家を建てるにはまず何から?家づくりの初期検討でやるべき2つのアクション

家を建てるにはまず何から 2つのアクションを解説

マイホームが欲しいけど、家を建てるにはまず何からはじめたらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、

「住みたい時期に間に合う家づくりをしたい」
「どのような準備が必要なのか知っておきたい」

という方に向けて、以下の内容を解説します。

この記事でわかること
  • 家づくりの流れと必要な期間
  • 家を建てる際にまずやるべき2つのアクション
  • 家を建てるときの注意点

工務店・ハウスメーカーの違いや選び方、自己資金や予算の目安も解説します。
注文住宅を検討する前に、ぜひご覧いただき、こだわりたい部分に時間がさけるよう準備しておきましょう。

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注文住宅を建てる流れの全体像を確認したい方は「注文住宅の流れ」もご覧ください。

1.家づくりの流れと必要な期間

家を建てる際、最初に「予算検討」と「イメージづくり」を行います。

ここでは、「予算検討」と「イメージづくり」の後には何をするのか、全体でどのくらいの期間を要するのかなどを確認し、家づくりの全貌を掴んでおきましょう。

1-1.家を建てる流れ

家を建てる工程は、次のような流れで行われます。

流れをみるとそれほど時間がかからず家づくりができるようにもみえますが、実際にはそれぞれの工程で時間がかかるため、検討から引っ越すまでにはかなりの時間を要します。

1-2.必要な期間

家の完成までにかかる期間は、およそ9か月〜1年ちょっとです。
短くても、半年〜7か月程度はかかるとみておいてよいでしょう。

引越しの予定などは必要な期間から逆算して考え、計画的に行動する必要があります。

土地を購入する場合、土地を見つけて購入するまでが家づくりの中でも特に時間がかかる工程です。
理想の土地が見つからない場合、土地探しに1年以上かかることが多く、さらに設計にもこだわりたい場合には、2年近くを費やすケースも珍しくありません。

さきたい部分に時間を費やせるよう、「予算検討」と「イメージづくり」など、まずやるべきことは段取りよく済ませることをおすすめします。

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実際の資金計画を比較できれば、「あなたが建てたい家」の費用相場がイメージしやすくなるので、予算も立てやすくなりますよ。

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2.まずは「予算検討」から始める

まずは「予算検討」から始める イメージ

家を建てるには、まず大まかな資金計画を考えてみましょう。

理想の家を建てるために、どのくらいの予算が必要で、自己資金はどの程度用意したらよいかを確認していきます。

2-1.自己資金の目安

自己資金は、家を建てるために必要なすべての費用のうち、自分で支払える金額です。

自己資金の目安は費用の10%程度とされています。
家づくりの費用を3,000万円とする場合は、300万円程度が自己資金の目安です。

ただし、思わぬ出費に備えるため、手元にお金を残しておくことは必要です。
いざというときに備える資金を残し、自己資金をどの程度出せるかを考えましょう。

2-2.予算の目安

家づくりの予算を決める際は、毎月いくらであれば無理なくローンを支払えるかを考えます。
予算を決める目安となるのが、現在支払っている家賃です。

理想の家という点に比重を置いていると、予算を多く見積もってしまいがちです。
毎月の支払いが現在支払っている家賃よりも多い金額のローンを組んでしまうと、支払いが厳しくなることもあるでしょう。

あくまでも、余裕を持って支払いを継続できる予算を立てることが大切です。

2-3.家づくりにかかる費用項目

家を建てるうえで、建物(家)本体にかかるお金は、大きく以下の3つに分けられます。

家づくりにかかる費用

それぞれの概要は以下のとおりです。

家づくりにかかる費用項目の概要
本体建築費用 家本体を建てるための資金で全体の70%を占める。
付帯工事費用 建物本体以外にかかるお金で全体の20%を占める。家の設備・地盤調査・水道などを含む。
諸費用 契約・保険・ローンにかかる手数料などで全体の10%を占める。引っ越し費など建設後の費用も含む。

ちなみに、資金計画を始めるとよく聞くのが「坪単価」ですが、家づくりにおける坪単価は全体のうち「本体建築費用」のみを計算することが一般的です。

ハウスメーカー・工務店によって坪単価の出し方には違いがあるので、坪単価を聞く際には「どこまでの費用が含まれた数字なのか」をあらかじめ確認しておくようにしましょう。

家づくりの資金計画を立てる|予算の立て方と費用の内訳【初級編】

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3.予算を決めたら家の「イメージづくり」

家を建てると決め、大まかな予算が固まったら、家の理想イメージをつくります。
イメージをつくる際には、イメージの情報を集めましょう。

インターネットで検索すれば、家づくりについて多くの情報収集が可能です。
家づくりのアイデアやさまざまなスタイルの新築住宅の画像が豊富にあり、理想の家づくりに向けたヒントを得られます。

