「家を買う」と決めたらまずやること4つ│「希望条件」「資金計画」「住みたいエリア」「建築会社」の順にわかりやすく解説

本記事は、「家を買うと決めたらまずやること」を知りたい方に向けて、できる限り素早く簡単に「やる事」を理解できるように工夫して解説しています。

具体的には以下の通りです。

【「家を買う」と決めたらやることリスト】
「家を買う」と
決めたらやること
詳細
1.希望条件を整理する
  • 入居希望時期と住みたいエリアを検討する
  • 建てたい家のイメージを擦り合わせる
  • 物件の種類を検討する
2.予算や資金計画の目安を立てる
  • 借入可能額と月々の返済額を確認する
  • 予算の目安を設定する
  • 諸費用を考慮する
  • 補助金や税控除を確認する
3.住みたいエリアを詳しく調べる
  • 住環境の良さや利便性を確認する(通勤通学、生活環境、治安等)
  • 災害時のリスクを確認する
  • 土地の形状を確認する(注文住宅の場合)
4.ハウスメーカーや工務店、物件に関する情報を収集する
  • ハウスメーカーや工務店の情報収集をする
  • 物件やモデルハウスを見学する
  • 間取りプランと見積もりを依頼する

以上が、「家を買うと決めたらやること」です。
それぞれについて詳しく解説します。

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なお、「家を買うタイミング」や「購入するまでの流れや期間」については、以下の記事で詳しく解説しています。
あわせてご覧ください。

1.みんなが家を買うタイミング

まず、実際にみんなが「家を買うこと」を検討しだした理由を見てみましょう。

注文住宅の無料相談サービス「HOME4U 家づくりのとびら」を実際に利用したお客様の「相談した動機」は以下のとおりでした。

順位 相談した動機
1位 家賃を払い続けるのがもったいないため 45
2位 家族構成が変化したため 30
3位 今の家が手狭なため 23
4位 結婚のため 21

※上記は複数回答の集計結果

上記の表を見てみると、「家賃を払い続けるのがもったいないため」と答えた方がもっとも多く、家計を思っての先行投資としてマイホーム購入に踏み切った人が大半のようです。

また、国土交通省の「令和6年度 住宅市場動向調査報告書」によると、みんなが家を買う「年齢」や「世帯年収」を確認できます。

みんなが家を買う年齢

初めて家を買った人(一次取得者)の年齢は「30代が最も多く」、次に多いのが40代です

みんなが家を買う世帯年収

初めて家を買った人(一次取得者)の平均世帯年収は「約828万円」です

なお、「家を買うタイミング」については、以下の記事で詳しく解説しています。
あわせてご覧ください。

2.「家を買う」と決めたらまずやること4つ

「家を買う」と決めたら、まず下記の4つから始めましょう。

「家を買う」と決めたらまずやること4つ
  1. 希望条件を整理する
  2. 予算や資金計画の目安を立てる
  3. 住みたいエリアを詳しく調べる
  4. ハウスメーカーや工務店、物件に関する情報を収集する

それぞれについて解説します。

【やること①】希望条件を整理する

整理しておく希望条件3つ

家を買うと決めたら、はじめに「希望条件を整理」します。

具体的には下記の通りです。

  • 入居希望時期と住みたいエリアを検討する
  • イメージの擦り合わせ
  • 物件の種類を検討

以下、ひとつずつ解説します。

【やること①-1】入居希望時期と住みたいエリアを検討する

入居希望時期と住みたいエリアの候補を出します。

家を建てるまでにかかる期間は、希望条件の洗い出しから施工完了までおよそ9ヵ月から1年ほど。
おおよその建築スケジュールや私生活の状況を考慮したうえで、いつ頃入居したいかを考えます。

