二世帯住宅の建設を検討中の方で、「どのハウスメーカーに依頼すればいいのか」「どのような間取りにすればいいのか」と悩んでいる方も多いでしょう。
二世帯住宅の構造は、完全分離型、部分共用型、完全共用型に分類されます。完全分離型は共有する部分が一切なく、二世帯住宅のなかでも人気が高い構造です。一方、共有型は玄関や水回りなどの設備を共用するため、どの構造にするかによって生活のスタイルが大きく異なります。
二世帯住宅を建てるときは、構造の違いを理解したうえで、二世帯の暮らし方に適したものを選ぶことが大切です。本記事では、二世帯住宅を建てたい方に、以下の内容を解説します。
- 二世帯住宅の種類とメリット・デメリット
- 二世帯住宅でおすすめのハウスメーカー11社
- 二世帯住宅ハウスメーカーの比較項目4つ
- 二世帯住宅の種類とメリット・デメリット
ヘーベルハウス・積水ハウス・ダイワハウス・パナソニック ホームズ・セキスイハイム・ヤマト住建・アキュラホーム・三井ホーム・ミサワホーム・トヨタホーム・一条工務店
本記事を読んでいただければ、各ハウスメーカーの違いや、二世帯住宅を建てる際の検討ポイントがわかり、二世帯住宅を建てるための具体的な行動に移れるでしょう。
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なお、注文住宅でおすすめの大手・中堅・ローコスト別について知りたい方は「ハウスメーカーを比較」の記事もご覧ください。
※本記事の内容は、2024年5月9日時点の情報です。
Contents
1.二世帯住宅は大きく分けて3種類
二世帯住宅を大まかに分けると、以下の3種類に分類されます。
二世帯住宅を建てる際にはハウスメーカーの提案を聞きつつ、家族同士でどのような生活を送りたいかを話し合わなければなりません。なぜなら、互いの世帯の交流を重視するのか、プライバシーを重視するのかで建てるべき家も異なるからです。
3種類の二世帯住宅の概要と、それぞれのメリットとデメリットを踏まえて、どのタイプが家族に合うのかを考えてみましょう。
1-1.完全分離型のメリット・デメリット
完全分離型のメリットは以下のとおりです。
- 互いのプライバシーが保たれる
- お金の管理が楽
- 将来的な使い道も豊富
- 税制面で優遇される
完全分離型は玄関や居住スペースが完全に分かれているため、あくまでも隣居しているようなスタイルです。互いに生活時間にズレがあったとしても、相手に迷惑がかかりません。
また、水道光熱費なども世帯毎の支払いになるため、お金の管理が楽になるのはメリットといえるでしょう。将来的に片方が空き家になった場合、賃貸物件として貸し出せるなど使い道が豊富です。
完全分離型は2戸分の住宅を建てるのと同じため、建築費が高くなるのがデメリットといえます。その一方で、自治体に2戸分の住宅と認められると、税制面の優遇を受けることが可能です。
対象の税金は、不動産取得税、固定資産税・都市計画税、住宅ローン控除、相続税などが挙げられます。ただし、税制優遇に関する詳細は、自治体によって異なるので確認が必要です。
完全分離型はお互いのプライバシーを分離できるため、3種類のなかでも人気が高い傾向にあります。完全分離型には、「左右分離(縦割り)」と「上下分離(横割り)」があります。
左右分離(縦割り)とは、居住スペースを1階と2階にする間取りのことです。一方、上下分離(横割り)は縦の方向に分割するため、1階と2階が存在する間取りになります。
左右分離、および上下分離のメリット・デメリットは、以下のものが挙げられます。
左右分離(縦割り)メリット | 左右分離(縦割り)デメリット |
---|---|
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上下分離(横割り)メリット | 上下分離(横割り)デメリット |
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左右分離と上下分離で特徴が大きく異なるため、ライフスタイルを考慮したうえで選ぶことが大切です。
一方、完全分離型のデメリットは以下のとおりです。
- 建築コストがかかる
- ある程度の広さの土地が必要
- 水道光熱費が高くなる
- 世帯間のコミュニケーションがとりにくい
キッチンや浴室、トイレといった水まわり設備もすべて二世帯分用意しなければならないため、建築コストが高くなってしまいます。住宅購入に充てられる資金が豊富でなければ、完全分離型を選ぶのは困難でしょう。
玄関や水回りなどの設備を一切共有しないため、共有型よりも建物の敷地面積が広くなります。完全分離型の二世帯住宅を建てるには、60坪~80坪程度の土地が必要といわれています。
土地を購入して二世帯住宅を建てる場合、土地の価格によっては完全分離型を選べない可能性もあります。
