中古住宅購入のお役立ち情報

Q: 中古住宅の場合、室内のエアコンや照明器具などの設備はそのまま使えるのですか？

原則として、新築時や分譲時に建物に付帯していた設備以外は、売主が取り外します。そのため、埋め込み式のエアコンや造り付けの照明器具以外は基本的に使用できません。ただし、売主が好意で残していく場合もありますので、設備の詳細については契約時に作成する「付帯設備表」や「物件状況等報告書」でご確認ください。

Q: 購入後に賃貸住宅から転出する場合、賃貸借契約の解約予告はいつ頃すればよいですか？

賃貸住宅から転出する際の解約予告は、原則として退去日の1ヶ月前までに行う必要があります。ただし、契約内容によって解約予告期間は異なる場合があるため、まずは賃貸借契約書を必ず確認してください。解約予告は、新居の契約が確定したタイミングで行うのが望ましく、これにより引越し準備に余裕が生まれ、スムーズな手続きが可能になります。特に売買契約直後に解約予告を出すと、ローンが承認されなかった場合などに住む場所を失うリスクがあるため注意が必要です。解約手続きには、解約通知書の提出が必要な場合もありますので、不動産管理会社や貸主に確認しましょう。また、解約予告期間を過ぎると違約金が発生したり、賃料が日割り計算で請求されたりすることがあるため、期限内の手続きが重要です。解約時には敷金精算や原状回復の確認、ライフラインの停止手続きも忘れず行い、不動産管理会社への連絡も欠かさずに行いましょう。これらを踏まえ、ローン承認や売買契約の手続きがすべて順調に進んでから、解約予告を行うことをおすすめします。こうすることで、無理なく次の住まいへスムーズに移行できます。