規格住宅とは?メリット・デメリットやおすすめのハウスメーカー、建てる際の流れなど解説

おしゃれな規格住宅 おすすめハウスメーカー5選

家を建てることを計画する際にコストを抑えたい場合、ローコストハウスメーカーを検討する以外に、規格住宅にするという選択肢もあります。実際、規格住宅を建てるにあたり、その特徴や強みを調べている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、規格住宅の概要を踏まえつつ、おすすめのハウスメーカーやメリット・デメリット、規格住宅を建てる際の流れについて解説します。

規格住宅に向いている方
  • 安い費用でマイホームを建てたい方
  • 打ち合わせの時間や手間を省きたい方
  • ある程度の選択肢が用意されているほうが選びやすい方
この記事でわかること
    規格住宅の基礎知識
    規格住宅でおすすめのハウスメーカー
    規格住宅のメリット・デメリット

注文住宅や建売住宅との違い、規格住宅を選ぶ際の注意点までまとめています。規格住宅を検討する際には、ぜひ参考にしてください。

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1.規格住宅とは?基礎知識から解説

規格住宅とは、ハウスメーカーが設計した規格に沿って建てる住宅のことです。間取り・設備・内装・外装などが最初からある程度決まっており、施主はハウスメーカーが提示する一定の選択肢をベースに具体的なプランを策定します。

規格に含まれない資材やデザインは選べないため、ゼロから自由に住宅を建てることはできません。そのため、施主側の希望やこだわりをすべて反映できない可能性もあります。

しかし、ハウスメーカーでは規格のパターンを複数用意していることもあります。パターンの組み合わせを変えたり、足りない部分をオプションで追加したりすれば、自分好みの住宅を建てることは十分可能です。

また、間取りや設備が規格化されている分、ほかの住宅にはないメリットもあります。

42_規格住宅01

2.規格住宅・注文住宅・建売住宅の違い

規格住宅への理解を深めるためには、注文住宅・建売住宅との違いを押さえておくことも大切です。以下、種類ごとの特徴や性質をまとめたので、こちらも併せてご確認ください。

間取り・仕様 設備や建具 コスト
規格住宅 用意された規格から選択できる 安い(規格の内容による)
注文住宅(フルオーダー) 自由に選択できる 自由に選択できる 最も高い(オーダー内容による)
注文住宅(セミオーダー) ある程度自由に選択できる 指定のものを選択できる 高い(オーダー内容による)
建売住宅 選択できない 最も安い

先述のとおり、規格住宅はプロが設計した間取りやデザインの規格を選ぶスタイルなので、最初からプランがある程度決まっています。ただし、パターンの組み合わせ変更やオプションの追加はできるため、選択肢の範疇なら自分好みにアレンジ可能です。

42_規格住宅02

2-1.注文住宅

注文住宅とは、施主の希望に沿って特注で建てる住宅のことです。希望の取り入れ具合によって「フルオーダー住宅」と「セミオーダー住宅」の2種類に分けられます。

フルオーダー住宅とは、建築基準法の範疇なら間取り・仕様はもちろん、設備や建具など細かい部分まで自由に選べる住宅です。ハウスメーカーと相談しつつゼロから設計するので、自分の希望やこだわりをほぼすべて取り入れることができます。

一方、セミオーダー住宅は間取り・仕様がほぼ自由に選べ、設備や建具など一部が選択式になる住宅です。完全オーダーメイドではないものの、規格住宅より自由度は高くなっています。

オーダー内容によって変動しますが、注文住宅は施主の思いどおりにプランを策定できる分、建築コストが高騰しやすい傾向にあります。

また、打ち合わせや工期も長引きやすいため、スケジュールには注意が必要です。

注文住宅について詳しく知りたい方は、「注文住宅とは?種類や価格相場、流れ、メリット・デメリットを解説」をご覧ください。

2-2.建売住宅

建売住宅とは、建築済みの建物と土地がセットになっている住宅のことです。規格住宅・注文住宅とは違い、間取り・仕様・設備・デザインなどが最初から完全に決まっています。

基本的に施主側は自分の好みやライフスタイルを踏まえつつ、すでに完成している住宅を選ぶことしかできません。それゆえ、自由度は最も低くなりますが、コストは最も安く抑えることができます。

