【新築住宅の間取り事例】アイランドキッチンのメリット&デメリットとおすすめ間取り

アイランドキッチンとは、キッチンの四方が壁面から離れた独立型のキッチンです。デザイン性が高く人気ですが、費用が高く、設置できる間取りにも制約があり、メリット・デメリットや注意点などをよく確認する必要があります。

この記事ではアイランドキッチン選ぶ前に知っておきたいポイントを紹介していきます。

アイランドキッチンのメリット
  • 解放感を感じることができるキッチン
  • 家族やゲストと一緒に料理ができる
  • 料理中もコミュニケーションがとりやすい
  • デザイン性が高くおしゃれなキッチンが多い
アイランドキッチンのデメリット
  • 料理のにおいや油がリビングに広がる
  • リビングから見えるためマメに掃除が必要
  • 調理器具や食器などの収納スペースが少ない
  • 壁付けキッチンより設置費用が高い

アイランドキッチンを機能的にする間取りとは

・リビングにいるお子さんや家族の様子を見守りながら料理したい
アイランドキッチンはリビングと対面で設置する事が多く、料理をしながら小さなお子さんの様子を見守る事ができます。
またダイニングテーブルが隣にある間取りの場合、離乳食を食べさせたり、食べこぼしを片付けたりするなどもキッチンが近いのでラクにできます。

1-5.【ダイニングテーブルがキッチンの横並び】アイランドキッチンの間取り例

・おしゃれなキッチンで料理したい
リビングからよく見えるアイランドキッチンは、インテリアのひとつです。リビングに溶け込むようなデザインや、素材、色味など、見た目にこだわったキッチンでお料理がしたい方は、デザイン性が高く種類も豊富なアイランドキッチンがおすすめです。

1-3.【40坪台】アイランドキッチンの間取り例

・ホームパーティーを楽しみたい
リビングの中にあるアイランドキッチンは、ゲストを招いて料理を振舞うホームパティーが好きな方に最適です。ゲストに背を向ける壁付けキッチンは、リビングにいるゲストとの会話を楽しむことができません。アイランドキッチンは料理の時もゲストとの会話が途切れることがなく、広いキッチンスペースで一緒に料理を楽しむこともできます。

1-2.【35坪台】アイランドキッチンの間取り例

・解放感のあるリビングで家族と一体感を感じたい方
アイランドキッチンはリビングの中に設置するため、リビングにいる家族とのコミュニケーションが分断されることがありません。キッチンは毎食の調理や片付け、ゴミの分別など意外と留まる時間が長い場所です。そんなキッチンにいる時間も家族との、一体感を感じたい方にはアイランドキッチンがおすすめです。

1-4. 【ダイニングテーブルがキッチンの対面】アイランドキッチンの間取り例

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アイランドキッチンの間取り例

アイランドキッチンを設置した間取り例を、建物の延床坪数やダイニングテーブルの配置別に5つ紹介していきます。
どんな人に人気の間取りかや、設置したアイランドキッチンの費用も記載していますので、ぜひ参考にしてください。

1-1.【30坪台】アイランドキッチンの間取り例

ガスレンジは壁付け・シンク・作業台のみ独立させた組み合わせタイプ

こんな人に人気 狭い間取りでもアイランドキッチンを設置したい人
世帯(想定) 夫婦2人+子供1人
坪数(延べ床面積) 29坪
間取り 2階建て2LDK(+パントリー+ランドリールーム+フリースペース+バルコニー)
費用 約1,600万円

ガスレンジは壁側に設置し、シンクと作業台が一体化したカウンターが独立した2つを組み合わせたアイランドキッチン。普段使いしない食器や、食材のストックなどはキッチン横の広めのパントリーに収納。そのためキッチンはすっきりとした印象です。

吹き抜けの高い位置にある窓からは光が入り、明るく開放的なリビングになっています。

1-2.【35坪台】アイランドキッチンの間取り例

ホームパーティーも楽しめる広々としたリビングが見渡せる


こんな人に人気 友達を招待してホームパーティーを楽しみたい人
世帯(想定) 夫婦2人+子供2人
坪数(延べ床面積) 36坪
間取り 2階建て3LDK(+ウォークインクローゼット+ホール+バルコニー)
費用 約1,380万円

