一軒家の建築費はいくら必要?予算目安と費用の内訳について詳細解説!

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一軒家の建築費はいくら必要?予算目安と費用の内訳について詳細解説!

子供のための個室がそろそろ必要だったり、老後の生活スタイルの変化を考えたりして、一軒家のマイホームを検討している方もいることでしょう。マイホームの新築を検討しだしたら、一軒家を建てるにはどのくらいの費用がかかるのか目安を知りたいという方は多いと思います。

家を建てる費用の内訳は、大きく「土地購入費用」「建築費用」の2つに分けられます。
この記事では一軒家の「建築費用」を知りたい方に向けて、以下のポイントを解説します。

この記事を読んだらわかること
  • 建築費用の目安や内訳
  • 予算ごとに建てられる一軒家のイメージ
  • 建築費用を抑えるコツ

マイホームのプランニング、建築、完成までがスムーズに運ぶよう、まずは一軒家を建てるときの費用感をしっかりとつかみましょう。理想の家づくりのために、ぜひ最後までご覧ください。

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1.みんなが建てる家の予算は?

はじめに、多くの人が建てている家の費用目安について、2019年に住宅金融支援機構が行った調査を基にお伝えします。
この調査によると、注文住宅を建てた人の全国平均費用は3,454万円。エリア別に見ると、以下のとおり報告しています。

【エリア別】注文住宅の「資金」ランキング
1位 首都圏 3,772万円
2位 近畿圏 3,555万円
3位 東海圏 3,522万円
4位 その他地域 3,276万円

また、住宅面積は、全国平均で125.8平米(約38坪)となっています。

【エリア別】注文住宅の「面積」ランキング
1位 東海圏 127.8平米
2位 その他地域 125.6平米
3位 近畿圏 125.3平米
4位 首都圏 125.2平米

表のエリア別ランキングを見てみると、費用は首都圏の人が一番多くかけており、住宅面積は東海圏の人がより広く設計していることがわかります。
このように、家を建てる際の費用や住宅面積は地域によって目安が異なります。また、建物のグレードやプランなどによっても大きく変動するので、平均値はあくまで参考として捉えるとよいです。

【参考】住宅金融支援機構「PDF2019年度 フラット35利用者調査
5 所要資金(融資区分別・全国)/5-1 所要資金(注文住宅・土地付注文住宅)/9 住宅面積(融資区分別・全国)/9-1 住宅面積(注文住宅・土地付注文住宅)

2.家を建てる費用の内訳

冒頭でもお伝えしたとおり、家を建てるには「土地購入費用」「建築費用」がかかります。
公益財団法人全国宅地建物取引業協会が行った2017年の調査によると、一戸建てを建てるために購入した土地費用の全国平均は、約1,600万円。そのうち建築費用の全国平均は、2,000万円です。
つまり、注文住宅を建てる際、土地も一緒に購入した人の総額は約3,600万円が平均で、内訳は「土地購入費用」が全体の4割、「建築費用」が6割で検討されることが多いということがわかります。

総額費用の内訳例 (土地購入込みの注文住宅3,600万円の場合)

【参考】公益財団法人全国宅地建物取引業協会「PDF土地・住宅に関する消費者アンケート調査ウェブアンケート調査結果
5.住宅取得金額【戸建】<土地> /5.住宅取得金額【戸建】<建物>

ただし、エリアによって平均値は変動するので、その分費用の内訳も変わってきます。
また、ハウスメーカーが紹介してくれる土地付注文住宅であれば、グンと土地費用を抑えることも可能です。
実際に詳しく費用をシミュレーションしてみたい方や、土地付注文住宅を紹介してくれるハウスメーカーが知りたい方は、「HOME4U 家づくりのとびら」でプロのアドバイザーに相談してみるとよいでしょう。

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次からは、家を建てる費用の6割ほどを占める「建築費用」について、さらに詳しく見ていきましょう。

2-1.建築費用3種類と内訳

一般的な建築費用は「本体工事費用」「付帯工事費用」「諸費用」の3つに分けられ、家が完成したあとには「そのほか税金」がかかります。
割合は、「本体工事費用」が7割、「付帯工事費用」が2割、「諸費用」が1割を占めるといわれており、建築費用が2,160万円の場合、以下のような内訳になります。

建築費用の内訳例(2,160万円の場合)

それぞれの費用の概要と、費用項目について解説していきます。

2-1-1.本体工事費用

建築費用のおよそ7割を占める「本体工事費用」とは、住宅の建物部分の建物費です。
一般的に坪単価をあらわすときには、本体工事費用を計算に用いることが多いです。費用項目は、次のとおりです。

