20畳のリビングレイアウトまとめ!空間を広く見せるポイント解説

20畳のリビング レイアウトや工夫まとめ

リビング(LDK)の広さによって、家の印象は大きく変わります。広めのリビングを考えている方なら、20畳くらいを想定している方も多いのではないでしょうか。

この記事では、20畳のリビングについて以下の内容を解説します。

この記事でわかること
  • 20畳のリビングは広い?狭い?
  • 20畳のリビングのレイアウト
  • リビングをおしゃれに広く見せるポイント

ぜひ最後までご覧いただき、暮らしやすい間取りを決めてくださいね。

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1.20畳のリビング(LDK)は広い?狭い?

20畳のリビング(LDK)は広い?狭い? イメージ

個人の感じ方によっても変わりますが、一般的に「広めのリビング」といえば20畳程度を想定する方も多いのではないでしょうか。

ただし、家具や天井の高さによっても印象は大きく変わります。家具が隙間なく並べられたリビングは実際よりも狭く感じることがあり、反対に、天井高が高いリビングは実際以上に広く感じることがあります。

20畳のリビングは、6畳間3つ分よりも少し広い空間です。イメージがつかみにくい場合は、モデルハウスのリビングを参考にしてみましょう。案内者に尋ねれば広さを教えてもらえるので、20畳程度がどの程度なのかイメージしやすくなります。

1-1.リビングの広さを決める方法

リビングの広さは、世帯人数ではなくライフスタイルや過ごし方によって決めるとよいでしょう。

来客が多く、リビングで一緒に過ごしたりダイニングで食事をしたりする機会も多いなら、広めのリビングやLDKが必要です。また、リビング内に設置する家具が多い・大きいケースや、ワークスペースやスタディスペースも設けるケースも20畳程度は必要になるかもしれません。

迷ったときは、実際に置く家具の配置を図面上に表記してみてはいかがでしょうか。20畳は約36平米で、正方形に近い形状なら6m×6m程度と考えられます。長方形なら、8m×4.5m程度と考えてみましょう。

1m=1cmの縮尺で紙に6cm×6cm、もしくは8cm×4.5cmの四角形を描いてみてください。mm単位に線が引いてある方眼紙を使うと、簡単に作図できます。

次に置きたい家具の大きさも、1m=1cmの縮尺で描き込みます。たとえば、ソファのサイズが90cm×200cmなら、0.9cm×2cmとして図面に描き込んでください。空間にゆとりがあるのか、一目で理解できます。

1-2.20畳のリビングと20畳のLDKは違う

20畳のリビングなのか、20畳のLDKなのかによっても広さの印象が変わります。20畳のLDKの場合、ダイニングやキッチンが占める割合が大きいと、リビングとして使える部分は数畳のみになる恐れがあります。大きめのソファやローテーブルを置けば、空間に余裕がなくなってしまうこともあるでしょう。

20畳のLDKなら、リビングダイニングで16~17畳(約29~31平米)あると考えられます。先ほどと同じく、1m=1cmとして図を作成してみましょう。

正方形に近いなら6cm×5cm、長めの形なら7cm×4.5cmの四角形を描き、ダイニングテーブルとダイニングチェア、ソファなどのリビングダイニングに必要な家具を配置してみてください。

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2.20畳のリビングのレイアウト

20畳のリビング(LDK)の形状によって、適した暮らし方とレイアウトが変わります。まずはLDKの入口に立ち、縦長か横長かをチェックしてみてください。入口から見て横幅よりも奥行きのほうが長いときは縦長、奥行きよりも横幅のほうが長いときは横長と判断します。

2-1.縦長のレイアウト

縦長のLDKでは、キッチン・ダイニング・リビングが順に縦に並ぶことが一般的です。どこからでもLDK全体を見渡せるため、伸びやかで広々とした印象になります。

ただし、窓がリビング側にしか付いていないときは、キッチンが暗くなってしまいます。ダイニングやキッチンにも窓を設置するか、LDK全体もしくは一部を吹き抜けにして、明るさを確保するようにしましょう。

