【新築住宅の間取り事例】吹き抜け・高い天井のメリット&デメリットとおすすめ間取り

吹き抜けや高い天井に憧れている人は多いのではないでしょうか?住宅に吹き抜けがあるだけで、まるでホテルや別荘のような高級感を感じることができますよね。

しかし吹き抜け・高い天井にはデメリットも多いので、設置する際は慎重に検討するようにしましょう。この記事では、吹き抜け・高い天井のメリットやデメリット、間取り例や設置の注意点などについて解説していきます。高い天井に憧れがある人は、ぜひ参考にしてみてください。

吹き抜け・高い天井のメリット
  • 面積が狭くても開放感を味わえる
  • 家全体が自然光で明るくなる
  • 自然換気ができ通気性が良くなる
吹き抜け・高い天井のデメリット
  • 音が響きやすくなる
  • 料理の匂いが2階まで届いてしまう
  • 建築・管理コストが高くなる

吹き抜け・高い天井はこんな場合に活用できる

・限られた面積でも、開放感や高級感を演出したい時
吹き抜けの最大のメリットは、住宅上部が広々とすることで開放感を感じられる点です。都内に住宅を作る場合、広い敷地を確保するのは難しいですよね。しかし吹き抜けを設置すれば、限られた面積のお家でも開放的で高級感のある雰囲気を楽しめます。

1-1.【20坪台】吹き抜けのある間取り例

・自然光を取り込み、日中でも明るい部屋で過ごしたい時
吹き抜けを設置することで、1階2階問わず家全体を自然光で明るくできます。なぜなら、2階の高い位置に設置した窓から差し込む光が、1階に直接届くからです。1階にリビングがあったり、周りが住宅で囲まれていたりする家だと、日中は日光が遮られ暗くなってしまいがち。家で長い時間を過ごす人に、吹き抜けの設置はおすすめですよ。

1-4.【35坪台】吹き抜けのある間取り例

・家族との距離を近くしたい時
吹き抜けは、1階と2階の境界線をなくします。空間が開け、1階と2階がダイレクトにつながるからです。そのため、家のどこにいても家族の存在を感じられるようになります。1階にリビングがある場合は、家族が自然とリビングに集まってきやすい住宅になるでしょう。

1-3.【30坪台】吹き抜けのある間取り例

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1.吹き抜け・高い天井の間取り例5選

吹き抜け・高い天井を設置した間取り例を、建物の延床坪数・タイプ別に5つ紹介していきます。

どんな人に人気の間取りか、費用はいくらかかるかも記載していますので、ぜひ参考にしてください。

1-1.【20坪台】吹き抜けのある間取り例

住宅密集地で「縦のスペース」を広々と使った間取り


こんな人に人気 限られたスペースを広く使いたい人
世帯(想定) 夫婦2人+子供1人
坪数(延べ床面積) 25坪
間取り 2階建て4LDK(+シューズインクローゼット+バルコニー+インナーガレージ)
費用 約2,000万円

都内だと住宅密集地が多く、なかなか広い敷地を確保するのは難しいですよね。上記の間取りもおよそ25坪と限られた面積ですが、吹き抜けを採用することで実際よりも広く感じられるお家になりました。ダイニング部分をあえて低くすることで、相対的に吹き抜けが高く感じられるようになり、充実した開放感を味わえます。

1-2.【35坪台】吹き抜けのある間取り例

コストを抑えつつ吹き抜けを取り入れた間取り


こんな人に人気 コストを抑えつつも吹き抜けを導入したい人
世帯(想定) 夫婦2人+子供2人
坪数(延べ床面積) 36坪
間取り 2階建て4LDK(+ウォークインクローゼット+バルコニー)
費用 約1,900万円

※WIC ウォークインクローゼット

吹き抜けの難点は、通常よりも料金が高くなること。しかし吹き抜けの高さを調整すれば、コストを抑えられます。さらにこの物件の吹き抜けについている窓は、2階のホールから開閉できるため、管理コストもほとんどかかりません。

1-3.【30坪台】吹き抜けのある間取り例

吹き抜けにネットを張り、子供たちの遊び場に!