完全同居型の場合は二世帯分をまとめて支払うため、水道光熱費の節約につながります。一方、完全分離型は設備を共有しないため、水道光熱費は世帯ごとに支払うことが一般的です。
完全分離型で水道光熱費を分割にした場合、使用状況が判断しにくいため、トラブルに発展する可能性があります。完全分離型では後々のことを考え、それぞれにメーターを設置したほうが賢明です。
また、完全分離型は玄関も別になるため、相手に万が一のことがあっても気付きにくいこともデメリットに挙げられます。
1-2.部分共用型のメリット・デメリット
部分共用型のメリットは、以下のとおりです。
- 建築コストを抑えられる
- プライバシーを守れる
部分共用型は、完全分離型と比べて建築コストを抑えられます。どの部分を共用にするかでも変わってきますが、2つの家を建てる状態に近い完全分離型よりは低コストで建築が可能です。
また、部分共用型の場合、通常の生活空間は二世帯で分かれているため、互いのプライバシーに配慮した生活ができます。
一方、部分共用型のデメリットは以下のとおりです。
- 共用部を使用するルールが必要
キッチンや浴室などを共用している場合は、二世帯で同じ時間帯に使用できません。「どちらの世帯がいつまで使う」といったようにルールを決めないと、トラブルの原因になりかねません。
1-3.完全同居型のメリット・デメリット
完全同居型のメリットは以下のとおりです。
- 建築コストを最も抑えられる
- 二世帯の交流が深い
- 将来の使い道に困らない
完全同居型は1つの家に住むため、同じ設備を2つ用意するコストは不要です。そのため、3種類のなかで建築コストを最も抑えられます。
また、二世帯の交流が一番多いのも、完全同居型ならではのメリットです。将来的に一世帯になったとしても、手を加えることなくそのままの状態で家を利用できます。
一方、完全同居型のデメリットは以下のとおりです。
- お金の管理は相談が必要
- プライバシーの確保が難しい
先述のとおり、水道光熱費がすべて1つの世帯に請求されるため、どのように分けていいかのわからなくなる場合があります。お金の話でもあるため、なるべく早い段階でルールを決めておくことが大切です。
また、二世帯の交流が深い反面、互いのプライバシーの確保が難しくなります。義理の両親と生活する側にとっては、ストレスを感じることもあるでしょう。
このように、二世帯住宅と一口にいっても、タイプによって特徴がかなり異なります。
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2.完全分離型の二世帯住宅でおすすめのハウスメーカー11社
二世帯住宅を建てる際におすすめのハウスメーカーは、以下の11社です。
ハウスメーカー | 工法 | 性能 | 保証期間 アフターサービス |
---|---|---|---|
ヘーベルハウス | 鉄骨造 | 制震・免震システムが標準仕様 |
|
積水ハウス | 鉄骨造 木造 |
震度7相当の地震にも対応 |
|
ダイワハウス | 鉄骨造 木造 |
独自の制震システムを採用 |
|
パナソニック ホームズ | 鉄骨造 | 高層ビル建築の制震技術を活用 |
|
セキスイハイム | 鉄骨造 木造 |
高性能が標準仕様 |
|
ヤマト住建 | 木造 | 木造住宅用制振装置・耐震工法が標準仕様 |
|
アキュラホーム | 木造 | 高い省エネ性を実現 |
|
三井ホーム | 木造 | 高い断熱性・耐震性・遮音性を実現 |
|
ミサワホーム | 木造 | 複数項目で最高等級 |
|
トヨタホーム | 鉄骨造 | 工場生産ゆえの高品質・高性能 |
|
一条工務店 | 木造 | 耐震・断熱・水害に特化 |
|
※プランにより異なる
完全分離型の二世帯住宅を建てるときにおすすめしたい、各ハウスメーカーについて解説します。
2-1.ヘーベルハウス
旭化成ホームズ株式会社の主力商品であるヘーベルハウスは、鉄骨造部門において2016年から2024年まで9年連続で顧客満足度1位を獲得しています。
工法 | 鉄骨造 |
---|---|
性能 | 制震・免震システムが標準仕様 |
保証期間 アフターサービス |
|
※プランにより異なる
制震・免震システムを標準仕様で装備
ヘーベルハウスは鉄骨造の家づくりを提案しており、外壁には独自の「ALCコンクリート」を採用しています。
制震システムや免震システムはオプションに設定するハウスメーカーが多いなか、制震・免震システムを標準仕様とし、地震に強い家づくりを実現しています。
また、高性能の断熱材を独自開発しており、高い耐火性と耐久性のコンクリート建材は国土交通大臣認定を受けています。
へーベルハウスの二世帯住宅「都市の実家」他
ヘーベルハウスでは、「イマドキ親子の二世帯住宅 都市の実家」や「2.5世帯住宅」といった二世帯住宅プランが豊富にそろっています。狭小住宅も得意としているため、限られた土地で二世帯住宅を検討している方にもおすすめといえるでしょう。
