【新築住宅の間取り事例】インナーテラスのメリット&デメリットとおすすめ間取り

家の中に解放感を与えてくれ、リラックスできる空間を生み出してくれる「インナーテラス」。インナーテラスは部屋に明るさを取り入れるだけではなく、さまざまな用途で使用できる実用性も兼ね備えています。

しかし、目的や必要性を考えずに作ってしまうと良さを生かしきれず、「作らない方がよかった」と後悔する可能性も。インナーテラスを作りたいと考えている方は、事前に失敗しないための注意点を把握しておきましょう。

そこで今回の記事では、インナーテラスのメリット・デメリット、注意点を徹底解説。活用例や実際の間取り例も併せて紹介します。

インナーテラスとは

インナーテラスは、建物の内部に組み込まれた半屋外のテラス空間と、屋内に作られたテラスの2種類があります。どちらも周囲を壁に囲まれ、屋根があるためプライバシーを確保しながら、部屋に光や風を取り込むことができます。また、屋根があるので天候を気にせず、憩いの場や洗濯を干す場所として多目的に活用することも可能です。なお、2階以上の階層に作る場合は、インナーバルコニーになります。

インナーバルコニーとの違いについては、以下の記事も参考にしてください。

【新築住宅の間取り事例】インナーバルコニーのメリット&デメリットとおすすめ間取り
インナーテラスをつくるメリット
  • 家の中に明るさや解放感を取り入れることができる
  • 屋外の風を感じながら天候に左右されないスペースが確保できる
  • 趣味や応接など多様な使い方ができる
  • 防犯上、安心な憩い空間ができる
インナーテラスをつくるデメリット
  • 屋外テラスやベランダに比べ費用がかかる
  • 設計によっては部屋が暗くなってしまう可能性がある
  • 用途を決めず作ってしまうと上手く活用できない

インナーテラスの機能的な活用方法と間取り

・天候に左右されないため洗濯物干しスペースとして活用
屋内にあるインナーテラスは天候に左右されないため、洗濯物を干すスペースとして活用できます。雨風を凌ぐだけではなく、花粉やPM2.5などから洋服を守ることも。インナーテラスは、風通しや日当たりの良い所に作ることで、「乾きづらい」「生乾きで臭う」などのトラブルが発生しにくくなります。また、洗濯物導線を意識した場所に作ると、外から洗濯物を取り込む必要がないため、家事の負担も軽減されます。

1-2.【40坪台】インナーテラスの間取り例

・子供たちの安全な遊びスペースとして活用
広々としたインナーテラスは、子供たちの遊び場としても活用できます。道路に飛び出してしまう・不審者について行くといった心配もなく、安心です。
インナーテラスは、ブランコやハンモックの設置など子供が喜ぶものを、自由にカスタマイズすることができます。さらに、防水タイプの床を使用することで子供用プールを置くことも。「子供たちは天候関係なく遊べる」「親は安全に遊ばせられる」インナーテラスは、親子どちらにとっても嬉しいスペースになるでしょう。また、室内の遊びスペースとしては「サンルーム」もおすすめですよ。

1-3.【35坪台】インナーテラスの間取り例

【新築住宅の間取り事例】サンルームのメリット&デメリットとおすすめ間取り
・日当たりの良さを活かして室内ガーデニングスペースとして活用
日当たりの良いインナーテラスは、室内ガーデニングとして活用するのがおすすめです。さらに、窓付きのテラスは、直射日光を植物に当てることもでき、植物によって最適な育て方ができます。好きな花や観葉植物、広さによっては家庭菜園まで幅広く楽しめます。もし、プライバシーの守られた屋外でガーデニングを楽しみたいなら「パティオ」を設置するのがよいでしょう。

1-1.【30坪台】インナーテラスの間取り例

【新築住宅の間取り事例】パティオのメリット&デメリットとおすすめ間取り
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1.インナーテラスの間取り例5選

インナーテラスがある家の間取り例を、建物の延床坪数や使い方別に5つ紹介していきます。
どんな世帯に人気か、家の費用も記載していますので、ぜひ参考にしてください。

1-1.【30坪台】インナーテラスの間取り例

外から見えにくいためプライバシーを守りながら落ち着いた空間に

【30坪台】インナーテラスの間取り例
【30坪台】インナーテラスの間取り例

こんな人に人気 狭小地でも開放的にさせたい人
世帯 夫婦2人+子供2人
坪数(延べ床面積) 32坪
間取り 2階建て3LDK(+シューズクローク+インナーテラス+バルコニー)
費用 約2,900万円

