一軒家の建築費はいくら必要?予算目安と費用を削減するコツをご紹介

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子供のための個室がそろそろ必要だったり、老後の生活スタイルの変化を考えたりして、これから一軒家のマイホームを検討している方もいるのではないでしょうか。しかし、一軒家を建てるにはどのくらいの建築費がかかるのか目安がわからず、なかなか計画を進められない人もいるかもしれませんね。

この記事では一軒家の建築費について知りたい方に向けて、

  • 一軒家の建築費の目安や費用の内訳
  • どのくらいの予算でどのような一軒家を建てることができるのか
  • 建築費用を抑えるコツ

などについて詳しく解説します。一軒家を建てるときの費用感をしっかりとつかみ、土地探しから建築、完成までスムーズに運べるよう理想の家づくりにお役立てください。

1.予算ごとに建てられる家の仕様は?

家づくりの予算は施主がどのような建物を建てたいかによって違います。ご自分が検討している予算ではどのような家が建てられるのか、とても気になるポイントではないでしょうか。ここからは、いくらでどんな家が建つのか、おおよその目安をご紹介していきます。なお、予算金額に土地代は含みません。

1-1.みんなが建てている家は?

はじめに、多くの人が建てている家の目安について、2018年のフラット35が行った調査を基にご紹介します。この調査によると、注文住宅で建てた方の全国平均費用は3,395万円で、住宅面積は全国平均で126.8平米(約38坪)となっています。費用や住宅面積には地域によって違いがあり、また全国平均費用については建物のグレードなどによっても大きく違いますので、あくまで参考値としてとらえてください。

1-2.予算1,000万円台の工夫

住宅建築の予算が1,000万円台の場合、建てられる上物(建物)はかなり必要なものを取捨選択する必要があります。
家族の数にもよりますが、お子さまがまだ小さな比較的若い世帯であれば年収も十分ではなく住宅ローンも限られ頭金にもゆとりがない可能性がありますので、予算1,000万円台となるケースもあるでしょう。この場合、以下のような工夫が求められます。

  1. 建物の形状
  2. シンプルで凹凸が極力少ない外観にする

  3. 内装など
  4. 室内の間仕切りはできるだけ少なくオープンにするなど、壁面積を減らす

  5. 素材のグレード
  6. 住宅設備や内装、外装に使う素材のグレードも、低コストとする

  7. 外構など
  8. 外構や植栽などの付帯工事ははじめから完全な形ではなく、必要な部分を優先的に行い、数年単位で段階的に計画する

  9. 坪数
  10. 全体的に坪数を抑えることも検討。全国平均の坪数は約38坪でしたが、20坪後半から30坪前半あたりで検討する、など

  11. その他
  12. モデルハウスとして使っていた戸建て住居を安く払い下げしてくれるメーカーもあります。また、新築キャンペーンなどで抽選で数名の方に、標準価格よりかなり安い価格で建築できるプランを用意してくれる場合もあります。これらは数や期間が限定されますので、気になるメーカーや建設会社、設計事務所があれば、あらかじめ一括で資料を取り寄せたり、メルマガ購読したりしておきましょう。なお、限定提供なので間取りなどが自由にできないこともありますが、自由設計プラン付きの場合もあります。

1-3.予算2,000万円台の工夫

>予算が2,000万円台であれば、1,000万円台よりも坪数やグレードに少しゆとりが生まれます。とはいえ、なんでもできるほど自由な選択肢があるということではありません。

建物の形状では、やはりあまり複雑な形は費用がかかりますので、予算内でできる外観イメージを選択することになります。また、間仕切り壁や建具を少なくして、その分の予算を住宅設備のグレードアップや、書斎、家事室の設置などに回すなど、ある程度の希望を取り入れられる工夫が大切です。
2,000万円台では、どの部分に予算をかけてどの部分の無駄を省くか、費用のバランスをしっかりと見極められると理想的です。