ヘーベルハウスの二世帯住宅のベースとなる商品は、「2-Family HAUS」です。二世帯の関係を良好に維持することを前提に、さまざまな間取りの二世帯住宅を展開しています。なお、「2-Family HAUS」では、完全分離の「くっきりセパレート」と、完全同居の「しっかりシェア」を提唱しています。
業界に先駆けて二世帯住宅を提案してきたヘーベルハウスは、二世帯住宅の商品が豊富です。二世帯住宅研究所を設立しており、これまでのオーナーの成功談・失敗談から新しいプランを生み出してきました。二世帯住宅のパイオニアたる実績と提案力で、各家族に合った二世帯住宅のプランニングを実現しています。
また、初期保証30年後も、最長60年間にわたる長期サポートを受けることができます。
2-2.積水ハウス
1960年創業の積水ハウスは2023年1月末で累積建築戸数が262万戸を超える、大手ハウスメーカーのなかでも豊富な実績を持ちます。
工法 | 鉄骨造・木造 |
---|---|
性能 | 震度7相当の地震にも対応 |
保証期間 アフターサービス |
|
※プランにより異なる
鉄骨造でも木造でも高耐震・高断熱が叶う家
積水ハウスは、鉄骨造と木造の工法を得意としています。鉄骨造住宅では、メーカーが独自で開発した制震構造により、地震エネルギーを熱エネルギーに変えることで地震の揺れによる建物の変形量を抑えます。この技術により、震度7相当の地震にも対応できる想定の家を実現しています。
また、木造住宅は接合部分にこだわり、「構造・省エネ・防火等」が国から認められた家を実現しています。国土交通省の「住宅の品質確保の促進等に関する法律」、通称「品確法」によって定められた基準「断熱等性能等級」においては、標準仕様で最高等級4に対応しており、高い断熱性にも期待できる家が叶います。
積水ハウスの二世帯住宅「カゾク・ト・カゾク」
積水ハウスの二世帯住宅商品には、「多世帯の暮らし カゾク・ト・カゾク」があります。
家族の距離感や暮らしのシーン、多世帯の暮らしをスムーズにするプランアイデア、多世帯の家族に優しい住まいの技術といった3視点から練られる住宅プランであり、その家族だけに合ったプランを細かく提案してくれます。
なお、積水ハウスの戸建て住宅は一から自由にプランしていく完全な自由設計のため、暮らしに合わせた完全分離の二世帯住宅を建てることが可能です。そのため、上下分離、左右分離を問わず、完全分離型の二世帯住宅を施工した事例も豊富です。
アフターサービスは初期30年の無料保証があり、延長で有料の「ユートラスシステム」に加入すれば、家がある限り永年保証してくれるサービスもあります。
2-3.ダイワハウス
出典:ダイワハウス 公式HP
ダイワハウスは2023年3月末現在、65.2万戸の販売実績を誇るハウスメーカーです。
工法 | 鉄骨造・木造 |
---|---|
性能 | 独自の制震システムを採用 |
保証期間 アフターサービス |
|
※プランにより異なる
さまざまな家づくりの実績がある高い技術力
ダイワハウスの注文住宅では、鉄骨造住宅と木造住宅を取り扱っています。
戸建て住宅以外だけでなく、高層ビルや集合住宅なども手がけているハウスメーカーです。そのため、2階建てや二世帯住宅はもちろん、平屋や3階建て、4階建て、店舗併用、医院併用、賃貸併用住宅など施工実績も豊富です。
鉄骨造、木造ともにメーカー独自の制震システムを採用しており、地震にも強い家づくりが叶います。
ダイワハウスの二世帯住宅「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」他
ダイワハウスの二世帯暮らしでおすすめの住宅商品は「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」です。本商品の天井高は2メートル72センチと高く設計されており、広々とした居室空間で開放感が味わえます。
また、独自のプラン「家事シェアハウス」では、いらないチラシやごみを捨てる、散らかった服を片づけるといった、たまるとストレスになりがちな家事を、家族全員で分担できるような仕組みづくりを提案しています。
二世帯で暮らすとなると、細かいことが言いにくいケースも少なくありません。家づくりの段階からみんなで家事に取り組める仕組みがあれば、ストレスも大きく軽減できるでしょう。
2-4.パナソニック ホームズ
パナソニック ホームズは1963年創業の実績のあるハウスメーカーで、パナソニックグループの一員でもあります。
工法 | 鉄骨造 |
---|---|
性能 | 高層ビル建築の制震技術を活用 |
保証期間 アフターサービス |
|
※プランにより異なる
高層ビルの制震技術を生かした家づくり
パナソニック ホームズは鉄骨造住宅を得意としており、2階建てはもちろん、中高層住宅や平屋も手がけています。
