この記事では、平屋の新築住宅を検討している方向けに、平屋が高くなる理由やメリット・デメリット、坪単価相場について詳しく解説しています。
「必要な予算」や「相場」について総合的に詳しく知りたい方は、以下の記事を合わせてご参考ください。
また、おしゃれでかっこいい平屋の外観にしたいという方は、以下で具体的な外観例を10選紹介しています。
Contents
1.平屋の新築費用は高い?
一般的にハウスメーカーが目安として示している坪単価は、「2階建て以上の建物の坪単価」である事がほとんどですが、「平屋」は目安になっている「2階建て」に比べると、坪単価で約「1割~2割」ほど高くなる事が多いです。
高くなる理由として以下があります。
同じ延床面積の2階建てに比べて
- 基礎の面積が広くなるから
- 屋根・壁の面積が大きくなるから
- バリアフリー仕様にするケースが多いから
それぞれを、簡潔に解説します。
理由①基礎の面積が広くなるから
平屋が高くなる理由として、同じ延べ床面積の2階建てに比べて「基礎の面積が広くなる」ことが挙げられます。
例えば建物の延床面積が40㎡の場合、平屋は基礎面積「40㎡」、2階建ては「1階、2階が同じ広さ」ならば基礎面積は「「20㎡」なので、単純に2倍の基礎面積になります。
また、基礎工事は建築費用の中でも金額の割合が大きいため、結果かかる金額が高くなりがちです。
とはいえ、家族の人数が少ないときは「小さい建物」で問題ないことも多いため、そもそも基礎工事を減らす方向で計画し、予算を抑えることも可能です。
理由②屋根・壁の面積が大きくなるから
基礎面積が広くなると、それだけ屋根の面積も広くなるので、「理由①」とほぼ同じ理屈で、屋根が大きくなってしまいます。
また、間取りによっては壁の面積が大きくなることも考えられます。
基礎と同様に、屋根や壁の工事は建築費用の中で金額の割合が大きい部分なので、単価の上がる要因になります。
理由③バリアフリー仕様にするケースが多いから
平屋を建てる選択をする場合、将来的に車いすでの暮らしも見据えてバリアフリー仕様にするケースがあります。
その場合、廊下の幅を広くしたり、玄関にスロープを付けたりすることで、通常の住宅よりも費用が割高になりやすいのです。
平屋の坪単価や費用の押さえかたについて総合的に知りたい方は、以下の記事を併せてご覧ください。
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2.平屋のメリット・デメリット
主に以上の理由によって、平屋は建てる金額が高くなりがちです。
一方で、1階建てだからこその「快適さ」や「暮らしやすさ」等のメリットがあります。
平屋のメリットは、以下です。
- どの年齢の方でも安心して暮らせる
- 車イスでも生活しやすい
- ワンフロアに生活空間がまとまっているので、防犯上の安心感がある
- 家事動線が効率的になっている
- 強風や地震に強い
平屋は階段が不要なので、高齢者から小さなお子様までどの年齢の人も安心して生活できます。
寝室や子供部屋などの各個室が1階にあり家族との距離が近いため、何か異変があったときも気が付きやすいです。
また、2階以上の階層がないことで建物の重心が低くなり、地震や強風など外部から強い揺れが加わっても安定感があるという構造上のメリットもあります。
一方で、以下のようなデメリットもあります。
- 価格が割高
- ある程度の広さがある土地が必要となる
- 立地によっては日当たりや眺望が期待できない
冒頭で解説した「価格が高い」事が1番ですが、適した土地の確保の難易度も高そうです。
平屋を建てる際は生活空間を1階にまとめる必要があり、ある程度の広さを確保できる敷地が必要です。
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3.平屋に向いている人
魅力的なメリットもありながら、敷地の大きさなどデメリットもある平屋は、どのような方に向いている住宅なのでしょうか。
「高齢者や身体的に障害を持つ方」
部屋の中に階段がなく、「バリアフリー」であるという点は、生活面でのメリットが大きいと考えられますので、平屋に向いています。
「高齢者・子供との同居」
「バリアフリー」なので、高齢者・子供のいる世帯にも向いています。部屋数が確保しにくいことは注意しましょう。
「単身・2人世帯」
家族の数が少なく将来的に1階だけの生活を希望している方にも平屋はおすすめです。
十分な広さの敷地があり建築費用にもゆとりがある場合は、選択肢のひとつとしてください。
4.平屋の坪単価相場はいくら?
新築30坪程度の木造平屋を建てる場合、相場価格は1,710万~2,570万円です。
坪単価にすると40万~60万円程度が相場です。
実際にはこれにプラス付帯工事費(20%程度)と諸費用(10%程度)がかかります。
より詳しくは以下で解説しています。
また、知りたい事別に「平屋に関する記事」を他にも用意しております。
この記事のポイント まとめ
「2階建て」に比べると、坪単価で約「1割~2割」ほど高くなる事が多いです。
高くなる理由は以下です。
- 基礎の面積が広いから
- 屋根・壁の面積が広いから
- バリアフリー仕様にしているから
「1.平屋の新築費用は高い?」をご覧ください。
平屋のメリットは、以下です。
- どの年齢の方でも安心して暮らせる
- 車イスでも生活しやすい
- ワンフロアに生活空間がまとまっているので、防犯上の安心感がある
- 家事動線が効率的になっている
- 強風や地震に強い
一方で、以下のようなデメリットもあります。
- 価格が割高
- ある程度の広さがある土地が必要となる
- 立地によっては日当たりや眺望が期待できない
詳しく読みたい方は「2.平屋のメリット・デメリット」をご覧ください。
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