一軒家売却は査定がカギ!依頼ポイントと査定結果の見方を徹底解説

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一軒家の売却で最初に行うことは査定です。
これから査定を依頼したいと考えている方の中には、「どこに、どのように依頼すれば良いのか知りたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

一軒家の売却は、売り出し価格の設定や選ぶ不動産会社で高額売却できるかが決まります。

売り出し価格の設定や不動産会社は「査定」で決定していきますので、最初の査定は一番重要な手順です。

そこで、この記事では一軒家を高値で売却するための正攻法をお伝えします。

ぜひ最後までお読みいただき、できるだけ高く売れるよう、上手に査定を受けてくださいね。

売却を考えているけど、難しい話をたくさん読むのは苦手」「すぐに売却したい」という方は、この記事をざっくりと大枠で押さえた上で、まずは「HOME4U(ホームフォーユー)」を使って複数の不動産会社にまとめて売却査定を依頼してみることをおススメします。
NTTデータグループが運営する「HOME4U」は、全国規模の大手企業から、実績豊富な地域密着型の企業まで、全国約1,300社と提携しています。複数の優良企業から査定価格をまとめて取り寄せることができるので、1社1社、自ら不動産会社を探して依頼する必要がありません。複数の企業を比較できるから、あなたの不動産を高く売ってくれる会社が見つかります
ぜひ比較して、信頼できる、最適な不動産会社を見つけてください。

1. 一軒家の売却で査定が重要な理由

一軒家の売却は、最初に査定を行うことからスタートします。

この章では、一軒家の売却で査定が重要な理由を解説します。

1-1. 価格が決まっていないから

中古の一軒家は、価格が決まっていないから査定が必要となります。
中古物件は、新築物件のようにディベロッパーが販売価格を付けているわけではありません。

新築物件では、ディベロッパーが土地の仕入れ価格と建物の建築費に、自分たちの利益を加えて販売価格を決めています。
新築物件の価格の成り立ちは、仕入や利益といった明確な要因があり、中古物件とは価格の成り立ちが違います。

一方で、中古の一軒家の価格は、新築時より土地価格は景気変動により上下し、建物価格は築年数とともに下落しています。

一軒家は、売りに出す時点では価格が分からない状態であり、適正な時価を調べ、売り出し価格を決めることが必要なのです。

損をせず、確実に売却するためには、査定を行い、適正な売り出し価格で売りに出すことが条件となります。

1-2. 個性が強いから

一軒家が個別に査定が重要なのは、それぞれ個性が強いからです。
立地や土地の形、築年数、リフォームの有無、損傷状態等、不動産は一つとして同じものが世の中に存在しません。

1つ1つ個性が異なることから、それぞれの物件を確認して査定することが必要です。

仮に相場が把握できたとしても、対象地の土地が角地であれば相場よりも高くなります。
一方で、対象地の土地が道路よりも低い場合には、相場よりも低くなります。

このように一軒家は個性が相場から価格を上下させる要因となり、個別に査定を行わないと適正な価格が分かりません

1-3. 高額で大切な資産だから

一軒家で査定が重要なのは、高額で大切な資産だからというのも理由です。

もしあなたが元々100円程度のものを売るのであれば、それが仮に50円で売れたとしても大したショックは受けないはずです。

金額が安いものであれば、わざわざ査定をしてまで金額を気にする方は少ないと思われます。

一方で、一軒家は金額が大きく、大切な資産です。
金額が大きいからこそ、いい加減に売却するわけにはいきません。

しっかりとプロの不動産会社に査定してもらい、妥当な金額を付ける必要があるのです。

2. 査定価格の特徴

この章では、査定価格の特徴について解説します。

2-1. あくまでも予想価格である

査定価格とは、あくまでも予想価格であるというのが特徴です。
査定価格で売却を必ず保証するものではありません。

予想である以上、当然、外れることもあり得ます。
査定価格は、どちらかと言うと高過ぎる方向に外れます。

不動産会社も高い査定価格を出した方が、仲介の契約が取りやすいため、査定価格は一般的に高くなりやすいのが特徴です。

そのため、特に高過ぎる価格は冷静に受け止めることが重要です。
高過ぎる価格を妄信して売り出し価格を設定すると、一軒家が売れなくなってしまいます。

査定を依頼することは必要不可欠なのですが、いたずらに高い査定価格を追い求める必要はありません。
査定価格は売却を保証する価格でない以上、高い価格を追求しても意味はないのです。

