おしゃれな平屋間取り17選!坪数別・LDK別成功例

平屋の間取り LDK・坪数別に事例紹介!

ワンフロアで暮らしが完結する平屋住宅。利便性の高さや開放的な空間演出に定評があり、近年では高齢の方から若年層、新婚夫婦まで幅広い世帯に人気です。

しかし、建築例が一般的な2階建てよりも少ないため、「平屋の間取りのイメージがつかない……」「おしゃれな平屋の間取りを考えたいけど、どうすればいい?」と悩みや疑問を抱えている方も多いはず。

そこで、この記事ではさまざまな平屋の間取り例を、坪数別、部屋数別にご紹介します。併せて、平屋のメリットやデメリット、どのような方が平屋に向いているのかも解説します。

この記事を読むとわかること!
  • 【坪数別】20坪~50坪以上の平屋間取り例
  • 【部屋数別】1LDK~4LDKの平屋間取り例
  • その他平屋間取り例
  • 平屋のメリット
  • 平屋のデメリット
  • 平屋が向いている人

平屋の間取りは、家族構成や暮らし方、立地条件などによって変わります。
多くの間取り例を見ておくことで、自分の暮らしやこだわりに合った間取りがイメージしやすくなるので、ぜひこの記事を間取りプラン作成の参考にしてください。

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Contents

1.【坪数別】の平屋間取りプラン

この章では、延べ床面積の坪数ごとにおすすめの平屋間取りをご紹介します。大体の広さの目安が決まっている方は以下のリンクより、該当の間取り図をご覧ください。

1-1.【20坪】の平屋間取りプラン

【20坪】の平屋間取りプラン

延べ床面積 20坪(約66平米)
費用目安 1,500万~2,000万円
部屋数 2LDK
ポイント リビングにつながる和室

延べ床面積が20坪の平屋間取りでおすすめなのが、2LDK・1人暮らしや夫婦向けの平屋間取りです。リビングには和室がつながり、さらに広く活用することができます。
洗面所は物干しスペースにもつながっているため、家事効率も良く、コンパクトな暮らしを希望される方におすすめの間取りです。

▶【20坪の平屋】など、自分の理想を叶える方法を漫画でチェック

1-2.【25坪】の平屋間取りプラン

【25坪】の平屋間取りプラン

延べ床面積 25坪(約83平米)
費用目安 1,800万~2,300万円
部屋数 2LDK+ウォークインクローゼット+ウッドデッキ
ポイント 寝室からウッドデッキに出られる

25坪の平屋間取りでおすすめなのが、2LDK・2人~3人暮らし向けの間取りです。
寝室から出られるウッドデッキは、気分転換にもぴったり。リビングからやもう一つの個室からも、中庭を通じてウッドデッキに移動することができます。
また、寝室の奥には作業スペースがあり、小さな書斎としての活用も可能です。

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1-3.【30坪】の平屋間取りプラン

【30坪】の平屋間取りプラン

延べ床面積 30坪(約99平米)
費用目安 1,800万~2,300万円
部屋数 3LDK+ウッドデッキ+玄関収納
ポイント 玄関収納・玄関ポーチ・ウッドデッキ

30坪の平屋間取りとして、おすすめなのは3LDKで3人~4人のファミリー向け間取りです。
玄関には広めの玄関収納があり、ポーチ・ウッドデッキがつながります。アウトドアなど趣味の道具を整理したり、作業したりしやすいのがうれしいポイント。ウッドデッキはLDKにもつながっているため、バーベキューを楽しむ際にも便利です。

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1-4.【35坪】の平屋間取りプラン

【35坪】の平屋間取りプラン

延べ床面積 35坪(約116平米)
費用目安 2,300万~2,800万円
部屋数 3LDK+ウッドデッキ+玄関収納+ウォークインクローゼット
ポイント 個室のプライバシー確保とコミュニケーション

35坪の平屋間取りで人気のものは、3LDK・ファミリー(3人~4人暮らし)向けです。リビングダイニングにはウッドデッキテラスがあるため、開放的で明るい空間が広がります。

主寝室と子供部屋が離れていることで、お互いのプライバシーを守ることが可能です。一方で、子供部屋に行くにはキッチン横を通る必要があるため、行き来の際に、ちょっとしたコミュニケーションが生まれるのもポイントです。

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1-5.【40坪】の平屋間取りプラン

【40坪】の平屋間取りプラン

延べ床面積 40坪(約132平米)
費用目安 2,800万~3,300万円
部屋数 4LDK+ウッドデッキ+ウォークインクローゼット
ポイント LDK・和室・ウッドデッキの大空間

