親子の世帯が隣同士つながった家で暮らす、あるいは同じ家のなかにそれぞれの生活スペースを作る形で暮らす二世帯住宅。新築の家を建てる際に、検討されている方も多いでしょう。
この記事では、二世帯住宅の間取り例と費用相場、下記のタイプ別メリット・デメリットを解説します。さらに、二世帯住宅の失敗例と注意したいポイントも併せてご紹介しますので、これから二世帯住宅を検討している方はぜひ参考にしてください。
親世帯と子世帯がともに暮らす住居を指し、下記3つのタイプに分かれています。
- 完全同居型:通常の一戸建て住宅に二世帯が同居する
- 部分共用型:玄関や水回りなど、一部の設備を二世帯で共有する
- 完全分離型:階層や棟で、設備を完全に二世帯分設置する
二世帯住宅のメリット |
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二世帯住宅のデメリット |
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1-3.【2階建て50坪台・完全分離型】二世帯住宅の間取り例
1-5.【3階建て30坪台】狭い土地に建てる二世帯住宅の間取り例
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Contents
1.二世帯住宅おすすめの間取り例5選
二世帯住宅を建てる際の間取りで特に重要になるポイントは、各世帯がどれくらいの距離感で生活するのがベストか、という点です。タイプ別や坪数別に、二世帯住宅の代表的な間取りの例を5つご紹介します。
- 1-1.【2階建て30坪台・完全同居型】二世帯住宅の間取り例
- 1-2.【2階建て80坪台・部分共用型】二世帯住宅の間取り例
- 1-3.【2階建て50坪台・完全分離型】二世帯住宅の間取り例
- 1-4.【2階建て+ロフト60坪台】二世帯住宅の間取り例
- 1-5.【3階建て30坪台】狭い土地に建てる二世帯住宅の間取り例
1-1.【2階建て30坪台・完全同居型】二世帯住宅の間取り例
1つ屋根の下ながら、最低限のプライベートが確保されている
こんな方に人気 | 同居型の二世帯住宅でも、世帯で階層は分けたい方 |
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世帯(想定) | 親夫婦+子夫婦+子ども2人 |
延床面積 | 35坪 |
間取り | 2階建て3LDK(+シューズインクローゼット+ウォークインクローゼット+バルコニー) |
本体価格 | 約2,000万円 |
完全同居型の二世帯住宅にする場合、注意すべきなのは「お互いの生活に干渉し過ぎないこと」です。この間取りでは、1階に親夫婦、2階に子夫婦と子どもの部屋を設けることで、各世帯でのプライベート空間を確保しています。LDKは共有ですが、玄関から左右にLDKと親の個室を廊下で分けているのもポイントです。
1-2.【2階建て80坪台・部分共用型】二世帯住宅の間取り例
必ず通る1階リビングで、世帯間の交流も十分
こんな方に人気 | プライベートを確保しつつ、きちんと世帯間の交流もしたい方 |
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世帯(想定) | 親夫婦+子夫婦+子ども2人 |
延床面積 | 86坪 |
間取り | 2階建て 1階親世帯:2LDK(+シューズインクローゼット) 2階子世帯:4LDK(+バルコニー) |
本体価格 | 約3,700万円 |
二世帯住宅において、親夫婦とのコミュニケーションとプライベートの確保のバランスは最も難しく、重要な要素です。
子世帯のおもな生活スペースを2階に作り、親世帯のLDKを玄関から階段への動線上に配置することで、ほどよいバランスを実現しています。
1-3.【2階建て50坪台・完全分離型】二世帯住宅の間取り例
玄関のみ共用ながら、世帯ごとに独立した暮らしを実現
こんな方に人気 | お互いの存在を感じられる完全分離型の二世帯住宅を建てたい方 |
