注文住宅の建築依頼先として「サイエンスホーム」が気になる方もいらっしゃるでしょう。
サイエンスホームは「収納スペースが多い」「木のぬくもりを感じられる」といった評判がある一方で、「冬は期待したよりも暖かくない」「担当者の対応があまり親切ではなかった」といった評判もあるハウスメーカーです。
ただし、ハウスメーカーの評判や口コミは住宅プランやオーナーの感じ方によって大きく左右されるので、自身で特徴をつかみ、「自分たちに合ったハウスメーカーなのか」を判断する必要があります。
この記事では、サイエンスホームについて以下の内容を解説します。
- サイエンスホームの評判
- サイエンスホームの坪単価(坪数別・住宅タイプ別)
- サイエンスホームのメリット・デメリット
ぜひ最後までご覧いただき、すてきな注文住宅を完成させてくださいね。
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ハウスメーカーの坪単価について知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
※この記事はサイエンスホーム 公式ホームページを参考に作成しています。
Contents
1.実際にサイエンスホームで建てた人の口コミ・評判
まずはサイエンスホームの口コミ・評判について見ていきましょう。
良い評判だけでなくネガティブな声もまとめて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1-1.サイエンスホームの口コミ総評
サイエンスホームの口コミとしては、以下のような内容が特に多く見られました。
- 和の住宅が建てられる
- 価格が安い
サイエンスホームは、国産ひのきの家づくりにこだわるハウスメーカーです。
古民家のような和のテイストにこだわる方なら、検討してみてはいかがでしょうか。
また、1,000万円台から家を建てられるリーズナブルな価格設定もサイエンスホームの特徴です。
予算が少ないときや、土地代がかさむときに検討しやすいでしょう。
1-2.サイエンスホームに対する【高評価】の口コミ・評判
サイエンスホームを「特に気に入ったポイント」として、次の2点を挙げている方が多く見られました。
サイエンスホームでは、「小屋裏収納」や「ロフト」のあるプランも多く提供しています。
限られたスペースを有効活用したい方や、モノがすっきりと片付く住宅を目指す方には嬉しいポイントといえます。
また、柱や梁などが室内から見える「真壁づくり」を採用しているため、木のぬくもりを感じて暮らしたい方にもぴったりです。
床は「無垢フローリング」が基本で、素足で一年中過ごせるのも魅力です。
1-3.サイエンスホームに対する【低評価】の口コミ・評判
高評価の口コミも多く見られましたが、次のようなネガティブな口コミも見られました。
【低評価】の口コミ・評判
- 冬は期待したよりも暖かくない
- 担当者の対応があまり親切ではなかった
サイエンスホームは冬も暖かく過ごせることを特徴の1つとしていますが、地域や間取りによっては期待ほどの暖かさを感じない方もいるようです。
寒さが厳しい地域にお住まいの方は、暖房効率が良くなるよう以下のような工夫が必要かもしれません。
- 吹き抜けを作らない
- 二重窓や多層ガラスを導入する
また、担当者の対応に対する不満も見られます。
サイエンスホームはエリアごとに加盟店があり、加盟店が建築や顧客対応を請け負うスタイルです。
もちろんサイエンスホーム本社でも接客方針を定めていると思われますが、実際に顧客に接するのは加盟店のため、加盟店の社風やスタッフによっては好ましくない対応があるかもしれません。
担当者に問題があると思われるときは、他の担当者に変えてもらえるか相談してみましょう。
担当者の変更が難しそうなときは、別のハウスメーカーを検討してみるのも1つの方法です。
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2.サイエンスホームの坪単価目安は45万〜65万円
サイエンスホームの坪単価目安は45万~65万円です。
坪単価とは、「建物本体価格を延床面積で割った数値」のことです。
坪単価が50万円、延床面積が40坪の場合
50万円×40坪=建物本体価格2,000万円
ただし、実際に住宅を建てるときは、建物本体価格だけでなく「付帯工事費用」や「諸費用」も必要です。
- 建物本体価格:70%程度
- 付帯工事費用:20%程度
- 諸費用:10%程度
また、土地を購入する場合なら、「土地代」も加えて予算を立てなくてはいけません。
このように、注文住宅の資金計画はさまざまな計算が必要になるため、自分たちだけで立てるのはとても大変なのです。
まずは、無料のHOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービスで、複数のハウスメーカー・工務店の資金計画を比較し、「自分たちが建てたい家」の具体的な費用相場を把握しておくことが大事です。
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3.サイエンスホームで家を建てる費用シミュレーション
以下より、延床面積ごとに建物本体価格と費用総額をシミュレーションします。
- 【20坪台】坪単価目安は約60万~65万円
