【2025年版】渋谷区マンションの売却価格は?相場や高値で売却するポイントを解説

渋谷区マンション売却 売却相場と高く売るコツ

渋谷区は東京を代表する繁華街でありながら、閑静な住宅街を併せ持つ魅力的なエリアです。

再開発も進行していることから、マンションを高額で売却できる可能性があります。

渋谷区全体で見たマンション価格は、3年前と比べておおよそ68.3万円アップしています。

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1.渋谷区のマンション売却価格は?

渋谷区のマンションのおおよその売却相場価格と売却相場の推移は以下のようになります。

出典:“【2025年1月更新】東京都渋谷区のマンション売却・相場価格・一括査定 【HOME4Uマンションプライス】”(参照2025-03-03)

2025年(令和7年)1月時点の平米単価と比較すると、2024年(令和6年)から渋谷区のマンションの売買価格が急激に伸びていることがわかります。

2022年(令和4年)と2025年(令和7年)1月を比較すると、68.3万円(55%)アップ、2024年(令和6年)との比較で42.9万円(28.7%)アップという伸び率です。

渋谷区のマンションの売却価格は、1億円を超えることも珍しくありません。
ただし、売却価格は築年数と間取りなどによって変動するため、売却を検討するときは最新の売却相場を把握しておきましょう。

東京都のマンションを売却するタイミングについて、詳しくは以下の記事もあわせてご覧ください。

1-1.間取り別のマンション売却相場

渋谷区のマンションにおける間取り別の販売価格の中央値、および物件数は次のとおりです。

間取り 販売価格:中央値 物件数
1R・1K 2,400万円 948
1LDK 5,400万円 407
2LDK 7,700万円 437
3LDK 9,800万円 225
4LDK 1億5,000万円 13
5LDK~ 0

出典:“【2025年1月更新】東京都渋谷区のマンション売却・相場価格・一括査定 【HOME4Uマンションプライス】”(参照2025-03-03)

渋谷区におけるマンションの売買物件数は、単身者向けの1R・1Kが最多となっています。
それに対し、3LDKや4LDKなどのファミリー層向けの物件が少なめです。

渋谷区は、世帯平均人口が少ないエリアです。2020年(令和2年)の国税調査では、渋谷区は単身者世帯が約60%を占めているという結果でした。
そのため、1R・1Kや1LDK、2LDKといった1~2人向けの物件の需要が高くなっていると考えられます。

1-2.築年数別のマンション売却相場

渋谷区のマンションにおける築年数別の平米単価は次のとおりです。

築年数 平米単価 物件数
1~5年 231万円 65
6~10年 171万円 182
11~15年 150万円 296
16~20年 138万円 217物件
21~25年 132万円 539
26~30年 120万円 379
31~40年 97万円 174
41~50年 94万円 329
51年~ 84万円 197

出典:“【2025年1月更新】東京都渋谷区のマンション売却・相場価格・一括査定 【HOME4Uマンションプライス】”(参照2025-03-03)

渋谷区で取引されたマンションのうち、築年数別の平米単価は、築5年以下が群を抜いて高くなっています。
ただし、取引された物件数を見ると、わずか65物件です。

築年数が古いマンションは、売却価格が低くなる傾向にあります。
しかし、渋谷区はマンションの売却価格が高騰していることもあって、築21~25年の物件が最も取引されています。

築21~25年の平米単価は132万円、築26~30年は120万円と、平米単価に大差がない状況です。
渋谷区という立地の良さもあって、築年数が経過したマンションでも一定の需要があると言えるでしょう。

2.渋谷区のマンションの売却相場を調べるならマンションプライス

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渋谷区のマンションの売却相場を調べるなら、NTTデータグループ会社が運営する「HOME4U(ホームフォーユー)マンションプライス」をご活用ください。
マンション名の入力のみで、全国15万棟以上のマンションの売却価格を簡単に調べられます。

「HOME4Uマンションプライス」は、マンション名を入力するだけで全国15万棟以上のマンションの相場価格や相場価格の推移を調べることが可能です。

あなたのマンションの売却・相場価格は?

なお、マンション名が検索にヒットしない場合は「エリアからマンションを探す」で「渋谷区」を選択すると、渋谷区のマンションの売却価格を確認できます。

さらにエリアを絞りたい場合は、渋谷区内の町名を絞って検索することも可能です。

以下は「渋谷区松濤」でエリア検索をしたときの結果です。
売却事例のほかに、エリアにあるマンションの売り出し情報や、エリアの平米単価の相場などを調べられます。

3.渋谷区のマンションが高い理由

渋谷区のマンションが高い理由としては、以下が挙げられます

  • 交通アクセスが良い
  • 現在も進む再開発
  • ブランド力が高い

それぞれの詳細について解説するので、ぜひご確認ください。

3-1.交通アクセスが良い

渋谷区のマンションが高い理由の1つに、都心部へのアクセスの良さが挙げられます。

渋谷区の中心的な駅である渋谷駅は、JR山手線、JR埼京線、JR湘南新宿ライン、京王井の頭線、東急東横線、東急田園都市線、東京メトロ銀座線、東京メトロ半蔵門線、東京メトロ副都心線が通っています。