こんな人に人気 子供たちが、屋内でもアクティブに遊べる場所が欲しい人
世帯(想定) 夫婦2人+子供2人
坪数(延べ床面積) 31坪
間取り 2階建てLDK(+シューズインクローゼット+ロフト+バルコニー)
費用 約2,200万円

2階の吹き抜け部分全面にネットを張り、トランポリンのように遊べる場所が用意されています。まるで公園のアスレチックのような遊び場になっており、子供たちは屋内でもアクティブに遊べるでしょう。またロフトは吹き抜けに隣接しているので、常に日差しが入り明るくなります。

1-4.【35坪台】吹き抜けのある間取り例

玄関を開けた正面に中庭!遊び心のある開けた間取りに


こんな人に人気 屋内で子供と遊びたい親に
世帯(想定) 夫婦2人+子供2人
坪数(延べ床面積) 38坪
間取り 2階建て1LDK(+中庭+インナーバルコニー)
費用 1,800万円

玄関の扉を開けた正面に、ウッドデッキテイストの中庭が設置された物件。中庭部分に加えてLDKの部分も吹き抜けなので、住宅のおよそ半分が開けた形になっており、抜群の開放感を感じられるでしょう。子供たちは、屋内ながらまるで屋外のように遊び回れるはずです。

1-5.【40坪台】吹き抜けのある間取り例

大胆な吹き抜け+カーポートを設置した間取り


こんな人に人気 開放的なリビングダイニングキッチンにしたい人
世帯(想定) 夫婦2人+子供3人
坪数(延べ床面積) 40坪
間取り 2階建て4LDK
費用 約2,000万円

18坪もある広いリビングに、大胆に吹き抜けを設置した物件。吹き抜けによって広々とした空間を作り出すことができます。またリビングイン階段にすることで、階段部分も吹き抜けのような効果が出ています。広く開放的なリビングダイニングにしたい方におすすめの間取りです。

吹き抜けでも断熱と気密性を確保したい方は、以下の記事も参考にしてください。

鉄骨住宅のおすすめハウスメーカー7選!断熱・気密性などを比較するコツとは

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2.吹き抜け・高い天井の費用相場

2-1.吹き抜け・高い天井の費用相場は?

吹き抜けや高い天井の設置費用は、天井の高さや広さにより大きな幅があります。

既存住宅に吹き付けをつける場合

リフォームで既存の家に吹き抜けをつける場合は、100〜500万円を目安にすると良いでしょう。大規模なものでなければ200万円程度に抑えられます。

吹き抜け設置にかかる費用の詳細
防音処理 9万〜30万円
断熱塗装 8万〜30万円
塗装 30万〜50万円
吹き抜け設置工事 150万〜200万円
【例】延床面積30坪の注文住宅に吹き抜けを作る場合
    合計:約230万円

    <内訳>

    • 吹き抜け設置:150万円
    • 防音処理:20万円
    • 断熱塗装:20万円
    • 塗装:40万円

    ※あくまでもシミュレーションです。お住まいの地域の土壌によって変動するのでハウスメーカー・工務店に確認しましょう。。

2-2.吹き抜け・高い天井のある注文住宅の費用シミュミレーション

ここでは、延べ床面積30坪の注文住宅に吹き抜けを設置した場合の、建築費用のシミュレーションをしてみましょう。

【例】延床面積30坪の注文住宅に吹き抜けを作る場合

31坪木造2階建て3LDKの注文住宅の費用シミュレーションです。

建築費用合計:約2,300万円

<内訳>

  • 建築本体工事費:約1,610万円
  • 付帯工事費、別途工事費:約460万円
  • その他諸費用:約230万円

以上、吹き抜け・高い天井のある注文住宅の費用目安をご紹介しましたが、家を建てるに必要な費用の内訳や目安について知りたい方は、下記の記事も併せてご覧ください。

家を建てる費用はいくら必要?建てられる家のイメージは?予算金額の目安を解説!

