店舗兼住宅の間取り実例7つ【業態別、階数別・狭小地】ポイントや注意点も解説

店舗兼住宅の間取り例 ポイント・注意点も解説

店舗兼住宅(店舗付き住宅・店舗併用住宅)とは、同じ建物の中に店舗と住居のスペースがある住宅のことです。

レストランやカフェなどの飲食店、サロン、美容室、クリニック、動物病院、士業、コンサルティング、コンビニなど、さまざまな業態で取り入れられています。

今回は、店舗兼住宅を作る際の間取りについて、以下の内容を解説します。

この記事でわかること
  • 業態別の間取り事例
  • 階数別・狭小地の間取り事例
  • 間取りを考える際のポイント・注意点

店舗兼住宅の間取りを考える前に知っておくべきこともお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。

複数のハウスメーカーから見積もりや間取りプランをもらうのは、時間も労力もかかって、大変!
HOME4U 家づくりのとびら」なら、120社以上のハウスメーカーから最大5社の間取りプラン作成依頼が可能!

1.【業態別】店舗兼住宅の間取り例4つ

自宅で事業を始められる店舗兼住宅は、自宅と別にテナント料を払う必要がなくなり、職場までの通勤時間もないため、自営業を始めたい方の中には検討している方も多いでしょう。

店舗兼住宅を検討することが多い業態には、以下のようなものがあります。

  • サロン・美容室
  • カフェ・飲食店
  • 医院・クリニック
  • 士業、コンサルティング など

まずは、上記の業態別に店舗兼住宅の代表的な間取りをチェックしていきましょう。

1-1.サロン・美容室の店舗兼住宅間取り例

サロン・美容室の店舗兼住宅間取り例 1F
サロン・美容室の店舗兼住宅間取り例 2F
サロン・美容室の店舗兼住宅間取り例 3F

サロンや美容室の店舗を兼用する場合には、1階に美容室、2階・3階に居住スペースを配置するなど、住宅の気配を感じさせず、美容室という非日常感を演出するデザインにすると良いでしょう。

道路側からは住宅があるように見えない外観にし、居住空間は道路側ではない方向に大きく開口した部分を作って開放感のあるデザインにすると、おしゃれな見た目に仕上がりやすいです。

▶【サロン・美容室】など、自分に合う他の間取りを比較する

1-2.カフェ・飲食店の店舗兼住宅間取り例

カフェ・飲食店の店舗兼住宅間取り例 1F
カフェ・飲食店の店舗兼住宅間取り例 2F

カフェやレストランなどの飲食店を兼用した住宅にしたい場合には、テラス席やウッドデッキを取り入れた間取りにすると良いでしょう。

外の空間を活用してテラス席を作ることで席数を増やせるうえ、開放感があってSNS映えするような素敵なスペースがうまれます。
テラス席やウッドデッキを取り入れた間取りにする場合には、設計段階からハウスメーカーにテラス席用の庭を作りたいと相談しておきましょう。

▶【カフェ・飲食店】など、自分に合う他の間取りを比較する

1-3.医院・クリニックの店舗兼住宅間取り例

医院・クリニックの店舗兼住宅間取り例 1F
医院・クリニックの店舗兼住宅間取り例 2f
医院・クリニックの店舗兼住宅間取り例 3F

開業医の方が医院やクリニック、整骨院を兼用する場合には、外壁塗装にシックな色を使い、周囲との区別化を図ることがおすすめです。

出入りしやすい1階部分を医院やクリニックにしたうえで、道を歩く人からも院内が確認しやすい大きな窓を設置すると、安心感がうまれます。

整骨院の場合には、店舗部分を広々とした間取りにすると、全体に目が届きやすくなり、より効率的に施術できるでしょう。

▶【医院・クリニック】など、自分に合う他の間取りを比較する

1-4.士業、コンサルティングの店舗兼住宅間取り例

士業、コンサルティングの店舗兼住宅間取り例 1F
士業、コンサルティングの店舗兼住宅間取り例 2F

士業、コンサルティング業の店舗部分を作る場合には、シンプルデザインで機能的な空間にすると良いでしょう。

サロンや美容院、クリニックなどの広々とした自由な空間の間取りとは異なり、応接スペースや給湯室、事務室、打ち合わせコーナーなど、必要に応じて部屋を分けることで、使い勝手がよくなります。

▶【士業・コンサルティング】など、自分に合う他の間取りを比較する

【無料】かんたん3分で登録

【全国対応】HOME4U「家づくりのとびら」経由で
ご契約の方全員に
Amazonギフト券(5万円分)贈呈中!