工事の項目 項目の内容
仮設工事 外回りの足場、メッシュシート張り、竣工クリーニング、発生材処分費
養生費、仮設電気・水道工事、仮設水道光熱費、仮設トイレ、工事看板設置費など
土・基礎工事 基礎工事、土間工事、残土処分など
木工事 構造材等の木材料、大工施工費など
屋根・板金・外壁工事 屋根施工費、外壁張り施工費など
左官・タイル工事 基礎・土間モルタル施工費、左官壁施工費、タイル張り施工費など
塗装工事 内外の塗装施工費
内装工事 クロス張り、Pタイル床張り、畳施工費など
内外建具・家具工事 玄関ドア・サッシ材、建具材、家具造作施工費など
住宅設備機器工事 キッチン・ユニットバス・洗面台・トイレ・火災警報器施工費など
防水工事 内外シーリング施工費など
電気工事 電線引き込み配線、コンセント、照明器具施工費、ネット・インターホン施工費
電力申請手数料など
給排水衛生工事 給排水配管施工費、外部足洗場施工費、メーターボックス設置費など
ボイラー等熱源工事 給湯・暖房等ボイラー施工費など

住宅の構造やグレードにもよりますが、各項目のうち、木工事が最も多くなり全体の約30%を占めています。次いで、住宅設備機器が約15%、屋根・外装工事が約10%です。
上記は、主な項目を記載していますが、ハウスメーカーによって項目の分類や内容が異なる場合もあり、項目の割合も、住宅の形やグレードなどによって大きく異なることがあります。あくまで参考にとどめておきましょう。

2-1-2.付帯工事費用

建築費用のおよそ2割を占める「付帯工事費用」とは、建物本体以外にかかる工事費用で、「別途工事費用」ともいいます。
主な項目は、次のとおりです。

工事の項目 項目の内容
地盤改良工事 地盤調査の結果、改良が必要な場合に行う
既存建築物解体工事 建て替えなどで解体工事が必要な場合
水道・ガス引き込み工事 敷地内への配管工事
照明器具工事 照明器具費など
カーテン工事 カーテン、ブラインド施工費
冷暖房工事 エアコン、暖房工事
外構工事 塀、カーポート、駐車スペース、アプローチ施工費など
造園工事 植栽施工費

前の家の解体や地盤改良工事、水道引き込み工事などは敷地の条件によって、不要となる場合もあります。

2-1-3.諸費用

建築費用のおよそ1割を占める「諸費用」とは、事務的な部分にかかる費用です。
主な諸費用の項目は、次のとおりです。

項目 項目の内容
建築確認申請手数料 設計図面等を添えて役所に申請するときの手数料
登記費用 建物完成後の所有権保存、住宅ローンのための抵当権設定等の申請手数料
火災保険料 建物の火災保険料(長期加入することも)
金融機関融資手数料 融資時の手数料、つなぎ融資手数料など
印紙代 契約書作成など
仮住まい費用 建て替え時の仮住まい家賃
引っ越し費用 新居への引っ越し費用など
家電・家具購入費 新居の家電品・家具調度品購入費

諸費用は支払うタイミングがそれぞれ異なります。例えば、建て替え時の仮住まい費用は、前の家の解体前に必要となるため、自己資金で支払えるゆとりを持っておくことが大切です。

諸費用の内容や支払いのタイミングについては、以下の記事も参考にしてみてください。

【保存版】注文住宅の流れと期間・コツを知って、理想の家をゲット!
家づくりに必要な諸費用の内訳|費用を抑えるポイント
一軒家購入の諸費用は?内訳と金額の相場を知っておこう

2-2.家を建てたあとにかかる税金の種類

ここまでにご紹介した費用とは別に、家が完成したあとで必要になるのが下記2つの税金です。

税金 内容
不動産取得税 土地を購入したあとに課されるもの。 課税通知が届くのは数か月後になることもある。
固定資産税 毎年1月1日時点で所有している土地、建物などの不動産に対して課される。

ちなみに、固定資産税は一定の条件を満たした新築住宅(令和4年3月31日までの新築、今後継続は未定)であれば軽減措置があり、3年間は固定資産税が1/2になります。

【参考】国土交通省「認定長期優良住宅に関する特例措置

より詳しい費用感をつかみたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

家づくりの資金計画を立てる|予算の立て方と費用の内訳【初級編】

以上が、一軒家を建てるのに必要な費用です。
注文住宅を建てる際には建築費用だけでなく、家を建てたあとにもお金がかかり、土地がない人は、土地購入費用も視野に入れて資金計画を立てる必要があります。
大事なのは、建築費用だけでなく、そのほかにかかる費用にも目を向けること。
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3.注文住宅の費用を抑える9つのコツ