2-2. 各社でバラつくものである

査定価格は、不動産会社により、各社でバラつくという特徴があります。
同じ一軒家でも、査定する不動産会社によって4,200万円だったり、4,300万円だったりします。

査定価格は、何かの公式を使って算出しているものではないので、不動産会社の経験値や感性によってバラつきが生じます。

ただし、経験豊富で実績も十分にある不動産会社同士が査定する場合、その差は縮まる傾向にあります。

利用者としては、査定価格のバラつきが大きいと、適正な査定額を判断しにくくなりますが、実績や実力のある不動産会社同士であれば、あまり差が開くことはないため、適正な査定額を判断しやすくなります。

そのため、査定は実績豊富な信頼できる不動産会社に依頼するようにしましょう

2-3. 最終的には訪問査定が必要となる

査定には机上査定と訪問査定の2種類がありますが、最終的には訪問査定が必要です。

机上査定とは、物件を実際に見ることなく、過去の周辺事例や地図等の情報を用いて行う査定です。

それに対して訪問査定は、机上査定の情報に加え、不動産会社が現地に訪れて行う査定となります。

不動産は、騒音や臭気、高低差、日照、高圧線の通過、管理の状態、不法占拠等、実際に見てみないと分からない部分が多く、一軒家の場合は最も顕著に現れます。

これらを実際に見ないと分からない部分を価格に反映させるためには、訪問査定が必要となります。

訪問査定を行うと、机上査定の結果よりも高くなったり、安くなったりすることも起こり得ます。

訪問査定をしない限り適正な査定価格は出ませんので、売却前には必ず訪問査定を依頼するようにしてください。

3. 査定は複数の不動産会社に依頼した方が良い理由

査定は1社だけではなく、複数の不動産会社に査定を依頼した方が良いです。

この章では、査定を複数の不動産が社から取得した方が良い理由について解説します。

3-1. 適正な価格帯が見えてくるから

査定は少なくとも3社以上の不動産会社に依頼すると、適正な価格帯が見えてきます。

例えばA社だけから3,300万円という査定結果を受けてもそれが高いのか安いのか分かりません。

次にB社に依頼して4,100万円という査定結果を受けても、A社が安く、B社が高いという事実しか分からないです。

さらにC社に依頼して、3,500万円という査定結果を受けると、ここでようやく適正な価格帯が見えてきます。

適正な価格帯は、どうやら3,300万円から3,500万円あたりであり、4,100万円という査定価格は高過ぎると判断ができるのです。

このように、複数の不動産会社に査定依頼をすると、はじめて一軒家を売る方でも適正な査定額が見えてきます

3-2. 良い不動産会社を選ぶことができるから

複数の不動産会社に査定の依頼をすると、その中から良い不動産会社を選ぶことができるというメリットもあります。

不動産会社は査定価格だけで選ぶものではありません。
一軒家を高く売るには、不動産会社の専門性やアドバイスをくれる積極性などが、欠かせません。

複数の不動産会社から査定結果の説明を聞くと、各社の対応力の違いがよく分かります。
査定結果の説明はしっかりと聞き、一番納得感のある良い不動産会社を選ぶようにしましょう。

3-3. 自分が納得感を得られるから

複数の不動産会社に査定を依頼するのは、何よりも売主自身が納得感を得られるからということが理由です。

査定価格は予想価格であるため、1社だけの査定価格だと「本当にこの金額で適正なの?」と思うことが多いです。

複数の不動産会社に査定を依頼することは、売主の間では昔から良く行われています。
たまに「査定は何社にも依頼しても良いのですか?」という質問をする方がいますが、何社に依頼しても構いません。

査定は自分が納得いくまで、複数の不動産会社に依頼するようにしましょう。

4. 一軒家の査定を依頼する方法

複数の不動産会社に査定を依頼するなら、「不動産売却 HOME4U(ホームフォーユー)」がおススメです。

不動産売却 HOME4U」は簡単な操作で最大6社の不動産会社に査定の依頼ができるサービスです。

査定は、複数の不動産会社に依頼すべきですが、実際に店舗をグルグル回って査定依頼することは、大変な労力を要します。
店舗を回って査定依頼するのは大変なので、査定は2件程度依頼して満足してしまう方も多いです。

