましょう。

2-1.【工事着工前】打ち合わせ内容・確認事項

工事着工前は、主に理想の間取りイメージや、住宅を建てるための資金計画、内装・設備について打ち合わせを行います。

工事着工前
打ち合わせ内容
  • 間取りプラン
  • 資金計画
  • 内装や設備
確認事項
  • どのようなデザインにするか
  • 部屋数はいくつ必要か
  • こだわりたいポイントはあるか
  • 自己資金はいくら出せるか
  • 問題なくローンを組めるか
  • オプション設備は必要か

デザインや設備にこだわるほど価格も高くなる傾向にあるため、いくらの住宅ローンを組めるかなど、予算面との兼ね合いをもとに判断しましょう。

それぞれの打ち合わせ内容について詳しく解説します。

2-1-1.間取りプランを決める

間取りを決める際には、家族の人数やライフスタイルなどをもとに、部屋の大きさや数、家事動線について話し合います。

さまざまな間取り図を見比べるのはもちろん、モデルハウスを見学したり、施工中の物件を見たりして、より鮮明なイメージを掴むことも重要です。

将来的に両親も一緒に住むといった可能性がある方は、ドアではなくスライドドアで部屋を区切ったり、壁を抜くだけで部屋を大きくできたりする間取りを検討し、部屋を柔軟に変更できるように工夫しておくとよいでしょう。

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2-1-2.資金計画を立てる

住宅購入に充てられる自己資金や住宅ローンの事前審査の結果をもとに、いくらまでの住宅を購入できるか資金計画を立てます。

注文住宅を建てる際にはお金を支払うタイミングが複数あるため、ハウスメーカーと家づくりの流れを確認しながら資金計画を立てましょう。

注文住宅の支払いタイミング
  • 土地の購入契約時
  • 土地の引き渡し時
  • 建築請負契約時
  • 工事着工時
  • 建物上棟時
  • 建物の引き渡し時

建物が完成するまでは住宅ローンを利用できないため、現金がない場合はつなぎ融資土地先行融資などで資金を調達する必要があります。

注文住宅の住宅ローンの流れも念頭に置きながら、どのタイミングでいくらの資金が必要なのか、どのような手段でお金を調達するのか把握しておきましょう。

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2-1-3.内装や設備を決める

注文住宅の 内装デザイン、オプション設備などについて話し合います。

建売住宅と違い、注文住宅には1からオーダーメイドで作れる楽しさがあります。
しかしその分、多くの時間がかかるため、事前にどのような住宅にしたいのかイメージを固めておきましょう。

内装や住宅のテイストは言葉だけで伝えると抽象的になりやすいため、ハウスメーカーの担当者とイメージの相違が発生する恐れがあります。

イメージの相違を発生させないためにも、インターネットや街中などで見つけたデザインを保存・撮影したりしておいて視覚的に見せる、実際の住宅プランを手に入れるなど、イメージを具体的に共有できるようにしておくと安心です。

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2-2.【建築工事期間中】打ち合わせ内容・確認事項

建築期間中の打ち合わせは、主に工事の進捗状況の確認です。

建築工事期間中
打ち合わせ内容 工事の進捗
確認事項
  • 計画通りに工事が進んでいるか
  • 不具合や修正箇所はないか
  • 内装はイメージ通りか

工事が計画通りに進んでいるか、不具合や修正箇所がないかを確認します。

また、家の塀や庭、植栽など外構工事を行う場合は、建物工事の進捗状況に合わせて外構工事業者と打ち合わせを行います。

もしも工事の進捗状況や内装デザインについて違和感を覚えた場合は、すぐに担当者へ伝えましょう。
着工後の変更はなるべく早く伝えることで、修正箇所の範囲を少なくできます。

2-3.【建物完成後~引渡し前】打ち合わせ内容・確認事項

建物完成後から引き渡し前の打ち合わせ内容は、建物の最終確認や引渡し日当日までの流れの確認です。

建物完成後~引渡し前
打ち合わせ内容
  • 支払い
  • 建物の最終確認
  • 引き渡し
確認事項
  • 当初の計画通りに建物が完成しているか
  • 追加費用などは発生していないか
  • 引き渡しまでの流れ

