この記事では、20畳のリビングについて以下の内容を解説します。
- 20畳のリビングは広い?狭い?
- 20畳リビング(LDK)メリット&デメリット 一覧
- 【ライフスタイル別】20畳リビングのおすすめレイアウト 例
- 20畳リビングをおしゃれに広く見せるポイント
この記事では、20畳のリビング(LDK)の導入を検討している方が「設置すべきかどうか」「どのようなレイアウトにすべきか」について検討するための情報を網羅的に紹介しています。
具体的な間取り図を自分で作成してみたいという方は「間取りシミュレーション」もご覧ください。
Contents
1.20畳のリビング(LDK)の「広さ」のイメージ
個人の感じ方にもよりますが、20畳のリビングは、6畳間3つ分よりも少し大きいくらいのサイズで、
「非常に広く」感じることができるはずです。
ただし、家具や天井の高さによっても印象は大きく変わります。
特に、家具が隙間なく並べられたリビングは実際よりも狭く感じることがあるため、家具配置はよく考えて行うとより快適に過ごすことができます。
1-1.20畳のリビングと20畳のLDKでは、印象が違う
20畳のリビングなのか、20畳のLDKなのかによっても広さの印象が変わります。
特に20畳のLDKの場合、ダイニングやキッチンが占める割合が大きいと、リビングとして使える部分は数畳のみになるおそれがあります。
大きめのソファやローテーブルを置けば、空間に余裕がなくなってしまうこともあるため、注意が必要です。
2.20畳リビング(LDK)メリット&デメリット 一覧
20畳のリビング(LDK)は広く、魅力がたくさんあります。
一方で広いからこそのデメリットもあるため、20畳のリビングが自分に必要かどうかメリット・デメリットを踏まえて、検討するとよいでしょう。
2-1.20畳リビング(LDK)のメリット 一覧
20畳リビング(LDK)のメリットは、以下です。
- 大家族でも、ゆったりと過ごせる
- 来客時にも余裕がある
- 子どもやペットが伸び伸びと遊べる
- 開放感がある
- 好きな家具を並べることができる
特に4人以上のご家族や来客が多い方や、ゆったりと開放感のある家に住みたい方におすすめです。
2-2.20畳リビング(LDK)のデメリット 一覧
20畳リビング(LDK)のデメリットは、以下です。
- 掃除が大変
- 電気代が高くなりがち
- 人数が少ないと寂しい印象になる
- 室内の移動距離が遠い
広いというメリットがある一方で、広いからこそ掃除や電気代がかかるなどのデメリットが挙げられます。
2-3.「縦長」「横長」の違い
同じ20畳リビング(LDK)でも、縦長か横長かでメリットやデメリットが変わってきます。
20畳リビングを検討している方は、縦か横かも比較して自分に合ったレイアウトを決めるとよいでしょう。
縦長のレイアウト | 横長のレイアウト | |
---|---|---|
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
ここまでの代表例から、
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3.【ライフスタイル別】20畳リビングの「おすすめレイアウト・暮らしのイメージ」 例
ライフスタイルや世帯人数、来客の頻度などによって、暮らしやすいリビングのレイアウトは異なります。
おすすめレイアウト例をライフスタイル別に4つご紹介しています。
- 【大家族向け】大人数でも、ゆとりのある暮らしが叶う20畳リビングのレイアウト 例
- 【小さなお子様がいる方向け】子どもが伸び伸び!大人は安心!子育てにやさしい20畳リビングのレイアウト 例
- 【1~2人暮らし向け】ヨガから映画鑑賞まで、趣味を存分に楽しめる!20畳リビングのレイアウト 例
- 【在宅ワークの方向け】集中できるワークスペースもばっちり確保!20畳リビングのレイアウト 例
それぞれについて解説します。
3-1.【大家族向け】大人数でも、ゆとりのある暮らしが叶う20畳リビングのレイアウト 例
- リビング側を広くとることで、家族が多くてもゆったりとくつろげるようにしている
家族や来客が多いという方の場合は、空間を広々と感じられるように、リビング部分を広くとるようなレイアウトがおすすめです。
例えばダイニングテーブルやカップボードなどを片側に寄せて配置し、空いた部分にラグやソファを置くことでゆとりのある空間を設けることができます。
窓側をリビング部分にすればしっかり採光もできるので、明るい印象になってより広さやゆとりを感じられます。
3-2.【小さなお子様がいる方向け】子どもが伸び伸び!大人は安心!子育てにやさしい20畳リビングのレイアウト 例
- 部屋の中心にラグを設置して、遊んでいる姿を見守ることができるようにしている
中央部分にラグを配置することで子どもが遊べるスペースを設けながら、LDKのどこからでも子どもの様子を確認しやすくなるため大人も安心できるレイアウトです。