高層ビルの建築で使用される制震技術を住宅用に開発し、採用しているハウスメーカーでもあるため、地震の揺れによる家の変形を極力抑えることが可能です。そのほか、家全体を高性能断熱材で包むことで高い断熱性を実現しています。
また、パナソニック ホームズの全館空調システムは、2019年度の「省エネ大賞」に受賞しています。
パナソニック ホームズの二世帯住宅「つどいえ」
パナソニック ホームズの二世帯住宅には「つどいえ」があります。
二世帯住宅は3種類に分けられるのに対し、パナソニック ホームズでは「融合タイプ」「半融合タイプ」「半独立タイプ」「独立タイプ」の4つに細分化し、プランを提案しています。
家の引き渡しから、2年は定期的な点検が行なわれます。その後も最長60年目までは「フレッシュアップ点検」として、家の状況に合わせたメンテナンスや部品交換などをサポートしてくれるので安心です。
パナソニック ホームズの多層階二世帯住宅「Vieuno(ビューノ)」
多層階の二世帯住宅「ビューノ」は、都市部の狭い土地に世帯住宅を建てたい方におすすめです。
3~9階までの多層階に対応しており、1~2階を親世帯、3~4階を子世帯の住まいにするなどの使い方が可能です。また、介護が必要になったときや子どもが独立したときでも、空いたフロアは店舗やオフィス、賃貸住宅で収益を得られます。
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2-5.セキスイハイム
出典:セキスイハイム 公式HP
セキスイハイムは1971年にスタートした創業50年の実績を誇るハウスメーカーで、積水化学グループの一員でもあります。
工法 | 鉄骨造・木造 |
---|---|
性能 | 高性能が標準仕様 |
保証期間 アフターサービス |
|
※プランにより異なる
標準仕様の性能が高い住宅を提供
セキスイハイムは、国が定めるZEH住宅の基準を満たす高い環境性能の住宅を得意とするメーカーです。特に、エネルギー自給自足型住宅の開発・普及に力を入れています。
鉄骨造住宅では、標準仕様には独自の耐震システムを採用。工場生産をメインとしており、全国に構えた工場では年間で約1万棟の住宅を生み出しています。独自の管理システムで各工程の部品や部材を正確に洗い出しているので、コストパフォーマンスに優れた家づくりが叶います。
また、木造住宅では2×4(ツーバイフォー)はもちろん、よりも断熱性に特化した2×6(ツーバイシックス)も対応可能です。標準仕様で「基礎断熱」を採用しているため、足もとが冷えがちな冬場も快適に過ごすことができます。
住宅商品のなかには、賃貸併用二世帯も含まれています。「二世帯・多世帯住宅」の商品では、完全分離型や部分共有型、完全共有型に加え、同じ土地に2つの家を建てる「隣居スタイル」も対応できます。住宅の性能や将来を踏まえて二世帯住宅を建てたい方は、セキスイハイムがおすすめです。
2-6.ヤマト住建
出典:ヤマト住建 公式HP
ヤマト住建は、兵庫を基盤にしているハウスメーカーです。キャッチコピー「高性能な住宅をお手頃価格で」のとおり、コストパフォーマンスに優れた点が特徴です。
工法 | 木造 |
---|---|
性能 | 木造住宅用制振装置・耐震工法が標準仕様 |
保証期間 アフターサービス |
|
※プランにより異なる
断熱・耐震・制震に優れた木造住宅をお手頃価格で提供
ヤマト住建は、高気密・高断熱の木造住宅を得意としています。断熱性能においては、建物全体を断熱材で包み込む「外張り断熱」を採用するほか、窓には「樹脂サッシ」を採用するなど、1年中快適な住宅を提供しています。
全国規模の大手ハウスメーカーほどの施工実績はありませんが、1990年創業で阪神・淡路大震災を経験していることから、高い耐震性能を誇る地震に強い家が特徴です。標準仕様で木造住宅用制振装置や耐震工法を取り入れ、リーズナブルに地震に備えた家づくりが行なえます。
ヤマト住建の二世帯住宅「絆」
ヤマト住建の二世帯住宅は「絆」があります。上下分離、左右分離の完全分離型に加え、同居型は独立同居タイプ、一部同居タイプ、完全同居タイプなどさまざまなスタイルの提案が可能です。
また、スキップフロアによって2.5階建ても叶うため、開放感がありつつ、空間を無駄なく使うことができます。ビルトインガレージの対応も可能なので、二世帯で幅広い暮らし方が叶います。
アフターケアとして、初期保証は20年、延長で有償30年の保証サービスがあります。
2-7.アキュラホーム
出典:アキュラホーム 公式HP
アキュラホームはグッドデザイン賞を9年連続獲得するなど、デザイン面や環境面に優れた住宅を得意とするハウスメーカーです。
ローコストで人気のハウスメーカーでもあり、2,000万円台から二世帯住宅が建てられます。さらに、完全自由設計のため、ライフスタイルに合わせた完全分離型も実現可能です。