  1. 建物の形状
  2. シンプルで凹凸が極力少ない外観にする

  3. 内装など
  4. 間仕切りや建具はできるだけ少なくする

  5. 素材のグレード
  6. 住宅設備や内装、外装に使う素材のグレードは予算をかけるところとシンプルに手をかけないところで、取捨選択する。

  7. 外構など
  8. 外構や植栽などの付帯工事ははじめから完全な形ではなく、必要な部分を優先的に行い、数年単位で段階的に計画する

  9. 坪数
  10. 建物のグレードを上げたい、外構に予算を多少かけたい(ウッドデッキを作るなど)場合は、坪数を抑える。逆に建物のグレードを抑えることで広さを優先することもできる。

  11. その他
  12. どこに予算をかけるか、メリハリをつけることが必要。デザイン性は1,000万円台より凝ったことができる。例えば外壁全てにレンガタイルを貼ってしまうと予算が高くなるが、通行人の目につく部分にのみおしゃれなタイルをはるなど、工夫次第で予算を削りながらデザイン性の満足度を上げることは可能。メーカーなどに問い合わせ、資料を取り寄せると、さまざまなアイデアを出してくれる。

1-4.予算3,000万円台

全国で平均的な予算は3,000万円台とされています。家族内の要望をある程度取り入れることができたり、坪数にゆとりを持たせたりすることが可能です。
住宅設備や内外装に使う素材をグレードアップするなど、選択肢がある程度広がり、リビング・ダイニングや各個室の大きさ、壁紙や天井の造作にも手をかけられる可能性が高いです。住宅性能の面でもグレードアップを検討できるでしょう。また、家族の数にもよりますが、コストバランスを考慮しながら二世帯住宅を検討することもできます。

  1. 建物の形状
  2. デザイン優先で凹凸あるつくりも可能(ただし、清掃やメンテナンスがしやすくコストがかからないのはシンプルな形状の建物)

  3. 内装など
  4. 壁にニッチをつくる、天井に勾配をつける、玄関にウォークスルークローゼットを作る、1階と2階両方にシャワールームやミニキッチンを作るなど遊びの要素が可能になる

  5. 素材のグレード
  6. 住宅設備や内装、外装に使う素材のグレードもかなり選べる。アレルギー対応の壁紙や壁土なども可能

  7. 外構など
  8. 外構や植栽などの付帯工事も家の建築とほぼ同時に進められる

  9. 坪数
  10. 全国平均坪数より広めが可能(ただし都内では平均値に関わらない)

  11. その他
  12. 全館空調などのハイグレードシステムを検討できる(設置に100万円以上かかり、メンテナンスと、15年程度での取り換えがかかる。またダクトを家の中に通さなければならないためその分予算が高くなる)。なお全館空調システムを入れる場合、高断熱素材の建築物になるため、その点でも坪単価の建築費は上がるが、ヒートショックを防ぐなどメリットも大きい。

1-5.予算4,000万円台

予算4,000万円台の場合、希望の外観イメージを取り入れたり、設備グレードの選択肢が広がったりなど、かなり自由にできると考えられます。

個性的なデザインを取り入れ、内外装にレンガ、タイル、石材などの素材を使うことも可能になります。内装仕上げでは、しっくいなどの塗り壁を選択することもできるでしょう。また、玄関を別々にする完全二世帯住宅も計画できる可能性が高まります。予算4,000万円台になると、外構や植栽などの付帯工事にもゆとりが生まれます。塀や駐車スペースへの予算配分もしやすくなるでしょう。

  1. 建物の形状
  2. デザイナーズハウスなど美しい外観が可能

  3. 内装など
  4. 輸入物や伝統工芸品を使える、ドアなどの建具も一枚ものの木材を使える可能性がある。床材も天然木の総ひのきなどが選べる可能性がある

  5. 素材のグレード
  6. 質の高いもの、輸入物などを選べる

  7. 外構など
  8. 庭もデザイン性の高いものにできる

  9. 坪数
  10. 広さが確保できる。2世帯住宅も可能

  11. その他
  12. 屋根瓦に輸入品を使う、浴室にジェットバスを設置するなど、こだわりが随所に出せる

予算が多くなるほど夢も膨らみますが、資金計画は慎重に考えましょう。また奇抜なデザインは飽きがくるのも早いため、できるだけオーソドックスでありながら個性の出せるデザインがおすすめです。多くの建築会社やメーカーではこれまで手掛けた建築事例やノウハウを豊富に持っているため、素人では思いもよらないアイデアを出してくれることも期待できます。まずは多くの会社から資料請求してみましょう。

2.家の建築費用の内訳は?