- 【30~40坪台】坪単価目安は約50万~60万円
- 【40〜50坪台】坪単価目安は約45万~50万円
ぜひ予算を立てる際の参考にしてください。
3-1.【20坪台】坪単価目安は約60万~65万円
延床面積が20坪台の場合、サイエンスホームの坪単価は約60万~65万円が目安です。
20坪台×60万~65万円=1,200万~1,885万円
建物本体価格は約1,200万~1,885万円、費用総額(土地代は含まず)は約1,700万~2,690万円と概算できます。
3-2.【30~40坪台】坪単価目安は約50万~60万円
延床面積が30~40坪台のケースでは、坪単価目安は少し下がり、約50万~60万円になります。
30~40坪台×50万~60万円=1,500万~2,940万円
建物本体価格は約1,500万~2,940万円、費用総額(土地代は含まず)は約2,140万~4,200万円と概算できます。
3-3.【40〜50坪台】坪単価目安は約45万~50万円
延床面積が40~50坪台になると、さらに坪単価目安が下がり、約45万~50万円になります。
40~50坪台×45万~50万円=1,800万~2,950万円
建物本体価格は約1,800万~2,950万円、費用総額(土地代は含まず)は約2,570万~4,210万円と概算できます。
“サイエンスホームと坪単価が同等のハウスメーカー”
サイエンスホームと同じくらいの坪単価、あるいはそれ以下のハウスメーカーを「ローコストハウスメーカー」と呼ぶことがあります。
ハウスメーカー | 坪単価 | 特徴 |
---|---|---|
アイ工務店 | 69.0万円 |
|
サンヨーホームズ | 65.0万円 |
|
タマホーム | 68.4万円 |
|
※目安です
坪単価は似ていても、ハウスメーカーごとに特徴は異なります。
価格も重要ですが、性能や設計の自由度、構造、外観デザインなどの他の要素にも注目してハウスメーカーを選んでみてください。
4.【注文住宅タイプ別】サイエンスホームの坪単価目安
「平屋」の坪単価は、2階建てよりも高くなることが一般的です。
延床面積が同じ平屋と2階建てで考えてみましょう。
居住できるスペースは同じですが、屋根や基礎の面積は平屋のほうが広くなります。
そのため、同じ延床面積でも平屋の建物本体価格のほうが高額になり、坪単価も高額になることが多いのです。
サイエンスホームでも同様に考えられます。
- 平屋:60万円程度が目安
- 2階建て:50万円程度が目安
それぞれの建物本体価格と費用総額をシミュレーションしてみましょう。
4-1.平屋の坪単価と費用シミュレーション
平屋の坪単価目安
延床面積別の建物本体価格と費用総額は、以下をご覧ください。
延床面積 | 建物本体価格 | 費用総額 |
---|---|---|
20坪台 | 約1,200万~1,740万円 | 約1,700万~2,480万円 |
30坪台 | 約1,800万~2,340万円 | 約2,600万~3,340万円 |
40坪台 | 約2,400万~2,940万円 | 約3,400万~4,200万円 |
50坪台 | 約3,000万~3,540万円 | 約4,300万~5,050万円 |
※土地代を含まない目安です
20坪台なら、付帯工事費用や諸費用も含めて1,000万円台に抑えられることがあります。
ただし、マイホーム用の土地がない場合は、別途土地代がかかります。
4-2.2階建ての坪単価と費用シミュレーション
2階建ての坪単価目安
2階建ては坪単価が少し安くなるため費用を抑えやすくなります。
延床面積別の建物本体価格と費用総額については、以下をご覧ください。
延床面積 | 建物本体価格 | 費用総額 |
---|---|---|
20坪台 | 約1,000万~1,450万円 | 約1,400万~2,070万円 |
30坪台 | 約1,500万~1,950万円 | 約2,100万~2,780万円 |
40坪台 | 約2,000万~2,450万円 | 約2,900万~3,500万円 |
50坪台 | 約2,500万~2,950万円 | 約3,600万~4,210万円 |
※土地代を含まない目安です
このように、同じ延床面積でも平屋と2階建てでは500万円以上の差が出ることもあります。
時には無料サポートサービスも活用しながら、効率よく家づくりを進める準備を整えてみてくださいね。
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5.サイエンスホームの強み・メリット
サイエンスホームの強みとしては、次の4つが挙げられます。
- 国産ひのきの住宅が建てられる
- 伝統工法「真壁づくり」で和の住宅が建てられる
- 1,000万円台~と建築費用を抑えやすい
- 実績のある工務店に相談できる
それぞれの強み・メリットについて解説します。
5-1.国産ひのきの住宅が建てられる
サイエンスホームは国産ひのきをふんだんに使って住宅を立てるハウスメーカーです。
ひのきは耐久性に優れ、調湿効果や防蟻効果などをもつ優れた木材です。
国産ひのきにこだわる方なら、サイエンスホームを検討してみてはいかがでしょうか。
5-2.伝統工法「真壁づくり」で和の住宅が建てられる
サイエンスホームでは日本の伝統工法である「真壁づくり」で住宅を建てます。
真壁づくりは、屋内から柱や梁が見える工法です。