40坪の平屋間取りとしておすすめなのが、4LDK・4人暮らし向けの間取りです。
1世帯のファミリー向けであれば、延べ床面積を十分な広さで確保できるため、それぞれの個室を確保しつつ、開放的な空間を実現させることができます。
2ヵ所のウッドデッキの間に和室を置き、障子を開けると、広いLDKの空間もつながり、とても開放的な空間となります。
ウォークインクローゼットも大きく作っておくことで、収納不足にも対応でき、住みやすい空間づくりにも気配りされています。
また、延べ床面積が40坪以上あれば、エリアを上手に区切ることで、共有型の2世帯住宅も可能です。

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1-6.【50坪以上】の平屋間取りプラン

【50坪以上】の平屋間取りプラン

延べ床面積 50坪(約165平米)
費用目安 3,500万~4,125万円
部屋数 6LDK+ウォークインクローゼット+広縁
ポイント LDK・和室・書斎・広縁

50坪以上であれば、6LDKの広い平屋間取りを実現することが可能です。
客間、書斎、趣味の部屋など、各個室以外にも部屋を作ることができます。もちろん、2世帯住宅も可能です。広い平屋を建てるためには、まず広い土地を購入する必要があるため、土地探しが大切なポイントとなります。

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以上が、坪数別の平屋の間取りプランです。

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2.【1LDK】の平屋間取りプラン

【1LDK】の平屋の外観イメージ

1LDKの平屋は、1人暮らしやパートナー、ご夫婦での2人暮らし向けの間取りです。小さな平屋暮らしやローコストで、小さなマイホームの新築を検討している方におすすめです。

2-1.【1LDK】20坪・ウッドデッキのある小さな平屋間取りプラン

【1LDK】20坪・ウッドデッキのある小さな平屋間取りプラン

延べ床面積 20坪(約66平米)
費用目安 1,500万~2,000万円
部屋数 1LDK+収納2つ
ポイント ウッドデッキ付き

リビングと寝室にそれぞれウッドデッキをつけた1LDKの間取りです。最低限の部屋数でコンパクトながら、収納スペースも間取りに組み入れています。

壁を減らしてワンルーム感覚で暮らす

1LDKの平屋の場合、面積を最大限活用するために、壁をできるだけ少なく配置し、空間を区切らない間取りにすることがおすすめです。
リビング・ダイニング・キッチンがつながるオープンな空間です。寝室も廊下を利用することなく直接行き来ができるため、無駄なスペースが生まれません。実際の坪数よりも視覚的に広がりを感じることができます。

また、車いすや足腰が弱くなっても、動線がコンパクトのため、日々の移動がしやすいのもポイントです。廊下のないシンプルな平屋の間取りは、老後を考慮した家づくりとしても、とても効果的です。

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2-2.【1LDK】25坪・広々したリビングと収納の平屋間取りプラン

【1LDK】25坪・広々したリビングと収納の平屋間取りプラン

延べ床面積 25坪(約83平米)
費用目安 1,800万~2,500万円
部屋数 1LDK+収納1つ
ポイント ウォークインクローゼット付き

広いLDKと寝室の間に大きなウォークインクローゼットを挟む平屋間取りです。ウォークインクローゼットの空きスペースには小さな書斎スペースを作り、家としての機能を充実させています。

大きなウォークインクローゼットは多機能で便利

ウォークインクローゼットは平屋でも人気の間取りです。特に大きくすることで、収納だけでなく、別のスペースとしても活用することが可能になります。書斎だけでなく、趣味のスペースや本棚など採り入れたい要素を組み込みましょう。

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3.【2LDK】の平屋間取りプラン

2LDKの平屋は、1人暮らしから子供1人から2人暮らし、ご夫婦・パートナーの3人暮らしまでカバーできる間取りです。コンパクトな暮らしの平屋を目指している方、ゆったりと1人暮らし・2人暮らしをしたい方におすすめです。

3-1.【2LDK】22坪・リビングがウッドデッキとつながる平屋間取りプラン

【2LDK】22坪・リビングがウッドデッキとつながる平屋間取りプラン

延べ床面積 22坪(約73平米)
費用目安 1,500万~2,500万円
部屋数 2LDK+収納1つ
ポイント 広いリビング・ウッドデッキ付き

ご夫婦(パートナー)とお子様1人で暮らす2LDKの平屋間取りです。広いリビングに、さらにウッドデッキをつなげることでさらに開放感ある空間を演出しています。リビングが広い分、個々の行動を邪魔せず、動線もぶつかりません。

ウッドデッキで内と外をつなぐ大空間に

リビングと中庭・ウッドデッキをつなげる平屋間取りは、近年とても人気のスタイルです。
大きな窓を通じて、リビングとウッドデッキに一体感が生まれ、内と外を自由に行き来できる空間が生まれます。
収納スペースがある寝室からもウッドデッキに出られるようにすることで、家全体の回遊率や家事効率も上がるというメリットがあります。

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3-2.【2LDK】18坪・コンパクトな平屋間取りプラン

