
注文住宅を検討している方の中には「アイディホームについて知りたい」と、考えている方も多いのではないでしょうか。
アイディホームは1995年創業の実績あるハウスメーカーですが、全国的に知名度の高い大手ハウスメーカーと比べると公開されている情報量が少ないのが実情です。
この記事では、アイディホームについて以下の情報を紹介します。
- アイディホームの評判・口コミ
- アイディホームの坪単価
- アイディホームで家を建てるメリットとデメリット
この記事ではアイディホームに焦点を絞って解説しますが、ハウスメーカーを選ぶ際は初めから1社に決めるのではなく、必ず複数ハウスメーカーの住宅プランを比較しておくことをおすすめします。
ハウスメーカーはそれぞれ得意分野が異なり、同じようなオーダーでも、内容や見積額に差が出るからです。
ぜひ最後までご覧いただき、あなたにとって理想のマイホームが建てられそうなハウスメーカーなのかを判断するための参考にしてください。
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ハウスメーカーの坪単価について知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
※この記事はアイディホーム 公式HPを参考に作成しています。
Contents
1.実際にアイディホームで家を建てた人の口コミ・評判
アイディホームがどのようなハウスメーカーなのか知りたいときは、アイディホームで建てた方に尋ねるのが一番です。
まずはアイディホームで家を建てた人の口コミを見てみましょう。
1-1.アイディホームの口コミ総評
特に多かった口コミとしては、次のものが挙げられます。
- コストパフォーマンスに優れている
- 建売住宅価格で注文住宅に暮らせる
アイディホームでは好意的な評判が多く、全体的に満足度の高いハウスメーカーであることがわかります。
高品質を保持しつつも、価格が低めに抑えられている点は特に評価が高く、コストパフォーマンスに関する口コミが多々ありました。
家を建てるなら細部までこだわりたいと考えている方も、品質や性能にこだわるあまり価格が高くなりすぎてしまうのは困るのではないでしょうか。
コストパフォーマンスに優れているハウスメーカーなら、納得できる価格で満足度の高い家づくりができそうです。
また、建売住宅価格で注文住宅を建てられるという声も聞かれました。
後述しますが、アイディホームは、分譲戸建て住宅供給シェア日本一の「飯田グループホールディングス」のグループ企業です。
仕入れやプレカットなどをまとめて実施するため、価格を抑えやすいのかもしれません。
1-2.アイディホームに対する【高評価】の口コミ・評判
アイディホームの良い口コミとしては、次のような声が多く見られました。
アフターサポートが丁寧なのは、嬉しいポイントです。どんなにこだわって建てた住宅も、メンテナンスをしなければ古びて使いにくくなってしまいます。丁寧にアフターサポートをしてくれるハウスメーカーなら、美しく高機能な状態で維持しやすくなるでしょう。
価格に比べて高品質、という声も聞かれました。人生でもっとも高額な買い物ともいわれるマイホームが「安かろう悪かろう」では困ります。高い品質を維持しつつも、手ごろな価格が好ましいです。
アイディホームではいくつかの選択肢から選ぶだけで、ご自身や一緒に暮らす人に合う間取り・デザインを見つけられる規格住宅ブランド「リナージュ・プラス」や、太陽光発電で電気代を節約できる注文住宅ブランド「iDエコロジーの家」などを提供しています。
細部までこだわりたいけれども、手間はかけたくないという方にもアイディホームは高評価のようです。
1-3.アイディホームに対する【低評価】の口コミ・評判
アイディホームの注文住宅は評価が高いものの、いくつかあまり好ましくない意見も聞かれました。
その中でも多く聞かれた声をご紹介します。

アイディホームの【悪い】評判
- 外観や設備が分譲住宅のように見える
- オプションが高め
- 途中で担当者が変わることがある
アイディホームといえば、分譲住宅のイメージが強いようです。
母体となる飯田グループホールディングスでは年間40,000戸以上もの分譲住宅を提供しているため、知らず知らずのうちに目にする機会があるのかもしれません。
そのため、アイディホームの住宅に分譲住宅と類似する要素を見つけては、「分譲住宅っぽい」と考えてしまう可能性があります。
また、オプションが高めという声もありました。
しかし、アイディホームは標準でも選択肢が多いため、必ずしもオプションを選択する必要はありません。価格が気になる方は、なるべく標準仕様の選択肢の中から選ぶようにしてください。
途中で、担当者が変わることもあるそうです。
これはケースバイケースで、必ずしもよくないこととはいえません。
「波長が合わないな」と思っていても、言い出しにくいと感じているなら、担当者が変わるのは喜ばしいことです。

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2.アイディホームの強み・メリット
アイディホームには多くの強みがあります。
- 暮らしやすさに直結する基本設備を備えた住宅を建てられる
- コストパフォーマンスに優れている
