
庭の広さに関係なく、ガーデニングを楽しむことは可能です。また、庭がないときでもガーデニングは楽しめます。一戸建ての狭い庭でガーデニングを楽しむために知っておきたいことを紹介します。
- お金をかけずに庭づくりを楽しむ方法
- ガーデニングが可能な庭以外の場所
- 庭をおしゃれ・華やかにするアイテムや草花
庭が狭くても、予算が少なくても、生活には彩りが必要です。草花や木で美しいマイホームを作るためにも、ぜひご一読ください。
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Contents
1.お金をかけない庭づくりの5つのコツ
「庭づくりにはお金がかかる……」と思っていませんか。ガーデニングはお金に余裕がある方だけの趣味ではありません。少ない予算でも庭づくりを楽しむためのコツを紹介します。
1-1.フォーカルポイントを決める
「フォーカルポイント」とは視線を集中させる場所のことです。フォーカルポイントを1箇所、あるいは数箇所のみいくつか決めて、その場所のみ草花や木、置き物などで飾ってみてはいかがでしょうか。手を加える面積が狭い分、費用を抑えられます。
実際のところ、庭全体を一目で見渡す機会はあまりありません。どこか気になる部分だけを見て、「素敵な庭だ」「ちょっと寂しい感じがする」というように判断することも多いです。少ない予算で効果的に庭づくりを進めるためにも、ポイントを絞り込んで手を加えましょう。
1-2.生活感を隠す
生活感を隠すことも重要なポイントです。
素敵な花が飾ってあっても、すぐそばに洗濯物が干してあるのでは興覚めするかもしれません。生活感が出やすい場所をフォーカルポイントにしない、また、室外機やゴミ箱といった生活感が出やすいアイテムはおしゃれなカバーで隠すといった工夫で、ある程度は生活感を隠せます。
1-3.メリハリをつける
メリハリをつけることも重要です。
例えばフォーカルポイントを決めて草花で飾っても、周囲との違いがあまりなければ視線を集められません。自然と目が行くようなポイントを作るためにも、フォーカルポイントは豪華に飾る、フォーカルポイント以外は草花を植えないというように、差が明確になるようにしましょう。
1-4.時間をかけて庭を育てていく
新築時に庭を完成させないことも予算を抑えるポイントです。家づくりには何かとお金がかかります。庭をすべて完成させようとするとさらに多額の費用が必要です。
また、時間をかけて庭を充実させていくことで、育てる楽しみも得られます。庭をいくつかのポイントに分け、理想の状態に作り上げていきましょう。
1-5.DIYで狭いけどおしゃれな庭を完成させる
草花や木を育てるだけがガーデニングではありません。DIYでガーデンファニチャーや飾りなどを作ってみてはいかがでしょうか。
例えば、ホームセンターで木の棒を数本購入し、格子状に組み合わせてトレリスを作るのもおすすめです。好きな長さにカットすれば、世界に1つだけのトレリスを安価に作成できます。
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2.庭以外でもガーデニングを楽しむコツ
ガーデニングできないほどに庭が狭くても、諦める必要はありません。工夫をすれば庭以外の場所でもガーデニングは可能です。おすすめの場所と楽しむコツを紹介します。
2-1.ベランダにプランターを置く
ベランダもガーデニングにおすすめの場所です。2階や3階のベランダなら日光が差し込みやすく、花や野菜なども育てやすいでしょう。
ベランダにプランターや植木鉢を並べて、好きな植物を育ててみてください。直接地面に植えるのとは異なり、季節や天候に合わせて場所を変えられるのも魅力です。
2-2.家の内・外に植木鉢を置く
ガーデニングは家の中でも可能です。植木鉢に好きな草木を植え、好きな場所に置いてみましょう。窓際の日当たりのよい場所だけでなく、植物によっては日陰も適した場所になります。