2.【階数別・狭小地】店舗兼住宅の間取り例3つ

次は、「平屋建て」や「三階建て住宅」などの建物の階層別、土地の広さ別に、店舗兼住宅の代表的な間取りを見ていきましょう。

2-1.平屋建ての店舗兼住宅間取り例

平屋建ての店舗兼住宅間取り例

店舗兼住宅の間取りでは、1階に店舗、2階以上を住宅のスペースに使うケースが多いですが、平屋建ての建物を店舗兼住宅にすることも可能です。

平屋建ての店舗兼住宅にする場合には、お客様が入りやすいように、道路に面した前面側を店舗スペースとして使うと良いでしょう。

道路側からは見えにくいように、奥に居住スペースを配置すれば、平屋建てであっても店舗スペースと居住スペースとを独立させた間取りにできます。
道路に面した前面からは店舗スペースしか見えないため、すっきりとした見た目にできるでしょう。

▶【平屋の店舗兼住宅】など、自分に合う他の間取りを比較する

2-2.三階建て住宅の店舗兼住宅間取り例

三階建て住宅の店舗兼住宅間取り例 1F
三階建て住宅の店舗兼住宅間取り例 2F
三階建て住宅の店舗兼住宅間取り例 3F
三階建て住宅の店舗兼住宅間取り例 屋上

3階建て住宅を店舗兼住宅にする場合には、1階部分を店舗スペースにするのがおすすめです。

店舗の収入だけでなく、さらに収益を得たい場合には、賃貸住宅のスペースも作り、店舗兼賃貸住宅として使っても良いでしょう。二世帯住宅にすることも可能です。

将来的に貸し出す可能性がある場合には、店舗部分と居住部分をしっかり切り離すようにしてください。

また、1階はスイーツを販売するお店、2階は喫茶フロア、3階部分からを自宅として使うケースもあります。

▶【3階建ての店舗兼住宅】など、自分に合う他の間取りを比較する

2-3.狭小住宅の店舗兼住宅間取り例

狭小住宅の店舗兼住宅間取り例 1F
狭小住宅の店舗兼住宅間取り例 2F
狭小住宅の店舗兼住宅間取り例 3F

都市部などに多い狭小地での新築を検討しているのであれば、2階建てや3階建て、あるいはそれ以上の多層階にして、店舗と住宅のスペースを分けます。
天井の高さを高くすることで、狭小住宅でも広々とした空間を演出できますよ。

ただし、となりの敷地との隙間がないような狭小住宅を建てる際は、外壁や開口部などを施工するために必要な足場を設けるスペースも取りにくいです。
ハウスメーカーや工務店によって対応できる1階ごとの延床面積が異なるケースもあるため、まずはハウスメーカー・工務店の営業担当者に相談してみると良いでしょう。

▶【狭小住宅の店舗兼住宅】など、自分に合う他の間取りを比較する

ここまでの代表例から、
好みのイメージは見つかりましたか?

好みのイメージが見つかったら、次はHOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスをご利用ください!
スマホからあなたにあった間取り図・資金計画・土地のプランが無料で手に入るので、家づくりがスムーズに進みますよ。

見つからなかった場合も、本サービスを使えば、ここでご紹介した代表例以外のイメージもご紹介可能です。

無料プラン作成依頼でこんなプランがもらえます! 間取り図プラン、資金計画プラン、土地探し 完全無料
プラン作成サービスを詳しく見る
お家のいろは コラム
建築基準法:店舗併用住宅と店舗兼住宅の違い

店舗兼住宅と店舗併用住宅は、建築基準法において異なる建築物として定められています。

どちらも店舗と住宅のスペースがある建物だという点では同じですが、大まかには以下の違いがあります。

  • ・店舗兼住宅…内部での行き来が可能
  • ・店舗併用住宅…内部での行き来を問われないが、店舗部分と居住部分が明確に分けられている

建築基準法上では、店舗兼住宅と店舗併用住宅とで、建てられる土地などに違いがあることが大きなポイントです。

そのため、店舗併用住宅が建てられない第一種低層住居専用地域であっても、条件に合う店舗兼住宅であれば店舗や事務所が作れます。

ただし、この場合は店舗・事務所部分を他人に賃貸できないなど注意点もあるため、各条件を整理して間取りを決めましょう。

3.店舗兼住宅の間取りや外観を考える際のポイント

店舗兼住宅の間取りや外観を考える際のポイント店舗兼住宅の間取りや外観を考える際のポイントは、以下のとおりです。

  • 1階部分に店舗を作る
  • 従業員用スペースやバックヤードを作る
  • テラス席など、SNSに映える外観を意識する
  • 営業面と生活面の動線を考える
  • バリアフリーを意識する