また、土地探しや建築工事を行なう必要がないため、購入後すぐ入居できる点もメリットです。

3.規格住宅を建てる際の費用相場

規格住宅を建てる際の費用は、注文住宅よりも安くて建売住宅よりは高いのが相場です。
例えば、35坪程度の家を建てた場合、以下のような計算で費用相場がわかります。

例:35坪程度の家の場合の費用相場

【注文住宅(フルオーダー)】
延床面積35坪×坪単価60万円前後=本体工事費2,100万円

【規格住宅】
延床面積35坪×坪単価40万円前後=本体工事費1,400万円

実際には本体工事費以外にも付帯工事費や諸費用、土地代などがかかります。そのため、各総費用の相場はフルオーダーの注文住宅が3,600万円程度、規格住宅が3,200万円程度、建売住宅が2,900万円程度です。

4.規格住宅をローコストで建築できる理由

フルオーダーの注文住宅に比べ、規格住宅をローコストで建築できることには、以下のような理由があります。

  • 規格化し統一することによって、大量生産が可能となりコストを抑えられる
  • 打ち合わせの回数を少なくでき、工期の短縮にもなることで、人件費を削減可能
  • フルオーダー住宅のようには細部までこだわれない分、大幅に費用が膨らんでしまうことが少ない

規格住宅を建築する場合の工期は、一般的な注文住宅の3分の2程度です。
その分だけ職人の作業時間が減り、人件費を抑えられるのです。

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5.おしゃれな規格住宅が建てられるおすすめハウスメーカー5選

注文住宅よりも選択肢が少ない規格住宅ですが、もともとおしゃれで機能的なプランが用意されているのであれば、あれこれ頭を悩ませる必要がなくなり、家づくりがスムーズに進むともとらえられます。
ここでは、おしゃれで機能的な規格住宅が建てられるハウスメーカーを5社ご紹介します。

規格住宅でおすすめのハウスメーカー一覧
ハウスメーカー 特徴
クレバリーホーム
  • メンテナンス不要の独自の外壁タイル
  • 体験宿泊で実際の使い心地を確かめられる
ミサワホーム 「MJ Wood」の3商品は25年以上連続でグッドデザイン賞受賞
トヨタホーム
  • 基本形状の間取りプラン3種類・外壁カラー4種・ドアカラー6種から選択可能
  • 建築後にも居室を間仕切りで分けられる
ダイワハウス Web上で自分に合った間取りや外観デザイン、インテリアスタイルを選択できる
セキスイハイム 品質が安定しているうえ、工期が短い

このように、さまざまな大手ハウスメーカーが規格住宅を提供しており、ハウスメーカーによっては、平屋建ての規格住宅商品も用意しています。気になる方は調べてみましょう。
次からは、上記ハウスメーカーのそれぞれの特徴や、おすすめする理由などをお伝えします。

5-1.クレバリーホーム


クレバリーホーム

出典:クレバリーホーム 公式HP

クレバリーホームの大きな特徴は、独自の外壁タイルを使っていることです。
汚れや傷が付きにくくてメンテナンスがいりません。見た目の高級感もあり、長く美しい外観を保つことができます。

▶クレバリーホームの坪単価・口コミはこちら

クレバリーホームの規格住宅

規格住宅商品「SuFiTs(スフィッツ)」は、シンプルモダンな外観デザインが特徴的です。
間取りや仕様については要問合せのため、全国各地にある住宅展示場で確認するとよいでしょう。体験宿泊もできるため、実際の使い心地をイメージできます。

▶【クレバリーホーム】などの建築プランを比較する

5-2.ミサワホーム


ミサワホーム

出典:ミサワホーム 公式HP

大きな収納空間に定評があるミサワホームでは、限られた面積でも多くのものをすっきり収納できるため、世帯人数が多い方におすすめです。

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ミサワホームの規格住宅

規格住宅商品として提供している耐震木造住宅の「MJ Wood」には、3つの商品があります。
いずれも木材を活かしたナチュラルモダンなデザインで、25年以上連続でグッドデザイン賞を受賞しています。
「MJ FRAME LC」を選んだ場合の間取りは、1階がLDKと水回りで、2階が3つの居室とマルチスペースとなっており、使い勝手も良いです。