しかしながら、2件では一方が高く一方が安いという情報しか得られないため、適正な価格帯はどれくらいなのかが分かりませんでした。
そのため、査定は出来るだけ複数、最低でも3社以上は必要となります。

HOME4Uを使えば、自宅にいながら楽に最大6社までの査定依頼ができます。
一括査定サービスは、複数の不動産会社への査定依頼の手間を大幅に削減してくれますので、とてもおススメです。

中には一括査定サービスの利用を不安に感じる方もいらっしゃいますが、HOME4UならNTTデータグループが運営していますので、情報管理がしっかりしており、安心して利用することができます

HOME4Uには大手から地元の不動産会社まで全国1,300社の不動産会社が登録されています。

一軒家の売却に強い不動産会社も多く、物件の種類で「一戸建て」を選択するとその地域での一軒家の売却に強い不動産会社に査定が依頼できます。

実績や実力のある不動産会社は、あなたの一軒家をきちんと評価し、高く売却してくれます。
そのためHOME4Uは、安心して査定を依頼できるだけではなく、良い不動産会社探しにも利用できるのです。

信頼できる良い不動産会社が見つかりますので、一軒家の査定ならぜひHOME4Uを利用しましょう。

5. 査定時に伝えたいアピールポイント

この章では、一軒家を高く査定してもらうために、査定時に伝えたいアピールポイントについてご紹介します。

5-1. 保守メンテナンスの実施状況

シロアリの定期防除や外壁塗装等の保守メンテナンスの実施状況は、大きなアピールポイントとなります。

シロアリ防除なら5年に1度、外壁塗装なら10~15年に1度程度のペースで行っていることが理想です。
しかしながら、実際にはこのようなペースできっちりメンテナンスを実施している一軒家は多くはありません。

そのため、真面目に保守メンテナンスを実施しているような一軒家は、それだけで大きなアピールポイントになるのです。

一軒家の保守メンテナンスには、以下のようなものがあります。

メンテナンス箇所 理想的な期間の目安
外壁塗装 10~15年
屋根塗装 15~20年
軒先・軒裏塗装 15~20年
樋・床下メンテナンス 15~20年
シロアリ防除 5年
クロス貼替 7~10年
サッシまわりコーキング※ 7~10年

※コーキングとは、窓等のサッシまわりにおいて、気密性や防水性向上を目的として、隙間を目地材などで充填した部分のこと。

しっかり保守メンテナンスをされてきた方は、自信をもってアピールしましょう。

5-2. リフォームの実施状況

もし、リフォームを直近5年以内に行っていれば、十分なアピール材料になりますので、リフォームの実施状況はぜひ伝えるようにしてください

特に評価を上げるようなリフォームは、デザイン性の高いキッチンのリフォームです。
キッチンの天板をステンレスから人工大理石に変えていたり、蛇口をドイツ製のおしゃれな水栓金物に変えていたりすると、評価が高まります。

古い一軒家でも、素敵なキッチンだと購入希望者が気に入って買ってくれますので、キッチンのリフォームはポイントが高いです。

また、在来工法で作られていたバスが、ユニットバスに変更されていると、比較的良い評価を受けます。

ここで言うユニットバスとは、工場などで予め防水性の高い素材を用いて天井・浴槽・床・壁などを成型して作られた、箱形の浴室のことです。
トイレや洗面が一体となっているユニットバスのことではありません。

在来工法で作られたバスは、床がタイルや石の仕上げになっており、足がとても冷たく感じ、敬遠されやすいです。

もしユニットバスに変更していたら、そこもしっかり見てもらいましょう。

5-3. 耐震改修の実施状況

耐震改修の実施状況もアピールポイントとなります。

昭和56年(1981年)5月31日以前に建築確認申請を行った建物は旧耐震基準です。
それに対して、昭和56年(1981年)6月1日以降に建築確認申請を行った建物は新耐震基準となります。

耐震改修とは、旧耐震基準の建物を新耐震基準の建物に改修する工事のことを指します。
旧耐震の一軒家が新耐震になっていれば、買主は耐震上の安全性のみならず、様々な税制メリットの恩恵を受けることが可能です。