3.吹き抜け・高い天井をつくる前に!失敗例からわかる注意点

3-1.【設備】温度の管理が難しい

部屋がなかなか暖かくならない……

吹き抜けによりスペースの体積が広がったことで、空調を効かせるのに時間がかかるようになりました。部屋が暖まるまで時間がかかるので、冬場は少し辛いです。また、電気代も以前より高くなりました。

注意点:高品質な空調やホットカーペットを設置する

空間が開けた分、温度管理の手間が大きくなるのは避けられません。一般的なものより高品質な空調を導入したり、ホットカーペットを設置したりすることで対処しましょう。また、シーリングファンを設置するのもおすすめ。シーリングファンは部屋の空気を広げる効果があるので、空調の空気を均質に拡散し、すぐに部屋が暖まります。夏場の冷房にも使えるので、ぜひ導入を検討してみてください。

注文住宅を建てる場合は、床暖房や24時間の空調システムなどをハウスメーカー・工務店に相談するのもおすすめです。

3-2.【計画段階】思ったよりも自然光が入ってこない

明るい家になるって聞いていたけど……

自然光が取り込みやすく、明るい家になるのを魅力に感じ、住宅に吹き抜けを設置しました。しかし期待よりも光は入ってこず……。正直吹き抜けがあってもなくてもそこまで変わらなかったかな、と思っています。

注意点:なるべく広いスペースに吹き抜けを設置する

吹き抜けは、どこに設置しても日光が取り込めるわけではありません。吹き抜けが狭いと、日光が対面の壁に遮られて暗くなってしまうことがあります。そのため、なるべくスペースを広く取れる場所に吹き抜けを設置するのがポイントといえるでしょう。もしそのような場所が見つからないなら、立地自体を見直した方がいいかもしれません。ハウスメーカー・工務店としっかりと相談して、明るくできる場所を選びましょう。

3-3.【計画段階】音が響きやすい

1階の音が丸聞こえ……

2階の部屋にいるときも、リビングの音がよく聞こえます。勉強や作業に集中しているときに話し声が聞こえるのはちょっと気になりますね……

注意点:部屋に応じて防音処理をする

吹き抜けは、完全なプライベート空間を作りたい人にはあまり向いていないかもしれません。というのも、リビングのテレビの音や話し声、料理の音などが筒抜けだからです。対策としては、部屋の目的に応じて防音にするのが良いでしょう。すべての部屋を防音にする必要はありません。たとえば,勉強部屋、書斎など、静かな方が良い部屋にだけ防音処理を施すのがおすすめです。

3-4.【お金】メンテナンスの手間が大きい

窓掃除をするたびにプロの方を呼ばなければいけません……

窓が高い位置にあり、掃除が難しいです。自分ではできないため、掃除のたびにプロの方を呼ばなければならず、出費がバカになりません。梁の上も埃が溜まりやすいので、メンテナンスの手間が大きいです。

注意点:掃除用の通路を設置する

吹き抜け最大のデメリットが、高い位置にある窓や梁の掃除です。毎回プロを呼ぶと出費が大きくなってしまいます。そこでおすすめなのが、掃除の時に使うキャットウォークのような簡易通路を設置すること。インテリアに溶け込むようなデザインにすれば、そこまで邪魔にはならないでしょう。

3-5.【設備】照明の取り替えが大変

照明まで手が届かない……

吹き抜けの天井は高いので、照明の取り替えがとても大変です。電球が切れるたびに憂鬱な気分になります。

注意点:壁に設置するタイプの電球を

壁沿いに直接設置できる電球を使うのがおすすめです。インテリアとしてオシャレでスタイリッシュなものも多いので、ぜひ導入を検討してみてください。またLEDの電球も、長持ちして交換頻度が下がるのでおすすめですよ。