当初の計画通りに建物が完成しているかはもちろん、汚れや傷がないかもしっかりと確認しておきましょう。

また、引渡し日当日の準備物や火災保険についても明確にしておくと安心です。

以上が、段階ごとの打ち合わせ内容と確認事項です。
優良なハウスメーカーであれば、逐一丁寧に説明してくれたり、確認事項について明確な答えを出してくれたりするので安心してくださいね。

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3.注文住宅の打ち合わせでの6つの注意点

注文住宅の打ち合わせの際には、注意しておきたいポイントがあります。

打ち合わせ時の注意点
  • 打ち合わせの記録を取っておく
  • 家族そろって打ち合わせをする
  • スケジュールに余裕を持っておく
  • 不明点、疑問点の解決を後回しにしない
  • 納得できるまで打ち合わせを行う
  • 設備ショールームの訪問・素材確認をしながら進める

それぞれについて解説します。

3-1.打ち合わせの記録を取っておく

ハウスメーカーと打ち合わせをした際には、必ず打ち合わせの記録を取っておきましょう。
打ち合わせの記録を取っておくことで、トラブルが発生した際に対応できます。

例えば、当初のスケジュールと実際の進捗が異なっている場合や、内装が注文したものと違う場合などです。トラブル発生時の証拠にもなるため、小まめにメモを取っておくと安心でしょう。

さらに、打ち合わせの記録を議事録のような形でハウスメーカーの担当者と共有するとよりよいです。打ち合わせの記録を共有しておくことで、トラブルを未然に防げるでしょう。

3-2.家族そろって打ち合わせをする

デザインや間取りなどは人によって意見が異なる部分もあるため、ハウスメーカーと打ち合わせをする際には、可能な限り家族そろって打ち合わせをしましょう。

誰かひとりがハウスメーカーと打ち合わせをした場合、あとから家族の意見の相違がわかり「また同じ内容を打合せする」ということはよくあります。

時間を有効活用するためにも、子どもが小さいのであれば親戚に預けたり、オンラインで打ち合わせを行ったりと、打ち合わせを一度で済ませられる用意をしておくことが大切です。

3-3.スケジュールに余裕を持っておく

注文住宅の打ち合わせ期間や回数の目安は、家を建てる時期によって異なります。

例えば、現在賃貸住宅に住んでいる場合、新居への入居に合わせて現在の住宅を退去する必要があります。
賃貸の更新時期に合わせて退去する場合は、新居への入居が間に合わないと一時的に仮住まいが発生したり、短期間のために更新費用を支払ったりと余計な費用がかかってしまうでしょう。

また、子どもの入学のタイミングに合わせて引っ越す場合なども、引っ越し時期が遅れてしまうとトラブルが発生してしまいます。

スケジュールが迫っていると、本来はこだわりたい部分を妥協しなければならないなど後悔してしまう原因を生みやすいため、スケジュールには余裕を持っておきましょう。

3-4.不明点、疑問点の解決を後回しにしない

住宅づくりの打ち合わせにおいて、不明点や疑問点の解決を後回しにしてしまうと、トラブルの原因になります。

例えば、クロスのデザインの実物を見ずに画像サンプルだけで決めてしまうと、イメージと異なる住宅になってしまったり、途中での変更は追加費用が発生したりすることもあります。

「些細な部分であってもその場で解決する」「その場で解決できない場合は〇月〇日までに返事をもらう」など、後回しにしないよう意識しましょう。

3-5.納得できるまで打ち合わせを行う

何度も打ち合わせを繰り返していると疲れてしまい、妥協したくなることもあるでしょう。しかし、長い期間住む住宅であるため、打ち合わせは納得できるまで行いましょう。

検討することが増えれば増えるほど疲れてしまうため、「予算は絶対にオーバーしない」「〇月〇日までに決定する」などゴールや制限を明確にすることで選択肢が絞りやすくなります。

