
中央区は住環境として快適なエリアです。マンション価格は都内でも高い水準にあり、近年では、再開発で街の魅力が向上していることなどから、上昇傾向が続いています。
そのため、今後もますますマンション売却の需要が高まっていくことが考えられます。
中央区全体で見たマンション価格は、3年前と比べておおよそ82万円アップしています。
Contents
1.中央区のマンション売却価格は?
東京都中央区におけるマンション価格の相場は、今のところ上昇傾向にあります。
ただし、個々の売却価格は間取りが広いほど高く、築年数が古いほど低くなるのが一般的です。
以下は、中央区におけるマンション売買価格(平米単価)の推移です。
出典:“【2025年1月更新】東京都中央区のマンション売却・相場価格・一括査定 【HOME4Uマンションプライス】”(参照2025-03-02)
1平米当たりの売買価格は、2025年(令和7年)1月の時点で201.06万円まで上昇しました。年ごとの平均値で比較すると、2025年(令和7年)の売買価格は3年前よりも82万円(68.8%)、1年前よりも44万円(28%)高くなっています。
都内マンションの需要は今後も高い状態が続くため、中央区のこうした上昇傾向もしばらく続くと予想されます。
1-1.間取り別のマンション売却相場
中央区におけるマンション売却の相場を、間取り別で見てみましょう。
間取り | 販売価格:中央値 | 物件数 |
---|---|---|
1R・1K | 2,400万円 | 1,114 |
1LDK | 4,600万円 | 676 |
2LDK | 6,800万円 | 814 |
3LDK | 8,100万円 | 459 |
4LDK | 8,850万円 | 14 |
出典:“【2025年1月更新】東京都中央区のマンション売却・相場価格・一括査定 【HOME4Uマンションプライス】”(参照2025-03-02)
中央区では、1R・1Kのマンションが最も多く売却されていることがわかります。
全体の約3割にあたる1,114件の取引があり、販売価格の中央値は2,400万円です。
中央区はオフィスビルが集中していることに加え、公共交通網も発達しており、通勤する単身者から人気のエリアです。
そのため、単身者向けの1R・1Kのマンションの物件数が多くなっていると考えられます。
2LDKの814件(6,800万円)や3LDKについては459件(8,100万円)にとどまり、単身者向けの1R・1Kや1LDKほど活発には取引されていません。
とはいえ、マンションの需要は一般的にはファミリー向けがメインです。
こうした傾向をふまえれば、3LDKや2LDKのマンションにも一定の需要があると言えます。
1-2.築年数別のマンション売却相場
一般的な傾向として、マンションの価格は時間の経過にともなって下がります。
ここでは、中央区におけるマンション売却相場が、築年数によってどのように変化するかを見てみましょう。
築年数 | 平米単価 | 物件数 |
---|---|---|
1~5年 | 152万円 | 99 |
6~10年 | 132万円 | 694 |
11~15年 | 117万円 | 518 |
16~20年 | 116万円 | 514 |
21~25年 | 116万円 | 981 |
26~30年 | 108万円 | 292 |
31~40年 | 102万円 | 85 |
41~50年 | 75万円 | 258 |
51年~ | 69万円 | 110 |
出典:“【2025年1月更新】東京都中央区のマンション売却・相場価格・一括査定 【HOME4Uマンションプライス】”(参照2025-03-02)
1平米当たりの売買価格で比べると、中央区では築1~5年のマンションが152万円と最も高く売れています。
価格の相場は築年数が古くなるほど下がる傾向があり、中央区の場合も同様に、築51年以上の物件では69万円です。
一方、物件数で見ると、築21~25年のマンションが981件と最も多いことがわかるでしょう。これは全体の約27%にあたる件数であり、売買価格は116万円となっています。
次いで多いのは築6~10年の694件で、売買価格は132万円です。
また、中央区の売却相場からは、築51年以上の物件について110件の取引があったことも読み取れるでしょう。
築年数によって価格が下がるとはいえ、中央区におけるマンション需要の高さがうかがえます。
2.中央区のマンション売却相場を調べるならマンションプライス
マンション売却価格の相場を調べるには、NTTデータグループ会社が運営するマンションの一括査定サービス「HOME4U(ホームフォーユー)マンションプライス」がおすすめです。
調べたいマンションの名前を入力するだけで、全国15万棟以上のデータから相場や過去の売り出し実績などがわかります。
マンションの売却では、「売り時」の判断も重要です。
「HOME4Uマンションプライス」で価格の推移をチェックし、売り出しのタイミングを決める際の参考にしてください。
「HOME4Uマンションプライス」には、エリアからマンションを探す方法もあります。
中央区の相場について詳しく知りたい場合は、「東京都23区」「中央区」の順にエリアを選択しましょう。
これにより、中央区における売買価格の相場や推移、売り出し事例などをまとめて確認可能です。
併せて、エリア内のマンションも一覧できるので、気になるマンション名があればクリックしてみてください。
相場の情報に加えて、具体的な販売データや居住者の口コミなどもチェックできます。
また、1回のフォーム入力で最大6社にまとめて査定を依頼できるため、複数社に個別に査定依頼をするという手間がかかりません。
3.中央区のマンションが高い理由
中央区のマンション価格は、東京都23区のなかでも高めです。
近年では以下のような理由から人気のエリアとなっており、価格が上昇しています。
- 再開発による街の魅力向上
- 快適な住環境
- 需要と供給のバランス
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