また、庭以外の屋外にも注目してみましょう。軒下や玄関ポーチ、アプローチの脇といったちょっとした場所も、植木鉢を置けばガーデニングができます。
2-3.目隠しフェンスを活用する
目隠しフェンスも庭の一部と考えてみましょう。フェンスにフックを取り付けて、花の寄せ植えを入れたバスケットを飾ったり、トレリスや網をフェンスに張ってツタ状植物を絡ませたりするのもおすすめです。
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3.ガーデニング初心者におすすめ!庭がおしゃれになるアイテム
ガーデニング初心者には、アイテムを使った庭づくりがおすすめです。置くだけで一気に庭がおしゃれになるアイテムを紹介します。
どのような草花を選び、どこに配置するかを決めるのは簡単なことではありません。ガーデニング経験者でも迷ったり失敗したりすることがあります。まずはアイテムを使って、手軽にこなれた雰囲気を作りましょう。
3-1.ガーデンファニチャー
屋外用の椅子や机を置くだけで、狭い庭もくつろげる空間に早変わりします。晴れた日なら日向ぼっこや読書、ブランチを楽しむ場所としても活用でき、生活の楽しみも増えるでしょう。
スペースが十分ではなく、ガーデニングファニチャーでくつろぐことが難しい場合は、植木鉢を置く場所として活用してみてはいかがでしょうか。椅子を1脚置き、その上に色とりどりの花を寄せ植えにした植木鉢を飾れば、絵画のような美しい空間が誕生します。
3-2.ランタンや地面用ソーラーライトなどの照明
ランタンや地面用ソーラーライトなどの照明を設置すれば、お気に入りの草木を夜間でも楽しめます。また、陰影が生まれるため、庭を広く見せる効果も期待できるでしょう。
ランタンを吊るす場合には、本体のデザインにもこだわってください。おしゃれな飾りをして日中も楽しめます。
3-3.トレリス
木材やステンレスの棒を格子状に組み合わせたトレリスも、庭のおしゃれ度をアップするアイテムです。そのまま置くだけでも殺風景な空間をおしゃれに見せる効果がありますが、草花を植えたバスケットやツタ状植物で飾ればさらに華やかになります。
3-4.プランターカバー
プランターの無機質さが気になるときは、カバーをしてみてはいかがでしょうか。草花の華やかさにプランターカバーの華やかさが掛け合わさり、おしゃれで豪華な空間が生まれます。
気に入るプランターカバーが見付からないときは、DIYしてみてはいかがでしょうか。ホームセンターで板を買い、プランターのサイズよりも少し大きくカットして枠組みを作りましょう。耐水性のペンキで塗れば、簡単に自分好みのプランターカバーが完成します。
3-5.収納庫
おしゃれ度アップと実用性を兼ねて、収納庫を庭に置くのもおすすめです。
こじんまりとしたサイズでも、ガーデニング用品程度なら収納できます。細々としたものをまとめて収納することで、庭に生活感がなくなり、よりスタイリッシュな空間になります。
4.小さい庭に彩りを添えるおすすめ植物
狭い庭は、広い庭と比べると多くの植物は植えられません。
しかし、存在感のある植物を選べば、わずかな数でも華やかで豪華な庭を演出できます。小さい庭に彩りを添えるおすすめの植物を紹介します。
4-1.アナベル
アナベルは別名アメリカアジサイです。一般的なアジサイと比べて花弁が細かく、繊細な美しさが特徴です。また、初夏から秋まで何度でも咲くため、長く花を楽しめます。
アナベルは75センチほどの高さの小ぶりなものもあり、狭い庭との相性も抜群です。白やピンク、紫とカラーバリエーションも多く、庭を華やかに彩ります。1株あるだけでも目を引くため、フォーカルポイントとして植えるのもおすすめです。
4-2.シモツケ
シモツケは、鮮やかなグリーンの葉と、白やピンクなどのかわいらしい色合いの花のコントラストが美しいバラ科の植物です。綿毛のようなふわふわとした花が特徴で、優しい雰囲気で落ち着いた空間を作ります。