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5-3.トヨタホーム


トヨタホーム

出典:トヨタホーム 公式HP

自動車メーカーのハウスメーカーであるトヨタホームは、鉄骨造の家づくりに定評があり、頑丈で地震に強い住宅を実現できます。

▶トヨタホームの坪単価・口コミはこちら

トヨタホームの規格住宅

規格住宅商品「LQ」はシンプルモダンなデザインで、クオリティとデザイン力の高さが魅力的です。
基本形状の間取りプランが3種類あり、さらに外壁カラーが4種から、ドアカラーが6種から選択できます。
そのうえ、住宅建築が終わってからでも2階の居室を間仕切りで分けられるようにしており、規格住宅でありながら自由度は高いです。

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5-4.ダイワハウス


ダイワハウス

出典:ダイワハウス 公式HP

ダイワハウスでは、Web上で簡単に自分のニーズに合わせて間取りや外観デザイン、インテリアスタイルを選択できる利便性の高いサービスが用意されています。

▶ダイワハウスの坪単価・口コミはこちら

ダイワハウスの規格住宅

「Lifegenic(ライフジェニック)」は、オンライン専用の規格住宅で、簡単診断によるおすすめを確認したり、こだわりの条件から完成イメージを作り上げたりできます。282の間取りと8つの外観デザイン、5つのインテリアスタイルなどが用意されています。
完成イメージができあがってからも、外壁の色や設備などのさらなるカスタマイズが可能なため、規格住宅を選択しつつもこだわるところはこだわりたい方におすすめです。

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5-5.セキスイハイム


セキスイハイム

出典:セキスイハイム 公式HP

セキスイハイムは、工場で施工工程のほとんどを完了させているという特徴があります。その分、品質が安定しているうえに現場での工期が短いのが特徴です。

▶セキスイハイムの坪単価・口コミはこちら

セキスイハイムの規格住宅

セキスイハイムの規格住宅では、「グランツーユーV」「スマートパワーステーションアーバン」がおすすめです。
例えば、グランツーユーVは、カジュアル・トラディショナルな外観デザインが特徴です。2×6工法で作られる木造住宅で、良いところは残しつつも強度と精度をさらに進化させています。
間取り・仕様は全4スタイルで、1階にLDK・水回り・ワークスペースで、2階に3つの居室とマルチスペースのスタイルなどがあります。

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以上が、規格住宅でおすすめのハウスメーカーです。
もちろん、今回ご紹介したハウスメーカー以外にも、規格住宅商品を用意しているハウスメーカーはたくさんあります。
おしゃれで機能的な規格住宅を比較するなら、実際にハウスメーカーから商品やプランを提案してもらうのが一番です
そこでおすすめなのが、HOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービスです。

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6.規格住宅を選ぶメリット

規格住宅を選ぶメリットは、大きく分けると以下のとおりです。

規格住宅のメリット
  • 建築コストを抑えられる
  • 工期の短縮が可能
  • 建売住宅よりは自由度が高い
  • 完成後の住宅をイメージしやすい
  • 資金計画を立てやすい

規格住宅はこのように多くのメリットを享受できるため、一つでも心に響くものがあれば、規格住宅を検討する価値はあります。

各メリットの詳細もまとめたので、しっかり押さえておきましょう。

6-1.建築コストを抑えられる

フルオーダーやセミオーダーの注文住宅と比較して、コストを抑えて住宅を建築できることが規格住宅の魅力の一つです。

建材や工法が規格化されていて大量生産される資材を使えること、人件費を削減できることなどの理由でコストパフォーマンスを良くできます。

建築費用が低い分だけ品質が落ちるわけではなく、注文住宅よりは自由度が低くなるだけで、品質にはほとんど違いがありません。

6-2.工期の短縮が可能

一般的な注文住宅よりも規格住宅を建築する場合のほうが、打ち合わせ回数や工期の短縮が可能です。

打ち合わせ回数や工期の短縮によるメリットは、コストを抑えられるだけではありません。
顧客側としても間取りなどの打ち合わせをする時間や回数が減る、完成までに必要な時間を短縮できて入居までがスムーズになるなどのメリットもあります。

6-3.建売住宅よりは自由度が高い

すでに完成している建売住宅を購入するより自由度が高いことも、規格住宅のメリットです。

注文住宅よりは決められる内容が減るものの、建売住宅と違ってある程度はマイホームへのこだわりを反映できます。
考え方によっては、すべてを選ばなくてよい分、フルオーダーの注文住宅を建築する場合よりも気が楽です。

