キッチン・台所の窓|メリットや採光などの注意点、設置のコツや間取り事例も解説

台所・キッチンの窓 メリットや間取り事例解説

キッチン窓の有無は、空間イメージを大きく変えるだけではなく、生活のしやすさにも影響を与えます。キッチンに窓を設置する場合には、事前に目的や配置場所をしっかりと検討しておくことが重要です。

この記事では、キッチンの窓に関して、以下の内容を解説します。

この記事でわかること
  • キッチン窓を設置するメリット
  • キッチン窓の注意点
  • キッチン窓のある間取り例

ぜひ最後までご覧いただき、理想の住宅を実現してくださいね。

自分にあったハウスメーカーがわからない」「比較・検討すべきハウスメーカーはどこ?」
そんな方は「HOME4U(ホームフォーユー)」がおすすめ。190社以上のハウスメーカーから「あなたにあったハウスメーカー」を最大5社ピックアップ!さらにプラン作成依頼が可能です。以下からぜひご利用ください!

かんたん3分入力
自分にあった 家づくりプランを
まとめて依頼!
STEP1
STEP2

注文住宅の間取りを決める前にやるべきことを知りたい方は「注文住宅の間取りの決め方」の記事もご覧ください。」

1.キッチン窓のメリット

キッチン窓のメリット イメージ

キッチン窓を取りつけるメリットを知っておくことで、理想の間取りを検討する際に役立ちます。キッチン窓の主なメリットとしては、次の3つのポイントが挙げられます。

  • 採光がよくなる
  • 換気がしやすくなる
  • お洒落な雰囲気が出せる

それぞれのポイントを解説します。

1-1.採光がよくなる

キッチン窓を取りつけることで、採光がよくなるのが1つ目のメリットです。窓から差し込む暖かい光は、キッチン全体を明るくしてくれます。

リビングダイニング一体型ではなく、独立しているタイプのキッチンは、どうしても暗くなってしまいがちです。キッチンに窓があれば、外からの自然な光を取り込むことができ、快適に料理をすることができるでしょう。

1-2.換気がしやすくなる

換気の面でも、キッチンの窓があることで、簡単に空気の入れ替えができるようになります。換気扇のみでは排出できる空気の量が限られているため、においや熱気が長時間留まってしまうことも考えられるでしょう。

換気扇にプラスして、よく風の通る換気に適した窓があれば、必要なときにすぐ外の新鮮な空気を取り入れることができます

1-3.お洒落な雰囲気が出せる

実用性はもちろん、キッチンの窓はデザイン性の面でもメリットがあります。キッチン窓は形や素材にこだわることで、自分好みのお洒落な雰囲気に仕上げることができるでしょう。

たとえば、開放感を演出するなら大きなサイズの窓、レトロ感を出したい場合はカントリー調の窓枠を選ぶのもおすすめです。

キッチンは、毎日の食生活を支える大切な場所です。お気に入りのインテリアでまとめることで、キッチンで過ごす時間がより楽しくなるでしょう。

ここまで、キッチンの窓を取り付ける3つのメリットをご紹介しました。
希望するキッチンの導入を進めるにあたり、既にある程度、希望するシステムキッチンや間取りのイメージがある方、あるいはまず思いつくことを伝えてプロの意見をもらいたい、という方は、家づくりのとびらをまず活用してみることもおすすめです。
HOME4U(ホームフォーユー)間取り作成依頼サービス(無料)を活用すると、実際のプラン資料を複数社分まとめて入手、あるいは注文住宅のプロに相談してみることも可能です。個人で複数のハウスメーカー・工務店へ連絡し、その件数分、理想をお伝えする手間も省けるので、マイホーム計画を効率的に進められる点も魅力です。本サービスの運営はプライバシーマーク取得済のNTTデータグループです。

HOME4U(ホームフォーユー)の
無料サポートサービスのご紹介

あなたの家づくりの検討状況や検討の進め方にあわせて、ご活用ください!

実際の建築プランを複数みて、
比較・検討したい

複数のハウスメーカーの建築プランが、かんたんな入力だけで、無料でもらえる「プラン作成サービス」がおすすめ!

▷【無料】プラン作成依頼はこちら

費用や、ハウスメーカー選びの
コツを詳しく直接聞きたい

ハウスメーカー出身のアドバイザーに自宅から簡単に相談できる「無料オンライン相談サービス」がおすすめ!