またラグ以外にもできる工夫として、キッチンからも子どもがよく見えるように、キッチンカウンターとラグが向き合うように配置することをおすすめします。
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3-3.【1~2人暮らし向け】ヨガから映画鑑賞まで、趣味を存分に楽しめる!20畳リビングのレイアウト 例
- 家具同士の間隔にゆとりを持たせて、部屋を柔軟に使いやすくしている
来客が少なく、1人ないしは2人で暮らしている場合は、置く家具が少ないと考えられます。
20畳のLDKやリビングが寂しい印象にならないためにも、家具の配置にゆとりをもたせるとよいでしょう。
家具配置にゆとりをもたせれば、例えばラグを敷いて室内でヨガをしたり、テレビの前にゆったりとしたソファを置くことで、ホームシアターのような空間にすることもできます。
また人数が少なくても広めのテーブルを設置すれば、ワーキングスペースとして活用できるので検討してみるとよいでしょう。
3-4.【在宅ワークの方向け】集中できるワークスペースもばっちり確保!20畳リビングのレイアウト 例
- 飾り棚を置くことで、仕事に集中できるワークスペース空間を確保している
LDK内にワークスペースを確保するときは、視界に余計なモノが入らないように工夫してデスクとチェアを配置することがポイントです。
本棚や飾り棚を置いてワークスペースの仕切りとすると、リビングの様子がより気にならなくなります。
ただしワークスペースを確保すると、その分リビングが狭くなってしまいます。
LDKが20畳の場合、大きなソファを置けない可能性があるので、ソファにこだわらずラグを敷いて床でくつろぐスタイルも検討してみることをおすすめします。
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4.20畳リビングをおしゃれに見せるポイント
次のポイントに注目すると、リビングをよりおしゃれに、より広く見せられます。
- ラグや畳で空間を区切らない
- サイズ感があるテレビを購入して、ソファとの間隔をあける
- エアコンのサイズ感を気にする
- 吹き抜けで縦に空間を広げる
その1.ラグや畳で空間を区切らない
リビングの床にラグや畳を敷くと、空間が区切られてしまうため、狭く見えることがあります。
一方でリビングが広すぎて寂しい印象になっているときは、ラグや畳を敷くことで、空間がにぎやかに見えるようになります。
ラグや畳を敷くべきか迷ったときは、まずは何も敷かずに家具を配置し、リビングやLDK全体の印象をチェックしてみてください。
その2.サイズ感があるテレビを購入して、ソファとの間隔をあける
65~70インチ程度の大きさがあるテレビを購入すれば、ソファとの間隔を離しても問題なく見ることができます。
家具同士の間隔にゆとりがあると、それだけ部屋の印象も開放感を演出できるので検討してみるとよいでしょう。
その3.エアコンのサイズ感を気にする
20畳のリビングは広いため、エアコンのサイズ感も大きくなってきます。
室内のデザインによってはエアコンによって圧迫感が生まれてしまうこともあるので、形を丸みのあるものや、部屋の大きさに合ったエアコンを選ぶようにしましょう。
また、全館空調を導入することで、20畳のリビングでも快適に過ごせることができます。
その4.吹き抜けで縦に空間を広げる
縦に空間を広げることでも、リビングやLDKをさらに広く見せられます。
天井高を高くするか、吹き抜けをつくってみてはいかがでしょうか。
ただし、吹き抜けをつくると熱効率が低下してリビングの光熱費がかさむことがあります。
広い空間を効率よく快適な温度に保つためにも、気密性や断熱性に注目した家づくりが必要です。
熱効率に注力しているハウスメーカーに、相談してみてください。
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この記事のポイント まとめ
個人の感じ方にもよりますが、20畳のリビングは、6畳間3つ分よりも少し広い空間で一般的に「広め」と言われています。
20畳リビング(LDK)のメリットは、以下です。
- 大家族でも、ゆったりと過ごせる
- 来客時にも余裕がある
- 子どもやペットが伸び伸びと遊べる
- 開放感がある
- 好きな家具を並べることができる
特に4人以上の家族や来客が多い方や、ゆったりと開放感のある家に住みたい方におすすめです。
20畳リビング(LDK)のデメリットは、以下です。
- 掃除が大変
- 電気代が高くなりがち
- 人数が少ないと寂しい印象になる
- 室内の移動距離が遠い
広いというメリットがある一方で、広いからこそ掃除や電気代がかかるなどのデメリットが挙げられます。
20畳リビングをおしゃれに広く見せるポイントは、以下の4つです。
- ラグや畳で空間を区切らない
- サイズ感があるテレビを購入して、ソファとの間隔をあける
- エアコンのサイズ感を気にする
- 吹き抜けで縦に空間を広げる
詳しくは「4.20畳リビングをおしゃれに見せるポイント」をご覧下さい。