間取りやコンセプトはあらかじめ専門家が決めている建物であるため、構造などの面が安心なのもメリットでしょう。

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6-4.完成後の住宅をイメージしやすい

規格住宅は間取りや仕様がある程度決まっている分、どのような住宅が建つのかイメージしやすいといえます。一方、注文住宅はオーダーメイドで設計する性質上、完成後の住宅をイメージしにくいことは否めません。

規格住宅なら設計段階と完成後のギャップが少ないため、入居後に「間取りが使いにくい」「思ったよりデザインが良くない」といった後悔が生じる可能性も低いでしょう。

また、過去の施工事例やモデルルームを参考にイメージできる点もメリットです。

6-5.資金計画を立てやすい

規格住宅はあらかじめ決められた規格に沿ってプランを策定したり、資材や設備を発注したりするため、早い段階で予算を確定させることが可能です。そのため、資金計画を立てやすいというメリットもあります。

選択肢が限定されている分、比較的簡単にプランや予算を調整できるため、コストカットを検討しやすい点もメリットです。

また、早期にきちんとした資金計画を提示できるので、住宅ローンを申し込む際も有利に働きます。

7.規格住宅を選ぶデメリット

一方で、規格住宅を選ぶデメリットには、以下のようなものが挙げられます。

規格住宅のデメリット
  • 注文住宅ほどの自由度がない
  • 規格外の条件には対応が困難
  • 規格外の設備を選ぶと割高になる

規格住宅で後悔したくないなら、メリットと併せてデメリットを知ることも大切です。デメリットを知っておけば、正しい判断や対処ができるようになります。

こちらも各自詳しく解説します。

7-1.注文住宅ほどの自由度がない

規格住宅は建売住宅より自由度が高いとはいえ、フルオーダーやセミオーダーの注文住宅と比較した場合には自由度が低くなってしまいます。

規格住宅は、ある程度の規格が定められた住宅です。
そのため、もともと決めていた基本的な仕様は変更できません。思いどおりの間取りにしたい方などは不満に感じる可能性があり、注意が必要です。

7-2.規格外の条件には対応が困難

規格住宅は、定められている規格に合わない条件の住宅を建築したい場合には、対応しきれないことがあることもデメリットです。

すでに所有しているマイホーム用の土地が複雑な形をしていてきちんと整形できないような場合や、高低差があるような立地の場合など、規格外の条件には特に注意してください。

対応できたとしても、土地がいびつな形だと建物も変形させる必要があるため、入念に調査・打ち合わせをすることになります。

7-3.規格外の設備を選ぶと割高になる

規格住宅は同じ仕様の設備をまとめて大量発注することで、製品一つひとつの単価を下げています。ハウスメーカーが選んだ標準仕様以外の設備を導入する場合、個別で発注をかけなければならないため、オプション費用などが加わって割高になりがちです。

自分の希望やこだわりを重視するほど、標準仕様に該当しない部分が増え、必要な費用も増えてしまいます。バランスを考えて導入しないと、建築コストが安いというメリットを活かせなくなるでしょう。

8.規格住宅が向いている方

規格住宅は明確なメリット・デメリットが存在するので、人によって向き不向きが分かれます。以下のような方は、規格住宅が向いています。

規格住宅はこのような方におすすめ
  • 仕事が忙しく、打ち合わせに時間をかけられない方
  • できるだけ早くマイホームを取得したい方
  • コストパフォーマンスを重視する方
  • 建売住宅だと設備やデザインに不満を感じる方

一方、オリジナリティや家づくりの楽しさを求める方、変形地や狭小地に建てたい方は注文住宅が適しています。また、コストパフォーマンスやスピードを最重視する方は建売住宅がおすすめです。

9.規格住宅を建てる際の基本的な流れ

規格住宅は、以下のような流れに沿って建築します。

規格住宅を建てる際の基本的な流れ
  1. ハウスメーカーの情報を集める
  2. ハウスメーカーに相談する
  3. プランニングと見積もりを依頼する
  4. 工事請負契約を締結する
  5. プランの詳細を決める
  6. 着工
  7. 引き渡し

各手順の概要も押さえておきましょう。

9-1.ハウスメーカーの情報を集める

規格住宅を取り扱うハウスメーカーは多いため、まずは情報収集から始める必要があります。ホームページやSNSにアクセスしたり、カタログを取り寄せたりして、会社概要・規格内容・施工実績・お客様の声などをリサーチしましょう。