工法 | 木造 |
---|---|
性能 | 高い省エネ性を実現 |
保証期間 アフターサービス |
|
※プランにより異なる
省エネ住宅に積極的な大開口木造住宅
アキュラホームは広々とした木造住宅の施工を得意としており、木造では難しい大型2台以上のビルトインガレージプランも叶います。過去には、震度7などの巨大地震を想定した実験を行ない、地震が起きたあとにも「住み続けられる住まい」を提案しています。
また、ZEH基準の家づくりにも対応しているので、優れた断熱性に加え、全館空調システムを導入すれば効果も十分期待できるでしょう。
また、2021年4月には日本初「住宅の燃費(光熱費)表示制度」を開始し、脱炭素社会への貢献にも積極的です。
2-8.三井ホーム
出典:三井ホーム 公式HP
三井ホームは1974年創業のハウスメーカーです。豊富な住宅デザインのバリエーションに定評があり、特に洋風の外観が得意です。
工法 | 木造 |
---|---|
性能 | 高い断熱性・耐震性・遮音性を実現 |
保証期間 アフターサービス |
|
※プランにより異なる
工法の点について追記/耐震性・断熱性能
三井ホームでは1974年から国内でツーバイフォー工法をいち早く導入し、より強固な家づくりが叶う「プレミアム・モノコック構法」にて家づくりを提案しています。
優れた断熱性を実現させるため、最新の建築部材や「アルゴンガス入り高遮熱Low-E複層ガラス」、「オリジナル屋根断熱構造材ダブルシールド(DS)パネル」などを採用しています。
耐震性においては、連続60回、震度7相当の地震の負荷に耐える性能を確保。さらに、高い遮音性にも期待できるため、子育てや趣味で音楽をする方や、ペットを飼いたい方にもおすすめです。
三井ホームの二世帯住宅「トロワ」
三井ホームの二世帯住宅商品には「Twin Family「ⅲ(トロワ)」」があります。
パリのアパルトマンをイメージしたおしゃれな外観が特徴で、親世帯を1~2階、子世帯を2~3階に配置したプランの3階建て二世帯住宅や、上下階で住み分ける2階建てプランなど、幅広く提案しています。
アフターケアとしては、定期点検によって有料メンテナンス工事を行なう場合、最長60年間の保証が付いています。
2-9.ミサワホーム
ミサワホームは、34年連続でグッドデザイン賞を獲得している実績を持っており、中2階に収納空間が設けられる「蔵のある家」が人気です。
工法 | 木造 |
---|---|
性能 | 複数項目で最高等級 |
保証期間 アフターサービス |
|
※プランにより異なる
あらゆる住宅性能が最高等級の住宅を実現
ミサワホームの家は、木質パネル工法で作られており、収納力の評価が高いです。
住宅性能は、断熱・耐震・劣化対策など複数項目で最高等級に対応しています。独自の制震装置は地震エネルギーを最大約50%抑え、繰り返す地震の揺れに備えています。
なお、断熱材に採用しているグラスウールは、工場生産による安定した精度である点も特徴の一つです。
ミサワホームの二世帯住宅「Century primore3」他
ミサワホームでは、邸宅のような高級感のある3階建て二世帯住宅「Century primore3」をはじめ、ハイクラスのテクノロジーを反映させた「Century primore」。開放感あふれる設計の「GENIUS GATE」、伝統的な家屋のようなたたずまいが美しい「Season j」など、数多くの二世帯住宅商品をそろえています。
二世帯住宅の種類は、完全分離型である「別々同居タイプ」、部分共有型の「ほどほど同居タイプ」、「完全同居タイプ」の3種類のプランから選ぶことが可能です。
さらに、初期保証や無料点検サービスも充実しているため、長い間安心して暮らすことができるでしょう。
2-10.トヨタホーム
自動車メーカーで有名なトヨタグループのトヨタホームは、愛知県を基盤にしながらも、全国各地に営業所を構えるハウスメーカーです。
工法 | 鉄骨造 |
---|---|
性能 | 工場生産ゆえの高品質・高性能 |
保証期間 アフターサービス |
|
※プランにより異なる
工場で作る高品質・高性能な鉄骨住宅
トヨタホームは、鉄骨造のなかでも、鉄骨ラーメン構造、鉄骨軸組工法を採用し、家づくりの8割を工場で生産しています。
メーカー独自の制震システムを採用しており、高耐震、高制震の家を実現しています。国が定める耐震基準である「等級3」の基準を標準仕様にしていることに加え、動画投稿サイトでも耐震実験を公開しており、会社として耐震性に力を入れています。
断熱性能においては、天井、壁、床にそれぞれ適した断熱材を使用し、断熱等性能等級は「最高等級4」の家づくりに対応しています。
トヨタホームの二世帯住宅「シンセ・ニコリズム」
