【新築住宅の間取り事例】地下室・半地下のメリット&デメリットとおすすめ間取り

地下室・半地下室とは、部屋の天井高さが地面より1/3以上埋まっている、もしくは地面より下にある部屋のことです。分かりやすくお伝えすると、地面に埋まっている部屋が地下室、地面から部屋が2/3出ていて1/3が埋まっている部屋が半地下室です。

この記事では地下室・半地下室のメリット・デメリットや適した間取り例などを紹介していきます。

地下室・半地下室のメリット
  • 床面積の上限を3割増やせる(地下室・半地下室)
  • 耐震性が上がる(地下室・半地下室)
  • 遮音性に優れている(地下室)
  • 断熱性に優れている(地下室)
  • 窓を設置できる(半地下室)
  • 換気ができる(半地下室)
地下室・半地下室のデメリット
  • 土地探しが大変(地下室・半地下室)
  • 浸水被害の可能性が高い(地下室・半地下室)
  • 換気がしにくい(地下室)
  • 断熱対策が必要になる(半地下室)

地下室・半地下室はこんな場合に活用できる

・隣の家の距離が近くて音が伝わりやすく、プライベート空間の確保に不安がある時
地下室は部屋の周りが土に囲まれているため、防音効果が高く、隣の家と距離が近い場合でも音が漏れにくい空間です。大音量で映画や音楽を楽しみたい時や、ピアノなどの楽器の演奏を練習したい時に最適のお部屋です。

1-3.【30坪台】地下室・半地下室の間取り例

・土地の広さ(坪数)は狭いけど、子供部屋などもう一部屋欲しい時
坪数のない住宅でも、子供たちに一人一部屋を確保したい時、地下室を子供部屋として活用することも可能です。窓やドライエリアを設ければ、地下でも閉塞感を感じにくい空間になります。子供が小さいうちは、走り回ったり飛び跳ねたりしても音漏れがしにくいなどのメリットがあります。

1-5.【40坪台】地下室・半地下室の間取り例

・大空間の収納や多目的の部屋が欲しい時
地下室はメリットを生かして多目的に活用する事ができます。収納スペースとしての活用事例も多く、扇風機や冬用の暖房器具などの季節家電や、ゴルフ・登山・マリンスポーツなど使用頻度の少ないアイテムの収納したい時に適しています。他にもホームシアターやワークスペース、ワインセラーと活用事例は豊富です。

1-2.【25坪台】地下室・半地下室の間取り例

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1. 地下室・半地下の間取り例5選

地下室・半地下を設置した間取り例を、建物の延床坪数・タイプ別に5つ紹介していきます。

どんな人に人気の間取りか、費用はいくらかかるかも記載していますので、是非参考にしてください。

1-1.【20坪台】地下室・半地下室の間取り例

リビングからアクセスのよい地下室(ドライエリア付き)の子供部屋

こんな人に人気 子供部屋が1つ欲しい
世帯(想定) 夫婦2人+子供1人
坪数(延べ床面積) 24坪
間取り 2階建て1LDK(+地下室+ドライエリア+バルコニー+納戸)
費用 約1,000万円

地下にある部屋にはドライエリアが設置されており、窓を設置できたため陽の光が入りやすい設計自然の風で換気できるので機械換気が必要ない空間となっています。リビングからのアクセスも良く、地下室の子供部屋との移動もスムーズです。

1-2.【25坪台】地下室・半地下室の間取り例

仕切りのない多目的大空間の地下室

こんな人に人気 友達を招待して映画鑑賞を楽しみたい人
世帯(想定) 夫婦2人+子供2人
坪数(延べ床面積) 30坪
間取り 2階建て2LDK(+地下室)
費用 約2,500万円

子供が友達を招待して、映画鑑賞を楽しんでいます。窓の外には照明も設置し、夜も暗すぎず雰囲気のある空間に。壁の収納には来客用の布団を収納できるスペースを確保。映画を楽しんだ後は、そのまま飲み会に突入しお泊りすることもできます。静かな空間は在宅ワークや落ち着いて読書したい時にも最適です。

