この記事を読むと、「おしゃれな寝室のレイアウト」を考える上で必要な情報を網羅的且つ簡潔に把握できるので、ご自身の理想の「おしゃれな寝室」のイメージを構築できるようになり、検討をより具体的に前に進められます。
- 「寝室のレイアウト」の決め方
- 【雰囲気】【人数】【広さ】から考える寝室のレイアウト例
定番のおすすめ間取りについて知りたい方は「家のおすすめ間取り」もご覧ください。
1.「寝室のレイアウト」の決め方
寝室のレイアウトを決める際には、以下の4つのポイントに注意しましょう。
- 最低限必要な広さは4.5畳
- 2人で使うおすすめの広さは8畳以上
- あらかじめ配置する家具を想定しておく
- ベッドは窓やエアコンとの位置関係に注意
ポイント1:「最低限必要な広さは4.5畳」
4.5畳の寝室であれば、シングルベッド2台もしくはダブルベッド1台が入ります。
その他の家具を置くのは難しく、場合によってはドアの開閉もスムーズにできない可能性があるため、引き戸にすることを検討する余地があるでしょう。
ポイント2:「2人で使うおすすめの広さは8畳以上」
8畳の寝室であれば、シングルベッド2台あるいはダブルベッド1台に加えて、収納家具も余裕を持って配置できます。
2台のシングルベッドを離して配置しても、通路のスペースは確保できます。
必要な生活動線をしっかりと確保したレイアウトにすることが可能です。
ポイント3:「あらかじめ配置する家具を想定しておく」
ベッドを含め、あらかじめ寝室に配置する家具のサイズなどを想定しておくことも大切です。
寝室にベッドを搬入する際、寝室までの搬入経路が確保できていないと、「ベッドのフレームを寝室に入れられなかった」というような事態になりかねません。
またベッド以外の家具についても、搬入の順番や配置場所を事前に計画しておく必要があります。
ポイント4: 「ベッドは窓やエアコンとの位置関係に注意」
ベッドが窓際に置かれていると外の暑さや寒さの影響を大きく受けてしまうため、窓とベッドは少なくとも50センチは離したほうがよいでしょう。
また、ベッドの頭部側にエアコンの風が当たってしまうとなかなか安眠できなくなるかもしれないので、注意が必要です。
ここまで寝室の間取りにおけるポイントを解説してきましたが、実際に家を建てる際には「ハウスメーカー複数社のプランから比較検討したい」「経験豊富なプロと会話して、間取りのバランスを決めたい」という方もいるのではないでしょうか。
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2.【人数】【広さ】【雰囲気】から考える「おしゃれな寝室」のレイアウト例 5選
「おしゃれな寝室」のレイアウト例を、【人数】【広さ】【雰囲気】の切り口から5つご紹介していきます。
2-1.夫婦2人「お互いの寝る時間に配慮できる」ホテルライクな寝室 例
夫婦で使う6畳の広さの寝室
夫婦で寝る時間が異なり、お互いの睡眠を大事にしたい方
6畳でもベッド以外の家具をほとんど置かない場合は、若干の余白が生まれるためリラックスして過ごせます。
また、個別のテーブルスタンドを設置することで、夫婦で寝る時間が異なってもお互いの睡眠に配慮できます。
ホテルのような「美しい空間」にするためには、ベッドを中心に左右対称のシンメトリーを意識したレイアウトにすると良いでしょう。
無駄のないシンプルなデザインにすることで、ホテルライクな雰囲気になります。
ホテルライクな雰囲気が気になる方は、下記記事もご覧ください。
▶【6畳の寝室の間取り】など、自分の理想を叶える方法をチェック
2-2.1人暮らし「自分だけの空間を楽しめる」シンプルな雰囲気の寝室 例
1人で使う6畳の広さの寝室
自分のライフスタイルに合わせた寝室にしたい方
6畳でもベッドを壁づけにすることで、ゆとりのあるレイアウトになります。
さらに、高さが低いローベッドであれば、圧迫感が少ない開放感がある部屋になるでしょう。