【2LDK】18坪・コンパクトな平屋間取りプラン

延べ床面積 18坪(約60平米)
費用目安 1,000万~2,000万円
部屋数 2LDK
ポイント コンパクトに個室を実現

コンパクトに2LDKを実現する平屋間取りです。1人暮らしや2人暮らしの場合は、書斎や仕事部屋にも活用可能のため、テレワークがある方にもおすすめの間取りといえます。

個室のプライバシーが尊重できる

2つの部屋にリビングを挟むことで、それぞれの部屋の機能を分け、個室としてプライバシーを守ることが可能になります。廊下部分がなくなるため、最大限に延べ床面積を居住スペースに活用することができます。
また、玄関から個室に行くまでに必ずリビングを通る間取りにすることで、家族間のコミュニケーションを生み、日々の様子を見守ることができるのもこだわりのポイントです。

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3-3.【2LDK】35坪・ロの字で中庭が映える平屋間取りプラン

【2LDK】35坪・ロの字で中庭が映える平屋間取りプラン

延べ床面積 35坪(約116平米)
費用目安 2,500万~3,000万円
部屋数 2LDK+ビルトインガレージ+ランドリースペース+収納
ポイント
  • ビルトインガレージ
  • ウォークインクローゼットやランドリースペースの設置

平屋を建てたいという方のなかには、中庭をおしゃれに活用したいという方もいらっしゃるでしょう。この間取りは、ロの字型で中央に中庭を置いた平屋間取りです。
ビルトインガレージは玄関から行き来ができ、ランドリースペースも確保されているため、雨の日でも安心です。

家の中心に中庭を置いて明るい間取りに

ロの字型の平屋では、中庭を中央に置くことで、採光をおしゃれにとることができ、部屋や廊下スペースを自然光で明るくすることができます。道路から見えないようにしながらも、採光が取れ、風通しが良くなるため、防犯やプライバシー保護の観点以外にも効果的な手法です。

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4.【3LDK】の平屋間取りプラン

【3LDK】の平屋の外観イメージ

3LDKの平屋は、おもに3人~4人のファミリー向けの間取りが人気です。

コの字型やロの字型など中庭やウッドデッキなどを活用した間取り、ファミリー層に対応できる収納力をもった間取りなどの成功例があります。

4-1.【3LDK】32坪・コの字型で中庭・ウッドデッキがある平屋の間取りプラン

【3LDK】32坪・コの字型で中庭・ウッドデッキがある平屋の間取りプラン

延べ床面積 32坪(約106平米)
費用目安 2,400万~3,000万円
部屋数 3LDK+収納2つ+ランドリースペース
ポイント ウッドデッキと中庭

ウッドデッキと中庭のあるコの字型の平屋間取りです。子供部屋が2つあります。
道路に面していない側面にウッドデッキと中庭を作ることで、安心して子供を遊ばせたり、洗濯物を干したりすることができます。パントリーやウォークインクローゼットなど収納スペースを間取りに採り入れているのも、便利なポイントです。

ウッドデッキ・中庭は外からの視線をカット

コ型の間取りにすることで、道路側からの視線を防ぎつつ、中庭から採光を取ることができるため、プライバシーや防犯を考慮したくつろぎの空間が生まれます。
また、建物の中央にスペースをつくることで、平屋のデメリットとなりやすい「日当たりが確保しづらい」という問題も解決できます。

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4-2.【3LDK】30坪・アイランドキッチンとパントリーがあるI型の平屋間取りプラン

【3LDK】30坪・アイランドキッチンとパントリーがあるI型の平屋間取りプラン

延べ床面積 30坪(約99平米)
費用目安 2,300万~3,000万円
部屋数 3LDK+玄関収納+クローゼット+パントリー
ポイント
  • アイランドキッチンとパントリー収納
  • 広いウッドデッキとポーチ

アイランドキッチンにこだわったファミリー向けの平屋間取りです。I型の平屋で、土地を無駄なく使って、広い平屋を実現しています。

アイランドキッチンとダイニング

アイランドキッチンがダイニングテーブルに直接つながることで、会話やコミュニケーションが生まれやすく、すぐそばにワークスペースも作ることで、家事効率を上げることができます。
また、パントリーがあるため、収納をしながら、おしゃれな空間を保つことができます。

LDKからウッドデッキの開放感とプライバシーの両立

アイランドキッチンからダイニング、リビングが連なるLDKの広い空間がそのままウッドデッキにつながり、大きな空間を実現します。また、広く取っているポーチから直接ウッドデッキに移動することもできます。

一方で、子供部屋のゾーンと夫婦の寝室の間にリビング・キッチンを置くことで、互いのプライバシーを区切ることができるのもポイントです。家族といっても、1人の時間は大切。コミュニケーションとプライバシーをバランス良く組み込んだ間取りといえます。

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5.【4LDK】の平屋間取りプラン

【4LDK】の平屋の外観イメージ

4LDKの平屋間取りは、ファミリー層を中心に3~5人暮らしを検討する方に人気の間取りです。
3~4人暮らしであれば、書斎・ワークスペースや和室、共有スペース、趣味スペースなどに一部屋をあてられるため、生活の質も大きく上げることができます。