家を建てるには、土地の購入費用や住宅の建築費用ほか、さまざまな費用が必要です。一般的な費用の内訳は大きく「土地購入費用」「本体工事費用」「付帯工事費用」「諸費用」の4つに分けられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

2-1.本体工事費用

本体工事費用は、住宅の建物部分の建物費です。一般的に坪単価をあらわすときには、本体工事費用を計算に用いることが多くなっています。家を建てる費用全体のおおよそ7割が本体工事費用の目安です。内訳の項目は次の通りです。

工事の項目 項目の内容
仮設工事 外回りの足場、メッシュシート張り、竣工クリーニング、発生材処分費
養生費、仮設電気・水道工事、仮設水道光熱費、仮設トイレ、工事看板設置費など
土・基礎工事 基礎工事、土間工事、残土処分など
木工事 構造材等の木材料、大工施工費など
屋根・板金・外壁工事 屋根施工費、外壁張り施工費など
左官・タイル工事 基礎・土間モルタル施工費、左官壁施工費、タイル張り施工費など
塗装工事 内外の塗装施工費
内装工事 クロス張り、Pタイル床張り、畳施工費など
内外建具・家具工事 玄関ドア・サッシ材、建具材、家具造作施工費など
住宅設備機器工事 キッチン・ユニットバス・洗面台・トイレ・火災警報器施工費など
防水工事 内外シーリング施工費など
電気工事 電線引き込み配線、コンセント、照明器具施工費、ネット・インターホン施工費
電力申請手数料など
給排水衛生工事 給排水配管施工費、外部足洗場施工費、メーターボックス設置費など
ボイラー等熱源工事 給湯・暖房等ボイラー施工費など

上記は、主な項目を記載していますが、住宅会社によって項目の分類、項目の内容が異なる場合もあります。住宅の構造やグレードにもよりますが、各項目のうち、木工事が最も多くなり全体の約30%を占めています。次いで、住宅設備機器が約15%、屋根・外装工事が約10%となります。

なお、項目の割合は、住宅の形やグレードなどによって大きく異なることがありますので、あくまで参考にとどめてください。

2-2.付帯工事費用

付帯工事費用は、建物本体以外にかかる費用で、別途工事ともいいます。建物本体工事にかかわるものと、外回りなど建物とは別のものがあります。主な項目は次の通りです。

工事の項目 項目の内容
地盤改良工事 地盤調査の結果、改良が必要な場合に行う
既存建築物解体工事 建て替えなどで解体工事が必要な場合
水道・ガス引き込み工事 敷地内への配管工事
照明器具工事 照明器具費など
カーテン工事 カーテン、ブラインド施工費
冷暖房工事 エアコン、暖房工事
外構工事 塀、カーポート、駐車スペース、アプローチ施工費など
造園工事 植栽施工費

解体や地盤改良工事、水道引き込み工事などは敷地の条件によって、必要になるかどうかも違います。付帯工事費用は、家を建てる費用全体のおよそ2割を占めています。

2-3.諸費用

諸費用は、建物本体工事や付帯工事以外に必要となるもので、事務的な部分の費用です。主な諸費用の項目は、次の通りです。

項目 項目の内容
建築確認申請手数料 設計図面等を添えて役所に申請するときの手数料
登記費用 建物完成後の所有権保存、住宅ローンのための抵当権設定等の申請手数料
火災保険料 建物の火災保険料(長期加入することも)
金融機関融資手数料 融資時の手数料、つなぎ融資手数料など
印紙代 契約書作成など
仮住まい費用 建て替え時の仮住まい家賃
引っ越し費用 新居への引っ越し費用など
家電・家具購入費 新居の家電品・家具調度品購入費

諸費用は、家を建てる費用全体のおよそ1割を占めています。諸費用は支払うタイミングがそれぞれ異なり、仮住まい費用などははじめに必要になるため、自己資金で支払えるゆとりを持つことも大切です。