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世帯(想定) | 親夫婦+子夫婦+子ども1人 |
延床面積 | 53坪 |
間取り | 2階建て 1階親世帯:2LDK(+納戸) 2階子世帯:1LDK(+ウォークインクローゼット+バルコニー) |
本体価格 | 約3,500万円 |
基本的にはお互いの生活に干渉したくない世帯同士であれば、完全分離型の二世帯住宅がおすすめです。しかし、共用部分がまったくないと、同じ住宅に住んでいるにもかかわらず、一切関係性を持たなくなってしまうことも珍しくありません。
玄関のみでも共用にすることで、お互いの存在を感じられ、コミュニケーションも取りやすく、非常に心地良い距離での生活が叶います。
1-4.【2階建て+ロフト60坪台】二世帯住宅の間取り例
庭、バルコニー、小屋裏部屋と、3世代がそれぞれ楽しめる
こんな方に人気 | 三世代それぞれの空間が欲しい方 |
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世帯(想定) | 親夫婦+子夫婦+子ども2人 |
延床面積 | 63坪 |
間取り | 2階建て 1階親世帯:3LDK 2階子世帯:2LDK(+バルコニー+ロフト) |
本体価格 | 約3,300万円 |
一緒に暮らす三世代それぞれが、一緒にも別でも楽しめる空間をふんだんに盛り込んだ、贅沢設計の二世帯住宅です。親夫婦は庭で趣味の家庭菜園に勤しみ、夫婦はバルコニーでアウトドア気分を味わい、子どもは小屋裏でおもちゃを広げて遊ぶ。一緒に暮らしているからこそ、あえて各世代の時間を尊重できる間取りにしています。
広めのバルコニーではBBQなど、三世代が一堂に集まることも可能です。
1-5.【3階建て30坪台】狭い土地に建てる二世帯住宅の間取り例
広い土地がなくても、間取りの工夫次第で狭さは感じられない
こんな方に人気 | 狭小地に二世帯住宅を建てたい方 |
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世帯(想定) | 親1人+子夫婦+子ども1人 |
延床面積 | 30坪 |
間取り | 1階親世代:広めのLDK 2・3階子世代 2LDK(+バルコニー) |
本体価格 | 約1,860万円 |
完全分離型の二世帯住宅は、構造上比較的広い土地が必要になります。しかし、わずか15坪程度の土地でも、間取りを工夫することで分離型の二世帯住宅は実現します。
1階部分を独立させた親世帯用の家として、2、3階部分を夫婦と子ども用の住居として活用することで、距離感がほどよい二世帯生活が送れます。
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2.二世帯住宅の費用相場とシミュレーション
2-1.二世帯住宅の費用相場は?
完全同居型ではない場合、本来は1つでよいお風呂や玄関などを2つ設置する必要があるため、通常の一軒家を建てるより割高になる傾向があります。
完全同居型の場合は1,800万~2,500万円、完全分離型の場合は、2,600万~4,000万円程度が相場とされています。
2-2.二世帯住宅の費用シミュレーション
【例】完全分離型の二世帯住宅を土地から購入した場合
30坪 完全分離型二世帯住宅、東京郊外に土地を購入した場合の建築費用
土地代 約2,730万円(坪単価 約65万円)
建築費用合計:2,850万円(坪単価 95万円)
<内訳>
建築本体工事費:約1,998万円
付帯工事費 約570万円
その他諸費用 約282万円
※あくまでもシミュレーションです。お住まいの地域の土壌によって変動するのでハウスメーカー・工務店に確認しましょう。
土地の購入が必要な場合は、上記の相場に加え、土地代も必要です。
また、ハウスメーカーによって設備のグレードや坪単価も異なるため、二世帯住宅を建てるための資金計画を練る際には、複数のハウスメーカーに査定依頼・プラン請求をお願いし、比較しましょう。
3.二世帯住宅<完全同居型>のメリット・デメリット