3-1.再開発による街の魅力向上
マンションの価格は、街の魅力とも関係しています。
中央区は、八重洲と日本橋の以下5地区で再開発が進められていることから、魅力が高まっているエリアです。
- 八重洲一丁目北地区
- 日本橋室町一丁目地区
- 日本橋一丁目中地区
- 日本橋一丁目東地区
- 日本橋一丁目1・2番地区
具体的には、川沿いの水辺空間の整備が進められています。
地下には日本橋駅・大手町駅・東京駅・京橋駅をつなぐ歩行者ネットワークが実現される予定です。
また「晴海FLAG」は、東京オリンピック選手村跡地を利用した大規模プロジェクトとして非常に高い話題性を持っています。
整備された新しい街区として注目を浴び、多くの人々の関心を集め、周辺地域のマンション価格にもプラスの影響を与えています。
再開発による国際競争力の強化も、街の魅力向上につながるでしょう。
高度金融人材の滞在などをサポートする施設や、ライフサイエンスビジネスの拠点と連携する交流施設などが整備され、より賑わいのあるエリアとなる見込みです。
併せて、防災対応力の強化と環境負荷の低減も進められています。
帰宅困難者の受け入れスペースを増やすほか、エネルギーの効率的な利用などを促進していく予定です。
3-2.快適な住環境
中央区は、商業施設や飲食店、金融機関、医療機関などが充実しているエリアです。
その分、ビジネス街や商業エリアのイメージが強いかもしれません。
しかし、少し歩けば水と緑の豊かな場所や、レトロな建物も残っており、住みやすさの面でも魅力のあるエリアです。
例えば、浜町公園は桜の名所として知られています。隅田川沿いでは、昔ながらの街の雰囲気も楽しめるでしょう。
湾岸エリアに目を向ければ、タワーマンションが次々に建てられています。
運河に囲まれたウォーターフロントのロケーションを楽しめるだけでなく、街として新しく整備されているため住環境としても快適です。
3-3.供給が追い付かない
中央区は都心の一等地に当たるだけでなく、再開発が進み、交通アクセスや生活利便性の高さ、そしてブランド力が評価されるエリアとなっています。
JR総武本線、JR京葉線、東京メトロ、都営地下鉄など計11本の路線が乗り入れ、多くの人々が集まるため、マンションの需要は非常に高い状況です。
しかし、中央区では新たに利用可能な土地が限られているため、マンションの供給が追いつかず、需給バランスが崩れがちです。
また、近年のインバウンド需要や円安の影響により、海外の富裕層が資産価値やブランド力を重視してタワーマンションに投資するケースも増加しています。
こうした市場環境を踏まえ、中央区でマンション売却を検討されている方は、一括査定を活用して複数の不動産会社の査定結果を比較し、最も有利な条件を見極めることが重要です。
4.中央区のマンションを高く売るためのポイント
マンションの売却では、タイミングと戦略が重要です。エリアの相場や動向を把握して「売り時」を見極め、信頼できる不動産会社に売却を依頼しましょう。
中央区では再開発が進みつつあり、住環境の良さや新規マンションの供給が限られている状況などから、売却価格の上昇が続いています。
売却のタイミングとしては、価格が下がり始める前がおすすめです。
また、マンションの売却価格は不動産会社によって異なります。どの不動産会社に依頼するかで、数百万円の差が出るケースも珍しくありません。
中央区の情勢に詳しく、マンションの売買実績が豊富な不動産会社を見つけましょう。
なお、マンションを高く早く売るコツについては、以下の記事もあわせてご覧ください。
5.中央区のマンションを売却する流れ
マンション売却の流れは、「売り出し前」「売り出し中」「売り出し後」の3段階に分けて考えると理解しやすいでしょう。
売り出し前の最初のステップは、相場の把握です。
中央区の情勢や過去の売買事例などをチェックして相場を把握することで、不動産会社に査定依頼をした際に、査定価格が適正かどうかを判断しやすくなります。
そのうえで、どの不動産会社に依頼するかを決めましょう。
信頼できる依頼先を見つけたら、媒介契約(不動産会社の仲介で買主を探すための契約)を結んで、売却活動を開始します。
売り出し中は、不動産会社が中心となって売却活動を進めてくれるでしょう。売主としては、内覧に備えて室内をきれいにしておくなどの対応が必要です。
購入希望者が見つかったら、売り出し後のステップに移ります。
買主と売買契約を結んで手付金を受け取り、引き渡しまでのスケジュールや必要書類などを確認しましょう。
引き渡しの際には、マンションの所有権を買主に移転するための登記手続きが必要です。通常は司法書士が代行してくれるので、手続き方法などで困ることはありません。
最後に、不動産会社に仲介手数料を支払えば、マンションの売却は完了です。
なお、譲渡所得(マンション売却による利益)があった場合は、確定申告の義務が生じます。申告できる期間が決まっているので、早めに確認して対応しましょう。
また、マンション売却には別途費用もかかります。こちらについては、以下の記事で詳しく解説していますのであわせてご確認ください。
中央区のマンションをより高く売るコツ
中央区は、再開発により街の魅力が向上しつつあり、住環境としても快適なエリアです。
マンション需要は増加しており、売買価格の相場は上昇傾向が続いています。
こうした状況を受け、資産の有効活用や将来的な利益確保を目的に、マンション売却を検討するケースが増えてきています。
マンション売却では、不動産会社の仲介で買主を見つけてもらうのが一般的です。
大切なマンションを少しでも高く売るには、信頼できる不動産会社を見つける必要があります。
そのためには、NTTデータグループ会社が運営する「不動産売却 HOME4U(ホームフォーユー)」をご活用ください。
全国から厳選された2,500社のなかから最大6社に一括で査定を依頼することで、信頼できる不動産会社を効率的に選べます。
セキュリティの面でも優れており、個人情報はしっかりと保護されるので安心してご利用いただけます。