- 暮らしやすさにこだわった間取り
- 豊富な選択肢から選ぶだけで完成する規格住宅
- 耐震評価最高ランク「耐震等級3」の取得を義務化
以下より1つずつ見ていきましょう。
2-1.暮らしやすさに直結する基本設備を備えた住宅を建てられる
アイディホームでも豪華な家づくりは可能ですが、基本的には、豪華さよりも暮らしやすさに重きを置いています。
そのため標準仕様でも、快適かつ安全に暮らすために必要な設備を備えた住宅を建てられます。
家づくりに対して豪華さやおしゃれさよりも、質実剛健な機能性を求める方にはおすすめのハウスメーカーです。
もちろん選択する設備や仕様によっては、スタイリッシュでラグジュアリーな印象の住宅に仕上げることも可能です。
2-2.コストパフォーマンスに優れている
アイディホームは、分譲住宅シェア30%の飯田グループホールディングスのグループ企業です。(参考「分譲戸建|すまいのこだわり|飯田グループホールディングス」)
建材や設備などのコストを、大量仕入れにより抑えています。
コストパフォーマンスに優れているため、価格にこだわりたい方にもおすすめです。
また、アイディホームでは、業務によってはアウトソーシングを活用し、徹底した効率化を実現しています。業務の無駄を省くことで、手が届きやすい価格に調整しています。
2-3.暮らしやすさにこだわった間取り
こだわりを実現した住まいが、暮らしやすいとは限りません。
例えば、「30畳以上の広いリビングがほしい」といった場合、冷暖房の効率性が低下し、光熱費が高くなってしまう可能性があります。
また、リビングに床面積の大半を割くことで、キッチンや洗面所などが手狭になり、住宅全体に余裕がなくなってしまうかもしれません。
アイディホームなら、分譲住宅で培ったアイディアとテクニックで暮らしやすさの提案が可能です。気になる点やこだわりたいポイントについて、担当者に尋ねてみてください。
2-4.豊富な選択肢から選ぶだけで完成する規格住宅
アイディホームの規格住宅ブランド「リナージュ・プラス」では、ベースとなる間取りや仕様、設備が決まっているため、比較的短時間で家づくりを進められます。
規格住宅ではありますが、仕様や設備の選択肢が豊富なため、家に暮らす方のこだわりを実現できます。また、選択肢にないプラスアルファにも対応可能です。
2-5.耐震評価最高ランク「耐震等級3」の取得を義務化
アイディホームの住宅は、建築基準法で求められている耐震基準(耐震等級1)ではなく、最高ランクの耐震等級3の取得を全棟で義務化しています。
耐震等級3は基準と比べて1.5倍の耐震強度です。(参考:国土交通省「新築住宅の住宅性能表示制度かんたんガイド」)
地震に備えられる家づくりを目指す方も、アイディホームはおすすめといえます。
アイディホームなどの実際の注文住宅プランを見てみたい方は、無料のHOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービスをご利用ください。
ハウスメーカーを検討する際には最初から1社に絞り込まず、複数ハウスメーカーの住宅プランを比較検討し、「本当に自分たちに合った建築依頼先を見極めること」が肝になります。
HOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービスなら専任コーディネーターと会話をするだけで、あなたにピッタリなハウスメーカー・工務店が複数社わかるうえ、気になる企業の実際の住宅プラン作成をまとめて依頼できます。
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3.アイディホームの弱点・デメリット
メリットの多いアイディホームですが、いくつか気になるポイントもあります。
- 豪華さやおしゃれさを追求しにくい
- 自由度が低い
自分たちにとってデメリットになり得るのか、また、対策は立てられそうなのかを確認していきましょう。
3-1.豪華さやおしゃれさを追求しにくい
アイディホームでは「シンプル」なイメージの住宅に仕上がる傾向にあります。
そのため、住宅に豪華さやおしゃれさを求める方には、もしかしたら物足りなく感じるかもしれません。
住宅は性能や設備も大切ですが、外観や内装などの見た目も大切です。
ハウスメーカーによって得意とする外観・内装が異なるため、複数のハウスメーカーを比較してから、ご自身や一緒に暮らす方に合うスタイルを実現できる一社を選ぶようにしてください。
3-2.自由度が低い
アイディホームは、基本的には規格住宅プランです。
完全自由設計のハウスメーカーと比べると、自由度が低いと感じることがあるかもしれません。
細部までこだわりを形にしたい方や、理想の住宅が明確に決まっている場合は、完全自由設計をメインとするハウスメーカーがおすすめです。
しかし、自由度が低いことで、打ち合わせの時間や竣工までの時間を短縮できるというメリットもあります。何に重きを置くかによって、適したハウスメーカーを選んでください。
4.アイディホームの坪単価目安は40万〜80万円
40万~80万円
坪単価は、延床面積が狭いと坪単価が高く、反対に広いと坪単価が安くなる傾向にあります。
以下より延床面積別の坪単価目安も確認し、建物工事にかかる費用をシミュレーションしてみましょう。