26帖の広々としたリビングが見渡せるアイランドキッチン。キッチンの横に配置したダイニングテーブルは大人数の料理を後片付けや準備が必要なホームパーティーにも大活躍します。リビングでくつろぐ家族の様子や大型テレビが見えるキッチンでは、リビングにいる家族やゲストとも会話がはずみます。

1-3.【40坪台】アイランドキッチンの間取り例

デザインにこだわったアイランドキッチンを家の中心に配置

こんな人に人気 家の中で遊ぶ子供達の様子を常に感じたい人
世帯(想定) 夫婦2人+子供2人
坪数(延べ床面積) 44坪
間取り 2階建て4LDK(+ユーリティスペース+ウォークインクローゼット+バルコニー)
費用 約2,500万円

間取りのポイントは大きめのアイランドキッチンを家の中心に配置したことです。家の中で遊ぶ子供たちの様子を感じることができます。キッチンはホームパーティーに招待するゲストなどにもよく見える場所なので、キッチンのデザインにもこだわり、背面収納は扉のない魅せる収納に。

1-4. 【ダイニングテーブルがキッチンの対面】アイランドキッチンの間取り例

リビングや外のウッドデッキにいる家族の様子まで見渡せる

こんな人に人気 料理中も家族と向かい合って会話したい人
世帯(想定) 夫婦2人+子供2人
坪数(延べ床面積) 36坪
間取り 2階建て5LDK(+ウォークインクローゼット+シューズインクローゼット+ウッドデッキ)
費用 約1,600万円

アイランドキッチンの対面に4人掛けのダイニングテーブルを置いた間取り。リビングダイニングは一部が吹き抜けとなっており、大きな窓から注ぐ光で明るく開放的な空間になっています。家の中だけでなく、外のウッドデッキまで見渡せるキッチンは目が離せない子供達を見守りながら作業できるので安心です。

1-5.【ダイニングテーブルがキッチンの横並び】アイランドキッチンの間取り例

食事の準備や後片付けが横移動でラクにこなせる

こんな人に人気 配膳や後片付けをラクにしたい人
世帯(想定) 夫婦2人+子供2人
坪数(延べ床面積) 34坪
間取り 間取り 2階建て4LDK(+ウォークインクローゼット+シューズインクローゼット+納戸+家事室+バルコニー)
費用 約3,080万円

ダイニングテーブルがアイランドキッチンと横並びにあると、食事の配膳や後片付けが横移動でできます。キッチンとテーブルの幅や高さを揃えるとより一体感が生まれます。この間取りではダイニングテーブルの後ろにも背面収納があり、豊富な収納スペースを設けているため、リビングはいつもすっきりと片付けられています。

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2.アイランドキッチンの費用相場

2-1.アイランドキッチンの費用相場

注文住宅にアイランドキッチンを設置した場合の費用相場は施工費込みで約130万円~200万円です。キッチン本体の価格はグレードや間口(幅)によって異なりますが、アイランドキッチンに対応しているのは高いグレードに多い傾向です。施工費の相場は約13万円~20万円ほどです。

キッチンのグレードによる価格の違い(施工費除く)
ハイグレード(高級) 約100万円~約200万円
スタンダード(標準) 約60万円~100万円
リーズナブル(低価格) 約50万円~
アイランドキッチンには対応していない場合が多い

2-2.アイランドキッチンの費用シミュレーション

キッチンの本体価格は定価で記載していますが、多くのメーカーで値引きを実施しており、それを考慮した定価設定になっている場合があります。値引き率はメーカーにより様々です。キャンペーン実施期間はさらに値引き率が上がるので、メーカーに確認しましょう。

【例】アイランドキッチン+収納棚+食洗器

アイランドキッチンの間口(幅)約250cm。背面にはあえて扉をつけない魅せる収納棚と扉付きのカウンター収納棚を組み合わせ、極力費用を抑えた。ビルトイン食洗器はオプションで追加。

合計:約238万円

<内訳>

  • キッチン本体(定価):約158万円
  • 収納棚:約55万円
  • ビルトイン食洗器:8万円
  • 施工費:17万円

以上、アイランドキッチンの費用の目安をご紹介しましたが家を建てるに必要な費用の内訳や目安について知りたい方は、下記の記事も併せてご覧ください。

家を建てる費用はいくら必要?建てられる家のイメージは?予算金額の目安を解説!