縦長のレイアウトはシンプルで、家具の配置がしやすい点はメリットです。家事動線・生活動線もイメージしやすいため、LDK以外の間取りも決めやすくなります。

2-2.横長のレイアウト

横長のLDKでは、キッチンの向かいにダイニングがあり、キッチン・ダイニングの左右いずれかにリビングが配置されることが一般的です。縦長空間の奥にキッチンが配置されないため、全体的に明るい印象になります。

仕切りがなく一列にキッチン・ダイニング・リビングが並ぶ縦長レイアウトに比べ、「キッチン・ダイニング」と「リビング」が2つに分かれるため、独立したリビングのように利用できる点が特徴です。

また、リビングとキッチンの距離が近くなるため、調理や洗い物をしているときもリビングにいる人とコミュニケーションをとりやすくなるのも、横長レイアウトのメリットです。

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3.ライフスタイル別の20畳リビングのレイアウト

ライフスタイルや世帯人数、来客の頻度などによって、暮らしやすいリビングのレイアウトは異なります。いくつかのスタイルと、おすすめのレイアウトを解説します。

3-1.来客も同居人数も少ないケース

20畳リビングのレイアウト|来客も同居人数も少ないケース

来客が少なく、1人ないしは2人で暮らしている場合は、置く家具が少ないと考えられます。20畳のLDKやリビングが寂しい印象にならないためにも、キッチン・ダイニング・リビングをそれぞれ離して配置しましょう。

20畳のLDKなら、世帯人数が2人以下でもダイニングテーブルは4人用のほうがよいかもしれません。テーブルが広いとワーキングスペースとしても活用でき、テレワークに対応しやすくなります。

また、ソファも3人掛けサイズ以上のタイプがよいでしょう。ゆとりを持って座れるだけでなく、寝転んだ姿勢でもくつろげるようになります。

ダイニングテーブルとソファセットを配置しても、まだ空間に余裕がある場合は、カフェテーブルとチェアのセットを置いてもよいかもしれません。読書やティータイムなどに活用すると、気分が変わってリフレッシュできます。

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3-2.来客が多いケース

20畳リビングのレイアウト|来客が多いケース

来客が多いなら、リビング部分を広くとるように家具を配置しましょう。ダイニングテーブルやカップボードなどはすべてキッチンに寄せて配置すると、リビング部分が広くなります。

キッチンが対面式のタイプなら、キッチンカウンターとダイニングテーブルを接するように配置してください。リビング部分を増やせるだけでなく、配膳も楽になります。

ソファは4人掛け以上のタイプを置くと、お客さまと一緒にくつろげます。お客さまの人数が多い場合に備え、スツールやラグなども置いておくとよいでしょう。ソファの下ではなく別の空間にラグを敷くと、直接座るだけでなく、子どもの遊び場としても活用できて便利です。

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3-3.小さな子どもがいるケース

20畳リビングのレイアウト|小さな子どもがいるケース

小さな子どもがいるご家庭なら、リビングはソファをメインとするのではなく、ラグを中心に据えてみてはいかがでしょうか。中央部分にラグを配置することで、LDKのどこからでも子どもの様子を確認しやすくなります。

また、キッチンからも子どもがよく見えるように、キッチンカウンターとラグが向き合うように配置することも大切です。

キッチンカウンターとラグの間にダイニングテーブルを配置するときは、リビング側のダイニングチェアは背もたれのないベンチタイプを選びましょう。キッチンからラグがしっかりと見えるようになり、より安心して過ごせます。

ソファの背もたれ部分は、できれば壁や窓などの空間の端側に寄せるようにしてください。小さい子どもが背もたれに登って落下・転倒するケースもあるため、事故が起こらないように工夫して家具を配置しましょう。

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3-4.ワークスペースを確保したいケース

20畳リビングのレイアウト|ワークスペースを確保したいケース

LDK内にワークスペースを確保するときは、視界に余計なモノが入らないように工夫してデスクとチェアを配置することがポイントです。デスクは壁か窓に接するように配置すると、仕事に集中しやすくなるでしょう。

本棚や飾り棚を置いてワークスペースの仕切りとすると、リビングの様子がより気にならなくなります。ただし、棚が高すぎると圧迫感が生じるため、高すぎる棚は避けるほうがよいかもしれません。