なお、ハウスメーカー側は長期間の打ち合わせにも慣れているため、遠慮せず納得できるまで打ち合わせを行いましょう。

3-6.設備ショールームの訪問・素材確認をしながら進める

注文住宅の内装や設備を決める際には設備ショールームを訪問するなど、実物を確認しながら進めましょう。
設備や素材は実物を見てから決めることで、建てた後にイメージと違うといったトラブルを防げます。

設備は実物を見ることで、サイズや使い勝手をしっかりと確認できますし、クロスなどの素材はプリントされたサンプルと色味が異なることもあるため、実物を見てから判断することで、イメージどおりのデザインに仕上がりやすくなります。

ハウスメーカー・工務店との打ち合わせをそつなくこなすには、あらかじめ注文住宅のプロを味方につけておくとよいです。

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4.注文住宅の打ち合わせをスムーズにするための4つのポイント

注文住宅の打ち合わせをスムーズにするための4つのポイント イメージ注文住宅の打ち合わせをスムーズに行うためには、4つのポイントがあります。
それぞれについて解説します。

4-1.予算の上限を決めておく

注文住宅を建てる際には、予算の上限を決めておきましょう。

注文住宅はオーダーメイドであるため、設備のオプションが豊富です。
予算の上限を明確に決めなければ、あれもこれもとオプションを追加して予算オーバーしてしまいます。

予算の上限を明確にすれば限られた予算内で判断できるため、選択肢を絞って検討できます。

4-2.こだわりたいポイント・妥協できるポイントを整理しておく

こだわりたいポイントや妥協できるポイントを整理しておくことで、スムーズに打ち合わせを進められます。

住宅を建てる際には理想も大切ですが、住宅を建てる目的を忘れないようにしましょう。なぜ住宅を建てるのかという目的を明確にすることで、目的を達成するためのポイントを整理できます。

まずは目的に沿った設備を明確にして、予算に余裕があるようであれば、可能な範囲内でより理想に近い住宅に近づけるようにオプションなどを検討しましょう。

4-3.毎回の打ち合わせのゴールを明確にする

打ち合わせをスムーズに進めるためにも、毎回の打ち合わせのゴールを明確にしましょう。

打ち合わせのゴールが明確ではない状態で打ち合わせを始めると、話が方々に飛び、実りのない時間になってしまいます。

打ち合わせのたびに「部屋数を決める」「予算を明確にする」という毎回のゴールを明確にして、限られた時間を有効に使いましょう。

4-4.希望間取り・予算を実現できるハウスメーカーを選ぶ

以下のように、ハウスメーカーによって得意としている間取りやデザイン、住宅性能が異なるため、自分が理想としている住宅を建てられるハウスメーカーを選びましょう。

まとめ

本記事では注文住宅の打ち合わせ期間や回数、打ち合わせの内容や確認事項について解説しました。
それではおさらいです。

この記事のポイント

注文住宅の打ち合わせ期間は?

目安は3〜6ヶ月程度ですが、人によって期間や回数は異なります。
詳しくは「1.注文住宅の打ち合わせ回数や期間の目安」や「3-3.スケジュールに余裕を持っておく」をご覧ください。

注文住宅の打ち合わせはどのタイミングで行う?

注文住宅の打ち合わせのタイミングは、大きく以下の3段階に分けられます。

  • 工事着工前
  • 建築工事期間
  • 建物完成後~引渡し前

各段階で話し合うべき内容や確認するべき内容は、「2.【段階別】注文住宅の打ち合わせ内容と確認事項」をご確認ください。

注文住宅の打ち合わせ時の注意点は?

打ち合わせの際には、以下の点に注意しましょう。

  • 打ち合わせの記録を取っておく
  • 家族そろって打ち合わせをする
  • スケジュールに余裕を持っておく
  • 不明点、疑問点の解決を後回しにしない
  • 納得できるまで打ち合わせを行う
  • 設備ショールームの訪問・素材確認をしながら進める

詳細は「3.注文住宅の打ち合わせでの6つの注意点」で解説しています。

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