吹き抜け・高い天井のある注文住宅の失敗例を見てきましたが、夢のマイホームを建てるなら「絶対に後悔したくない」ですよね。以下の記事では、新築の注文住宅でよくある失敗例と後悔しないための対策をご紹介しています。併せてご覧ください。

注文住宅新築でよくある失敗とは?後悔しないための注意点

4.吹き抜け・高い天井のある注文住宅のおすすめのハウスメーカー3つ

4-1.セキスイハイム

セキスイハイムの特徴は、その断熱性の高さ。「あったかハイムが待っている」というCMのフレーズでお馴染みの通り、冬でもすぐに部屋が暖まる機密性の高さが魅力です。特に吹き抜けは気温調整が難しいというデメリットがあるので、ぜひセキスイハイムで冬でも暖かいお家をつくってみてください。また特殊技術により圧倒的な耐震性の高さを実現しているのも嬉しいポイントです。

Parfait(パルフェ)

「パルフェ」は、2階建ての鉄骨系住宅の人気モデル。美しく豊かな空間のある「邸宅」を手に入れたい方にはおすすめです。吹き抜けにする場合、建物の強度は重要。鉄骨造のパルフェなら構造がしっかりしているので、吹き抜けの間取りも自在です。大空間を美しく演出してくれるパルフェで理想の住まいづくりをしてみてはいかがでしょうか。

セキスイハイム ホームページ

4-2.アイ工務店

アイ工務店をおすすめする理由は、お家を1mm単位で自由に設計できるからです。細かい設計からスペースを大胆に活用した設計までさまざまな家づくりが可能なので、きっとあなたの理想のお家が出来上がるはず。大手ハウスメーカーより格安で購入できるのも良いポイントです。格安ながらその品質や頑丈性もバッチリなので安心して依頼できます。

アイ工務店 ホームページ

4-3.三菱地所ホーム

数あるハウスメーカー・工務店の中でも、三菱地所ホームはやや高級なメーカーです。坪単価がおよそ80万円程度であるため、三菱地所ホームは予算に余裕のあるご家庭におすすめです。耐震性や換気機能、省エネ性能まで、快適な暮らしを実現できるハイクオリティな家づくりが可能です。

ROBRA(ロブラ)

「ロブラ」は木のぬくもりで豊かな空間を実現する三菱地所の商品です。独自の「Flat Mass Timber構法」によって、木材の持つ潜在能力を最大限に引き出します。木材を使いまるでアートオブジェのような自在なデザインを実現しており、ほかにはない特別な家を求める方におすすめです。吹き抜けを取り入れれば、美術館のようなたたずまいの家が手に入れられますよ。

三菱地所ホーム ホームページ

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まとめ

注文住宅で吹き抜け・高い天井を取り入れた間取りや費用、注意点、おすすめのハウスメーカー・工務店などをご紹介しましたが、理想の住まいづくりを成功させるためには、さまざまなポイントがあります。気になることは、ハウスメーカー・工務店の営業担当者にどんどん質問し、後悔のない住まいづくりをしてくださいね。

この記事のポイント まとめ

吹き抜け・高い天井の間取りが知りたい
吹き抜け・高い天井の費用相場は?

既存の家に吹き抜けをつける場合は、100〜500万円程度です。詳しい内訳や具体的なシミュレーションを「2.吹き抜け・高い天井の建築費用相場」でご紹介しているので、参考にしてください。

吹き抜け・高い天井にした失敗例が知りたい
吹き抜け・高い天井のある注文住宅におすすめのハウスメーカーは?

おすすめの理由は「4.吹き抜け・高い天井のある注文住宅のおすすめのハウスメーカー3つ」でご紹介しています。

この記事を参考に、理想の住まいづくりを成功させてくださいね。

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