2-4.その他税金等

ここまでにご紹介した費用とは別に、家が完成した後で必要になるのが下記2つの税金です。

  • 不動産取得税
  • 固定資産税

不動産取得税は土地を購入した後に課されるもので、課税通知が届くのは数カ月後になることもあります。
固定資産税は土地、建物など所有する不動産に対して、毎年課されます。毎年1月1日の時点で所有している不動産に対してかかります。固定資産税は一定の条件を満たした新築住宅(令和4年3月31日までの新築、今後継続は未定)で軽減措置があり、3年間は固定資産税が1/2になります。

2-5.土地購入費用

家を建てる建築費用とは別に、土地を購入するための費用もあります。この費用は、住宅の建築費とともに家づくり全体の予算に大きく影響し、土地に多くの費用をかけすぎると、建築費用が圧迫されることも考えられます。そのため、家づくり全体の予算とのバランスを考えることが大切です。

土地を購入するときには、土地の売買代金の他に、仲介手数料や登記費用、契約印紙代なども必要です。土地売買契約を不動産会社に依頼する場合、次のような仲介手数料が必要となります。

土地の取引額 仲介手数料(別途消費税が必要)
取引額200万円以下 取引額の5%以内
取引額200万円超400万円以下 取引額の4%以内
取引額400万円超 取引額の3%以内

売買価格が1,200万円の土地取引の場合、計算式は次の通りです。

  1. 200万円×5%=10万円・・・・・・(200万円以下の部分)
  2. 200万円×4%=8万円・・・・・・・(200万円超400万円以下の部分)
  3. 800万円×3%=24万円・・・・・・(400万円超の部分)

A+B+C=42万円×消費税が仲介手数料です。

なお、売買価格が400万円を超えた土地の取引では、「売買価格×3%+6万円×消費税」という速算式も認められています。この場合、1,200万円×3%+6万円=42万円+消費税が仲介手数料です。速算式で計算したときに、金額が変わるケースもあります。

登記費用は、土地の名義を買主に所有権移転するときに必要なものです。土地の代金に住宅ローンを利用するときは、抵当権設定も必要です。登記費用には土地の登録免許税額によって違いがありますが、10万前後が目安になります。

契約印紙代は、土地の売買契約書に必要なもので、課税額は取引額によって変わります。なお、不動産譲渡契約書の印紙税は軽減措置の適用の延長が続いており、2022年(令和4年)3月31日まで軽減措置が適用されます。

仲介手数料や登記費用はある程度まとまった金額になりますので、取引をする前におおよその費用を試算しておくと安心です。

3.土地の購入について

一軒家を建てるには、土地と建物を合わせた費用が家づくり全体の予算となります。自己資金や住宅ローンを利用して、どのくらいの予算なら無理なく進められるのか、しっかりと資金計画を立てましょう。
例えば、家づくり全体の予算の中で土地購入費が極端に高くなると、建物の予算分が圧迫されてしまいます。土地に対する希望はさまざまあると思いますが、家づくり全体のバランスを考慮することが大切です。

なお、価格だけで土地を選ぶことは避けましょう。近隣の治安や交通の便の良さ、生活インフラがそろっているかどうかを確認することはもちろん、近年は災害に強いかどうかも選択する際に重要視すべき事項です。地方自治体が公開しているハザードマップなどをきちんと確認してください。

4.建築費を抑えるコツ

家づくり全体の予算を計画して進めていても、建築費が予算を超えてしまうこともあります。まずは、計画に取り組む前に、家づくりの要望に優先順位をつけて整理しておくと、本当に必要なもの、余裕があれば取り入れたいもの、どちらでもよいものなどに分類でき、取り入れるべきかどうか判断しやすくなります。また、優先順位をつけるときは、誰かの意見に偏らないよう、できるだけ家族全員で相談することがおすすめです。
では、建築費をできるだけ抑えるために、どのような点に気を付けるべきかコツをご紹介していきます。

4-1.本当に必要な部屋に絞る

建築費の削減には坪数を抑えることが効果的ですので、本当に必要な部屋だけに限定して考える必要があります。使う用途がないにもかかわらず、「取りあえず和室や客間を確保しておく」のは避けたほうがいいかもしれません。建築費の削減が必要であれば、いつ利用するかわからない部屋を加えるよりも、日常的に使う部分に予算を割いたほうが有効です。