新耐震基準に適合する建物は、「登録免許税の軽減」や「不動産取得税の軽減」、「住宅ローン控除」、「贈与税の住宅取得等資金の非課税制度」等々の適用ができるようになります。

耐震改修は、税金に関して買主が受けるメリットも大きく、明確に価値のあるリフォームです。

もし、耐震改修をしているのであれば必ずアピールするようにしましょう。

5-4. 各種検査・診断等の実施状況

住宅性能評価など、各種検査・診断等を実施している場合にはアピールポイントとなります。

一軒家の価値を高める検査や診断には以下のようなものがあります。

  • 既存住宅に係る建設住宅性能評価書(等級0評価のものは除く)
  • 耐震診断結果報告書
  • 瑕疵(かし)担保保険の保険付保証明書
  • 建物状況調査(インスペクション)の結果報告書(過去1年以内に実施されたもの)

建設住宅性能評価書とは、「現況検査により認められる劣化等の状況」や「個別性能に関すること」に関し、専門家が評価して作成する書面です。

等級が1以上だと新耐震基準に適合していることが証明されますので、買主が「登録免許税の軽減」等の税制メリットを受けることができます。

耐震診断結果報告書も新耐震基準に適合していることを証明できる書類です。
昭和56年(1981年)5月31日以前の建物でも、新耐震基準並みの耐震性を備えている建物は存在します。

そのような建物は、わざわざ耐震改修をしなくても、耐震診断を行えば、新耐震基準に適合していることを証明することが可能です。

瑕疵(かし)担保保険の保険付保証明書も物件価値を上げます。

瑕疵担保保険とは、売却後、物件に瑕疵が発見された場合、その補修費用の一部を保険料によってカバーすることができる保険です。
瑕疵とは、雨水の浸入等、売買の目的物が通常の品質を欠くことを指します。

木造の一軒家は築20年超になると買主が「登録免許税の軽減」等の税制優遇を利用することができません。
昭和56年(1981年)6月1日以降の建物であっても、築20年超であれば税制優遇は利用できないことになります。

ただし、築20年超の一軒家であっても、瑕疵担保保険を付保している物件であれば、「登録免許税の軽減」や「不動産取得税の軽減」、「住宅ローン控除」、「贈与税の住宅取得等資金の非課税制度」等々の適用が可能です。

瑕疵担保保険は、買主に保険という安心感を与えるのみならず、税制メリットの恩恵も生み出すため、大きなアピールポイントとなります。

建物状況調査(インスペクション)の結果報告書も価値をアピールできる書類です。

インスペクションとは、主に柱や基礎、壁、屋根などの構造耐力上主要な部分や、外壁や開口部などの雨水の浸入を防止する部分について、専門家による目視や計測等の調査のことを指します。

瑕疵担保保険を付保するには、一軒家が「耐震基準を満たしていること」と「インスペクションに合格していること」の2つの要件が必要です。

そのため、昭和56年(1981年)6月1日以降の建物でインスペクションに合格していれば、あとは瑕疵担保保険を付保するだけで物件価値を上げることができます

瑕疵担保保険は買主側でも付保が可能ですので、インスペクションに合格しているだけでも価値があります。

不動産売却塾 コラム
“瑕疵担保保険に加入できるインスペクションを実施しよう”

インスペクションはこれから実施することも可能です。

インスペクションは、瑕疵担保保険に加入できる要件を満たしたものでないと、あまり価値がありません。
インスペクションの中には、各社が類似の名称で独自の住宅検査サービスを行っている場合があります。

瑕疵担保保険に加入するには、「既存住宅状況調査技術者の資格者」であり、かつ「住宅瑕疵担保責任保険法人の登録検査事業者」が行うインスペクションであることが必要です。

インスペクションの検査事業者は不動産会社が無料であっせんしてくれます。
不動産会社に「瑕疵担保保険に加入できるインスペクションをしたい」と言えば、条件に即した検査事業者の紹介があります。

インスペクションに興味のある方は、不動産会社に相談した上で、適切な検査事業者をあっせんしてもらいましょう。

5-5. 境界確定・越境の覚書の締結状況

境界が確定していたり、越境の覚書も締結されていたり等の境界確定・越境の覚書の締結状況もアピールしてください。

境界確定とは、隣地所有者との間で境界ラインを確認しあい、筆界(ふでかい)確認書と呼ばれる覚書を締結することを指します。

売主には、売却時に土地の境界明示の義務があります。
境界確定や越境の覚書は、物件価値を上げるものではありませんが、境界確定等がなされていると、すぐにでも売れる状態であるため、不動産会社の心象は間違いなく上がります。