ここでは、建築費をできるだけ抑えるにはどのような点に気を付けるべきか、9つのコツをご紹介していきます。

家づくり全体の予算を想定して計画を進めていても、建築費が予算を超えてしまうこともあります。
前提として、計画を立てる際には、家づくりの要望に優先順位をつけて整理しておくことが大切です。例えば、以下のように要望を分類するとよいです。

  • 本当に必要なもの
  • 余裕があれば取り入れたいもの
  • どちらでもよいもの

このように優先順位をつけておくだけで、予算オーバーの際に取り入れるべきかどうか判断しやすくなります。
また、優先順位をつけるときは、誰か1人の意見に偏らないよう、できるだけ家族全員で相談することがおすすめです。

それでは、建築費用を抑える9つのコツをご紹介していきます。

3-1.本当に必要な部屋に絞る

建築費の削減には坪数を抑えることが効果的なので、本当に必要な部屋だけに限定して考えるとよいです。
将来を見据えても使う用途がなさそうなのに、「とりあえず和室や客間を確保しておく」といった考えは避けたほうがいいかもしれません。
いつ利用するかわからない部屋をなんとなく加えるよりも、日常的に使う部分に予算を割いたほうが住んでからの満足感も高くなりそうです。

3-2.外観をシンプルにする

住宅の外観をできるだけシンプルな形にすると、壁面積、屋根面積の削減につながり、材料費や施工費を減らすことができます。
例えば、1・2階とも同じ坪数で箱型の建物であれば、外壁はよりシンプルな形になります。また、シンプルな外観や造りになっているとメンテナンスや清掃も手がかからないため、長い目で見たときの維持費を削減することも可能です。

逆に、1階にも2階にも凹凸があるといった複雑な形の建物は、壁の面積が増えて施工も複雑化するため、材料費や施工費の割り増しが発生することがあります。

3-3.間仕切り壁を減らす

部屋と部屋の間仕切りを可能な限り少なくすることで、壁の仕上げ面積が減り、建築費の削減につながります。
もちろん、耐久性を保つために必要となる耐力壁などは削減できませんが、可能であればリビング・ダイニング・キッチンは壁で仕切らずオープンにしたり、2人分の子供部屋を当初はひとつながりで広く使ったりすることで、壁や建具を減らすことができます。壁面積が減ると、壁の下地となる木材、木工事が減り、クロス壁の施工費も抑えられます。

3-4.設備のグレードを見直す

システムキッチンやユニットバス、洗面台などの住宅設備のグレードも見直してみましょう。
住宅設備はグレードによって価格に幅があり、「少しだけオプションを追加しよう」と思っても、積み上げればかなりの金額になることがあります。全体の予算のバランスを考慮しながら、設備だけが極端にハイグレードにならないよう気を付けてください。

3-5.無駄な廊下をなくす

間取りの配置にこだわりすぎると、部屋と部屋の間に無駄な廊下ができてしまうことがあります。
坪数を削減し、建築費用を抑えるには、間取りを柔軟に考えることや、廊下が発生しにくいリビング階段を取り入れることも方法のひとつです。

3-6.無駄な扉をなくす

扉を減らすことも建築費の削減につながります。
ドアひとつくらいならあまり変わらないと考えるかもしれませんが、扉をつくるには、扉の枠や本体、取っ手、金物などが必要になります。ウォークインクローゼットの入り口はカーテンやロールスクリーンで代用する、子供部屋のクローゼットをカーテンにする、キッチンとパントリーには扉を付けないなど、必要のない扉はなくす工夫もおすすめです。

ただし、扉を減らすことで、冷暖房費が多くかかることも考えられます。扉がないことでほかの面がマイナスにならないか考慮する必要はあります。

3-7.収納はデッドスペースを活用する

機能的で整理整頓ができる住まいには、ある程度の収納力が必要ですが、やみくもに収納量を増やすと坪数はどんどん大きくなってしまいます。
押し入れのようにまとまった大きさがある収納は、実は寝具などを収納する以外にそれほど必要性がないものです。A4サイズの雑誌が入る程度の奥行きであれば、奥のほうにデッドスペースが発生しにくく、使い勝手がよくなりますよ。また、間取りを考えるうえで自然にできるデッドスペースや、ちょっとした隙間などを利用して収納を配置すれば、無駄な空間を活用することも可能です。