二世帯住宅には、「完全同居型」「部分同居型」「完全分離型」の3つがあります。最初に、完全同居型のメリットとデメリットを見ていきましょう。
3-1.メリット
完全同居型は親世帯と子世帯の距離が近い分、何かあったときにすぐ支え合えることや、将来的に家族構成が変わっても影響が少ない点、建築費用が抑えられることなどが魅力です。
3-1-1.二世帯間のつながりが深い
完全同居型の二世帯住宅は、親世帯と子世帯の生活空間がほぼ同じなので、お互いの生活状況がわかりやすいのがメリットです。
親世帯との距離が近い分、子世帯は介護や緊急時の対応がしやすいため安心感があり、毎日顔を合わせることでお互いに体調の変化にも気づきやすくなります。
子世帯の育児を親世帯がサポートできるので、働く子育て世帯にとっても大きな支えになるでしょう。
また、同じ生活空間にいることが増える分、コミュニケーションが取りやすくなり、つながりも深まります。
3-1-2.将来一世帯になっても影響が少ない
完全同居型では、各自で使用するプライベートルームを除き、玄関、リビング、ダイニングや水回りなどを共有するので、間取りは一般的な注文住宅とあまり変わりません。そのため、もし親世帯が亡くなって一世帯になっても、デッドスペースが生じにくいといった特徴があります。
リフォームやリノベーションも基本的に不要なため、今までどおり暮らすことができます。
3-1-3.建築費用が安い
生活に必要な設備はすべて共有なので、わざわざ世帯ごとに設ける必要がなく、建築費用が安く抑えられます。
コストカットの分だけ建物を大きくしたり、ハイスペックな設備を導入したりすることも可能です。
3-1-4.水道光熱費が安い
水道・電気・ガスの契約が1軒分だけなので、基本料金を抑えられます。食事をまとめて作ったり、同じ生活空間で過ごしたりすれば、ガスや電気、水道の使用量も少なく済むため、結果的に水道光熱費の削減にもつながります。
3-2.デメリット
世帯間の距離の近さや、設備の共有はメリットではありますが、場合によってはデメリットになることもあります。
3-2-1.プライバシーを確保しにくい
完全同居型では生活空間がほぼ変わらない分、各世帯のプライバシーを完全に確保することは困難です。
お互いに生活状況が筒抜けになるのはもちろん、友人を家に招きにくいといった問題が発生する場合もあるでしょう。
また、親世帯と子世帯の生活リズムが異なる場合、物音や照明に気を遣ったり、トイレや浴室のタイミングが重なるなどして自由に使えなかったりするケースも考えられます。
3-2-2.水道光熱費を分担しにくい
生活に必要な設備をすべて共有するので、水道光熱費を世帯別に把握することが難しくなります。電気や水道の使用量に応じた費用分担がしにくいため、負担割合でもめやすいのもデメリットです。
仮に折半にした場合でも、一方がお風呂や電気を使い過ぎていた場合は不満の種になりやすいため、支払いの負担割合について事前に話し合いましょう。
完全同居型の家を建てるなら、二世帯の希望を取り入れつつ、皆が暮らしやすい間取りを作りたいものです。プロの視点で間取り図を作成してもらうには、複数のハウスメーカーに一括で依頼できるHOME4U(ホームフォーユー)間取り作成依頼サービスが便利です。
4.二世帯住宅<部分共用型>のメリット・デメリット
続いて、二世帯住宅<部分共用型>のメリット・デメリットをご紹介します。
4-1.メリット
部分共有型は、完全同居型と完全分離型の良い点をバランス良く取り入れられる二世帯住宅です。
4-1-1.適度な距離感で生活できる
部分共用型は生活空間を分けつつ、玄関やキッチンなど一部の設備を共有するので、適度な距離感を保ちやすいのがメリットです。
完全同居型ほど気を遣う必要はなく、後述の完全分離型ほど交流の機会が少なくならないため、世帯間のつながりやプライバシー確保のバランスが良い二世帯住宅といえます。
4-1-2.ある程度自由に間取りを選べる
共有する設備を、親世帯と子世帯で話し合って決めることができるのもメリットの一つです。例えば「来客が多いので玄関を分けたい」「一緒に食事ができるようにダイニングキッチンを共有したい」など、理想の暮らしはさまざまです。