5-1.【4LDK】30坪・コの字型の平屋間取りプラン

【4LDK】30坪・コの字型の平屋間取りプラン

延べ床面積 30坪(約99平米)
費用目安 2,500万~3,000万円
部屋数 4LDK+ウォークインクローゼット
ポイント L字のウッドデッキと中庭

コの字型を使ったL字のウッドデッキ・中庭の空間が広々と感じられる平屋間取りです。中央にLDKを置くことで、個室のプライバシーも守られます。

コの字型でウッドデッキを上手に活用

コの字型を使ったウッドデッキ・中庭の自然光がLDKと和室を明るい空間にしてくれます。和室と自然光の相性は良く、リビングとは別に作業したり、くつろいだりする空間としての機能を発揮します。
コの字型は、ウッドデッキ・中庭を道路から隠すことができるため、気軽に洗濯物を干したり、子供を遊ばせたりすることができるのも魅力の一つです。

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5-2.【4LDK】35坪・ロフトとスキップフロア付き平屋間取りプラン

【4LDK】35坪・ロフトとスキップフロア付き平屋間取りプラン1F
【4LDK】35坪・ロフトとスキップフロア付き平屋間取りプラン LDK上:ロフト

延べ床面積 35坪(約116平米)
費用目安 2,700万~3,200万円
部屋数 4LDK+ロフト+ウッドデッキ
ポイント リビングからのスキップフロアとロフト

スキップフロアとロフト付きの平屋間取りです。2つの子供部屋とは別に置かれたスキップフロア・ロフトは収納や遊び部屋、共有作業スペースとしても活用することができます。

ロフト・スキップフロアにこだわり

ただロフトを作るだけでなく、間にスキップフロアを挟むことで、空間に変化を作っています。
スキップフロアにカウンターを設置し、家族が共有できるスタディールーム・ワーキングスペースとしても活用できます。フロアの高さが少し変わるだけで目線の位置が変わり、ほかの部屋とは違う空間となるため、趣味や勉強に集中できるでしょう。
また、さらにロフトをつけることで収納力もアップし、リビングの整頓がしやすくなります。

▶【4LDKの平屋】など、自分の理想を叶える方法を漫画でチェック

5-3.【4LDK】30坪・ウッドデッキと和室がつながる平屋間取りプラン

【4LDK】30坪・ウッドデッキと和室がつながる平屋間取りプラン

延べ床面積 30坪(約99平米)
費用目安 2,500万~3,000万円
部屋数 4LDK+ウッドデッキ
ポイント 和室とウッドデッキがつながる

和室とウッドデッキが映えるファミリー向け平屋間取りです。リビングの延長にある和室がウッドデッキにつながっています。自然光で明るい和室は、セカンドリビングとして活用することができます。

個室ゾーンとリビングを分ける

玄関から直接各個室に行けるため、それぞれのプライバシーを守ることができます。また、来客時もリビングを通る必要がないため、互いに気にすることなく過ごすことができます。
また、リビングを個室から離すことで、夜にリビングからのテレビ音・話し声が個室に漏れることも防いでくれるのもうれしいポイントです。生活時間の違いにも対応することができます。

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ここまでご紹介してきた間取りの例で、いいなと思ったパターンがあったら、HOME4U 家づくりのとびら 間取り作成依頼サービスを使うことをおすすめします。

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6.【連棟型】の平屋間取りプラン

【連棟型】の平屋間取りプラン

延べ床面積 50坪(約165平米)
費用目安 3,500万~4,000万円
部屋数
  • 2LDK+ウッドデッキ
  • 4LDK+ウッドデッキ+作業・学習共有コーナー
ポイント 玄関共有の2世帯住宅

連棟型の平屋は2つの平屋をつなげる間取りで、2世帯住宅におすすめです。上記の間取りでは、玄関のみ共有となりますが、それ以外は互いにプライバシーを守りながら一緒に暮らすことができます。

生活スペースは完全に分かれていますが、必要に応じて行き来することが可能です。介護や見守り、育児などで助け合いながら、ストレスを感じさせない平屋間取りといえます。

▶【連棟型の平屋】など、自分の理想を叶える方法を漫画でチェック

7.【ユーザーアンケート】おしゃれな平屋間取りの成功ポイントは?

実際に平屋を新築した方のユーザーアンケートから、おしゃれな平屋間取りの成功ポイントをまとめてみました。

平屋間取りでこだわってよかった場所は?