また、建てる土地が決まっていない場合は、住みたいエリアの候補出しもしておきます。

【やること①-2】建てたい家のイメージを擦り合わせる

どのような家を建てたいのか、具体的な暮らしのイメージを家族で話し合い、方向性を決めておきます。

主に、下記のような内容を話し合い、イメージを擦り合わせます。

話し合っておくと良い主な項目
  • 住宅仕様:子育て世帯向け住宅、二世帯住宅、シニア向けバリアフリー住宅 など
  • 階数:平屋、2階建て、3階建てなど
  • 間取り:部屋数、トイレや洗面の個数、収納スペースの広さ など
  • 設備:太陽光発電、床暖房、全館空調 など
  • 外構:駐車場、庭、フェンス、物置 など
  • デザイン:シンプルモダン、ナチュラルモダン、和風 など
  • その他こだわり:玄関収納、ランドリールーム、ビルトインガレージ など

話し合いの際に「絶対に譲れないもの」と「できれば欲しいもの」に分けて優先順位をつけておくと、後のプラン検討がスムーズになります。

【やること①-3】物件の種類を検討する

注文住宅(新築戸建て)、建売住宅、中古住宅など、どういった家に住みたいか物件の種類を検討します。

各物件ごとの「おすすめの人」、「特徴の違い」は下記の通りです。

注文住宅(新築戸建て)、建売住宅、中古住宅は「こんな人におすすめ」
  • 注文住宅:こだわりを反映した、理想の家を建てたい方向け
  • 建売住宅:早く入居したい、費用を抑えたい方向け
  • 中古住宅:費用を抑えつつ、リフォーム・リノベで自分好みにしたい方向け
【物件の種類ごとの購入費用など、特徴の違い】
購入費用
注文住宅 仕様によって高額になりやすい
建売住宅 注文住宅と比べ抑えやすい
中古住宅 注文住宅、建売住宅と比べ抑えやすい
自由度
注文住宅 間取り・デザインなど自由度が高い
建売住宅 壁紙やインテリアなど、軽微変更は可能
中古住宅 リフォーム・リノベーションで変更は可能
自由度
入居までのはやさ 契約完了後、約7ヵ月~10ヵ月で入居可能
建売住宅 契約完了後、約1ヵ月~3ヵ月で入居可能
中古住宅 契約完了後、約1ヵ月~2ヵ月で入居可能。
リフォームする場合は数か月追加
住宅の品質・性能
入居までのはやさ オプション等活用し、最高水準の品質・性能にすることが可能
建売住宅 ある程度の品質・性能を確保することは可能
中古住宅 築年数により、築古物件は耐震・断熱性が劣る可能性がある

物件の種類ごとに特徴が異なるため、なにを優先するか考え、自分にあう物件の種類を選びましょう。

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【やること②】予算や資金計画の目安を立てる

予算や資金計画の目安の立て方4つ

「希望条件を確認」したあとは、「予算や資金計画の目安」を立てます。

具体的には下記の通りです。

話し合っておくと良い主な項目
  • 借入可能額と月々の返済額を確認する
  • 予算の目安を設定する
  • 諸費用を考慮する
  • 補助金や税控除を確認する

ひとつずつ解説します。
なお、予算や資金計画の立て方については下記記事で詳しく解説しています。
あわせてご覧ください。

【やること②-1】借入可能額と月々の返済額を確認する

現在の年収や貯蓄状況を整理し、どれくらいの住宅ローンを組めるのか目安を確認しましょう。

借入可能額の目安

一般的には年収の5倍~6倍程度が借入可能額の目安とされています。

【年収から見る借入可能額の目安】
年収 借入可能額の目安
400万円 2,000万円~2,400万円
600万円 3,000万円~3,600万円
800万円 4,000万円~4,800万円