部分共有型では、暮らし方や生活リズムなどを考慮しながら比較的自由に間取りを選べるので、家族の希望に合った住宅が建てられます。
4-1-3.建築費用を節約できる
玄関や水回り設備が共有であれば、その分だけ床面積や設備の費用が抑えられるため、建築費用もカットできます。
完全同居型ほど安くはならないものの、ほかのメリットを考慮するとコストパフォーマンスは高いといえるでしょう。
4-2.デメリット
バランスの良い部分共有型も、不要なトラブルを生まないよう、ルール確認やお互いへの配慮が大切です。
4-2-1.共有部分のすり合わせが必要
どの設備を共有・分離するのか、親世帯と子世帯でよく話し合って決める必要があります。お互いの我慢やストレスがなるべく少なく済むよう、十分すり合わせをしておかないと、建築後や入居後、トラブルに発展してしまう可能性があるので、注意が必要です。
4-2-2.プライバシーや生活リズムへの配慮が必要
部分共有型では生活空間が完全に分かれるわけではありません。そのため、プライバシーが完全には確保できなかったり、生活リズムの違いによるストレスであったりなど、問題が生じることもあります。
お互いに気持ち良く暮らすには、共有部分の使用ルールを決めるなど、ある程度の配慮が求められます。
4-2-3.水道光熱費を分担しにくい
一部の設備を共有する関係上、水道光熱費の分担でもトラブルが生じやすいこともデメリットとして挙げられます。完全同居型と同様に、あらかじめどのように負担するかを話し合っておくことが重要です。
共用部分をどう設定するのか、暮らしやすい間取りにするにはどうすればよいのか、初めての二世帯住宅づくりではわからないことも多いでしょう。困ったときは、あなたにぴったりのハウスメーカーをピックアップしてくれるHOME4U(ホームフォーユー)間取り作成依頼サービスがおすすめです。
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5.二世帯住宅<完全分離型>のメリット・デメリット
最後に、完全分離型のメリット・デメリットを見ていきましょう。
5-1.メリット
安全分離型は、ある程度の距離感を保ちながら一緒に住みたい方におすすめです。
5-1-1.プライバシーをしっかり確保できる
生活空間が完全に分かれているため、お互いのプライバシーを守りながら生活できるのが大きなメリットです。
起床・就寝や入浴のタイミングも干渉しないので、世帯ごとにマイペースな生活を実現できます。
家自体は隣同士のため、家族の体調不良や育児の手伝いなど、何か問題があった際はすぐに訪問でき、干渉し過ぎることなく、心地良い距離感で支え合えるのも魅力です。
5-1-2.間取りの自由度が高い
生活空間が独立しているので、各世帯のニーズに合わせて自由に間取りを決めることができます。
高齢者向けにバリアフリー化したり、子どもの成長に合わせて部屋を分離したりすることも可能です。
内装のデザインも好みに合わせて調整できるため、それぞれこだわりのある家づくりができます。
5-1-3.ライフステージの変化に対応しやすい
親世帯が亡くなったり施設に入ったりする場合や、子世帯の転勤などで一世帯になった場合、一方の空き家を賃貸に出したり、売却したりすることが可能です。
生活に必要な設備がすでにそろっているため、余計なコストもかからずに済みます。
5-1-4.水道光熱費を分担しやすい
水道・電気・ガスに関する設備が独立しているので、水道光熱費を世帯別に把握できます。どの世帯がどれだけ使用したか明確なため、負担割合でもめることもありません。
不公平さがなく、水道や電気を気兼ねなく使用できるのもメリットといえるでしょう。
5-2.デメリット
安全同居型や部分同居型と比べ、積極的なコミュニケーションが望まれることや、コスト面において、注意が必要です。
5-2-1.二世帯間のつながりが薄くなりやすい
生活空間を完全に分離するので、お互いの生活状況は把握しにくくなります。意識してコミュニケーションを取らないと、親世帯と子世帯の交流が少なくなりがちです。