外観やデザイン、間取り、インテリアなど、あらゆる観点から理想とする家の具体的なイメージをつかみましょう。

3-1.外観やデザインを考える

理想の外観・内装を実現するには、頭の中のイメージを具体的な言葉や画像に整理する必要があります。

例えば、以下のようなデザインの種類から、自分のイメージはどれに近いのかを考えてみます。

外観デザインの一例
  • シンプルモダン
  • ナチュラルモダン
  • 和モダン
  • 北欧
  • 南欧風
  • アメリカン

自分の好みのデザイン傾向がわかってきたら、複数のハウスメーカー・工務店の公式ホームページをチェックしてみましょう。

ハウスメーカー・工務店ごとに得意とするデザインの傾向が決まっているので、各社のホームページを見ると大まかなデザインの得意分野がつかめますよ。

注文住宅のイメージの決め方!間取り・外観・内装を理想に近づけるポイント

3-2.間取り・インテリアを考える

注文住宅は自由度が高いからこそ、事前にしっかりとしたイメージがないと、理想とはかけ離れた住宅になってしまうリスクがあります。

後悔のない間取りを決めるためにも、間取りやインテリアを検討する際には次のポイントを確認しましょう。

間取り検討時のチェックポイント
  1. 動線
  2. 収納の位置と収納量
  3. 音の問題
  4. 外部からの視線
  5. 採光
  6. 窓からの眺め
  7. 風通し
  8. コンセントと照明
  9. 安全性と利便性

間取りのイメージを決めるときには、希望する暮らし方を整理し、現在の間取りの不満点を洗い出すといった手順で考えてみるとよいでしょう。

なお、間取りを考える際に注意しておきたいのは以下の点です。

間取りを考える際の注意点
  • 建ぺい率・容積率や斜線制限を理解しておく
  • 外構や隣家との関係をチェックする

土地はエリアごとに用途地域が定められ、建てられる住宅の建ぺい率・容積率が定められています。

また、外構の要素となる駐車場や庭の広さ、玄関までのアプローチの形状などによっても、間取りはある程度制限されます。

注文住宅の間取りの決め方!手順と成功例・失敗例、注意点を解説

建ぺい率・容積率とは?家を建てる前に知りたい計算や調べ方、緩和のケース

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4.予算検討や家のイメージづくりのポイント

注文住宅は決めることがたくさんあります。

初期検討段階でつまずかないためにも、まずは家のイメージづくりや予算検討をスムーズに行う必要があります。

以下のポイントを押さえながら、効率よく家づくりをスタートさせてくださいね。

4-1.家族で具体的に話し合う

同居人がいる場合は、家のイメージづくりや予算検討に関する情報を集めたら、みんなで家づくりについて具体的に話し合いましょう。

理想とする家は人それぞれで、同居人同士でも考え方が違うかもしれません。
各自の具体的な希望について話し合い、イメージを絞り込み、予算を固めていきましょう。

みんなの希望に近い家をネットで確認し合ったり、妥協できる点や「これだけは譲れない」という部分を共有したりしながら、理想の家を具体化していきます。

現在の理想だけでなく、ライフスタイルの変化も見据え、いつまでも安心して暮らせる家づくりを考えるとなおよいでしょう。

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4-2.住宅展示場やモデルハウスで見学する

インターネットでは簡単に家づくりの情報を収集できますが、住宅展示場やモデルハウスに足を運んでみることもおすすめです。

実際に住宅をみることで、色味や素材感、オプションでどこまでできるのかといった、画像だけではわからない生活のイメージがつかめるでしょう。

建物のなかに入って眺めてみることで、「このような動線が良い」「ここには〇〇が合った方がいい」など、より具体的な目線で家づくりを検討できます。

中には、建った後では見えない「基礎」や構造に関する工夫を展示していることもあります。
より安心感をもって施工を任せるハウスメーカーを決めたいという方は、積極的に見学に行くとよいでしょう。

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5.家づくりで一番重要なポイントは「建築依頼先選び」

ここまで、家を建てるにはまず何からしたらよいのかをお伝えしてきましたが、家づくりで一番重要なポイントは「ハウスメーカー」「工務店」といった「建築依頼先選び」です。

注文住宅の建築依頼先一例
ハウスメーカー 全国展開して各地に営業拠点を持ち、経営基盤が安定している
工務店 工事に関わる職人の手配や管理を行い、特定の狭いエリアで営業を行うことが多い
設計事務所 設計のみを依頼でき、オリジナリティあふれるデザイン住宅を建てたいときに向いている