1Fのリビングとダイニングからつながる場所に、庭がわりとしてインナーテラスを作った間取り。通りには壁があるので、外からは見えにくい仕様になっています。最大限にプライバシーを守りながら、家族や知人と少人数で、BBQやティータイムを楽しめるスペースに。リビングスペースには仕切りをせずインナーテラスで外の光を取り込むことで、狭小地ながらも広々とした解放感を味わえます。

1-2.【40坪台】設置したインナーテラスの間取り例

洗濯物の動線を考慮し家事の負担を最小限に

【40坪台】インナーテラスの間取り例
【40坪台】インナーテラスの間取り例

こんな人に人気 家事の負担を抑えたい人
世帯 夫婦2人+子ども2人
坪数(延べ床面積) 40坪
間取り 2階建て4LDK(+ガレージ+ウォークインクローゼット+インナーテラス+バルコニー)
費用 約2,000万円

2Fの階段の前に、洗濯物干しスペースとしてインナーテラスを作った間取り。洗濯物の導線を考慮し作られたインナーテラスは、家事を楽にする女性の味方です。子供部屋やベッドルームも近いため、干した洗濯物の片付けも楽チンです。
洗濯物が干せるインナーテラスは、時間が経ってもずっと使えるスペースなので、賢い活用方法といえます。

1-3.【35坪台】多様な使い方がある広々としたインナーテラスの間取り例

子供の遊び場や室内ガーデニングなどさまざまな用途に

【35坪台】多様な使い方がある広々としたインナーテラスの間取り例【35坪台】多様な使い方がある広々としたインナーテラスの間取り例

こんな人に人気 解放感のある屋内空間が欲しい人
世帯 夫婦2人+子供2人
坪数(延べ床面積) 36坪
間取り 2階建て3LDK(+インナーテラス+ウォークインクローゼット+バルコニー)
費用 約2,000万円

1Fの玄関の隣に、広々としたインナーテラスを作った間取り。全面に窓があるため、外からの明かりを最大限に取り入れられる開放的な空間になっています。あえてリビングから離れた所に作ることで、非日常感や1人での落ち着いた時間を過ごせます。
スペースが広いインナーテラスは、子供の遊び場や来客スペースなどさまざまな用途で使えるため実用性が一気に上がります。

1-4.【40坪台】インナーテラスの間取り例

家族だんらん・1人で寛ぐインナーテラスで思い思いの時間を過ごせる

【40坪台】インナーテラスの間取り例
【40坪台】インナーテラスの間取り例

こんな人に人気 さまざまな用途でインナーテラスの空間を楽しみたい人
世帯 夫婦2人+子供2人
坪数(延べ床面積) 42坪
間取り 2階建て3LDK(+インナーテラス+ウォークインクローゼット+バルコニー)
費用 約1,600万円

1Fのリビング・キッチン・洗面室の3部屋に面した所にインナーテラスを作った間取り例。お風呂上がりにリフレッシュ、作った料理をテラスで食べる、1人の時間を作るなど思い思いの活用方法があります。また、食材を運びやすい・洗面室から寒い廊下に出ずリビングに戻れるといった利便性も兼ね備えています。さまざまな用途で使えるインナーテラス作りは、年月が経ってもデットスペースになる可能性が低いです。

1-5.【45坪台】インナーテラスの間取り例

見晴らしの良い景色を楽しみながらホッと一息つける空間に

【45坪台】インナーテラスの間取り例
【45坪台】インナーテラスの間取り例

こんな人に人気 景色を楽しめる非日常空間を作りたい人
世帯 夫婦2人+子供1人
坪数(延べ床面積) 48坪
間取り 2階建て3LDK(+倉庫+インナーテラス+ウッドデッキ+パティオ+ウォークインクローゼット)
費用 約3,600万円

2Fの一角に広い屋内のインナーテラスを作った間取り例。高台にある家のため、全面をガラス張りにし見晴らしの良い景色を最大限に楽しめます。また仕切りがなく吹き抜けと面しているため、全体的に解放感のあふれる空間づくりが特徴です。1階にも広めのウッドデッキがあり、見晴らしのよさを最大限に生かしたつくりになっています。

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2.インナーテラスの費用相場

インナーテラスは「どこにスペースを作るか」や「広さ」でかかる費用は大きく異なります。「室内に作る場合」と「既存のテラスやベランダを利用する場合」の2つのケースを想定して、費用相場を紹介します。