よく見かけるのは黄緑色の葉ですが、黄色や濃いグリーンの葉もあります。演出したいイメージに合わせて葉と花の色の組み合わせを選びましょう。また、日当たりがよくない場所でも育てられます。メンテナンスの手間もほとんどかからないため、ガーデニングの時間があまりとれない方にもおすすめです。
4-3.ヒューケラ ドルチェ
ヒューケラ ドルチェは、カラフルな葉色が特徴のカラーリーフです。黄色や緑、紫、シルバーなどのバリエーションがあり、庭を華やかに彩ります。
ヒューケラ ドルチェだけでも十分に華やかですが、花と組み合わせるとさらに一層華やかになります。草丈は10~20センチと低いため、アナベルやシモツケなどのシュラブ(低木)の根周りに植えるのもおすすめです。
4-4.ガーデンヒポエステス
色鮮やかな葉を探している方には、ガーデンヒポエステスもおすすめです。白やピンク、赤の斑入りの葉が美しく、日陰に置いてもまるでスポットライトを浴びたように明るくなります。
草丈は30センチと高めのため、花と合わせるよりはガーデンヒポエステスだけで楽しむほうがよいでしょう。春から秋の終わりまで美しい色を楽しめます。また、室内でも育てられるため、観葉植物としてもおすすめです。
色鮮やかな葉や花で庭を飾れば、狭さも気になりにくくなるでしょう。どのような庭にするか迷ったときは、「HOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービス(無料)」をご利用ください。最大5社のハウスメーカー・工務店からプランを受け取れるため、庭の具体的なイメージを描けるようになります。
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5.家と庭をおしゃれに見せるレイアウト例
庭のレイアウトを工夫することでも、狭い空間をおしゃれに見せられます。具体的なレイアウト例と、実践したいアイデアを紹介します。
5-1.フェンスとレンガで空間を区切って箱庭を作ろう
庭の一部を目隠しフェンスやレンガで切り取り、箱庭を作ってみてはいかがでしょうか。飛び石で園路を作れば横の長さを強調でき、狭さを感じさせません。箱庭の場所はどこでも問題ありませんが、建物の裏側のほうがしっかりと3方向を囲めるため、プライベートな雰囲気を演出できるでしょう。
箱庭を囲むレンガやフェンスには、バスケットやプランターを使って草花を飾るのもおすすめです。また、箱庭全体にウッドデッキを取り付ければ、ガーデニングだけでなく憩いの場としても活用できます。
5-2.細長い庭でリビングを囲もう
リビングの2面あるいは3面を細長い庭で囲むのもおすすめのレイアウトです。リビングのどこからでも庭を見えるようになるため、実際よりも庭を広く感じられます。庭はそのまま土でも問題ありませんが、飛び石と芝を使って格子状にデザインするのもおしゃれです。
また、門から玄関ドアへと続くアプローチを長くとることでも、庭を広く見せられます。アプローチはまっすぐではなく蛇行させるようにしてください。家へと続く空間が広く見えるだけでなく、植栽できる面積が増え、樹木や草花でアプローチを鮮やかに演出できます。
まとめ
一戸建ての庭が狭くても、工夫をすればガーデニングを楽しめます。フォーカルポイントを決めたり、おしゃれなガーデニングファニチャーを置いたり、目隠しフェンスやトレリスを活用したりするだけでも、スタイリッシュな空間を作ることが可能です。
都市部では地価が高く、広い土地を確保するのは難しいことがあるかもしれません。ぜひ参考にして、おしゃれに楽しくガーデニングを楽しんでください。また、都市部での施工実績が豊富なハウスメーカー・工務店を選べば、狭くてもガーデニングを楽しめるレイアウトを提案してもらえます。ぜひ注文住宅でガーデニングの夢を叶えましょう。