境界が確定しておらず境界明示ができない状態だと、まず境界確定から始めることが必要となってきます。

越境の覚書は必須ではありませんが、あると買主にとっては安心して購入できます。

境界確定や越境の覚書の締結が終わっていれば、売却しやすい状態ですので、必ず不動産会社に伝えるようにしましょう。

6. 査定額に大きな差が出やすい一軒家

一軒家はマンションと比べると、不動産会社が行う各社の査定額に差が出やすいです。

この章では特に差が出やすい一軒家について紹介します。

6-1. 昔から持っている土地に注文住宅を建てているケース

昔から持っている土地に注文住宅を建てているケースは差が出やすいです。

まず、昔から持っている土地は、分譲地のような整形な地型となっていないことが多いです。
形状や高低差等の個性が強い土地が多いため、土地価格の査定に差がつきます。

また、注文住宅は建売住宅と比べると、個性が強いです。
万人受けしない特殊な間取りとなっていることも多く、評価が二分することが多いのが注文住宅です。

「個性の強い土地」と「個性の強い建物」の組み合わせになりますので、昔から持っている土地上の注文住宅は査定額がバラバラになりやすくなります。

6-2. リフォームしているケース

リフォームしているケースも査定額に差がつきやすいです。

リフォームは、物件価格を上げてくれますが、その上げ幅には決まりはないため、不動産会社によって価格は異なります。

リフォームには、デザイン性の高いモノがあります。
デザイン性の部分は感性の問題なので、査定する不動産会社によって差が出やすいです。

6-3. 築20年超のケース

築20年超のケースも査定額に差がつきやすくなります。

木造住宅は築20年超になると、建物部分について銀行の担保価値の評価額がゼロとなります。

また、築20年超の物件は瑕疵担保保険の付保等がない限り、買主が住宅ローン控除を利用することができません。

そのため、築20年を過ぎると一軒家は「制度上の価値」が急落するため、売却しにくくなります。
昔は築20年超の物件は価値をゼロとする査定が多くありました。

一方で、近年の住宅は、築20~30年くらいであれば、それなりに綺麗ですし、十分に住める物件はたくさんあります。

築20年超の一軒家でも、実態的な価値は十分にあり、価値を見出す不動産会社もいれば、従来通り価値を見出さない不動産会社もいます。

ただし、築40年を超えるような一軒家だと、多くの不動産会社は取り壊し前提で査定を行うようになり、判断が分れないため、査定額には差が出なくなります。

築20~30年程度の中途半端に古い一軒家は、不動産会社の判断が分かれやすく、査定額に差が出やすいのです。

査定額に差が出る理由としては、査定根拠や会社の営業方針の違いが影響しています。

営業上、どうしても媒介契約が欲しくて査定価格が高くなることもありますが、その他に「高い価格を提示している具体的な買主がいるケース」や、「直近に取引した類似物件が高く売れたケース」等、合理的な理由があって査定価格が高くなることがあります。

きちんとした理由があって高く査定されていることもありますので、査定結果を受け取るときは、査定根拠の説明をしっかり受けることがポイントです。

7. 査定結果の説明を受け取るときのチェックポイント

この章では、査定結果の説明を受け取るときのチェックポイントについて紹介します。

7-1. 査定根拠を確認する

査定結果の説明を受ける際は、査定根拠を確認するようにしてください。

不動産各社の査定額に開きが生じている場合には、なぜそのような価格になったのか、各社からしっかりと説明を受けることが重要です。

不動産会社に、高い査定額を出してもらったとしても、なぜ高いのか理由を聞くようにします。

高い査定額でも、根拠があやふやな場合や、説明に納得感がない場合は、その価格は採用すべきではありません。
売主を納得させられないような価格は、買主を納得させることはできないので、売却も上手く行かないです。