これらのポイントを理解して、店舗兼住宅の間取りや外観を考えるようにしましょう。

3-1.一階部分に店舗を作る

先述したように、店舗兼住宅の間取りを作る際には、1階部分を店舗スペースにすることをおすすめします。

外から店内の様子が見えやすく、道行く人が「どのようなお店なのか」わかるようにしたほうが、入店のハードルが下がり、集客しやすくなるのです。

2階に店舗スペースを配置すると、一気に集客力が落ちるといわれているため、注意しましょう。

3-2.従業員用スペースやバックヤードを作る

従業員用スペースやバックヤードを作ることで、店内のスペースを狭めてしまうことを懸念する方もいるでしょう。しかし、商品の在庫や掃除用具などの置き場、従業員の着替え、事務作業をする場所は必要です。

「店内のスペースが狭くなってしまう」という心配がある方は、デッドスペースの見直しや間取りの有効活用について、ハウスメーカーに相談しましょう。

3-3.テラス席など、SNSに映える外観を意識する

カフェやレストランなどの飲食店を併用した住宅にする場合、ウッドデッキやテラス席などを用意してSNSに映える外観を意識することもポイントの1つです。

店舗を営業していないときにはプライベート空間として利用できるため、ウッドデッキやテラス席のスペースを自宅の憩いの場として使えます。

3-4.営業面と生活面の動線を考える

店舗の見た目だけではなく、実際に住み始めてからの動線をしっかりとイメージすることが重要です。

居住部分の生活動線はもちろん、店舗部分の働きやすさとお客様の利用のしやすさに考慮し、適した動線になるように考えましょう。セキュリティ区画を分けるなど、防犯性を高める工夫も大切です。

3-5.バリアフリーを意識する

バリアフリーに配慮されたお店であれば、高齢者はもちろん、ベビーカーや車いすを利用するお客様も入りやすく、客層の幅が広がります。

例えば、店内にトイレを作る際、排水勾配の確保のために段差が生じてしまった場合には、スロープを設置するなど、誰もが使いやすい店づくりを意識して設計しましょう。

【無料】かんたん3分で登録

【全国対応】HOME4U「家づくりのとびら」経由で
ご契約の方全員に
Amazonギフト券(5万円分)贈呈中!

4.店舗兼住宅の間取りを考える際の注意点

店舗兼住宅の間取りを考える際に注意すべきポイントは、以下のとおりです。

  • プライバシーを守りにくい
  • 兼用する分、店舗・住まいが狭くなる
  • 店舗と住宅の割合によってはローンが組めなくなる

以下より詳細をチェックしていきましょう。

4-1.プライバシーを守りにくい

プライベート空間である居住部分と、不特定多数の人が出入りする店舗とが一緒になることで、プライバシーを守りにくくなります。

間取りを考える際は、プライバシー対策とともに、自宅部分と店舗部分両面のセキュリティ対策も検討しましょう。在庫を管理できるバックヤードや防犯カメラ、金庫の設置などがその例です。

なお、店舗内を360度ビューイングする写真を用意して、ホームページなどで紹介する際には、プライベート空間やセキュリティ面に支障がないか、よく注意して検討しましょう。

4-2.兼用する分、店舗・住まいが狭くなる

店舗が小さくなってしまうと、例えばレストランやカフェなどの飲食店なら席数が減る、クリニックなら待合スペースや診療スペースが減るなど、売上を上げにくくなってしまいます。
採算性を含め、事前にしっかりと事業計画を練ったうえで間取りを考えましょう。

また、店舗部分にばかり気を取られ、居住部分が狭くなることで生活しづらくなる可能性があることにも注意してください。

4-3.店舗と住宅の割合によってはローンが組めなくなる

店舗兼住宅の費用の支払いを住宅ローンで行いたい場合には、店舗と住宅の割合によってはローンが組めなくなる恐れがあることにも注意しましょう。

住宅ローンは住宅に対するローンのため、適用させるためには「建物全体の床面積のうち、半分以上の面積が自宅であること」「自己使用する建物であること」などの要件があります。

法人が建物の融資を受ける際の融資を受けることも検討できますが、住宅ローンであれば35年ローンを組めるなど、比較的有利な点が多いため、しっかり情報を整理しておきましょう。

また、ハウスメーカーによって設備のグレードや坪単価は異なるため、家づくりの資金計画を練る際には、複数のハウスメーカーから見積もりを提出してもらい、比較しましょう。

家づくりのとびらの無料サポートサービスなら、検討の進め方に合わせてプランニングを進めることができますよ。
難しい費用計画も一気に進むので、ぜひ以下の詳細をご覧ください!