トヨタホームの二世帯住宅商品には、独立型二世帯住宅「シンセ・フィーラス・ニコリズム」があります。親世帯と子世帯の住空間を完全に分けつつも、「交流ドア」や広々としたLDKなど、二世帯が交流しやすい工夫が満載の設計プランが特徴です。
また、トヨタホームの住宅は、開放的な空間づくりも魅力の一つです。広いLDKはもちろん、吹き抜けやアウトドアリビングなど、大開口の間取りに興味がある方におすすめです。
さらに、初期保証も40年と長いため、住み始めてからの安心が長く続きます。
2-11.一条工務店
一条工務店は、年間で最も売れている注文住宅のハウスメーカーとして、ギネスブックに載っています。2022年には「最新年間で最も売れている注文住宅会社」、「最新年間で最も多くの太陽光搭載住宅を建てた会社」、「最大の工業化住宅工場」の3項目で4年連続ギネス世界記録に認定されています。
工法 | 木造 |
---|---|
性能 | 耐震・断熱・水害に特化 |
保証期間 アフターサービス |
|
※プランにより異なる
耐震・断熱のほか、水害対策にも着目した家づくり
一条工務店では「地盤調査研究所」を設け、過去データベース70万件から最適な基礎施工を出してくれます。
耐震等級は最高等級3を標準仕様としており、壁、床、天井を結びつけた箱型の構造「ツインモノコック構造」を採用することで高い耐震性を実現。断熱性においても、一般的な高断熱住宅よりも高い省エネ性能を誇ります。
また、近年の集中豪雨や洪水などへの対策として、世界で初めて「水害に耐える住まい」を開発しました。その結果、環境省が主催する「気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞しています。
二世帯住宅商品は、「Focus VOICE of ICHIJO 一条の『二世帯住宅』特集」で確認することができます。アフターサービスには、専用アプリ「一条工務店 住まいのサポートアプリ(i-サポ)」があり、購入履歴や修理の依頼などがスマートフォンから行なえます。
このように、ハウスメーカーによって商品の特徴が異なるため、二世帯住宅を建てる際はさまざまなハウスメーカーを比較・検討することが大切です。
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3.二世帯住宅を建てるハウスメーカー選び4つの比較ポイント
二世帯住宅を建てる際には、安心して任せられるハウスメーカーに依頼する必要があります。
どのようなポイントでハウスメーカーを選べばいいかわからない方は、以下の4つの比較ポイントを参考にしてください。
- 二世帯住宅の建築実績や提案力
- 耐震性や断熱性などの性能・工法
- 保証期間やアフターメンテナンス
- 営業担当者との相性
それぞれについて解説します。
3-1.二世帯住宅の建築実績や提案力
二世帯住宅を建てる際には、ハウスメーカーの建築実績や提案力で比較するのがよいでしょう。
二世帯住宅では二世帯が互いに満足して生活できるように、間取りなどを考えなければなりません。しかし、最適な間取りを考えるうえで、家族だけでは限界があることも少なくありません。
施工実績が豊富なハウスメーカーであれば、数ある実績のなかから理想に近い住宅からイメージを具体化できます。さらに、これまでのノウハウから、家族に合ったプランの提案をしてもらえるでしょう。
3-2.耐震性や断熱性などの性能・工法
耐震性や断熱性などの性能・工法も、ハウスメーカーで比較するべきポイントです。
地震の多い日本で安心して長く生活するには、耐震性に優れた家を建てる必要があります。また、寒冷地であれば、高い断熱性を持つ住宅のほうが快適に生活できるでしょう。
一般的な戸建て住宅は木造であり、代表的な構造は2種類あります。
在来工法と呼ばれる木造軸組工法は、住宅を軸で支えます。そのため、空間の広さや形を自由に設計しやすく、将来的な間取り変更もしやすいです。
一方でツーバイフォー(2×4)と呼ばれる工法は、住宅を軸ではなく面で支える構造です。そのため、間取りの自由度は下がるものの、耐火性や耐震性がアップします。
ハウスメーカーのなかには、木造よりも耐震性が強くなる鉄骨造を得意としているハウスメーカーや、ツーバイフォー工法を得意としているハウスメーカーがあります。二世帯住宅の商品だけでなく、どのような素材や工法を採用しているのかについてもチェックしてみましょう。
3-3.保証期間やアフターサービス
ハウスメーカーを選ぶ際には、保証期間やアフターサービスについても調べましょう。
住宅は建てて終わりではありません。安心して生活するためには、保証やアフターメンテナンスが大切です。
新築住宅は法律によって10年間の保証が義務づけられています。しかし、住宅の設備などに不具合が生じてくるのは、10年目以降の場合が多いでしょう。
10年以降の保証の有無はハウスメーカーによって異なるため、事前に確認しなければなりません。また、具体的な保証内容や、保証を受けるための条件についても確認しておきましょう。