1-3.【30坪台】地下室・半地下室の間取り例

子供達のトレーニングルーム専用地下室



こんな人に人気 野球のトレーニングルームが欲しい
世帯(想定) 夫婦2人+子供4人
坪数(延べ床面積) 47坪
間取り 2階建て2LDK(+地下室+シューズインクローゼット+インナーガレージ+バルコニー)
費用 約3,880万円

子供達が少年野球チームで活躍できるようにバッティングなどのトレーニング施設を地下室に設置。地下室なので練習の音も近所迷惑になりません。さらに防護ネットを取り付けて安全性を確保し、ボールが照明や他の子供達に当たらないように配慮しました。

1-4.【35坪台】地下室・半地下室の間取り例

間取りを工夫し明るく風通しのいい地下室リビングに

こんな人に人気 地下室をリビングにして快適に過ごしたい
世帯(想定) 夫婦2人+子供2人
坪数(延べ床面積) 36坪
間取り 2階建て(1DK+小屋裏収納+地下室+ドライエリア+バルコニー+フリースペース)
費用 約1,500万円

地下のリビングへの階段を吹き抜けのストリップ階段にして採光を確保しています。ドライエリア設計なので日中は窓からの光が部屋へ入り明るく風通しも良い空間に。夏場は涼しく、梅雨の時期でもジメジメすることのない1年中過ごしやすい居室になっています。

1-5.【40坪台】地下室・半地下室の間取り例

二世帯住宅でも子供部屋を地下に設置

こんな人に人気 二世帯住宅でも子供部屋をつくりたい
世帯(想定) 夫婦2人+両親+子供3人
坪数(延べ床面積) 48坪
間取り 2階建て3LDK(+ロフト+小屋裏+地下室+ドライエリア+ウォークインクローゼット+バルコニー)
費用 約3,700万円

坪数のない住宅でも、子供たちに一人一部屋を確保したい時、地下室を子供部屋として活用することも可能です。窓やドライエリアを設ければ、地下でも閉塞感を感じにくい空間になります。子供が小さいうちは、走り回ったり飛び跳ねたりしても音漏れがしにくいなどのメリットがあります。

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2. 地下室・半地下室の費用相場

2-1.地下室・半地下室の費用相場

注文住宅に地下室・半地下室を設置する場合、用途や立地により費用相場に大幅な差があります。一般的な坪単価は50〜200万円ほどになります。地下室を建築する時に発生する費用の詳細は次の項目です。

地下室・半地下室設置にかかる費用の詳細(15坪の例)
地盤調査 30万円前後
構造計算 20〜70万円
設計図面作成 30〜80万円
山留工事費用 150〜250万円
掘削工事費 200万円前後
残土処理費 180〜230万円
防水工事費 70〜90万円
配筋・打設工事費 200〜500万円
室内環境対策費用 120〜160万円
※断熱工事費30〜40万円、除湿工事費90〜120万円
ドライエリア工事費 150万円前後
内装費用 80〜100万円

2-2.注文住宅に地下室・半地下室を設置した場合の費用シミュミレーション

地下室・半地下室は狭小住宅で部屋や収納が不足している場合につくられるパターンが多い傾向にあります。今回は延床面積が約28.9坪の住宅に6坪の地下室を造る場合の費用をシミュレーションします。

【例】延床面積28.9坪の注文住宅に6坪の地下室をつくる場合

合計:約720万円

  • 地盤調査費:約18万円
  • 構造計算費:約36万円
  • 地下室用の設計書作成費:約30万円
  • 山留工事費:約102万円(関東ローム層と想定)
  • 掘削・残土処分費:約108万円
  • 防水工事費:約48万円
  • 配筋・打設工事費:約150万円
  • 断熱・除湿工事費:約78万円
  • ドライエリア用工事費:約150万円

※あくまでもシミュレーションです。お住まいの地域の土壌によって変動するのでハウスメーカー・工務店に確認しましょう。

以上、地下室・半地下室の費用の目安をご紹介しましたが家を建てるに必要な費用の内訳や目安について知りたい方は、下記の記事も併せてご覧ください。

家を建てる費用はいくら必要?建てられる家のイメージは?予算金額の目安を解説!