交流が少ないと介護上のトラブルや体調の異変などにも気づきにくくなってしまい、せっかく近くに住んでいるメリットを活かせません。
5-2-2.建築費用が高い
玄関やリビング、キッチンやバスルームなど、生活に必要な設備を二世帯分作らなければならないので、建築費用が割高になります。建築スペースもその分広くなるため、土地の取得費用も高騰しやすいといったデメリットもあります。
5-2-3.水道光熱費が高い
完全分離型では、電気や水道に関する設備がすべて独立しています。基本料金も個別でかかるため、水道光熱費は高くなってしまうのです。
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6.二世帯住宅を建てる前に!家づくりの失敗例と失敗しないコツ
ここでは、実際に二世帯住宅を建てた際に生じたよくある失敗例と、失敗しないコツを3つ紹介します。
よくある失敗例は下記のとおりです。
- 両親と光熱費の支払いでもめてしまった
- 子どもの足音に対し親からクレームが
- 思っていたよりも狭い間取りしか作れない
6-1.【お金】両親と光熱費の支払いでもめてしまった
失敗しないコツ:二世帯で生活を始める前に、支払いについてはよく話し合っておく
部分共用型などの二世帯住宅では、基本的に光熱費などは合算して支払うことになります。大きな額ではなくても、片方の世帯が多く使っているのであれば、少なく使っている世帯は不満を感じてしまう場合も少なくありません。
光熱費などのランニングコストだけではなく、建築費用などについても事前にしっかりと話し合い、双方が納得できる割合での支払いができるようにしておきましょう。
6-2.【生活面】子どもの足音に対し親からクレームが
「子供の足音がうるさい」と言われてしまった
完全分離型の二世帯住宅を建て、1階を親夫婦、2階をわたしたちが住むようにしました。
共用部分がないので問題ないだろうと思っていたんですが、親世帯から「寝る時間になっても元気な子どもの足音がうるさく、眠れない」と言われて困っています。
失敗しないコツ:子どもや親の年齢に合わせて使いやすい住宅設計をする
1階と2階で世帯を分ける上下分離型の二世帯住宅の場合、よほどしっかりと防音対策をしておかなければ、上の階の足音はどうしても下の階に響いてしまいます。
子どもが小さく、親世帯が階段の昇り降りに問題がない間は、上下階で世帯を分けるのではなく、建物を左右に分けるのも一案です。親世帯を1階にする場合は、防音対策だけでなく2階の寝室の真下を親世帯の寝室にするなど、暮らしを考えた間取りにすることも大切です。
6-3.【計画段階】思っていたよりも狭い間取りしか作れない
事前に用意した土地では狭い家しか建てられない
マイホームを建てようと、土地を事前に準備していました。状況が変わって親夫婦との二世帯住宅を建てることになったのですが、それには十分な土地の広さがなかったため、「完全同居型でないと狭い家になってしまう」と言われ、悩んでいます。
失敗しないコツ:二世帯住宅に十分な広さの土地を確保しておく
部分共用型や完全分離型の家を建てる場合、玄関や水回りなどを2つずつ設置しなければならないため、通常の間取りに比べるとLKDや部屋に使えるスペースがどうしても狭くなってしまいます。完全同居型でない場合、二世帯住宅を建てる場合は一般的に60坪以上の敷地面積が必要になるといわれています。
すでに土地を確保しており、60坪以下の場合であれば、世帯間でよく話し合ったうえで不満のない間取りでの共用型二世帯住宅の建築を検討しましょう。可能であれば、3階建ても検討するとよいでしょう。
以上が、二世帯住宅の失敗例と注意点です。夢のマイホームを建てるなら「絶対に後悔したくない」ものです。
こうした失敗・後悔を避けるためにも、ぜひHOME4U(ホームフォーユー)間取り作成依頼サービスで、実際にハウスメーカーから間取りプランを提案してもらい、具体的なイメージを持ってプランニングを進めてみてください。
モデルハウスや営業所の訪問前に間取りプランを検討できるため、失敗のリスクを大きく軽減できます!