また、地震で転倒する可能性も想定されるため、できれば低めの棚を選びましょう。転倒が不安な方は、ハウスメーカーや工務店に据付工事を依頼するか、造作家具としてつくってもらうのも一つの方法です。

ワークスペースを確保すると、リビングがその分、狭くなってしまいます。LDKで20畳の場合なら、大きなソファは置けないかもしれません。空間に余裕がない場合は、ソファにこだわらず、ラグを敷いて床でくつろぐスタイルも検討してみてはいかがでしょうか。

また、ダイニングチェアをベンチタイプやソファタイプにすれば、ダイニングをくつろぎの空間として活用できます。

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4.リビングをおしゃれに広く見せるポイント

20畳のリビングは広いですが、家具が多い・大きいときはあまり広く見えないこともあります。20畳のLDKの場合なら、リビングやダイニングが占める空間が大きいと、リビングが狭くなってしまい、窮屈な印象になることもあるでしょう。

次のポイントに注目すると、リビングをよりおしゃれに、より広く見せられます。

  • ラグや畳で空間を区切らない
  • キッチンカウンターとダイニングをつなぐ
  • テーブルとフローリングの木目の方向を合わせる
  • 吹き抜けで縦に空間を広げる

雑然とした印象や狭さが気になったときは、ぜひ試してみてください。

4-1.ラグや畳で空間を区切らない

ラグや畳で空間を区切らない イメージ

リビングの床にラグや畳を敷くと、空間が区切られてしまうため、狭く見えることがあります。広く見せたいときは、なるべくラグや畳を敷かないほうがよいでしょう。

一方、リビングが広すぎて寂しい印象になっているときは、ラグや畳を敷くことで、空間がにぎやかに見えるようになります。ラグや畳を敷くべきか迷ったときは、まずは何も敷かずに家具を配置し、リビングやLDK全体の印象をチェックしてみてください。

4-2.キッチンカウンターとダイニングをつなぐ

キッチンカウンターとダイニングテーブルの間に空間があると、その分、ダイニングの面積が広くなり、リビング部分が狭くなってしまいます。リビングに置きたいソファやテーブルが大きいときや、空間にあまり余裕がないときは、キッチンカウンターとダイニングテーブルが接するように配置してください。

キッチンカウンターとダイニングテーブルをつなげて配置することで、配膳が楽になります。また、ダイニングテーブルもカウンターの一部として使えるため、大勢で調理ができるようになります。子どもや友人と料理をする機会を増やしたい方にも、おすすめのアイデアです。

4-3.テーブルとフローリングの木目の方向を合わせる

木製のダイニングテーブルやローテーブルを置く場合は、フローリングの木目と同じ方向になるようにしてみてはいかがでしょうか。空間に統一感が生まれるだけでなく、空間全体が縦長・横長に見えるため、広さを強調できます。

また、家具の色味とフローリングの色味を合わせることでも、空間に統一感が生まれて、広々と見せられることがあります。家具やインテリアの色味があまりにもバラバラのときは、せっかくの広い空間が狭く見えてしまうので注意してください。

4-4.吹き抜けで縦に空間を広げる

縦に空間を広げることでも、リビングやLDKをさらに広く見せられます。天井高を高くするか、吹き抜けをつくってみてはいかがでしょうか。

ただし、吹き抜けをつくると熱効率が低下し、リビングの光熱費がかさむことがあります。広い空間を効率よく快適な温度に保つためにも、気密性や断熱性に注目した家づくりが必要です。熱効率に注力しているハウスメーカーに、相談してみてください。

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まとめ

20畳のリビングやLDKは広いといえますが、家具の配置や数などによっては窮屈に見えてしまうことがあります。広々としたくつろげる空間にするためにも、紹介したアイデアも参考に、家具のレイアウトを工夫してみてください。

また、広さだけに注目すると、光熱費が高くなってしまうこともあります。暮らしやすく、なおかつ維持しやすい家にするためにも、熱効率や省エネ性に注目した家づくりを進めていきましょう。

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