金利や借入年数などの条件を踏まえた具体的な借入可能額を知りたい場合は、各金融機関や住宅関連サイトの「シミュレーションツール」を利用すると便利です。

月々の返済額の考え方

月々の返済額は「借入額」「返済期間」「金利」「返済方法」によって決まります。

返済方法は主に

  • 元利均等返済:毎月の支払額が一定
  • 元金均等返済:元金部分は一定で、返済が進むにつれ総額が減少

の2種類あります。
計算方法は複雑ですが、金融機関などが提供しているシミュレーションツールを利用すれば、手軽に具体的な返済額を把握することができます。

返済期間や月々の返済額については、下記記事で詳しく解説しています。
あわせてご覧ください。

【やること②-2】予算の目安を設定する

自己資金や借入可能額、住宅ローンの毎月の返済額の目安に加えて、将来かかる固定費も踏まえながら、「どのくらいなら無理なく返済を続けられるか」を考えて予算を決めましょう。

関連記事:住宅ローン返済額早見表やエクセルでの計算方法を解説!40年ローンの返済額は?

世帯人数ごとの生活費の平均値

今後家族が増えることを考えた場合の参考として、総務省統計局が毎年発表している「家計調査 家計収支編」の世帯人数ごとの生活費の平均値を見ておくのもおすすめです。

食糧費や水道光熱費、被服、保健医療など、様々な生活費を含めた平均値を発表しています。

2024年は、下記の結果が発表されています。

  • 2人世帯:268,755円
  • 3人世帯:310,096円
  • 4人世帯:341,400円
  • 5人世帯:359,917円
  • 6人以上世帯:368,655円

参考:e-Stat「家計調査 家計収支編(2024年)第3-1表」

家を購入した際、後悔するポイントとしても「住宅ローンの負担が大きい」という声は少なくありません。
事前に、きちんと「使える金額」を把握しておくことで、納得の上で家づくりを行うことができます。

【やること②-3】諸費用を考慮する

家を買うには物件価格のほかに、住宅ローン手数料や保証料、税金などの諸費用が発生します。
一般的に、物件価格の5%~10%程度が目安になります。

例えば、注文住宅を3,000万円で購入する場合、別途150万~300万円の諸費用がかかります。

【やること②-4】補助金や税控除を確認する

住宅を購入する際に利用できる補助金や減税制度があります。

例えば、下記のような補助金や減税制度が実施されました。

補助金制度(2025年の場合)
  • 子育てグリーン住宅支援事業:高い省エネ性能をもつ住宅を建てる際、費用の一部を補助するもの→1戸あたり40万円~160万円
  • 給湯省エネ2025事業:高効率給湯器の導入をする際、費用の一部を補助するもの→1台あたり6万円から
減税制度(2025年の場合)
  • 住宅ローン減税(住宅ローン控除)
  • 登録免許税の税率軽減
  • 印紙税の軽減
  • 不動産取得税の軽減
  • 固定資産税の軽減
  • 贈与税(住宅取得等資金に係る非課税措置)

今後も、国や自治体が補助金や減税制度を実施すると考えられます。
毎年名称や内容が異なるため、情報収集しながら利用を検討しましょう。

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【やること③】住みたいエリアを詳しく調べる

住みやすい場所かどうかを判断するポイント3つ

資金計画の準備をしたあとは、「住みたいエリア」を詳細に調べます。
全体的に「住みやすい場所かどうか」が判断するポイントとなります。

具体的には下記の通りです。

  • 住環境の良さや利便性を確認する(通勤通学、生活環境、治安等)
  • 災害時のリスクを確認する
  • 土地の形状を確認する(注文住宅の場合)

地図アプリを見て位置の確認をしたり、実際に現地を歩いたりして確かめます。
日中と夜間では町全体の雰囲気も変わってくるため、可能ならば日中と夜間、晴れた日や雨の日など、複数の条件で確かめるのがおすすめです。