3. 地下室・半地下室をつくる前に!失敗例からわかる注意点

3-1.【設備】結露からくるカビ

結露が発生し、カビが増えてしまう

外の気温と部屋の中の温度差があると、結露が発生してしまい、壁紙の変色や、カビだらけでインテリアの見栄えも悪く、カビの匂いも気になるように・・・。壁紙を張り替えても、すぐにカビてしまい意味がありませんでした。

注意点:換気や除湿設備の導入を検討

結露を避けるためには、設計段階で換気や除湿設備の導入を検討しておくことをおすすめします。換気の設備の設置や、ドライエリアのある半地下室にするなど、湿気対策は前もってハウスメーカーに相談しましょう。

3-2.【計画段階】雨などによる浸水

水害による修繕費用の大ダメージ・・・

大型台風の襲来で、付近一帯の住宅は床上浸水の被害が多くでました。我が家の地下室にも水が浸水し、内装や機械などが水浸しに。修繕費用も高くついてしまいました。

注意点:雨水対策を考える

役所からもらえるハザードマップの確認や、沖縄や九州のように台風、ゲリラ豪雨の多い地区は地下室の建築を控えた方が良いと考えることもできます。

どうしても地下室が欲しい場合は、居住地について詳細な知見を持つ地域密着のハウスメーカーへ相談するのがおすすめです。

3-3.【計画段階】薄暗い地下室

作業スペースとして建築したが薄暗く作業効率が悪い

地下室を趣味や仕事に活用できる実用的な部屋として考え、陽の光が入る設計にしたはずが、思っていた以上に暗く手元が見づらい部屋に。

注意点:採光設計を検討する

暗すぎない地下室を回避する場合は、照明の場所や数を工夫したり、採光・換気を目的としたドライエリアを取り入れたりするなど対策はあります。「失敗した…」と後悔しないためにも設計の段階からハウスメーカー・工務店とよく相談しておきましょう。

3-4.【お金】思ったより建築費用がかかる

地下室をつくったが思った以上に建築費用がかかりました

思った以上に土の掘削が深く、掘った場所の土留めなどで建築工数が増えてしまいました。さらに掘った土の処理をするためのトラックの駐車場所が遠く、普通に家を建築するより費用がかかってしまいました。

注意点:地下室・半地下室の用途を検討

地下室・半地下室の用途を検討時に「本当に必要なのか?」を、家族やハウスメーカーとしっかり話し合いましょう。特に居住する家族以外の意見を聞くことで、実はいらなかったなどの結論に至る場合があり、無駄にかかる建築費用を削減することできます。もし必要であれば、資金調達の方法を考えておきましょう。

3-5.【設備】ドライエリアから水が侵入

ゲリラ豪雨のたびに水が侵入してくる

換気や調湿、自然光の採り入れなどに役立つドライエリアですが、排水設備を導入していなかったので、激しい雨の時はドライエリアから雨水が浸水してきます。

注意点:排水設備を設置しておく

台風やゲリラ豪雨の地域はドライエリアの建築を見送ることも必要になってきます。どうしても必要な場合は、排水ポンプの設置や道路からのステップを高くするなど浸水対策をしっかりしておきましょう。また豪雨が事前に予想できる場合は、土のうを積む対策も有効です。

地下室・半地下室の失敗例を見てきましたが、夢のマイホームを建てるなら「絶対に後悔したくない」ですよね。以下の記事では、新築の注文住宅でよくある失敗例と後悔しないための対策をご紹介しています。併せてご覧ください。