7.二世帯住宅におすすめのハウスメーカー3社
7-1.トヨタホーム
トヨタホームをおすすめする理由は、高品質な住まいづくりに重きを置いているためです。24時間、365日、快適な空気環境を実現するスマート・エアーズは、家全体の空気環境をコントロールできるトヨタホームの技術。快適で健康な暮らしをサポートします。
SINCE feelas Nicorism(シンセ・フィーラス・ニコリズム)
トヨタホームが提供する二世帯住宅のおすすめ商品は「Since feelas Nicorism」です。
身体に優しい住宅を実現すべく、親世帯にうれしい「全館空調スマート・エアーズ」を完備。さらに「鉄骨ラーメン構造」により、より広く、より丈夫な住宅を提供してくれます。外観、内装とも満足できる理想の邸宅を実現します。
7-2.セキスイハイム
セキスイハイムをおすすめする理由は「ミリ単位の施工」とまでいわれている正確で、高品質な二世帯住宅の建築に定評があるためです。変化する世帯の状況などを見据え、将来住む方も快適に暮らせる家づくりを叶えてくれます。
隣居Style
出典:隣居Style
セキスイハイムが提供する二世帯住宅のおすすめ商品は「隣居Style」です。完全分離型の作りをしていながら、お互いの世帯から行ける「シェア空間」を設けることで、世帯ごとのプライバシーはしっかりと守りつつもコミュニケーションが取れる、ほどよい距離感を実現しています。
7-3.パナソニック ホームズ
パナソニック ホームズをおすすめする理由は、各世帯に合わせた「4つのかたち」をベースにした住宅を提案してくれているからです。世帯間のコミュニケーションを重視するご家庭には「融合タイプ」「半融合タイプ」。それぞれの世帯のプライバシーをほどよく守りたいなら「半独立タイプ」や「独立タイプ」など、各家庭の理想のかかわり方や予算、土地の広さなど、さまざまな条件をもとに選べます。
つどいえ
出典:つどいえ
「つどいえ」は、長年のノウハウを踏まえた二世帯住宅の4つの価値を提案するブランドです。建築やランニングコストを抑え、適度なコミュニケーションを取りつつ、各世帯が気兼ねせず暮らすなら、半融合タイプがおすすめ。玄関、LDK、浴室など一部を共有にするものの、子世帯にはサブリビングやサブキッチンを用意しています。一緒に過ごす時間を大事にしながらも、子世帯の生活ペースに合わせて気兼ねせず使えるサブの水回りで互いのストレスを軽減できます。
▶【パナソニックホームズ】などの住宅プランを複数比較する(無料)
以上が、二世帯住宅を新築するうえでおすすめのハウスメーカーです。
もちろん、今回ご提案したハウスメーカー以外にも、二世帯住宅を商品として持っているハウスメーカーはたくさんあります。
こだわりの間取りで家を建てるなら、実際にハウスメーカーから間取りプランを提案してもらうのが一番。
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まとめ
二世帯住宅は、親世帯と子世帯が互いを感じあい、支えあいながら暮らせますが、それぞれの生活ペースやこだわりを守る間取りにすることが重要です。
この記事では、二世帯住宅の5つの間取り例のほか、二世帯住宅の費用相場、タイプ別二世帯住宅のメリット・デメリット、注意点、二世帯住宅でおすすめのハウスメーカーもご紹介しました。
この記事を参考に、ぜひ親世帯も子世帯も仲良くのびのび暮らせる住まいづくりを実現してください。
この記事のポイント
完全同居型の場合は1,800万~2,500万円、完全分離型の場合は、2,600万~4,000万円程度が相場とされています。
「2.二世帯住宅の費用相場とシミュレーション」では、土地から購入した場合の具体的な二世帯住宅の費用シミュレーションもご紹介しています。
メリット
- 二世帯間のつながりが深い
- 将来一世帯になっても影響が少ない
- 建築費用が安い
- 水道光熱費が安い
デメリット
- プライバシーを確保しにくい
- 水道光熱費を分担しにくい
メリット
- 適度な距離感で生活できる
- ある程度自由に間取りを選べる
- 建築費用を節約できる
デメリット
- 共有部分のすり合わせが必要
- プライバシーや生活リズムへの配慮が必要
- 水道光熱費を分担しにくい
メリット
- プライバシーをしっかり確保できる
- 間取りの自由度が高い
- ライフステージの変化に対応しやすい
- 水道光熱費を分担しやすい
デメリット
- 二世帯間のつながりが薄くなりやすい
- 建築費用が高い
- 水道光熱費が高い
タイプごとに特徴が異なるので、家族の関係性や理想のつながり方、費用の面などを十分話し合って決めるのをおすすめします。
「6.二世帯住宅を建てる前に!家づくりの失敗例と失敗しないコツ」では、これらの失敗事例からわかる注意点と対策をご紹介しています。
二世帯住宅を建てるなら、二世帯住宅向けの商品や、家全体を快適にしてくれる技術を持つハウスメーカー・工務店がおすすめです。
「7.二世帯住宅におすすめのハウスメーカー3社」では、二世帯住宅におすすめのハウスメーカーと商品を紹介しています。
水光熱費についてあまり話し合っていなかった
二世帯で住むから光熱費は折半だろうと勝手に考えていたのですが、いざ住み始めてから支払い、となったタイミングで、親世帯から「半分も使ってないだろう」と言われてしまいました。