3.アイランドキッチンを選ぶ前に!失敗例からわかる注意点

3-1.【計画段階】キッチン回りの収納不足

リビングの中心にキッチンを配置したら、収納棚まだが遠く物を取りに行くのが大変

アイランドキッチンの収納だけでは足らずに、収納棚を買い足したがリビングの中心にあるキッチンからは距離があり、行ったり来たり。アイランドキッチンは常にきれいにしておきたいので、使ったものは収納棚まで戻しに行くのも大変でした。

注意点:料理中に必要なものは手の届く範囲内に収納スペースを!

アイランドキッチンは背面に壁付けの収納を取り付ける施工例が多いです。アイランドキッチン本体の収納は少なく、作業台はリビングからよく見えるので使わない鍋や調味料を出したままにしづらいため、手の届く範囲に収納棚があるのが理想です。キッチンと収納部をセットで販売されていますので、距離感や導線を確認して選びましょう。

3-2.【設備】換気がうまくされず、リビングに料理のにおいが充満

料理のにおいがリビングに広がりなかなか消えない

炒め物の油のにおいや、カレーや焼き魚などの残りやすいにおいがリビングにひろがってしまう。換気がしづらい真冬などはなかなか消えずにつらい。キッチンで出る生ごみのにおいも気になるので、ゴミはマメに捨てる必要があります。

注意点:高性能の換気扇(レンジフード)を選ぶ

アイランドキッチンには換気力のある高性能の換気扇を選ぶのがポイントです。コンロのサイズに合わせた換気扇をなるべくコンロから近い上部分に設置することで、料理時の油や食材のにおいの広がりを抑えられます。また換気扇を回しながらリビングの窓を開けることでより早くにおいを消すことができます。

3-3.【生活面】作業台をきれいな状態を維持する手間がかかる

リビングから散らかったキッチンが丸見えでおしゃれじゃない

アイランドキッチンは収納が少なく、見られたくないキッチンのあれこれを隠すのにひと苦労。調味料や、キッチンペーパー、ラップなどの備品、洗い終わった鍋や食器がそのまま置いてあるだけで、おしゃれとは程遠い生活感を感じるスペースに。

注意点:料理に頻繁に使用する調味料などもすべて収納するスペースを確保

料理に頻繁に使用する調味料や、キッチンペーパーなどの備品は作業台に出したままにしていた方が便利ですが、アイランドキッチンの作業台に何もない状態を維持したい場合は、それらを収納するスペースも必要になります。

手元が見えない高さの腰壁をキッチンの前に設置すれば、目隠しが可能で、裏側を収納スペースにすることもできます。

3-4.【生活面】子供が小さいうちはキッチンへの侵入が心配

2歳の子供がキッチンに頻繁に入ってくる

子供が料理中のわたしのそばをちょろちょろしたり、目を離した隙に引き出しを開けて中のものを触ったりしています。「キッチンは危ないから入っちゃダメ」と言い聞かせて分かってもらえる年になるまでは、まだまだ…心配です。

注意点:アイランドキッチンに子供を侵入させないのは至難の技

子供の侵入を防ぐゲートなどの商品はたくさんありますが、アイランドキッチンは独立しているのでゲートで囲むのは至難の技です。収納棚にはロックを付け、さらに子供の手の届きやすい棚には刃物などの危険なものを収納しないなどの対策が必要です。

料理中はキッチンから見える場所にベビーゲートを置いて目を離さないようにしましょう。子供も親の顔が見えるので安心感を持つことができます。

3-5.【お金】壁付けキッチンに比べ費用が高い

圧倒的におしゃれ!でも高い買い物でした

ショールームでアイランドキッチンに一目ぼれ。広くて素材にこだわった作業台、コンロやシンク、背面収納にもこだわり始めたらキッチンとは思えない見積額に・・・。全体的に予算オーバーとなってしまい、お家の他の設備のグレードを下げることに。

注意点:本当にアイランドキッチンが必要なのか購入前にしっかり確認

アイランドキッチンはとても高価です。メリット・デメリットや自分の理想の暮らしはアイランドキッチンでないと実現できないのかをしっかり考える必要があります。例えばアイランドキッチンと同じ対面キッチンにも様々な種類があるので、予算が足りず妥協が必要なら他の種類も検討してみましょう。