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9-2.ハウスメーカーに相談する

ハウスメーカーが決まったら実際に問い合わせて、土地選びや予算のことを相談します。最近はオンライン相談に対応しているケースも多いため、なかなか時間をとれない方は要チェックです。

9-3.プランニングと見積もりを依頼する

担当者からアドバイスを受けつつ、希望の間取りや設備を検討します。具体的なプランが決まったら見積もりを依頼し、予算に合わせて調整しましょう。

9-4.工事請負契約を締結する

プランや見積もりの内容に問題がなければ、施主とハウスメーカーとの間で工事請負契約(※)を締結します。

※工事請負契約は、マイホームの建築を依頼された建築会社が工事を完成させることを約束し、また依頼人は完成に対しての報酬を支払うことを約束するもの

契約後の変更や取消は難しいため、契約書の内容をしっかり確認してから署名・捺印することが大切です。

9-5.プランの詳細を決める

内装・外装のデザインや設備・建具の仕様など、細かい部分も含めて打ち合わせを行ないます。ハウスメーカーによってはインテリアデザインもしてくれるので、興味があったら確認してみましょう。

9-6.着工

プランが確定したら、工事がスタートします。引越しの準備や家具・家電の選定を進めつつ、工事の状況も見学しましょう。

9-7.引き渡し

住宅が完成したら、担当者と一緒に引き渡し前のチェックを実施します。特に問題がない場合は引き渡しの手続きを行ない、何らかの問題が見つかった場合は些細なことでも必ず報告しましょう。

10.規格住宅の注意点

最後に、規格住宅を選ぶうえで注意しておきたいことをお伝えします。

規格住宅の注意点
  • 住宅性能は商品によって異なる
  • 間取りや設備を変更すると、住宅性能が下がる可能性がある

規格住宅のハウスメーカーや商品を選ぶ際は、建築費用を抑えられるかどうかだけではなく、耐震性や断熱性にも注意しましょう。

本来、規格住宅は、一棟ごとに設計や構造計算をしなくても済むため、費用を抑えられて高品質な家をローコストで建築できる商品です。

「規格住宅で安くなるなら仕方ない」と住宅性能を妥協するのではなく、商品ごとの特徴をしっかり調べたうえで選択しましょう。

また、間取りや設備を変更する場合には事前に構造計算した状態と変わるため、耐震性や断熱性が下がる可能性がある点も要注意です。

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まとめ

規格住宅にはメリットもデメリットもあるため、それぞれを理解したうえでマイホームをどうするのかを検討することをおすすめします。
それでは、おさらいです。

この記事のポイント

規格住宅とは?

規格住宅とは、間取りや内装、設備などが前もって決められている住宅商品です。
施主は少ない選択だけで家づくりを進められます。

規格住宅については、「1.規格住宅とは?基礎知識から解説」にて詳しく解説しています。注文住宅・建売住宅との違いや費用相場も紹介しているので、ご確認ください。

おしゃれな規格住宅が建てられるハウスメーカーは?

5.おしゃれな規格住宅が建てられるおすすめハウスメーカー5選」では、以下のハウスメーカーの特徴や規格住宅商品を解説しています。

  • クレバリーホーム
  • ミサワホーム
  • トヨタホーム
  • ダイワハウス
  • セキスイハイム
規格住宅のメリットは?

以下の5つが規格住宅のメリットといえます。

  • 建築コストを抑えられる
  • 工期の短縮が可能
  • 建売住宅よりは自由度が高い
  • 完成後の住宅をイメージしやすい
  • 資金計画を立てやすい

詳細は「6.規格住宅を選ぶメリット」をご覧ください。

規格住宅のデメリットは?

規格住宅には、以下のようなデメリットもあります。

  • 注文住宅ほどの自由度がない
  • 規格外の条件には対応が困難
  • 規格外の設備を選ぶと割高になる

詳細は「7.規格住宅を選ぶデメリット」をご覧ください。

規格住宅を建てる際の流れは?

9.規格住宅を建てる際の基本的な流れ」で、以下の手順を解説しています。

  1. ハウスメーカーの情報を集める
  2. ハウスメーカーに相談する
  3. プランニングと見積もりを依頼する
  4. 工事請負契約を締結する
  5. プランの詳細を決める
  6. 着工
  7. 引き渡し

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