4-1.【30~40坪台】坪単価目安は約42万~80万円
30~40坪台の坪単価の目安は、約42万~80万円です。
- 延床面積30坪×42万~80万円=1,260万~2,400万円程度
- 延床面積35坪×42万~80万円=1,470万~2,800万円程度
- 延床面積40坪×42万~80万円=1,680万~3,200万円程度
※建物本体価格のみ
30~40坪の広さがあれば、あえて広々とした平屋デザインにしたり、たっぷりとした収納スペースをもたせたりと叶えられるこだわりの幅が広がります。
4-2.【50坪台】坪単価目安は約40万~68万円
40~50坪台の坪単価の目安は、約40万~68万円です。
- 延床面積50坪×40万~68万円=2,000万~3,400万円程度
- 延床面積55坪×40万~68万円=2,200万~3,740万円程度
※建物本体価格のみ
延床面積が広いと、坪単価は下がる傾向にあります。
以上が、坪単価から見る費用シミュレーションですが、実際には坪単価だけでは具体的な家づくりの予算は立てられません。
坪単価は建物本体工事費の目安のみを算出できるものであり、全体に占める金額の割合は70%程度であるからです。
具体的な資金計画を立てたい方は、まず無料のHOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービスで複数のハウスメーカー・工務店の資金計画を比較し、「自分たちが建てたい家」の具体的な費用相場を把握しておくことが大事です。
5.【注文住宅タイプ別】アイディホームの坪単価目安
アイディホームでは、平屋や多層階住宅などの幅広い住宅建築を請け負っています。
住宅タイプ別の坪単価の目安、費用シミュレーションも解説します。
5-1.【平屋】坪単価目安は約60万~80万円
平屋は2階建てよりも坪単価が高額で、目安は約60万~80万円です。
- 延床面積30坪×60万~80万円=1,800万~2,400万円程度
- 延床面積40坪×60万~80万円=2,400万~3,200万円程度
- 延床面積50坪×60万~80万円=3,000万~4,000万円程度
同じ延床面積の平屋と2階建て住宅がある場合、平屋のほうが天井や基礎の面積が広くなります。そのため、平屋は材料費や建築費が高額になる傾向にあります。
5-2.【2階建て】坪単価目安は約40万~55万円
2階建ての坪単価は、約40万~55万円が目安です。
- 延床面積30坪×40万~55万円=1,200万~1,700万円程度
- 延床面積40坪×40万~55万円=1,600万~2,200万円程度
- 延床面積50坪×40万~55万円=2,000万~2,800万円程度
このように、坪単価はプランによって差が出るものなので、まずは「自分が建てたい家」の実際の住宅プランを複数見比べ、相場を確認することが大事です。
6.アイディホームと他ハウスメーカーを比較
先述のとおり、ハウスメーカーを検討する際には最初から1社に絞り込まず、複数ハウスメーカーの住宅プランを比較検討することが大事です。
最後に、アイディホームに建築を依頼するか決める前に、他のハウスメーカーとも比較してみましょう。
坪単価が類似するハウスメーカーと比較すると、デザイン性や機能性などに注目しやすくなり、よりご自身や一緒に暮らす方に合う住宅を完成しやすくなります。類似価格帯のハウスメーカー3社の特徴を解説します。
ハウスメーカー | 坪単価目安 |
---|---|
アイダ設計 | 57.8万円 |
アイフルホーム | 59.3万円 |
クレバリーホーム | 74.9万円 |
1社ずつ見ていきましょう。
6-1.アイダ設計
アイダ設計は木造住宅のハウスメーカーです。
自社プレカット工場で資材をミリ単位で整え、こだわりの住宅を実現します。
また、アイダ設計はその名のとおり、設計にこだわるハウスメーカーです。依頼者の要望+αの提案を心がけ、理想のマイホームを目指します。
6-2.アイフルホーム
アイフルホームは、コストパフォーマンスにこだわるハウスメーカーです。
価格を抑えつつも性能にもこだわり、高い断熱性を持つ高性能断熱材を採用しています。
また、気密性も高く、冷暖房効率が高い点も特徴です。快適で光熱費を抑えられる暮らしを目指す方にも、おすすめのハウスメーカーです。
6-3.クレバリーホーム
クレバリーホームは、タイル貼りの外壁を標準仕様とするハウスメーカーです。
タイルは汚れがつきにくく、耐久性が高いため、長期にわたって美しい外観を維持できます。
また、耐火性が高いため、火災に強い住宅を目指す方にもおすすめです。
まとめ
アイディホームは、コストパフォーマンスよく暮らしやすいマイホームを手に入れたい人におすすめのハウスメーカーです。
大量仕入れやアウトソーシングなどによる徹底した業務効率化で、高いコストパフォーマンスを実現している点も特徴です。
しかし、初めから焦点を絞ってアイディホームに決めてしまうのはおすすめしません。
ハウスメーカーを選ぶ際には、必ず複数ハウスメーカーの住宅プランを比較しておきましょう。
ハウスメーカーはそれぞれ得意分野が異なり、同じようなオーダーでも、内容や見積額に差が出るからです。
納得して家づくりを進めるためにも、無料サポートサービスを活用しながら、効率よくプランを立てていきましょう。
アイディホームの
【良い】評判