資金計画を立てたら、注文住宅の依頼先を探します。
以下より各依頼先の概要を解説します。

5-1.ハウスメーカー

ハウスメーカーは全国展開して各地に営業拠点を持ち、経営基盤が安定しているなどの特徴があります。

規格化された住宅も多く、工期が短く進行もスムーズです。
一定の品質が保たれ、安心して依頼できます。
モデルハウスや住宅展示場で実際の家を見学できるのもメリットです。

大手ハウスメーカーとなるとコストが高めという点がデメリットに感じるかもしれませんが、保証が手厚いため建てた後も安心して暮らせます。

また、近年はローコストをうたうハウスメーカーもあったり、フルオーダーではなく「セミオーダー」や「規格(企画)住宅」を選べるようになっていたりなど、幅広い選択肢があります。

5-2.工務店

工務店は地域密着型で、工事に関わる職人の手配や管理を行う会社です。
全国に営業拠点やモデルハウスがある大手ハウスメーカーと比較すると、特定の狭いエリアで営業を行っています。

近年は小規模な町の工務店だけでなく、フランチャイズの加盟店や、着工棟数の多い中堅的な工務店も増えています。

会社によって得意分野は異なりますが、間取りやデザインの自由度が高く、コストを抑えながら細い希望に対応してもらえることも少なくありません。

5-3.設計事務所

デザインや間取りにこだわりたい場合は、設計事務所に依頼するのがおすすめです。

ハウスメーカーや工務店の注文住宅でも十分オリジナリティがあるデザインを実現できますが、より前衛的なデザイン住宅を希望する場合は検討してもよいでしょう。

ただし、設計事務所に依頼できるのは設計のみで、建築工事は別の工務店に依頼しなければなりません。
そのため、コストは高くなりやすい点にご注意ください。

初めての注文住宅の場合、おすすめは「ハウスメーカー」や施工対応エリアの規模が大きい「工務店」です。

特に、大手のようなハウスメーカーであれば、注文住宅に関する実績が高い分成功事例も多くストックしています。

また、土地購入が必要な方は、建築依頼先選びの段階で土地探しを同時に行うのがおすすめですが、ハウスメーカーの中には土地探しをサポートしてくれるところもあります。

期待以上のプラン提案をしてくれることも多いため、初めての家づくりにわからないことが多い場合には非常に心強いパートナーとなるでしょう。

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全国に数万社あるといわれているハウスメーカー・工務店の中から厳選された優良ハウスメーカー・工務店ばかりなので、安心して建築依頼先を選ぶことができますよ。

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6.家を建てるときに気をつけること

家を建てるときは、次の点に注意しましょう。

家づくりの検討を始めたら気を付けること
  1. ハウスメーカー・工務店の選定に時間をかけすぎない
  2. 収納や配線・生活動線を確認する

以下より1つずつ解説します。

6-1.ハウスメーカー・工務店の選定に時間をかけすぎない

家づくりを成功させるためには、ハウスメーカー・工務店選びが重要とお伝えしました。

しかし、ハウスメーカー・工務店選びに時間をかけすぎると、家づくりが進まなくなります。
理想のハウスメーカー・工務店をスムーズに選ぶポイントは、家づくりで何を優先的に考えるかです。

例えば、断熱や省エネなどの機能性を優先すれば、最新の性能に強みを持つハウスメーカー・工務店に絞れます。

デザインを重視する場合は、インターネットやカタログなどで建築事例をチェックすると、イメージに合う家を建てているハウスメーカー・工務店が見つかります。

優先度を絞ってハウスメーカー・工務店を探すと、選定しやすくなるでしょう。

6-2.収納や配線・生活動線を確認する

家づくりで後悔しやすいのが、収納や配線、生活動線です。

これらに配慮した設計を行わないと、家が完成してから「収納が足りない」「使いたい場所にコンセントがない」「動線が生活しにくい」といった、問題が起こる可能性があります。

荷物に対して収納は十分か、現在使用している家電が使えるよう適材適所に配線が設置されているか、生活や家事の動きに合った動線に設計されているかをチェックしましょう。

まとめ

家を建てるには、まず「予算検討」と「イメージづくり」を行いましょう。

どのような家に住みたいのか、今の状況だけでなく将来的な生活の変化にも目を凝らしながら、同居人がいる場合は全員で話し合い、希望を整理しておくとよいです。

大まかなイメージが固まってきたら、どのくらいの予算が必要か、自己資金はいくら用意するのかを確認し、本格的な準備を進めてください。

土地も購入する場合は、ハウスメーカー・工務店選びと並行して行うとよいでしょう。
営業担当者からのアドバイスで、適切な土地選びが期待できます。

時には無料サポートサービスを活用しながら、効率よく家づくりをスタートさせてくださいね。

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