▷【無料】オンライン相談はこちら

2.キッチン窓を設置する際の注意点

キッチン窓を設置する際の注意点 イメージ

キッチン窓にはメリットがある一方で、気をつけたいポイントがあるのも事実です。取りつけてから後悔することがないように、3つの注意点を知っておきましょう。

  • 日当たりを確認し位置を決める
  • 周囲から丸見えにならないように気を付ける
  • 収納スペースを確保する

キッチン窓を取りつける際に知っておきたい注意点を解説します。

2-1.日当たりを確認し位置を決める

キッチン窓から差し込む自然光は、暖かく明るい雰囲気を演出してくれます。しかし、日当たりがよすぎて強い直射日光が当たり続けてしまう場合は、デメリットとなる可能性があるでしょう。

キッチンは火を扱う場所であるため、他と比べても気温が上がりやすいという特徴があります。そのうえ窓から強い光が差し込むと、キッチンが暑くなってしまいます。

キッチン窓を設置する場合は、適度な光が差し込む場所を探すことが重要です。

2-2.周囲から丸見えにならないように気を付ける

開放感を出すのに役立つキッチン窓ですが、周囲の状況によっては、外から丸見えになってしまう恐れがあります。とくに隣家がすぐ近くにある場合や、道路に面している場合は、どうしても人目が気になってしまうケースが多いようです。

できるだけ人目のない場所を選ぶ、キッチン窓のサイズを小さめにする、ブラインドなどで目隠しをするなどの対策が求められます。

【新築住宅の間取り事例】プライバシーに配慮した家のメリット&デメリットとおすすめ間取り

2-3.収納スペースを確保する

キッチン窓を設置することで、収納スペースに影響が出てしまうことも考えられます。キッチンは限られたスペースにシンク台や家電、収納家具を置かなければならないため、あまりスペースに余裕がないケースも多いでしょう。

キッチンに窓を設置したいと考えているならば、間取りを具体化する時点で、収納スペースについても並行して検討しておくことが重要です。キッチン窓と収納スペースの確保を両立させたい場合には、吊戸棚なども選択肢の1つとなるでしょう。

3.キッチン窓で空間づくりをするポイント

キッチン窓で空間づくりをするポイント イメージ

ここからは、キッチン窓のデザイン性にポイントを絞って解説します。こだわりのキッチン窓で、理想の空間づくりをするためのアイディアは、次の4つです。

  • 窓枠にこだわる
  • ガラスフィルムを使用する
  • 緑を取り入れる
  • あえて見せる収納スペースにする

窓とはいっても、細部にこだわることで、さまざまなイメージに仕上げることができます。お気に入りのキッチン窓にするために、知っておきたいポイントをご紹介します。

3-1.窓枠にこだわる

窓枠は、キッチン窓のイメージを大きく左右する部分です。シンプルに、周囲に溶け込むようなイメージがお好みであれば、壁紙に合わせた色あいの窓枠を選ぶのもよいでしょう。

反対に、キッチン窓を空間のアクセントとしたい場合には、あえてポイントとなる派手な色を使ったり、異質な素材を選んだりするのもおすすめです。窓枠によって、全体の仕上がりが決まるため、理想のキッチンをイメージしてから選ぶようにしましょう。

3-2.ガラスフィルムを使用する

ガラスフィルムは、窓に貼りつけるだけで簡単にイメージを変えられる便利なアイテムです。デザインも豊富なため、自分のお気に入りの仕上がりに近づけることができます。

ガラスフィルムを貼っていても、採光には大きな影響がないのもメリットです。そのため、採光を確保しながら、自分好みのキッチン窓にしたい場合に適しています。

また、ガラスフィルムを貼ることで、周囲からの目隠しとして役立つ点も重要です。カーテンやブラインドを設置する方法もありますが、閉め切って料理をしなければならない場合は、圧迫感を抱いてしまう可能性があります。

その点ガラスフィルムであれば、開放感も維持したまま、デザイン性をアップさせられるでしょう。

3-3.緑を取り入れる

キッチンをお洒落に見せるためには、キッチン窓の周辺にグリーンをあしらうのも手です。日当たりのよいキッチンの窓辺であれば、植物を育てるのにも適しているでしょう。

ハーブやちょっとした野菜を育てれば、料理のアクセントとしても活躍します。なによりも、身近に緑があることで、ホッと心が落ち着けるかもしれません。

育てやすい植物を選んで、キッチンで過ごす時間をより楽しいものにしてみてください。

3-4.あえて見せる収納スペースにする

ナチュラルな雰囲気のキッチンを目指している場合は、窓辺を使って見せる収納に挑戦してみましょう。たとえば、窓枠にお気に入りの小物を並べたり、料理道具や調味料を揃えて置いたりするのも1つの方法です。