木を感じて暮らしたい方、和の住宅を建てたい方におすすめです。
5-3.1,000万円台~と建築費用を抑えやすい
延床面積や設備などにもよりますが、建物本体価格は1,000万円台~とローコストで住宅を建てられます。
予算が少ない方や住宅ローンの負担を減らしたい方、地価が高い場所に住宅を建てたい方にもおすすめのハウスメーカーといえます。
5-4.実績のある工務店に相談できる
サイエンスホームの加盟店は、いずれも地元の工務店です。
実績のある工務店も多く加盟しているため、建築品質も期待できるのではないでしょうか。
不安なく依頼するためにも、事前に工務店としての実績もチェックしておきましょう。
6.サイエンスホームの弱点・デメリット
サイエンスホームはメリットの多いハウスメーカーですが、いくつかデメリットとなる特徴もあります。
主なデメリットを紹介します。
- 工務店によって対応や技術に差がある
- アフターサービスにばらつきがある
以下より見ていきましょう。
6-1.工務店によって対応や技術に差がある
建築資材はどの加盟店でも同じものを使用しますが、対応や建築技術は加盟店ごとに異なります。
サイエンスホームでは加盟店ごとに対応地域が決まっているため、地域の加盟店の対応や技術力に問題を感じるときは、別のハウスメーカーも検討してみましょう。
複数のハウスメーカーを比較することで、より自分らしい家づくりを叶えられる1社を見つけやすくなります。
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6-2.アフターサービスにばらつきがある
アフターサービスも、加盟店によって異なります。
60年程度の長期サービスを提供している加盟店もありますが、10年程度しかサービスを提供していない加盟店もあるようです。
アフターサービスが不十分と感じるときも、他のハウスメーカーを検討してみましょう。
サイエンスホームのようにパートナーシップ制ではないハウスメーカーなら、全国どこでも同じアフターサービスを受けられます。
なお、ほとんどのハウスメーカーではパートナーシップ制ではなく、本社やエリア事業部が支店・営業所を直接管轄する制度を採用しています。
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7.ハウスメーカー選びで後悔しないためのポイント
最後に、注文住宅の建築依頼先としてハウスメーカーを選ぶとき、注意したいポイントを紹介します。
7-1.こだわるポイントを決めておく
家づくりにおいて何にこだわりたいのか、ポイントをある程度絞り込んでおきましょう。
こだわるポイントが多すぎたり、曖昧だったりすると、ハウスメーカー選びが困難になります。
7-2.こだわりに優先順位をつける
家づくりのこだわりポイントを列挙したあとで、こだわりに優先順位をつけましょう。
こだわるポイントが多すぎると、該当するハウスメーカーが見つからないことや、たとえ見つかったとしても予算オーバーしてしまうことがあります。
無理なく理想の家を建てるためにも、新しい家に暮らす人全員で話し合って優先順位を決めてください。
7-3.アフターサービスに注目する
数十年以上、安心して暮らし続けるためにも、アフターサービスが充実したハウスメーカーを選びましょう。
アフターサービスの年数だけでなく、サービスの内容、無料点検・有料点検の頻度、長期サービスが適用されるための条件にも注目してください。
7-4.坪単価にこだわりすぎない
坪単価はハウスメーカー選びの参考になりますが、あまりこだわりすぎるのはおすすめできません。
坪単価が低いとされるローコスト住宅メーカーでも、オプションにこだわると建築費用は高額になり、中堅・大手ハウスメーカーよりも割高になる可能性があります。
建築費用を抑えたいなら、坪単価だけでなく、仕様や外観デザインが好みに合うかという点にも注目してください。
標準仕様や外観が好みに合えば、オプションをつける必要がなくなり、比較的安価に仕上がりやすくなります。
また、注文住宅にはお得な補助金制度が利用できるケースが多々あります。
坪単価だけでなく、こういった制度にも注目して資金計画を立てていきましょう。
【初心者向け】住宅建築の資金計画の立て方|かかる費用の把握から住宅ローン、お得な税制優遇制度まで紹介
7-5.複数の住宅プランを比較する
気になるハウスメーカーをある程度絞り込んだら、実際に住宅プランの作成を依頼してみましょう。
似たような坪単価で、同じような強みを持っているハウスメーカーでも、実際に住宅プランを比較してみると、内容が全然違うというケースは多いです。
住宅プランは必ず複数比較検討し、ご自身と同居人にとって満足のいくプランが可能なハウスメーカーを選んでくださいね。
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まとめ
サイエンスホームは国産ひのきにこだわり、伝統工法である「真壁づくり」で住宅を建てるハウスメーカーです。
古民家や和風住宅を希望する方には適したハウスメーカーですが、加盟店によって建築品質や対応に差がある点には注意が必要です。
ご自身や一緒に暮らす人に合う1社を見つけるためにも、複数のハウスメーカーを比較してから選択するようにしましょう。
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