集計期間:2022年3月11日~3月21日 当社調べ

【平屋間取りでこだわってよかった場所ランキング・ベスト5】
  1. リビング
  2. キッチン・ダイニング(アイランドキッチン、カウンターキッチン)
  3. ウォークインクローゼット収納
  4. 室内干しスペース・ドライルーム・ランドリールーム・洗濯室
  5. ウッドデッキ・インナーバルコニー・インナーテラス

アンケートから見えてきた「平屋間取りでこだわってよかった場所」から、おしゃれな平屋間取りにするためのこだわりポイントを解説します。
なお、アンケート結果は「HOME4U 家づくりのとびら」が行なった以下の独自アンケート調査をもとに作成しました。

  • 調査対象:有名・大手ハウスメーカーで注文住宅を建てた方(建て替え含む)
  • 調査人数:1,812人
  • 調査期間:2022年3月11日~3月21日
  • 調査企業:株式会社マクロミル
開放感あるリビング

おしゃれな平屋の間取りを考えるにあたり、一番こだわりが多くみられるのが「リビング」です。家族の団らんを大事にしたい、過ごす時間が長いリビングに力を入れたいという方が多く、おしゃれで開放感がある空間にする工夫を凝らしています。

平屋でリビングをおしゃれに広く見せる工夫

  • リビングの面積を広くとる
  • 庭やウッドデッキとつなげてリビングを広く見せる
  • 天井を高くする
  • 天窓を設置する
アイランドキッチン・カウンターキッチン・ダイニングへのこだわり

平屋で、リビングと同じくらいにこだわる方が多いのが「キッチン」と「ダイニング」の間取りです。
特に、アイランドキッチン・カウンターキッチンを設置して、ダイニングとつながる空間にこだわった方が多くみられました。そうすることで、ダイニングとキッチンがつながり、家事をしながら話をしたり、勉強をしている子供とコミュニケーションを取ったりすることができます。

収納スペースの確保

おしゃれな平屋ですが、間取りを考えるうえで多くの方が気にかけるのが「収納スペース」です。ワンフロアで全体の面積が小さくなるため、以下のように収納スペースをおしゃれに間取りに組み入れることで、成功している方が多くみられます。

平屋間取りで収納スペースの作る方法

  • 玄関に土間収納を作る
  • ロフトを作る
  • 大きめのウォークインクローゼットを作る
室内干しスペース・ランドリールームの設置

平屋を建てるにあたり、家事効率を上げたい方が注目しているのが「室内干しスペース・ランドリールーム」です。
平屋は、できるだけ無駄なスペースを省くケースが多いため、室内干しスペースを取り忘れてしまうとあとで困ってしまいます。また、室内干しスペースは共有スペースとは別に確保しておくと便利でおしゃれです。
室内干しスペースとなる部屋を確保する、広めのランドリールームを使って一部屋で完結できる間取りにするなど、工夫した間取りを検討しましょう。

洗濯・物干しスペースのポイント

  • 洗面所と隣接して室内干しスペースを作る
  • ランドリースペースを広くとる
ウッドデッキの設置
平屋×ウッドデッキ

近年、特に人気なのが「ウッドデッキのある平屋間取り」です。リビングとつなげることでセカンドリビングとしても活用することができます。目線が変わらない高さに設置することで、気軽に子供を遊ばせることができます。
また、屋根を付けることで、雨でも活用できるスペースとなります。

平屋×ウッドデッキの活用方法

  • 子供の遊び場
  • BBQなどができるセカンドリビング
  • 洗濯を干すスペース
  • DIYや趣味の作業スペース
コの字やロの字で中庭を作ること

コの字・ロの字型の平屋間取りにこだわる方の多くは、「中庭のある平屋間取り」を実現しています。
中庭は、セキュリティ面でも安心して子供を遊ばせることができるというメリットがあります。
また、中庭の空間を通じて、平屋全体に採光がとれるため、明るい空間を作ることができる間取りでもあります。

以上が、実際に平屋を建てた方の成功ポイントです。

これまでのハウスメーカーでのプラン提案の経験から、あなたの要望・予算にあった平屋の間取りプラン・資金計画をご案内いたします。

あなたに合ったハウスメーカー・工務店もピックアップするので、家づくりがスムーズに進みます。

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8.平屋の間取りづくりの成功実例

ここでは、平屋の間取りづくりで成功した方の実際の声をご紹介します。

平屋だから収納にこだわった!

  • 平屋で広くはないなかで、収納スペースをうまく活用するためにウォークインクローゼットを作った。棚も吊るす場所もうまく入ってまとめることができた。(40代・新潟県・女性)
  • 広さのあるパントリーにしたことで、物が周囲に溢れないようにした。また各部屋にもウォークインクローゼットを設けました。(30代・茨城県・男性)
  • 建て坪を増やさずに大型収納スペースがほしかったので、ロフト(屋根裏収納)を作った(60代・静岡県・男性)

家族が集まる「開放感あふれる明るいリビング」

  • 家族がいる時間が長い場所なので、広いリビングにこだわった。天井を高くして窓を大きくした。(20代・千葉県・女性)
  • みんなが集まる場所なので、広いリビングにこだわった。日当たりが良いように南向きにし、より広く感じるように、勾配天井にした。隣の和室の襖(ふすま)を隠せるようにして、開けているときはより広い一つの空間になるようにした。 (30代・福岡県・女性)

キッチンとダイニングスペース!