2-1. インナーテラスの費用相場

●室内のスペースをインナーテラスにする場合

リビングや窓側の1角をインナーテラスにすることも可能です。元々の部屋の一角に作るため、一体感がある自然な仕上がりになります。室内にインナーテラスを作る場合の費用は、1坪あたり55〜75万円です。また、床に使う素材にこだわったり、窓を付けたりする場合は、もう少し費用がかかります。こだわりポイントや予算を洗い出した上で、ハウスハウスメーカー・工務店に相談するようにしましょう。

●既存のベランダやテラスを利用してインナーテラスにする場合

既存のベランダやテラスに、窓や屋根を取り付けることでインナーテラスにできます。インナーテラスのリフォームでは一般的なものです。インナーテラスのリフォームの費用は、1坪あたり40〜50万円といわれています。元々屋根があるベランダやテラスの場合は、相場より安くすむこともあります。

注文住宅で屋外にインナーテラスを作る場合の費用に関しては、具体的な費用シミュレーションをしていきましょう。

2-2.インナーテラスのある注文住宅の費用シミュレーション

今回は、インナーテラスを注文住宅につくった場合の費用をシミュレーションしてみます。立地や広さによって値段は変わるため、あくまで目安としてお考えください。

【例】物干し付きのインナーテラスのある注文住宅の費用シミュレーション

40坪 木造2階建て3LDKの家の費用相場です。

建築費用合計:約2,100万円
<内訳>

建築本体工事費:約1,470万円
付帯工事費、別途工事費:約420万円
その他諸費用:約210万円

※あくまでもシミュレーションです。お住まいの地域の土壌によって変動するのでハウスメーカー・工務店に確認しましょう。

以上、インナーテラスある注文住宅の費用目安をご紹介しましたが、家を建てるに必要な費用の内訳や目安について知りたい方は、下記の記事も併せてご覧ください。

家を建てる費用はいくら必要?建てられる家のイメージは?予算金額の目安を解説!

3.インナーテラスをつくる前に!失敗例からわかる注意点

3-1.【計画段階】日当たりが良くならなかった

インナーテラスに接する部屋が常に暗い…

明るさを取り入れるためにインナーテラスを作ったものの、思うように日差しが入りません。またインナーテラスの奥にある部屋が返って暗くなりました。

注意点:太陽の向きや高さを考慮する

インナーテラスを作る場合は、作るスペースの日当たりや既存の部屋への影響を考慮しましょう。季節によって太陽の向きや高さも変わります。特にインナーテラスに屋根をつける場合は、太陽の日差しを遮ってしまう可能性があるため、ハウスメーカー・工務店の担当者としっかり話し合った上で設置しましょう。

3-2.【計画段階】固定資産税が上がる

想定外のお金がかかってしまった…

既存のベランダに屋根を付けてインナーテラスにした場合、1年に1回支払う固定資産税が上がってしまいました。
大きな金額ではありませんが、知っていれば広さなどもう少し考えたのに…と思い後悔しています。

注意点:固定資産税が上がる条件を事前にチェックしておく

固定資産税は、「屋根があり、3方向が窓で囲われている建物」が対象です。そのため、全面に窓を付けた場合は固定資産の対象になります。

しかし、インナーテラスは室内だけでなく半屋外もあり、半屋外の場合は税金がかからない可能性もあります。固定資産の対象になる場合、6帖程度のスペースで年間15,000円〜20,000円位かかる見込みです。
インナーテラスを作る場合は、工事費用だけではなく固定資産税についても事前に確認しておきましょう。

3-3.【計画段階】実用性がなく使われない空間になってしまった

ただのもの置き場になってしまった…

インナーテラスに憧れて作ったものの、何に使ったら良いか分からず、使われない空間になってしまいました。もの置き場になっていて見た目も悪いので、なんとかしたいです。

注意点:インナーテラスを作る目的・必要性を明確に

インナーテラスを作る場合は、事前に目的や必要性を洗い出しておかないと無駄なスペースになってしまう可能性があります。

対策としては、「使う目的」「作る必要性」を明確すること。そしてライフステージが変わっても使い続けられるかを事前に検討しておくとよいでしょう。

インナーテラスの失敗例を見てきましたが、夢のマイホームを建てるなら「絶対に後悔したくない」ですよね。以下の記事では、新築の注文住宅でよくある失敗例と後悔しないための対策をご紹介しています。併せてご覧ください。