対面型キッチンの種類・特徴・キッチン本体の費用相場
種類 特徴 費用相場
(キッチン本体)
I型 左右どちらかが壁に接していて、カウンターに囲まれている 約25万円~110万円
II型
(セパレート型)
シンクとコンロが2つに分かれている 約45万円~250万円
ペニンシュラ型 左右どちらかが壁に接している 約80万円~200万円
L字型 L字型。コンロ部分が壁に接しているパターンが多い。 約100万円~170万円

アイランドキッチンの失敗例を見てきましたが、夢のマイホームを建てるなら「絶対に後悔したくない」ですよね。以下の記事では、新築の注文住宅でよくある失敗例と後悔しないための対策をご紹介しています。併せてご覧ください。

注文住宅新築でよくある失敗とは?後悔しないための注意点

4.アイランドキッチンにしたい方におすすめのハウスメーカー3つ

4-1.クリナップ

クリナップをおすすめする理由は、外側だけでなくキッチン内部や骨組みにもステンレスを使用しているキッチンの多さです。ステンレスはお掃除しやすくサビやカビに強いため、耐久性が高く、木製のキッチンに比べ長く使用することができます。

ラクエラ

「リフォーム大賞」のキッチン部門で2019年から3年連続で1位を獲得した人気のシステムキッチン。自慢のステンレス作業台は標準仕様。オプションで人工大理石にも変更可能です。収納力の高い引き出しもポイントで背の高い調味料も入ります。コンロ横には調味料を立てて置ける便利な引き出しスタンドも。

クリナップ ホームページ

4-2.パナソニック

パナソニックをおすすめする理由は、家電メーカーの技術を生かした先進的な設備にあります。横並びに設置された3つのコンロや、センサーに手をかざすだけで水が出る水栓などもそのひとつです。キッチンの細かい使い勝手にこだわる方におすすめです。

ラクシーナ

3口横並びのIHコンロは、キッズデザイン賞を受賞、掃除の手間がかからない、全自動おそうじファン付きのレンジフードや汚れが付きにくい素材を使用したシンク・水栓はどちらもグッドデザイン賞を受賞しており、設備ひとつひとつの使い勝手のよさが際立っています。コンセントの位置も考えられており、調理家電も使いやすいです。

パナソニック ホームページ

4-3.リクシル

リクシルのアイランドキッチンをおすすめする理由は、おしゃれで人気のあるデザインの多さです。おしゃれなキッチンが中心にある生活がしっかりイメージできている方におすすめです。キッチンの扉は豊富なテイストから選べ、お住まいのリビングに合ったデザインのキッチンに出会うことができます。

リシェルSI

リクシルの中でもハイグレードとなるモデル。日々の暮らしの中にキッチンがある生活を実現するために、リビングにフィットするデザインにこだわったキッチンは、ライフスタイルに合わせた様々な施工が可能です。モノトーン、ナチュラル、フレンチスタイル、ビンテージなど多彩なプラン紹介されています。

リクシル ホームページ


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まとめ

アイランドキッチンは、おしゃれで、リビングダイニングにいる家族とのコミュニケーションも取れる素敵なキッチンです。しかし、デメリットや注意点もありますので、この記事を参考に自分のライフスタイルにあったアイランドキッチンの導入を検討してみてくださいね。

この記事のポイント まとめ

アイランドキッチンの間取り例が知りたい
アイランドキッチンの費用相場は?

注文住宅にアイランドキッチンを設置した場合の費用相場は施工費込みで約130万円~200万円です。
詳しい費用相場や費用シミュレーションは「2.アイランドキッチンの費用相場」でご紹介しています。

アイランドキッチンの失敗例と注意点は?
  • 【計画段階】キッチン回りの収納不足
  • 【設備】換気がうまくされず、リビングに料理のにおいが充満
  • 【生活面】作業台をきれいな状態を維持する手間がかかる
  • 【生活面】子供が小さいうちはキッチンへの侵入が心配
  • 【お金】壁付けキッチンに比べ費用が高い

3.アイランドキッチンを選ぶ前に!失敗例からわかる注意点」では、上記の失敗をしないためのコツをご紹介しています。

アイランドキッチンをつけるならおすすめのキッチンメーカーは?

4. アイランドキッチンの注文住宅を探す方におすすめのメーカー3つ」では、アイランドキッチンにするならおすすめのキッチンメーカー3つと、おすすめポイントをご紹介しています。

この記事を参考にしていただき、ぜひ、理想の暮らしを手に入れてくださいね!

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