3-8.外構工事の仕様を見直す

建築費以外でも、コストダウンできる部分があります。
例えば、外構工事は塀、土間コンクリートなどにどれくらい手を掛けるかによって、大きく費用が上下するものなので、外構を最小限に抑えることも全体の費用を抑えるコツのひとつです。
植栽を含め、はじめに最低限必要な部分を施工して、将来的に加えていくという方法もあります。長期間で計画を立てることも、初期費用を抑えるポイントです。

3-9.複数のハウスメーカーの費用を比較する

建築費を抑えようとするあまり、必要な仕様まで省略してしまい、理想の住まいとは程遠い家になってしまうと、せっかくのマイホームが台無しになってしまいます。
このようなことにならないよう、希望条件を満たすハウスメーカーは複数選出し、建築商品や費用を比較することで、適切な建築費を把握することが大切です。

以上が注文住宅の費用を抑えるコツです。
費用の抑え方についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

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4.【予算別】建てられる家の仕様をチェック!

家づくりの予算は、どのような住宅を建てたいかによって大きく異なるので、事前に自分の検討している予算ではどのような家が建てられるのか、確認しておくことも重要です。
ここからは、いくらくらいでどのような家が建つのか、予算ごとの仕様目安や、理想に近づくための工夫をご紹介します。
なお、予算金額に土地代は含みません。

4-1.予算1,000万円台の仕様と工夫

建築費用の予算が1,000万円台の場合、必要なものを大きく取捨選択する必要があります。
しかし、子供がまだ小さかったり、比較的若い世帯であったりする家族は、住宅ローンが年収によって限られ、頭金にもゆとりがない可能性があり、予算を1,000万円台に設定することもあるでしょう。建築費用の予算が1,000万円台の場合は、以下のような工夫を検討しましょう。

No 該当箇所 仕様・工夫(例)
1 建物の形状 シンプルで凹凸が極力少ない外観にする
2 内装 室内の間仕切りは極力少なく、オープンにするなど壁面積を減らす
3 設備や素材 低コストのグレードにする
4 外構や植栽 はじめから完全な形を目指すのではなく、必要な部分を優先的に行い、数年単位で段階的に計画する
5 坪数 全国平均の坪数が約38坪であるのに対し、20坪後半から30坪前半あたりで検討するなど、坪数を抑える

上記のほかにも、ハウスメーカーによっては、モデルハウスとして使っていた戸建て住居を安く払い下げしてくれたり、新築キャンペーンの抽選で標準価格より安い価格で建築できるプランを用意してくれたりする場合があり、費用を抑えるのであればねらい目です。
ただし、これらは数や期間に限りがあるので、気になるハウスメーカーがあれば、あらかじめ一括で資料を取り寄せたり、メルマガ購読をしたりして、情報を逃さないよう気を付けましょう。なお、このような住宅商品は間取りや設備などが自由に設定できないこともあるので、気になる商品があったらハウスメーカーに詳細を聞くようにしましょう。

また、ローコスト住宅を検討する際には、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください。

ローコスト住宅が安い理由は?デメリット対策、コストを抑えるコツとは【注文住宅】
ローコスト住宅メーカーの選び方は?評判の良い会社を選ぶポイント

4-2.予算2,000万円台の仕様と工夫

建築費用の予算が2,000万円台であれば、1,000万円台よりも坪数やグレードに少しゆとりが生まれます。とはいえ、なんでもできるほど自由な選択肢があるということではありません。建築費用の予算が2,000万円台の場合は、どこに予算をかけるか、メリハリをつけることが重要です。

建物の形状を複雑な形にすると費用がかかるので、予算内でできる外観イメージを選択することになります。また、間仕切り壁や建具を少なくして、その分の予算を住宅設備のグレードアップや、書斎、家事室の設置などにまわすなど、希望を取り入れるにはある程度の工夫が大切です。

No 該当箇所 仕様・工夫(例)
1 建物の形状 シンプルで凹凸が極力少ない外観にする
2 内装 室内の間仕切りは極力少なくする
3 設備や素材 こだわりたいところとそうでもないところで、取捨選択する
4 外構や植栽 はじめから完全な形を目指すのではなく、必要な部分を優先的に行い、数年単位で段階的に計画する
5 坪数 建物や外構にこだわりたい場合は坪数を抑え、逆に広さを優先する場合は建物や外交のグレードを抑える

予算を抑えつつデザイン性に凝りたいのであれば、例えば、外壁全てにレンガタイルを貼ってしまうと予算が高くなりがちなので、通行人の目につく部分にのみおしゃれなタイルを貼るといった工夫が有効です。
このように、工夫次第では予算を削りながらデザイン性の満足度を上げることは可能なので、ハウスメーカーの担当者にも相談してみるとよいです。