注文住宅新築でよくある失敗とは?後悔しないための注意点

4.インナーテラスにおすすめのハウスメーカー3つ

4-1.積水ハウス

積水ハウスは、洗練されたデザイン力と自由度の高い設計に定評のあるハウスハウスメーカー・工務店です。またメーカー独自の断熱・遮音技術など性能においても高い技術力を持っています。見た目やデザインはもちろん、機能性を重視したインナーテラスを作るには最適のハウスハウスメーカー・工務店といえます。

ビー・サイエ

「ビー・サイエ」は、日本らしい意匠と雰囲気にこだわった積水ハウスの人気商品です。生活にゆとりをもたらす「スローリビング」を提案しています。デザインには「ベーシックタイプ」「天井ダウンタイプ」「床ダウンタイプ」の3種類があり、それぞれの希望に沿った「落ち着いた暮らし」が実現できるでしょう。

積水ハウス ホームページ

積水ハウスの平均坪単価は93.0万円!実際の費用内訳とやばい口コミ・評判、選んだ理由を大公開!

4-2.トヨタホーム

トヨタホームは、自動車メーカー「TOYOTA」のグループ会社です。1年を通した快適な空間づくり、自然災害に強い家づくりが魅力のハウスハウスメーカー・工務店です。また通気性や断熱性、防犯性においても定評があります。子供の遊び場や、洗濯物を干すスペースなど目的あったベストなインナーテラスが作れるでしょう。

シンセ・メッツォ

モダンで洗練された都市型住宅を探している方におすすめなのが「シンセ・メッツォ」。トヨタホーム独自の吹き抜け空間「void」を採用しており、日光を効率的に取り込むことが可能です。おしゃれで近代的なお家に住みたい人は、ぜひシンセ・メッツォを検討してみてください。

トヨタホームホームページ

4-3.ヘーベルハウス

ヘーベルハウスは、30年先、60年先も快適に住み続けられる家づくりが魅力のハウスハウスメーカー・工務店です。そのため、家の耐震性・防火性に定評があり、性能を維持するためのメンテナンス制度も整っています。何十年先も住み続けられる家づくりをしたい方は、へーベールハウスの注文住宅でインナーテラスを作るのがおすすめです。

ヘーベルハウス・グランディスタ

「へーベルハウス新大陸」のアップデートモデル「グランディスタ」は、”2階建て5層空間”という本来の住宅とは一線を画す構造が魅力。それぞれの層が異なる広さ・高さになっており、良い意味で自宅らしくいない雰囲気があります。家事の導線が効率的になったり、子どもたちの遊び場が増えたりと、さまざまな用途に活用できる家になるでしょう。

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まとめ

注文住宅にインナーテラスをつけたい方は、目的や暮らし方を考え、多くの間取りを見ておくことをおすすめします。

この記事では、インナーテラスのある注文住宅の間取り事例5つをご紹介しました。費用の目安や失敗からわかる注意点、おすすめのハウスハウスメーカー・工務店も参考に、理想の住まいづくりを実現してくださいね。

インナーテラスの間取り例が知りたい

インナーテラスがある家の間取り例を、建物の延床坪数や使い方別に5つ紹介しています。

1-1.【30坪台】インナーテラスの間取り例
1-2.【40坪台】インナーテラスの間取り例
1-3.【35坪台】インナーテラスの間取り例
1-4.【40坪台】インナーテラスの間取り例
1-5.【45坪台】インナーテラスの間取り例

インナーテラスの費用相場は?

インナーテラスは「どこにスペースを作るか」や「広さ」でかかる費用は大きく異なります。

室内にインナーテラスを作る場合の費用 1坪あたり55〜75万円
インナーテラスのリフォームの費用 1坪あたり40〜50万円

インナーテラスのある注文住宅の費用相場に関しては、「2.インナーテラスの費用相場」でご紹介しています。

インナーテラスの失敗事例が知りたい

これらの失敗事例の内容と注意点、対策は「3.インナーテラスをつくる前に!失敗例からわかる注意点」で解説しています。

インナーテラスのある家を建てるならおすすめのハウスメーカーは?

おすすめのハウスハウスメーカー・工務店は以下の3つです。

おすすめの理由や商品は「4.インナーテラスにおすすめのハウスメーカー3つ」で詳しく解説しています。

インナーテラスのある注文住宅をご検討の方は、ぜひこの記事をお役立てください。

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