新宿駅、池袋駅などの大規模な商業エリアはもちろん、「都心3区」と呼ばれる千代田区、中央区、港区には地下鉄からアクセスしやすい環境です。

また、渋谷区を含む「都心5区」は、もともと不動産価格が高いエリアとして知られています。都心5区とは、都心3区に渋谷区と新宿区を加えたエリアのことです。

都心5区の特徴は、商業地域だけでなく、高級住宅街を併せ持つことです。渋谷区の場合、広尾・松濤・代官山・代々木上原が高級住宅街に該当します。

さらに、都心5区は富裕層が多く住むエリアで、投資対象として人気が高いこともマンションが高くなる一因と言えるでしょう。

3-2.現在も進む再開発

渋谷駅周辺では、多くのデベロッパーが参加し、「エンタテイメントシティSHIBUYA」の実現に向けた再開発プロジェクトが展開されています。
東急グループが手がけた「渋谷ヒカリエ」(2012年完成)や、渋谷川を再生した「渋谷ストリーム」(2018年完成)がその先駆けとなりました。

現在までに完成した主要施設には、東急を中心に日建設計など複数企業が共同で開発した「渋谷スクランブルスクエア」(東棟は稼働中、中央棟と西棟は2027年度開業予定)、三井不動産が開発した複合商業施設「MIYASHITA PARK」(2020年完成)などがあります。

現在進行中の主な再開発プロジェクトとしては、東急不動産などが手がける「渋谷駅桜丘口地区(Shibuya Sakura Stage)」(2023年11月3以降順次開業予定)や、「渋谷二丁目17地区(渋谷アクシュ)」(2024年7月開業)、さらに2029年竣工予定の「Shibuya Upper West Project」(東急不動産)があります。

加えて、三菱地所による「道玄坂2丁目地区再開発」(2027年開業予定)や、ヒューリック・清水建設が共同開発を進める「渋谷一丁目地区」(2027年竣工予定)、東京建物による「渋谷駅東口再開発」(2029年竣工予定)など、多様なデベロッパーが渋谷の街づくりを支えています。

こうした再開発エリアに新たに建築されるマンションは、美しく整備された街並みや駅直結のペデストリアンデッキ、地下道の整備に加え、商業施設や保育施設など生活利便性を高める施設も併設されるため、資産価値の向上が見込まれます。
実際、再開発により街全体の利便性が向上することで、周辺エリアのマンション価格が上昇する傾向にあります。

3-3.ブランド力が高い

渋谷区は「若者の街」「流行の発信地」として、国内外に広く知られています。
渋谷駅の周辺、原宿や表参道といったエリアは独自の文化を形成しており、常に新しいトレンドを生み出す人気のエリアです。

渋谷区の知名度の高さは、街のブランド力に直結します。渋谷区に住むことは、一種のステータスと言っても過言ではないでしょう。

また、渋谷区は繁華街だけでなく、広尾や松濤、代々木上原といった高級住宅街を併せ持つことも大きな特徴です。

特に渋谷区の松濤は、都内でも指折りの高級住宅街です。
渋谷駅から徒歩圏内という好立地でありながら、高級住宅街ならではの静かで落ち着いた雰囲気を持っています。

加えて、代々木上原は渋谷区の西部に位置しており、高台には著名人の豪邸が建ち並んでいます。
かつては庭園があったことから、自然が多いことが代々木上原の特徴です。

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4.渋谷区のマンションを高く売るためのポイント

渋谷区のマンションを高く売るには、以下のポイントを押さえましょう。

  • 築年数が浅いうちに売る
  • 高く売れるタイミングを見極める
  • 渋谷区の物件に詳しい不動産会社に売却を依頼する

「築年数別のマンション売却相場」でも紹介したように、マンションは築年数が浅いほど高く売れます。
ほかのエリアでは値下がりする築年数のマンションでも、渋谷区であれば比較的高い価格で売却できる可能性もあるでしょう。

また、マンションの需要が高いタイミングで売ることも重要なポイントです。
新生活がスタートする前の2月~3月頃、人事異動が発表される7月~9月頃はマンションが高く売れる傾向にあります。

さらに、不動産会社を選ぶときは、渋谷区に詳しい会社を選ぶことが大切です。
大手不動産会社の場合は、支店が多いため複数の地域で物件を調べられます。

渋谷区に店舗を構える地元密着型の不動産会社の場合は、売却価格の交渉がしやすく、インターネットに出回らない物件が見つかる可能性もあるでしょう。

このように、各不動産会社の特性をふまえて、信頼できる依頼先を選ぶことがポイントです。

なお、マンションを高く売る方法をより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

5.渋谷区のマンションを売却する流れ

マンションを売るときは、事前に相場を確認しましょう。自分で相場を確認することで、不動産会社に査定を依頼した際に、査定価格が適正かどうかを判断しやすくなります。
相場は「HOME4Uマンションプライス」を使って調べるのがおすすめです。

相場を確認したうえで本格的に売却を決意したら、複数の不動産会社に対して査定を依頼しましょう。

査定価格を比較し、売却を依頼する不動産会社が決まったら、マンションの売買に関する媒介契約を結びます。
媒介契約後はマンションの売却活動を行いますが、実際の売却活動は基本的に不動産会社が担当します。

買主が見つかり次第、売主と不動産会社の担当者を交えて売買契約を締結します。契約書に署名捺印をし、金銭の授受に関する手続きを行います。

所有権移転登記などの手続きと決済が完了したら、売主から買主へとマンションを引き渡すという流れです。

また、マンション売却には費用がかかります。こちらの費用については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご確認ください。

渋谷区のマンションをより高く売るコツ

渋谷区は都心部へのアクセスが良いうえに、街のブランド力も高いため、マンションの売却価格が高額になります。
1億円を超えることもあるため、事前に相場を把握したうえでマンションの売却を検討しましょう。

渋谷区のマンションを少しでも高く売りたい方は、渋谷区に詳しく、かつ信頼できる不動産会社を選ぶことが大切です。

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