また、寝室にワークスペースを設ければ、リラックスしながら読書をしたりパソコンで作業をしたりすることが可能です。
「寝室の一部にデスクを設置する間取り例」は、下記記事でもご紹介しています。
▶【6畳の寝室の間取り】など、自分の理想を叶える方法をチェック
2-3.夫婦2人「温かみのある間接照明」が素敵な北欧風の寝室 例
夫婦で使う8畳の広さの寝室
寝室をリラックスできる癒しの空間にしたい方
観葉植物を置いたり、木材やリネンなどの自然素材を取り入れたりすることで、北欧の雰囲気を演出することができます。
また、部屋全体を明るく照らす蛍光灯を天井に設置するのではなく、視界に入るくらいの低い高さの間接照明を吊るすのが北欧スタイルです。
カラーをグレー、ブラウン、ベージュなどのベーシックな落ち着いた色に統一すると、より一層雰囲気の良い寝室になるでしょう。
▶【8畳の寝室の間取り】など、自分の理想を叶える方法をチェック
2-4.お子様向け「お子様のライフステージに合わせられる」楽しい雰囲気の寝室 例
子供が使う8畳の広さの寝室
お子様のライフステージに合わせた寝室を作りたい方
お子様が使う寝室では、ロフトベッドがおすすめです。
ロフトベッドにすることで、空間を有効活用することができます。
ロフト下のスペースは、秘密基地のような遊びスペースにしたり、お子様が大きくなったら収納スペースにしたりと、ライフステージに合わせて活用できます。
高さがあるロフトベッドであれば、下にデスクを置いて学習スペースにしても良いでしょう。
子供部屋を作ることを検討している方は、下記記事もご参考にしてください。
▶【8畳の子供部屋の間取り】など、自分の理想を叶える方法をチェック
2-5.夫婦2人「穏やかな雰囲気で心地よい」和モダンの寝室 例
夫婦で使う10畳の広さの寝室
和のテイストが好きな方、寝る以外の用途としても寝室を使いたい方
和モダンな雰囲気の寝室にするには、座面の低い家具を選ぶことがポイントです。
加えて、和紙を使った照明や壁に木の格子を使用することで、より一層和モダンな雰囲気を演出することができます。
また10畳の広さがあれば、ベッド以外に小さめのソファーやテーブルなど、複数の家具を置いても余裕があります。
寝室としての用途だけでなく書斎や第2のリビングの用途も果たせるでしょう。
ただし、寝る以外の使い方をしない場合は、広さを持て余すかもしれません。
和モダンの雰囲気が気になる方は、下記記事もご覧ください。
▶【10畳の寝室の間取り】など、自分の理想を叶える方法をチェック
ここまでの代表例から、
好みのイメージは見つかりましたか?
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この記事のポイント まとめ
寝室のレイアウトを決める際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 最低限必要な広さは4.5畳
- 2人で使うなら8畳以上がおすすめ
- あらかじめ配置する家具を想定しておく
- ベッドは窓やエアコンとの位置関係に注意
詳細は「1.「寝室のレイアウト」の決め方」をご参照ください。
以下のような寝室にするためのレイアウト例を解説しています。
- 「お互いの寝る時間に配慮できる」ホテルライクな寝室例(夫婦×6畳)
- 「自分だけの空間を楽しめる」シンプルな雰囲気の寝室例(1人×6畳)
- 「温かみのある間接照明」が素敵な北欧風の寝室例(夫婦×8畳)
- 「お子様のライフステージに合わせられる」楽しい雰囲気の寝室例(子供×8畳)
- 「穏やかな雰囲気で心地よい」和モダンの寝室例(夫婦×10畳)
詳細は「2.【人数】【広さ】【雰囲気】から考える「おしゃれな寝室」のレイアウト例 5選」をご参照ください。
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