特に高い査定価格ほど、事例を見せてもらうなど、査定根拠を慎重に確認するようにしてください。

7-2. 査定の根拠となった、事例の土地の広さを確認する

事例を見せてもらう場合には、土地の広さを確認することが重要です。

一軒家の事例の場合、土地が広ければ総額は当然に高くなります。
逆に土地が狭ければ総額は当然に安いです。

ここでも注意したいのが、特に高い査定価格のときの根拠事例になります。
「周辺にはこんなに高く売れている物件がありますよ」という説明があっても、その事例は注意して見る必要があります。

周辺の事例の土地が自分の土地よりも広ければ、価格は高いのが当たり前だからです。

参考になるのは、似たような広さの土地や、似たような築年数の建物の事例ですので、査定根拠の説明を受ける際は、土地の広さも気にしながら話を聞くようにしましょう。

7-3. 条件が似ている事例を教えてもらう

査定結果の説明を受ける際は、ズバリ、条件が似ている事例を教えてもらうのが良いです。
規範性のある事例とは、土地の広さや、築年数、リフォームの有無等の一番条件が似ている事例のことを指します。

規範性のある事例が3,500万円だったら、適正な査定価格も3,500万円に近いはずです。

不動産会社には、「一番似ている事例はどれですか?」と聞くようにしてください。
条件が似ている事例から価格に差異がある場合には、なぜそのような価格になっているか説明をしっかり聞くようにしましょう。

8. 不動産会社の選び方

最後に不動産会社の選び方について解説します。

8-1. 査定価格だけでは選ばない

不動産会社は査定価格だけでは選ばないことが重要です。
特に高い査定価格に飛びついてしまうと、その選択が一軒家の売却を難しくしてしまう原因となることがあります。

高い査定価格の場合には、十分に査定根拠の説明を受け、納得感が得られなければ選ばないようにしてください。

査定価格だけでは選ばないためにも、査定結果の説明をきちんと受けることは、非常に重要なのです。

8-2. 専門性を感じる不動産会社を選ぶ

不動産会社は、専門性を感じる会社を選ぶようにしてください。

査定結果の説明を受ける際、色々質問すると、なんとなくその不動産会社の力量が分ってきます。

査定根拠もしっかりしており、理路整然と説明してくれる不動産会社は専門性が高いです。
理路整然とした営業担当者は、何よりも買主を納得させる力があります。

買主が値引きしたいといっても、買主に価格の妥当性をきちんと説明できる営業担当者であれば、値引きも防ぐことができます。

買主を納得させられるだろうと感じる営業担当者を選ぶようにしましょう。

8-3. アドバイスをくれる不動産会社を選ぶ

不動産会社は、アドバイスをくれる会社を選ぶことも重要です。
査定の説明を受ける際は、遠慮なく疑問に思っていることは全て聞くようにしてください。

例えば、一軒家には設備の故障や床に傷などもあったりします。

これらの故障等について、「これくらいなら直さなくても大丈夫ですよ」とか、「これは直した方が良いですね、修理会社も紹介しますよ」等々の明確なアドバイスをくれる不動産会社を選ぶことをおススメします。

アドバイスをくれるような不動産会社なら、仮に売却に苦戦したときでもアイディアを出してくれます。

「どちらでも構いません」みたいな回答をする不動産会社に依頼すると、困ったときに頼りになりません。

不動産会社は、専門性を感じ、積極的にアドバイスをくれるような親切な会社を選ぶようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか。
一軒家売却の査定について解説してきました。

査定を最初に行う理由としては、中古の一軒家は「価格が決まっていない」、「個性が強い」、「高額で大切な資産である」という3つが理由です。

そして査定価格には、「あくまでも予想価格」、「各社でバラつく」、「訪問査定が必要」という3つの特徴がありました。

一軒家の査定は複数の不動産会社に依頼すると、「納得感が得られる」、「適正な価格が見えてくる」、「良い不動産会社を選ぶことができる」といった効果が生まれます。

ですので、複数の不動産会社に査定依頼をするなら、「不動産売却 HOME4U」を是非ご利用ください。

また、一軒家は「昔からの土地に注文住宅を建てている」や「リフォームしている」、「築20年超」等の場合には、査定価格に大きな開きがある場合があります。

査定結果を受領するときには、査定結果について十分な説明を受けるようにしましょう。

査定結果の説明を受けることは、不動産会社選びにも役立ちます。不動産会社は高い査定価格だけで選ぶのではなく、専門性を感じ、アドバイスもくれる信頼できる不動産会社を選ぶようにしてください。

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