また、「住みやすさ」の他、家づくりにおいては「安全性」も重要になります。

ここでは、安全性を考える際に重要な「災害時のリスク確認」と見落としがちな「土地の比較検討(注文住宅の場合)」について解説します。

【やること③-1】災害時のリスクを確認する

災害時に洪水・地震などでどういった影響を受ける場所か、自治体が公開する「ハザードマップ」で確認しましょう。

「ハザードマップ」は自治体のサイトや紙のパンフレットで確認することができ、

主に下記のような内容が記されています。

  • 津波などが発生した際の想定水深
  • 地震が発生した際の揺れやすさ
  • 土砂災害の注意が必要なエリア
  • 万が一の際の避難所

「ハザードマップ」は不定期で更新されるため、住む前だけではなく、住んでからも定期的に確認しておくと安心です。

【やること③-2】土地の形状を確認する(注文住宅の場合)

土地購入が必要な場合、土地の形状は重要です。
一般的に長方形や正方形など、四角形に近いほど家を建てやすく、土地代は高いものの建築費用を抑えることができます。

一方で、

  • 15坪~20坪以下の「狭小地」
  • 形が整っていない「変形地」
  • 道路に接する土地部分が細長く、奥に建物を建てられる土地が広がる「旗竿地」

といった土地は、家を建てる際に高い技術と工数が必要になるため、土地代は安いものの建築費用が高くなりやすいです。

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【やること④】ハウスメーカーや工務店、物件に関する情報を収集する

次にハウスメーカーや工務店、物件に関する情報を収集します。

具体的には下記の通りです。

  • ハウスメーカーや工務店の情報収集をする
  • モデルハウスや物件を見学する
  • 間取りプランと見積もりを依頼する

以下、ひとつずつ解説します。

【やること④-1】ハウスメーカーや工務店の情報収集をする

希望条件にあうハウスメーカーや工務店を選ぶため、公式サイトやカタログを用いて情報収集をします。

【ハウスメーカーや工務店の情報収集の際、調べておくといい項目】
会社の信頼性
  • 会社の規模(全国展開か地域密着か)
  • 設立年数や施工実績(信頼性の目安)
  • 得意とする住宅のタイプ(注文住宅・規格住宅・ローコスト住宅など)
住宅性能
  • 耐震性能・耐火性能
  • 断熱性能・気密性能(省エネや快適性に直結)
デザイン・間取りの自由度
  • 自由設計か規格型か
  • 得意なデザイン(モダン、和風、北欧風など)
  • 設計の柔軟性(狭小地・変形地への対応力)
設備
  • 標準仕様とオプション仕様の違い
アフターサービス・保証
  • 初期保証期間と内容
  • 定期点検の頻度
  • リフォームや修繕の対応範囲
価格帯
  • 坪単価の目安
  • 諸費用やオプション費用の有無
  • 見積もりに含まれる内容(外構・付帯工事など)
その他
  • 実際に建てた施主の体験談
  • トラブル事例や対応の仕方
  • SNSや住宅展示場でのリアルな声

すべての情報を集めることが難しい場合は、おおよそイメージできる程度の情報を集めておきます。

また、自分での情報収集が難しい場合は相談窓口を利用するとよいでしょう。

【やること④-2】物件やモデルハウスを見学する

建売住宅の場合は完成済みの家を見学し、設備や日当たり、周辺環境を確認します。

注文住宅の場合でも、ハウスメーカー・工務店が実施する完成見学会やオーナー宅見学会へ、一度参加をしてみるのがおすすめです。

モデルハウスや展示場で見学する

モデルハウスや展示場に行く際は、次の点を意識すると効率よく見学できます。

  • オプションと標準仕様の違いを確認する
  • 営業担当者との相性を見る
  • 生活動線・家事動線をイメージする
  • 筆記用具とメジャーを持っていく
  • 見学は1日に3社までがおすすめ
  • 動きやすくカジュアル過ぎない服装で行く