4-2.家の外観をシンプルにする

住宅の外観をできるだけシンプルな形にすると、壁面積、屋根面積の削減につながり、材料費や施工費を減らすことができます。1・2階とも同じ坪数で箱型の建物であれば、外壁はよりシンプルな形になります。
またシンプルな外観や造りになっているとメンテナンスや清掃も手がかからないため、長い目で見たときの維持費を削ることも可能です。

1階にも2階にも凹凸があるといった複雑な形の建物は、壁の面積が増えて施工も複雑化してしまうため、材料費の無駄や施工費の割り増しが発生することがあります。

4-3.部屋ごとの間仕切り壁を減らす

部屋と部屋の間仕切りを可能な限り少なくすることで、壁の仕上げ面積が減り建築費の削減につながります。もちろん、耐久性を保つために必要となる耐力壁などは削減できませんが、可能であればリビング・ダイニング・キッチンは壁で仕切らずオープンにしたり、2人分の子供部屋を当初はひとつながりで広く使ったりすることで、壁や建具を減らすことができます。壁面積が減ると、壁の下地となる木材、木工事が減ることはもちろん、クロス壁の施工費も抑えることができるなど、あらゆる効果が期待できます。

4-4.住宅設備のグレードを見直す

システムキッチンやユニットバス、洗面台などの住宅設備のグレードも見直しましょう。住宅設備はグレードによって価格に幅があり、「少しだけオプションを追加しよう」と思っても、積み上げればかなりの金額になることもあります。全体の予算のバランスを考慮しながら、設備だけが極端にハイグレードにならないよう気を付けてください。

4-5.無駄な廊下を減らす

間取りの配置にこだわりすぎると、部屋と部屋の間に無駄な廊下ができてしまうことがあります。坪数削減のためには間取りを柔軟に考えることや、廊下が発生しにくいリビング階段を取り入れることも方法のひとつです。

4-6.扉を減らす

扉を減らすことも建築費の削減につながります。ドアひとつくらいならあまり変わらないと考えるかもしれませんが、扉をつくるには、扉の枠や本体、取っ手、金物などが必要です。ウォークインクローゼットの入り口はカーテンやロールスクリーンで代用する、子供部屋のクローゼットをカーテンにする、キッチンとパントリーには扉を付けないなど、扉を減らす工夫もおすすめです。

ただし、扉を減らすことで、冷暖房費が多くかかることも考えられます。削除することでマイナスにならないか考慮する必要はあります。

4-7.収納はデッドスペースを活用する

機能的で整理整頓ができる住まいのためには、ある程度の収納力は必要です。しかし、やみくもに収納量を増やすと坪数はどんどん大きくなってしまいます。押し入れのようにまとまった大きさがある収納は、実は寝具などを収納する以外にそれほど必要性がないものです。機能的で整理整頓ができる住まいのためには、ある程度の収納力は必要です。しかし、やみくもに収納量を増やすと坪数はどんどん大きくなってしまいます。押し入れのようにまとまった大きさがある収納は、実は寝具などを収納する以外にそれほど必要性がないものです。

A4サイズの雑誌などが入る奥行きにすると、奥のデッドスペースも発生しにくく使いやすくなります。間取りを考える上で自然にできるデッドスペースや、ちょっとした隙間などを利用して収納を配置することで、無駄な空間が生まれません。

4-8.外構工事の仕様を見直す

建物の建築費以外でも、コストダウンできる部分があります。例えば外構工事は、塀、土間コンクリートなどにどれくらい手を掛けるかによって、大きく費用が上下するのです。植栽もどのくらいの範囲になるかで費用が変わるでしょう。
全体的な予算を考えたときに、外構を最小限に抑えることも方法のひとつです。外構工事などは、はじめに最低限必要な部分を施工して、将来的に加えていくという方法もあります。長期間で計画を立てることも、初期費用を抑えるポイントです。

まとめ

一軒家を建てるためには本体工事費、付帯工事費、諸費用など単に住宅の建築費だけではない費用も必要になります。自分が想定している家づくりの予算ではどのような家が建つのか目安を知り、土地購入費と合わせて資金計画を立ててみてください。予算をオーバーしてしまいそうな場合に実行できる費用を抑えるコツも参考にして、理想の家づくりができるように進めてください。

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