注文住宅新築でよくある失敗とは?後悔しないための注意点

4.地下室・半地下室の家 おすすめのハウスメーカー3つ

4-1.住友不動産株式会社

住友不動産株式会社をおすすめする理由は、マンション、木造などのコンクリート造りの施工実績が豊富で、営業担当の1級建築士の有資格者が多いからです。地下室は必ずコンクリート造になる為、住友不動産株式会社はおすすめです。

J・アーバンコート

J・アーバンコート」は、都市の洗練されたデザインと日本の伝統を調和させ、郊外生活の解放感や楽しさを演出された住まいです。ガラスパネルやデザイン窓の端正な美しさ、木製の縦格子が醸す伝統の温もり。その心地よいバランスが、どこにもない個性を創出し、街並みとの新しい調和を作り出します。J・アーバンコートは中庭のあるデザインで地下室・半地下室と相性抜群です。

住友不動産株式会社 ホームページ

住友不動産の平均坪単価は81.8万円!実際の費用内訳とやばい口コミ・評判、選んだ理由を大公開!

4-2.積水ハウス株式会社

積水ハウス株式会社をおすすめする理由は、ドライエリアを活用した地下室のある住宅事例が多数あることです。木造でありながら強度に優れる「シャーウッド工法」を活用しているので、自然素材の優しさを感じながら無駄な柱や仕切りがない大空間の地下室をつくることができます。

ザ・グラヴィス

ザ・グラヴィス」は積水ハウスのシャーウッドのなかでも、スタンダードのグレードに位置する商品。坪単価は約70万円~100万円と高めではありますが、標準仕様が充実していてオプション追加費用が抑えられるという特徴があります。間取りのプランニングは自由度が高くオプションで地下室を造ることも可能です。

積水ハウス株式会社 ホームページ

積水ハウスの平均坪単価は93.0万円!実際の費用内訳とやばい口コミ・評判、選んだ理由を大公開!

4-3.三井ホーム株式会社

三井ホーム株式会社をおすすめする理由は、耐震性・耐久性・耐火性に優れた「ツーバイフォー工法」が地下室・半地下室のある住宅の建築に適しているからです。限られたスペース、敷地を有効活用した地下室・半地下室の事例も多数あります。

グランフリー

デザイン性が高く豊富な商品ラインナップの名中で、モダンな外観と大きな窓をはじめとした開放的で広々とした空間が特徴の商品。地下室をつくることも可能で、東京都の練馬にある住宅展示場では11.5畳の地下室を備えたモデルハウスを見学できます。(2022年1月現在)

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まとめ

地下室・半地下のある暮らしは、防音効果もあり便利で有効活用できます。一方でデメリットや注意点もありますので、この記事を参考に、ぜひ理想の住まいづくりに役立ててくださいね。

それではおさらいです。

この記事のポイント まとめ

地下室・半地下のある間取りはどんな間取り?
地下室・半地下室の費用相場はどのくらい?

一般的な坪単価は50〜200万円ほどですが、さまざまな要素や条件で金額が変わります。

詳しくは「2. 地下室・半地下室の費用相場」で解説しています。

地下室・半地下室の失敗例は?

以下の失敗例があります。

  • 【設備】結露からくるカビ
  • 【計画段階】雨などによる浸水
  • 【計画段階】地下室の採光不足
  • 【お金】建築費の予算オーバー
  • 【設備】ドライエリアから水が侵入

3. 地下室・半地下室をつくる前に!失敗例からわかる注意点」では、失敗しないための対策をご紹介しています。

地下室・半地下を作る際におすすめのハウスメーカー・工務店は?

4.地下室・半地下室の家 おすすめのハウスメーカー3つ」で、3つのハウスメーカー・工務店とおすすめの理由を解説しています。

ぜひお読みいただき、理想の住まいづくりの参考にしてくださいね。

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