3-4.営業担当者との相性
満足できる家を建てるためには、営業担当者との相性も重要です。
会社としての実績が豊富であっても、「担当者が頼りない」「意向を汲み取ってくれない」という状態では、住宅購入に不満が出てしまいます。人それぞれ相性は異なるため、インターネットの情報を集めるだけでなく、実際に顔を合わせて相談するのが大切です。
以上が、二世帯住宅を建てるハウスメーカーの比較で重要な項目です。
これらの比較項目を効率良く比較するには、ハウスメーカー・工務店があなたのために作成した実際の住宅プランを複数手に入れ、見比べてみるのが効率的です。
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4.二世帯住宅を建てる際の検討ポイント
「1.二世帯住宅は大きく分けて3種類」でご紹介したように、3種類の二世帯住宅にはそれぞれメリットやデメリットがあります。どのタイプの二世帯住宅にすべきか悩んでいる方は、以下の3つの検討ポイントから考えてみてください。
- 予算との兼ね合い
- 将来を見据えたプラン設計
- 二世帯住宅での生活の質
4-1.予算との兼ね合い
1つ目の検討ポイントは、予算との兼ね合いです。
二世帯住宅の費用相場は、一般的な費用相場よりも高い傾向にあります。特に、完全分離型や部分共用型は、建物を上に伸ばすタイプでない限り、広い土地が必要です。
これから土地を購入して二世帯住宅を建てようと考えている方のなかには、予算的に広い土地を購入するのが難しい方も多いでしょう。特に都心部のように土地の値段が高いエリアの場合は、完全同居型を選択して建築コストを抑える工夫が必要です。
4-2.将来を見据えたプラン設計
2つ目は、将来を見据えたプラン設計です。特に完全分離型、部分共用型の二世帯住宅を建てる際、一世帯になったあとの使い方を考えなければなりません。
完全分離型であれば、空いている居住スペースを賃貸として貸し出すことが可能です。一方で、部分共用型はセキュリティ面から同じようにはできないでしょう。
また、次の世代が住むことを考えれば、長い期間生活できる性能の高い住宅を建てる必要があります。
4-3.二世帯住宅での生活の質
3つ目は、二世帯住宅での生活の質です。二世帯住宅の種類を決めるためには、二世帯がどのような生活を送りたいのかを話し合う必要があります。
- 二世帯の交流を重視したい
- 互いのプライバシーを確保したい
- 近くにいながらも自由に生活したい
このように、二世帯の価値観を擦り合わせながら、具体的な間取りを決めるようにしましょう。
「プライバシーを重視したい」という意見が一致する場合、完全分離型が向いています。また、友人がよく家に遊びに来る方、親世帯と生活リズムが合わない方、生活音に敏感な方も同様です。
ただし、話し合いが不十分な場合、どちらかに不満が残っていると関係が悪化する可能性あるので注意が必要です。要望がバランス良く叶うように、話し合いで二世帯の要望をすり合わせるようにしましょう。
5.二世帯住宅を建てる際の注意点
実際に二世帯住宅を建てる際、以下の4つの注意点があります。
- 二世帯で理想の生活を話し合う
- バリアフリー対策を行う
- 生活音の対策を考える
- 予算やライフスタイルを踏まえ専門家に相談する
注意点を踏まえて間取りを検討することで、二世帯住宅によくあるトラブルを回避できます。
5-1.二世帯で理想の生活を話し合う
二世帯住宅を建てる際には、二世帯で理想の生活を話し合うことが大切です。例えば、以下のようなことを話し合うとよいでしょう。
- 家のなかにいることが多いのか
- リビングは広いほうがいいのか
- フローリングだけでなく畳の部屋があったほうがいいのか
理想の生活によっては、立地から考え直す必要もあります。「そんなところまで話し合うの?」と感じるかもしれませんが、深くまで話し合って損はありません。
あとから「もっとこうすればよかった」とならないためにも、二世帯でしっかり話し合いましょう。
5-2.バリアフリー対策を行う
二世帯住宅を建てる際には、バリアフリー対策を行なってください。
「両親は健康だから」という理由でバリアフリーにしないのは、将来的に後悔する原因となります。高齢の方は、いつ病気や怪我をしてしまうかわかりません。今は元気でも将来的に足腰が悪くなったり、車椅子が必要になったりすることもあるでしょう。
バリアフリー工事は費用もかかるため、新築時に行なうほうが費用面でお得です。いつ何が起こるかわからないため、できる限りの対策をとりましょう。
5-3.生活音の対策を考える
二世帯住宅で失敗、後悔したと思うケースで多いのは「生活音」です。完全分離型で家を建てたとしても、水回りの配置や生活動線によっては生活音が気になることもあります。