家づくりの費用計画を助ける!
「家づくりのとびら」無料サポートサービス

実際の見積もりを
複数比較・検討したい

簡単なスマホ入力だけで、複数のハウスメーカーの見積もりが無料でもらえる「プラン作成サービス」がおすすめ!

▷【無料】プラン作成依頼はこちら

資金計画や補助金活用の
コツが知りたい

ハウスメーカー出身のアドバイザーに、自宅から簡単に相談できる「無料オンライン相談サービス」がおすすめ!

▷【無料】オンライン相談はこちら

5.店舗兼住宅の間取りを考える前に知っておくべきこと

店舗兼住宅の間取りを考える前に知っておくべきこと最後に、店舗兼住宅の間取りを考える前に知っておくべきことを解説します。

  • 店舗兼住宅を建てるメリット・デメリット
  • 店舗兼住宅を建てられる用途地域
  • 店舗兼住宅を建てる際の費用

1つずつ見ていきましょう。

5-1.店舗兼住宅を建てるメリット・デメリット

店舗兼住宅を建てることには、メリット・デメリットがあります。
それぞれを理解したうえで、店舗兼住宅を建てるかどうかを検討しましょう。

店舗兼住宅を建てるメリット
  • 家賃負担の軽減になる
  • 店舗までの通勤時間がなくなる
  • 建築費の一部を経費として計上でき節税になる
  • 仕事と家庭を両立しやすい
  • 店舗部分を貸し出すこともできる など
店舗兼住宅を建てるデメリット
  • 集客に合う立地だと人通りが多く、住宅として住みにくい可能性がある
  • 住宅だけの建築費よりも高くなる
  • 将来売却が難しい など

5-2.店舗兼住宅を建てられる用途地域

建物を建築する土地の用途地域によっては、店舗兼住宅を建てられない可能性があります。

例えば、第一種低層住居専用地域は基本的には店舗は建てられません。
しかし、条件によっては特例的に店舗が建てられるケースもあります。

5-3.店舗兼住宅を建てる際の費用

店舗兼住宅を建てる際の費用は、飲食店なのかアパレル店なのかなど、店舗部分の利用の仕方によって必要な設備などが変わってくるので、事前に費用相場を掴むことは難しいです。

費用相場を具体的にイメージするには、実際にハウスメーカーから自分たちに合った建築プランの見積もりをもらうのが良いでしょう。

そこでおすすめなのが、家づくりのとびらの無料サポートサービスです。

「家づくりのとびら」の
無料サポートサービスのご紹介

あなたの家づくりの検討状況や検討の進め方にあわせて、ご活用ください!

実際の建築プランを複数みて、
比較・検討したい

複数のハウスメーカーの建築プランが、かんたんな入力だけで、無料でもらえる「プラン作成サービス」がおすすめ!

▷【無料】プラン作成依頼はこちら

費用や、ハウスメーカー選びの
コツを詳しく直接聞きたい

ハウスメーカー出身のアドバイザーに自宅から簡単に相談できる「無料オンライン相談サービス」がおすすめ!

▷【無料】オンライン相談はこちら

まとめ

本記事では、店舗兼住宅の間取り例や間取りを考える際のポイント・注意点を紹介しました。
それではおさらいです。

この記事のポイント

美容室を営業するための店舗兼住宅の間取りは?

店舗兼住宅で美容室を兼用する場合、1階に店舗、2階に居住スペースを配置すると、生活感を感じさせない、非日常感のある空間を演出できます。

詳しくは「1-1.サロン・美容室の店舗兼住宅間取り例」をご覧ください。

平屋の店舗兼住宅の間取り例は?

平屋の店舗兼住宅にする場合、お客様が入りやすいよう道路に面した前面側を店舗スペースとして使うと良いです。

詳しい間取り図は「2-1.平屋建ての店舗兼住宅間取り例」をご覧ください。

30坪の狭小地で店舗兼住宅を建てる際の間取りは?

狭小地に店舗兼住宅を建てる際には、2階建てや3階建て、あるいはそれ以上の多層階を検討すると良いです。
間取り事例や注意点は「2-3.狭小住宅の店舗兼住宅間取り例」をご覧ください。

間取りプラン一括依頼で
複数ハウスメーカーを比較!

こだわりの間取りで家を建てるなら、実際にハウスメーカーから「間取りプランを提案してもらうこと」が一番です。

そんな方におすすめなのが、「HOME4U 家づくりのとびら 間取り作成依頼サービス」です。

スマホから必要事項を入力するだけで、あなたのご要望に沿ったハウスメーカーを複数社ピックアップ
気になるハウスメーカーを最大5社までお選びいただくと、【完全無料】で間取りプランを一括依頼することができます。