4-3.予算3,000万円台の仕様と工夫

冒頭でもお伝えしたとおり、注文住宅を建てた人の全国平均費用は3,454万円。
建築費用の予算が3,000万円台であれば、家族内の要望をある程度取り入れたり、坪数にゆとりを持たせたりすることが可能です。

住宅設備や内外装に使う素材をグレードアップするなど、予算1,000万~2,000万円台よりも選択肢が広がり、リビング・ダイニングや各個室の大きさ、壁紙や天井の造作にも手がかけられそうです。住宅性能のグレードアップも検討できるでしょう。また、同居する家族の数にもよりますが、コストバランスを考慮しながら二世帯住宅を検討することもできます。

No 該当箇所 仕様・工夫(例)
1 建物の形状 凹凸があるデザインも可能
2 内装 以下のような内装が可能になる

  • 壁にニッチをつくる
  • 天井に勾配をつける
  • 玄関にウォークスルークローゼットをつくる
  • 1階と2階の両方にシャワールームやミニキッチンをつくる など
3 設備や素材 グレードの選択肢が広がり、アレルギー対応の壁紙や壁土なども可能
4 外構や植栽 家の建築とほぼ同時に、完成形を目指して計画が進められる
5 坪数 エリアやグレードによっては、全国平均坪数より広く設計することが可能

建築費用の予算が3,000万円台であれば、全館空調といったハイグレードシステムを検討することも可能です。設置には100万円以上かかり、そのあともメンテナンスコストや15年程度での取り換え費用がかかりますが、ヒートショックを防ぐことができるので、高齢者がいる家庭ではメリットが大きいといえます。

【参考】住宅金融支援機構「PDF2019年度 フラット35利用者調査
5 所要資金(融資区分別・全国)

4-4.予算4,000万円台の仕様と工夫

建築費用の予算が4,000万円台の場合、希望の外観イメージに近づけたり、設備グレードの選択肢が広がったりと、かなり自由に設計しやすいです。

個性的なデザインを取り入れ、内外装にレンガやタイル、石材などの素材を使うことも可能になります。内装仕上げでは、しっくいなどの塗り壁を選択することもできるでしょう。また、玄関含め住空間を完全に別々にする完全分離型を計画することも可能です。
二世帯住宅を検討している方は、以下の記事も参考にしてみてください。

二世帯住宅で失敗しないコツとは?間取りと費用を徹底解説!

また、建築費用の予算が4,000万円台になると、外構や植栽などの付帯工事にもゆとりが生まれます。塀や駐車スペースへの予算配分もしやすくなるでしょう。

No 該当箇所 仕様・工夫(例)
1 建物の形状 デザイナーズハウスのような凝った外観も可能
2 内装 以下のような内装が可能になる

  • 輸入物や伝統工芸品が使える
  • ドアに一枚ものの木材を使える可能性がある
  • 床材に天然木の総ひのきが選べる可能性がある
3 設備や素材 質の高いものや輸入物などが選べる
4 外構や植栽 デザイン性の高い庭が可能
5 坪数 十分な広さが確保でき、二世帯住宅も可能

上記以外にも、屋根瓦に輸入品を使う、浴室にジェットバスを設置するなど、こだわりを随所に出すことができそうです。

予算が多くなるほど夢は膨らみますが、資金計画は慎重に考えましょう。例えば、奇抜なデザインは飽きがくるのも早いため、できるだけオーソドックスを基本としたデザインがおすすめです。
デザインに迷ったら、ハウスメーカーの担当者に相談してみてもよいでしょう。多くのハウスメーカーでは、これまでの実績やノウハウから、素人では思いもよらないアイディアを出してくれることがあります。まずは多くのメーカーから資料を取り寄せてみましょう。

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まとめ

一軒家を建てるのに必要な費用について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
一軒家を建てるには、まず大きく分けて「土地購入費用」「建築費用」といった2つの費用がかかります。「建築費用」はさらに「本体工事費用」「付帯工事費用」「諸費用」に分けられ、家を建てたあとには「そのほか税金」がかかります。
一軒家を検討する際には、単に住宅の建築費だけでなく、そのほかにかかる費用にも注意して資金計画を立てましょう。

また、自分が想定している予算の場合、どのような家が建つのか仕様の目安を把握しておくと、スムーズなプランニングがかないます。予算がオーバーしてしまいそうなときは、今回ご紹介した費用を抑えるコツや、無料相談サービス「HOME4U 家づくりのとびら」を利用し、こだわりのマイホームを実現させてくださいね。

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