特に、上下分離型の二世帯住宅は生活音が響きやすいため、生活音が気にならなくなるよう工夫が必要です。完全分離型の二世帯住宅において、生活音を防げる工夫は以下のものが挙げられます。
5-3-1.水回りの配置を工夫する
水の流れる音や換気扇など、水回りは生活音が出やすい部分です。
上下分離の二世帯住宅の場合、水回りの設備は上下で同じ位置に配置するのがポイントです。さらに、足音が響きやすい生活動線、音を立てたくない寝室も上下で同じ位置にするとよいでしょう。生活リズムが合わない場合でも、間取りを工夫することで生活音が気にならなくなります。
一方、左右分離の場合、寝室の近くに水回りを配置しないことが重要です。浴室やキッチンのシンクなどで、水の音を吸収する素材の設備を選ぶ方法もあります。
また、水が流れる音だけでなく、換気扇の空気音も騒音になりえます。配管のルートから音が響くことがあるため、寝室から配管を離すなどの工夫も必要です。
5-3-2.建物の防音・遮音性能を高める
生活音が気にならない対策として、建物本体の遮音・防音効果を高める方法があります。
床の対策は、遮音等級の高いフローリングを敷く、二重床を採用する、床下地に遮音緩衝材を敷き詰めるなどの方法が効果的です。上下分離の二世帯住宅の場合、1階と2階の間に断熱材を敷き詰めると防音効果が期待できます。
建築のコストは高くなりますが、長く住むことを考慮すると、生活音のストレスを軽減できるのはメリットといえるでしょう。
なお、上下分離の家に住み始めてから生活音が気になったときは、防音のマットやカーペットを敷くだけでも防音につながります。
5-3-3.生活上のルールを決める
完全分離型の二世帯住宅であっても、生活上のルールを決めておくとよいでしょう。洗濯機や掃除機など、音が出る家事をする時間帯を決めると生活音が気になりません。
なお、生活上のルールは生活音を防ぐだけでなく、後悔しない家づくりにもつながります。親に子どもを預かってほしい頻度や時間帯、食事をともにする頻度など、双方のコミュニケーションにかかわるルールも必要です。
さらに、光熱費や住宅ローンなど、支払いに関するルールはあらかじめ決めておくことが大切です。お金のことをあいまいにしておくと、後々でトラブルに発展するので注意しましょう。
5-4.予算やライフスタイルを踏まえ専門家に相談する
二世帯住宅を建てる際には、予算やライフスタイルを踏まえ専門家に相談するのがよいでしょう。
家族だけで話し合っていても解決しない問題は、第三者である専門家に相談するのがおすすめです。過去の経験をもとに、適切なアドバイスをもらえるでしょう。
また、第三者を交えて話し合うことで、家族だけで話し合うより冷静な話し合いができるメリットもあります。誰に相談していいかわからない方は、HOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービスにお問い合わせください。あなたの家づくりをサポートします!
まとめ
二世帯住宅には3種類のタイプがありますが、完全分離型はお互いのプライバシーに配慮したい家族に向いています。完全分離型の二世帯住宅を建てたい方は、複数のハウスメーカーで比較検討することが大切です。
ただし、二世帯住宅は二世帯でどのような家を建てるかを話し合う必要があるため、通常の住宅よりも考えるべきことが多くなります。将来的な使い方まで踏まえて考えなければならないため、家族だけで検討するのは限界があるでしょう。
これから二世帯住宅を建てようと考えている方は、ぜひHOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービスを活用し、二世帯でのスムーズな話し合いに役立ててください。
この記事のポイント
二世帯住宅の建築を依頼するハウスメーカー選びの際には、以下の4点に注目してみましょう。
- 二世帯住宅の建築実績や提案力
- 耐震性や断熱性などの性能・工法
- 保証期間やアフターメンテナンス
- 営業担当者との相性
詳しくは「4.二世帯住宅を建てる際の検討ポイント」で解説しています。
二世帯住宅の種類は、おもに以下の3つです。
- 完全分離型
- 部分共用型
- 完全同居型
各種類のメリット・デメリットは「1.二世帯住宅は大きく分けて3種類」で解説していますが、「2-4.パナソニック ホームズ」のように、独自の区分でプランを提案してくれるハウスメーカーもあります。
今回の記事でご紹介するハウスメーカーは以下の11社です。
ヘーベルハウス・積水ハウス・ダイワハウス・パナソニック ホームズ・セキスイハイム・ヤマト住建・アキュラホーム・三井ホーム・ミサワホーム・トヨタホーム・一条工務店
ぜひ「2.完全分離型の二世帯住宅でおすすめのハウスメーカー11社」で特徴を比較してみてください。
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