収納というと、見えない所にしまい込むというイメージが強いですが、あえて見える収納をすることで、スペースを活かせるだけでなくお洒落な雰囲気を出すことができます。適度な自然光が差し込むキッチン窓であれば、開放感もあり、見せる収納がより魅力的に映るはずです。

【新築住宅の間取り事例】収納のある注文住宅のメリット&デメリットとおすすめ間取り

4.キッチン窓で失敗をしないためのコツ

キッチン窓で失敗をしないためのコツ イメージ

せっかくキッチン窓を設置するのであれば、快適で居心地のよいキッチンに仕上げることが大切です。事前の検討が充分でない場合は、仕上がりに満足できない恐れがあります。

次の3つのポイントを意識して、キッチン窓の具体的な仕様や配置場所を決めるようにしましょう。

  • 窓の目的を定める
  • 窓の種類を検討する
  • 風の取り入れ方を確認する

キッチン窓で失敗しないためのコツを詳しく解説します。

4-1.窓の目的を定める

理想のキッチン窓を実現するためには、最初に窓を設置する目的を決めるようにしましょう。キッチン窓を設置する主な目的は、次の4つです。

  • 採光
  • 換気
  • 眺望
  • デザイン性

目的を定めることで、窓の配置場所やサイズなどをスムーズに検討できるようになるでしょう。キッチン窓の目的は、必ずしも1つとは限りません。

2つ以上の目的をもたせる場合には、優先順位をつけ、できるだけ両方の条件を満たせるように工夫してみてください。

4-2.窓の種類を検討する

キッチン窓には、一般的なタイプである引き違い窓や、上下にスライドさせて開ける上下開閉窓など、さまざまな種類があります。それぞれの特徴を把握し、先に決めた目的に合った種類を選ぶようにしましょう。

窓の種類 特徴
引き違い窓
  • 左右に開く
  • 採光性が高い
  • 防犯には注意
縦滑り出し窓
  • ドアのように前後に開閉
  • 限られたスペースにも設置可能
横滑り窓
  • 窓が上に開く
  • 限られたスペースにも設置可能
  • 開いたドアがひさしのようになる
上下開閉窓
  • 上下にスライドして開閉
  • 限られたスペースにも設置可能
  • 両方の窓が動くタイプや上部分は開かないタイプがある
はめ殺し窓(FIX窓)
  • 開閉できない窓
  • 採光やデザイン性をアップさせる目的での設置が多い

あなたの実現したい「イメージ」に合わせて
最適なプランを提案します!

好みのイメージが見つかったら、次はHOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービスをご利用ください!
あなたの「実現したい生活のイメージ」「間取りのイメージ」「家族構成」「欲しい便利機能」等々をお聞きして、あなたに合った間取りを具体的にご提案します!

無料プラン作成でこんなプランがもらえます!|純和風、吹き抜け、家事優先

漫画でわかる!

4-3.風の取り入れ方を確認する

とくに換気目的でキッチン窓を設置する場合は、自宅の間取り全体を考慮し、風の通り道を確保することが大切です。換気をするための窓は、必ずしも大きい窓である必要はありません。

リビングダイニングからの風がキッチンを通り、窓から出ていくような間取りにすれば、効率的に換気をすることができるでしょう。換気に適した場所にキッチン窓を設置することで、においや熱気が留まらない快適なキッチンになります。

【新築住宅の間取り事例】採光・風通しがよい家のメリット&デメリットとおすすめ間取り

5.キッチン窓を取り入れた間取り3選

最後に、キッチン窓のある間取りを3つご紹介します。

  • 角部屋タイプのキッチン窓のある間取り
  • バルコニーに面しているキッチン窓のある間取り
  • 明るいカフェ風キッチン窓のある間取り

間取りによって、キッチン窓の役割が異なっていることに気付くはずです。理想の自宅を構想するヒントにしてみてください。

5-1.角部屋タイプのキッチン窓のある間取り

角部屋タイプのキッチン窓のある間取り

角部屋の場合は、キッチンの窓を設置して、明るい空間に仕上げるのもおすすめです。角部屋のキッチン窓は、主に主要採光面ではない、もう一方の面に設置されることが多いでしょう。

主要採光面が日当たりのよい南向きとした場合、キッチンの窓は東側となるため、朝の清々しい日の光を取り入れることができます。

こちらの間取りでは、カウンターキッチンからバルコニーに出られるため、ちょっとした物置やゴミ置き場、洗濯物干しスペースとして活用できるのもポイントです。料理の合間に、スムーズにやることをこなせれば、家事効率がアップするでしょう。