  • 料理が好きで、開放的なキッチンに憧れていたため広いアイランドキッチンを希望しました。(30代・岡山県・女性)
  • 食事を作りながら家族の様子が見られるようにキッチンを工夫した。食事は生きることだから家の中心に置きたかった。(30代・千葉県・女性)
  • 毎日家事をするところなので、便利で使い勝手が良くオシャレなものを選びました!(30代・静岡県・女性)
  • ダイニングは家族と長く過ごす所だから一番ちゃんと考えました(20代・埼玉県・男性)

平屋でも個室は必須!書斎やワークスペースも

  • 平屋なので一人ひとりの部屋の広さはなるべく確保したかった。(40代・広島県・女性)
  • 子供の成長にあわせた作りにするために、子供部屋にこだわった (30代・岡山県・女性)
  • 書斎スペースは一番滞在することの多い部屋なので、こだわりました(50代・茨城県・女性)

「外から見えない中庭」や「ウッドデッキ」!

  • ゆっくり遊べる場所がほしかったので中庭にこだわった(40代・京都県・男性)
  • リビングからウッドデッキに直接出ることができ、さらに周りから見えないことにこだわった(30代・福岡県・女性)
  • アウトドアが好きだから中庭を作った!(20代・茨城県・女性)

平屋は狭い分、どこにこだわりを置くかという点が、住んだあとの満足度を大きく左右します。
そこで大事なのが、実際に間取りを考えてくれるハウスメーカー・工務店選びです。

しかし、間取りの設計能力は相性もありますし、複数の会社のプランを比較しなくては、なかなか判断するのが難しいのが実情です。

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9.平屋の4つのメリット

平屋には、おもに次の4つのメリットがあります。

9-1.移動の負担が少ない

平屋は部屋がすべてワンフロアにあり、移動距離が少ないのが特徴です。特に階段の上り下りが不要になるメリットは大きく、生活上の負担で軽減されることが多くあります。

例えば、買い物でたくさん物を買ったり大きな物を買ったりした場合にも、荷物を運ぶために階段を上る必要がありません。さらに、階段を掃除機を持ったまま上り下りすることもないので、掃除の負担も減るでしょう。

また、2階建ての住まいでは、2階にあるベランダで洗濯物を干すことがよくあります。洗濯はほぼ毎日やることであり、洗濯物を持って階段を上り下りすることに負担を感じる方もいますが、平屋ならその心配もありません。

キッチンやランドリールームなどの配置を考慮した設計にすれば、効率の良い生活動線になります。

9-2.災害に強い

建物は構造が複雑で、高さがあるほど地震などによる被害が大きくなるのが一般的です。その点、平屋は建物の高さが低く構造もシンプルなため、地震や台風などの災害に強くなります。

構造がシンプルなほうが災害に強くなる理由は、外部からの衝撃による振動が分散されやすいからです。振動が分散されれば柱が家屋を安定して支えられ、建物が倒壊するリスクも少なくなります。

また、平屋は2階がなく重量の負荷が少ない点も、災害に強い理由の一つです。風の影響を受けにくいメリットもあるため、沖縄のように台風が通過・上陸しやすい地域などで、平屋を建てる場合が多くあります。

9-3.メンテナンス費用や光熱費を節約できる

平屋は2階がない分、家屋の修繕部分が少なくなります。特に2階建てと比較すると外壁の総面積は狭いため、その部分のメンテナンス費用は大幅に抑えられるでしょう。

修繕の際に組む足場の量が少なく、場合によっては足場が必要ない点も、費用が抑えられる理由の一つです。

また、キッチンや浴室などが2階にあると、給排水管の水漏れトラブルがあった際に修繕が大がかりになりがちです。しかし、平屋なら1階のみの作業となるため、その心配もありません。

平屋はエアコンの効率が良く、光熱費が抑えられるのもメリットです。

特に暖かい空気は上に溜まりやすいため、2階建ての場合、冬場は1階が寒くなりがちですが、平屋ならどの部屋でも快適に過ごせるでしょう。

9-4.太陽光発電の効率が良い

平屋は屋根が大きい分、太陽光パネルも大きなものが設置でき、太陽光発電の効率が良くなるのもメリットです。太陽光パネルは大きさや設置する数により発電量が増え、その分光熱費を抑えられます。

電力が余れば電力会社に売却可能なため、売電収入も得られるでしょう。さらに、太陽光パネルが直射日光を遮り、断熱材の代わりとなって光熱費を抑えられるメリットもあります。

太陽光パネルを設置すると定期的なメンテナンスが必要ですが、平屋ではその際に足場を組む量が少なく済み、その分メンテナンス費用が抑えられるのもメリットです。同じ理由で、太陽光パネルを設置する際の初期費用も抑えられます。