住宅展示場を回る際のポイントや注意点については、下記記事で詳しく解説しています。
あわせてご覧ください。

【やること④-3】.間取りプランと見積もりを依頼する

集めた情報から依頼したいハウスメーカー・工務店を3社~4社に絞り、間取りプランと見積もりの依頼をしましょう。

間取りプランや見積もりを依頼する際は、設備などの条件をそろえることが大切です。
同じ条件でどれくらいの価格差が出るのか、価格差が出る要因はなにかがわかりやすくなります。

届いた間取りと見積もりを比較し、最終的に依頼先を1社絞ります。

情報収集にあたり、HOME4U(ホームフォーユー)間取り作成依頼サービスを活用いただくと、スマホやパソコンから簡単に「要望に沿ったハウスメーカー・工務店」を絞り込むことができる上、実際の住宅プラン(間取り図や資金計画を含む)を最大5社分手に入れられます。

一般的なカタログ請求と異なり、コーディネーターが情報整理をサポートしてくれるのもポイントです。
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3.【失敗例つき】失敗なく家を買う3つのコツ

家を買う際に失敗しない3つのコツを失敗例とあわせて解説します。

3-1.無理のない資金計画を立てる

月々の返済額が負担になってしまった

普段は見慣れない金額を見ていたら、「120万円程度の予算オーバーなら大丈夫」と強行突破。
月々の返済額が生活費を圧迫しており、もう少しきちんと将来のことを考えればよかったと思った。

失敗しないコツ

購入後の生活が厳しくならないように、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 諸費用込みで予算におさまるように資金計画を立てる
  • 住宅購入を機に家計を見直す
  • 住宅ローンを借り入れた人に万が一のことがあれば「団体信用生命保険(団信)」が下りるため、現在加入している生命保険の一部を見直す
  • 補助金・税控除使う

3-2.必ず複数のハウスメーカーを比較する

価格、デザインなど満足のいく仕上がりにならなかった

セールストークに流され、他を見ないまま購入を決めてしまった。

あとから調べたところ、他にもっと自分の理想にあった家をつくれるハウスメーカーがあったが、時すでに遅く。
満足のいく仕上がりにならず、後悔ある買い物になってしまった。

失敗しないコツ

ハウスメーカー・工務店は複数比較・検討するのがおすすめです。
可能ならば、3社~4社で間取りや見積もりの比較を行うとより理想にあった家づくりができます。

価格、住宅性能、デザイン、間取りの使いやすさ、アフターサービス・保証など、じっくりと見比べ悔いのない住宅購入を行いましょう。

3-3.できるだけ立体図面の確認やオーナー宅見学をする

立体図面や見学を怠った

打ち合わせのときにちゃんと要望を伝えたつもりだったので、立体図面の確認やオーナー宅見学はしなかった。
実際に出来上がった家を見たら、少しイメージが違った。

失敗しないコツ

完成イメージを明確にするには、実際のものを見るのが早いです。

具体的には、下記のとおりです。

  • 3Dの立体図面の確認をする
  • 同じハウスメーカーが建てた建物の見学をする
  • ハウスメーカーの工場見学などに参加する

また、建物だけでなく、土地についても確認しておきます。
「実際に自分の足で歩いた場合、駅から徒歩何分あるか?」「街の雰囲気は昼・夜両方自分の理想にあっているか?」など、家の建築予定地をしっかり見てから決めましょう。

立地はあとから変えられないので、ひと手間かけて現地を訪れてみることをおすすめします。

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①建築スケジュールの建て方がわかる
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②無理のない予算の決め方がわかる
建築スケジュールの建て方がわかる_イメージ
③信頼できる建築会社の選び方がわかる

まとめ

家を買うと決めたら、まず下記4つに沿って情報を整理・収集していきます。

  1. 希望条件を整理する
  2. 資金計画を立てる
  3. 住みたいエリアの市場調査をする
  4. ハウスメーカーや工務店、物件に関する情報を収集する

ハウスメーカーや工務店に依頼をする前に、きちんと各情報を整理・収集することで、理想にあった家づくりをすることが可能になります。