▶【角部屋タイプのキッチン窓のある間取り】など、自分の理想を叶える方法をチェック

5-2.バルコニーに面しているキッチン窓のある間取り

バルコニーに面しているキッチン窓のある間取り

キッチンがリビングダイニングではなく、バルコニーのほうを向いている間取りです。主要採光面にキッチン窓を設置しているため、明るさは申し分ないでしょう。

一方で、キッチンの全面にはバルコニーがあり、主要採光面が東向きと西向きでなければ、眩しすぎるという事態も避けられます。向きは反対になるものの、リビングダイニングに接しているため、家族とのコミュニケーションを取りながら料理をしたい場合にも適している間取りです。

料理をするときにも、外の景色が楽しめるのがメリットだといえるでしょう。

▶【バルコニーに面しているキッチン窓のある間取り】など、自分の理想を叶える方法をチェック

5-3.明るいカフェ風キッチン窓のある間取り

明るいカフェ風キッチン窓のある間取り
明るいカフェ風キッチン窓のある間取り

最後にご紹介するのは、ペニンシュラ型のこだわりカフェ風キッチンの間取りです。ペニンシュラキッチンとは、キッチンカウンターの左右どちらかが壁に接しているタイプのキッチンを指します。

こちらの間取りでは、キッチンカウンターが接している壁側に窓が配置されており、開放感のある雰囲気づくりができています。キッチンの収納は圧迫感をなくすために、扉のない見せる収納にこだわるなど、お洒落なカフェのようなイメージのキッチンに仕上げているのがポイントです。

▶【明るいカフェ風キッチン窓のある間取り】など、自分の理想を叶える方法をチェック

5-4.理想の間取りがイメージできたらハウスメーカーに相談しよう

ご紹介したキッチン窓のある間取りを参考に、理想の自宅のイメージを思い描いて、ハウスメーカー・工務店への相談を進めましょう。ハウスメーカー・工務店は、それぞれ得意分野や特徴が異なるため、複数社を比較して、より条件に合ったメーカーを選ぶことが重要です。

複数のハウスメーカー・工務店の提案を一気に入手、比較検討したい場合は、無料でオリジナルの家づくりプランを受け取れる「HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービス」の利用がおすすめです。
HOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービス(無料)なら、希望の窓があるキッチンを含む間取り設計を、複数社分まとめて入手することが可能で、ハウスメーカー出身のアドバイザーに相談してみることもできます。
検討されている住宅の知識や提案経験が豊富な営業担当者へのご案内も可能です。金額に関することなど、直接メーカー担当者へ伝えづらいことも、家づくりのとびらからメーカーへ伝えてもらえることも魅力です。

自分に合った営業担当者を見つけるには?

ハウスメーカー探しの際に、HOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービスをご利用ください!

ハウスメーカーとコンタクトを取る際、一般的にはオーナー側が営業担当者を指名することはできません。
しかし、本サービスなら平屋や二世帯住宅、こだわりのインテリア・外観など建てたい住宅の知識・提案経験が豊富な営業担当者へご案内できます。

要望に沿ったハウスメーカーのピックアップからサポートいたしますので、家づくりを着実に進められますよ!

(1)フォーム入力 あなたにあったハウスメーカーをピックアップ (2)家づくりのとびらがご希望をヒアリング 希望の住宅を熟知した営業担当者をメーカーに依頼 (3)家づくりプランをご提案 あなたにあった営業担当者にプランを相談できる (1)フォーム入力 あなたにあったハウスメーカーをピックアップ (2)家づくりのとびらがご希望をヒアリング 希望の住宅を熟知した営業担当者をメーカーに依頼 (3)家づくりプランをご提案 あなたにあった営業担当者にプランを相談できる

まとめ

キッチンの窓は、見た目だけではなく機能的な役割も果たしています。どのようなキッチンに仕上げたいかによって、キッチンの窓のサイズや種類、配置場所を検討することが重要です。

キッチン窓を設置する際には、日当たりの確認や周囲の状況のチェック、収納スペースの確保を忘れないようにしましょう。また、お気に入りの空間にするためには、素材や小物、収納の仕方に工夫をしてみるのも手です。

ぜひご紹介したキッチン窓のある間取りをご参考にしていただき、理想のマイホームを叶えてくださいね。

家づくりプラン一括依頼で
複数ハウスメーカーを比較!

家づくりに失敗しないためには、自分に合ったプランを提案してくれるハウスメーカーを見つけ、比較・検討すること。

そこでおすすめなのが「HOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービス」です。

スマホから必要事項を入力するだけで、あなたのご要望に沿ったハウスメーカーを複数社ピックアップ
気になるハウスメーカーを最大5社までお選びいただくと、【完全無料】で家づくりプランを一括依頼することができます。