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10.平屋の3つのデメリット

平屋にはメリットが多くありますが、一方で注意すべきデメリットもあります。

10-1.固定資産税が高くなる

延べ床面積が同じ家でも、平屋のほうが2階建てより広い土地を必要とするため、固定資産税が高くなります。

例えば、延べ床面積が30坪の家を建てる場合、2階建てなら1階と2階を15坪ずつにすれば、土地は30坪に満たなくても問題ありません。しかし平屋の場合、延べ床面積が30坪の家を建てるためには30坪以上の土地が必要です。

固定資産税は土地が広いほど高くなるため、同じ延べ床面積の家でも平屋のほうが税金の負担は増えます。さらに、平屋は屋根や内壁の総面積が大きく使う建材が多いため、資産価値が高いと見なされ固定資産税が高まる傾向にあります。

例として、土地面積60坪・建物面積30坪の新築平屋と、土地面積30坪・建物面積30坪の新築2階建てを建てた場合の、おおよその固定資産税を比較したものが下表です。

なお、土地単価を60万円、建ぺい率を50%とし、建物評価額は平屋1,500万円、2階建て1,200万円と仮定しています。

  平屋 2階建て
建物の固定資産税 12.6万円 10.5万円
土地の固定資産税 8.4万円 4.2万円
建物と土地の固定資産税の合計 21万円 14.7万円

ただし、固定資産税評価額は、その不動産が属する市町村(東京23区は東京都)によって決まるため、負担額の詳細は該当市町村のデータを調べましょう。

10-2.坪単価が高くなる

平屋は、2階建てよりも基礎面積や内壁・屋根の面積が広いことが特徴です。そのため、一坪あたりの建築費である坪単価は、高い傾向にあります。特に、基礎工事の費用は高めで、平屋の坪単価が高くなる大きな要因といえるでしょう。

また、平屋を建てる際は将来を見越して、バリアフリー仕様にすることもあります。その場合、スロープを付けて段差をなくしたり、廊下を広くしたりすることで費用が増え、坪単価も高くなります。

坪単価を抑えるためには、間取りの工夫がおすすめです。部屋数を絞れば内壁の面積が減り、坪単価も安くなります。

このほかに、外観の形が坪単価に影響を与える点にも注意しましょう。例えば、凹凸のある形よりも長方形のほうが外壁や屋根の面積が少なくなり、坪単価も抑えられます。

10-3.プライベート空間を確保しにくい

平屋には、仕切りを少なくして開放感を出せる魅力がありますが、プライベート空間を確保しにくいことが難点です。特に、子供は大きくなると不満を感じることがあります。

プライベート空間を確保するためには、間取りを工夫しましょう。広さにこだわり過ぎず、プライベート空間を確保できるように仕切りを設置するのをおすすめします。

また、ロフトの設置も効果的です。家族間で生活リズムの相違があり、物音が気になる場合は、リビングと寝室の間に距離を確保した間取りにするとよいでしょう。

平屋では、来客からプライベート空間が見えてしまうおそれもあります。そうならないために、玄関から寝室や洗面所など、プライベート空間が見えない間取りにするのがおすすめです。

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11.平屋の間取り検討時の注意点

平屋を建てる際は、間取りについて注意しておきたいポイントがあります。ここでは平屋を立てる際の5つの注意点を解説します。

11-1.廊下など無駄なスペースに注意

はじめに気を付けたいのは、余計に廊下などを配置してしまうことです。平屋はワンフロアのため、できるだけ部屋部分のスペースを広く取る必要があります。廊下部分などの無駄なスペースを減らし、土地の面積を最大限住環境に使えるようにしましょう。
間取りプランを比較する際には、無駄なスペースをしっかりと削減した間取りを提案してくれるハウスメーカーかどうかも、しっかりと確認することが大切です。

11-2.日当たりに注意

日当たりは平屋の間取りで注意したいポイントです。
平屋は、立地条件によって、高い建物に隠れて日当たりが悪くなる可能性があります。
周囲に建物がない、または高台に建っている場合はそれほど問題ありませんが、密集した住宅地高いビルが周りに建っている場合などには注意が必要です。
採光が足りない場合、屋根に天窓を付けたり、天井付近の高い場所に窓を設けたりするなど、窓の位置を工夫してみてください。

11-3.防犯対策をする

平屋の間取りを考える際には、防犯対策にもしっかり気を遣いましょう。警視庁の調べによると、住宅の空き巣の侵入場所で最も多いのがといわれています。

平屋はワンフロアで、防犯面で外部からの侵入リスクが上がるため、窓の高さや位置、大きさには注意が必要です。
また、ガラスを破って侵入される可能性もあるので、窓に格子枠を取り付けたり、人感センサーを取り付けたりすることで、防犯意識が高い住宅であることを視覚的にアピールする家づくりを行なうとよいでしょう。

11-4.道路や隣家からの視線に注意

平屋は生活空間が1階に集中しているため、道路など外部からの視線が気になってしまうでしょう。
日当たりを求めると大きな窓などを道路から見える場所に設置するケースもあり、プライバシーが心配な方もいるかもしれません。
外部からの視線を避けるには、方法として次のようなことが考えられます。

直接的に道路から見えにくくする対策
  • 塀をつくる
  • 植栽で目隠しをする

とはいえ、極端に高さのある塀や植栽をつくると、防犯の視点でいうと空き巣犯や不審者の隠れ場所になってしまうおそれもあります。家の周辺に死角ができないよう注意してください。

11-5.土地の大きさと建てられる限度を確認

平屋に限らず、土地に建物を建てる際には、その土地に建てられる大きさの限度を確認する必要があります。その土地に建てられる建物の大きさの限度を知るために、建ぺい率」や「容積率を確認しましょう。

建ぺい率とは、敷地面積に対し、建築できる面積の割合を指し、地域によって定められていますが、以下のように計算して考えます。

例:地域の建ぺい率が60%と定められており、50坪の土地に家を建てる場合
50坪 × 60% = 30坪までの家を建てることが可能

平屋は、一般的な2階建て住宅よりも建築面積が大きくなりやすいため、事前に土地の建ぺい率や容積率を確認しておくと安心です。

12.平屋が向いているのはどのような方?

平屋が向いているのはどのような方?

メリットやデメリットを考慮したうえで、平屋がおすすめなのは以下のような場合です。

12-1.子育て世代の家庭

平屋では子供のいる世帯が安心して暮らせるでしょう。すべての部屋がワンフロアにあり、子供がどこにいても目が届くため安心です。間取りを工夫すれば、キッチンからでも子供を見守れます。

階段がないため、転倒などによる怪我のリスクが少ないのもメリットです。

また、玄関近くに階段が設置されている2階建ての家では、帰宅すると子供がそのまま2階の自室に行ってしまい、顔を合わせる機会が少なくなることがあります。しかし、平屋ならその心配もありません。会話もしやすく、家族のコミュニケーションが自然と増えるでしょう。

12-2.老後まで安心して暮らしたい方

平屋は老後まで安心して暮らしたい方にも向いています。階段がないため、将来的に足腰に不安が生じたときでも移動しやすいでしょう。

効率的な生活動線にしておけば、家族に介護が必要になった場合にも負担が少なくなります。間取りの工夫次第では、車椅子でも移動しやすい広さを確保できます。

将来を見越して、新築の際にバリアフリー仕様にするのもおすすめです。新築時にバリアフリー仕様にしておけば、のちのリフォーム費用も節約できるでしょう。フラットな家は、つまずきや転倒のリスクが減るメリットもあります。

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12-3.自然を感じながら開放的に暮らしたい方

平屋は自然溢れる暮らしをしたい方にもおすすめです。平屋は2階がない分自重がかからないため、開口を大きくできるメリットがあります。

開口をたくさん設置することで、室内のどこからでも中庭や外の景色などが見え、自然を感じられます。さらに、開口が大きいと視線が自然と外に向かい、開放的に感じる効果もあります。

また、2階がないおかげで天井の設計が自由にでき、開放感が出しやすいのも平屋の魅力です。例えば、天井を高くして天窓を設けると、開放的な空間になります。

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まとめ

平屋の間取りは、ワンフロアで機能性が良く、おしゃれな暮らしに向いているため、高齢者だけでなく子育て世代にも人気が高まっています。

今回ご紹介した平屋の間取りの成功例には、日当たりや風通し、防犯など、平屋ならではの注意点を解決するヒントが含まれています。
このような工夫が施された家づくりをするには、ハウスメーカーのなかでも平屋を得意とするところを見つけることが重要です。

この記事のポイント まとめ

おしゃれな平屋間取りの成功ポイントは?
  • 開放感あるリビング
  • アイランドキッチン・カウンターキッチン・ダイニングへのこだわり
  • ウッドデッキの設置
  • コの字やロの字で中庭を作ること
  • 収納スペースの確保

詳細は「7.【ユーザーアンケート】おしゃれな平屋間取りの成功ポイントは?」をご覧ください。

平屋のメリットは?
  • 移動の負担が少ない
  • 災害に強い
  • メンテナンス費用や光熱費を節約できる
  • 太陽光発電の効率が良い
平屋のデメリットは?
  • 固定資産税が高くなる
  • 坪単価が高くなる
  • プライベート空間を確保しにくい
平屋の間取り検討時の注意点は?
  • 廊下など無駄なスペースに注意
  • 日当たりに注意
  • 防犯対策をする
  • 道路や隣家からの視線に注意
  • 土地の大きさと建てられる限度を確認

詳しい内容は、「11.平屋の間取り検討時の注意点」をご確認ください。

平屋が向いているのはどのような方?
  • 子育て世代の家庭
  • 老後まで安心して暮らしたい方
  • 自然を感じながら開放的に暮らしたい方

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