住友不動産の平均坪単価は81.8万円と、大手ハウスメーカーの中では比較的安価です。

暮らしやすい環境と電気代の大幅削減に効果的なZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）が標準仕様となっていて、質の高い注文住宅を求める方におすすめです。

住友不動産の特徴を把握し、ハウスメーカー選びの際の参考にしてください。

本記事は「HOME4U 家づくりのとびら」が行なった以下の独自アンケート調査をもとに作成しています。

大手ハウスメーカーの中でも、標準仕様の性能や設備などによって坪単価には開きがあります。納得のいく家づくりをするためにも、ご自身の建てたい家のプランと予算に合わせて、複数のハウスメーカーを比較することが大切です。

本記事では、住友不動産のほかにも大手ハウスメーカーの坪単価と建築費用の目安、それぞれのハウスメーカーの特徴もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ハウスメーカーの坪単価について知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

※本記事の内容は、2023年3月24日時点の情報です。

1.住友不動産の坪単価目安は50万～150万円

住友不動産の坪単価目安は50万～150万円、建築価格は1,500万～6,600万円の幅があります。
また、坪数別の坪単価・建築価格の目安は、以下のとおりです。

より鮮明に費用のイメージをするために、以下からは次の2つの視点で住友不動産の平均坪単価をまとめます。

1-1.【全坪数】を対象とした平均坪単価は約81.8万円

今回アンケートにご協力いただいた、住友不動産で新築住宅を建てたすべての方の回答から算出した平均坪単価は約81.8万円です。

坪単価81.8万円というと、ハウスメーカーの中でも「大手ハウスメーカー」に区分されることが多いです。
ハウスメーカーの区分ごとの坪単価目安は「9-2.予算」でお伝えします。

1-2.【30～40坪台】を対象とした平均坪単価は84.7万円

一般的な新築住宅の場合、建築面積は30～40坪であることが多いです。
今回アンケートにご協力いただいた方の中で、住友不動産で30～40坪台の家を建てた方の平均坪単価は約84.7万円でした。

1-3.【30～40坪台】大手ハウスメーカー平均坪単価の比較

30～40坪台の住宅の他大手ハウスメーカーの平均坪単価との比較を表にまとめました。

他大手ハウスメーカー7社の坪単価と比較すると、住友不動産は割安の傾向にあるようです。

各ハウスメーカーの30～40坪台の建築価格の目安と特徴は以下のとおりです。

• ヘーベルハウス：2,100万～6,000万円
  大手ハウスメーカーの中でも坪単価は割高ですが、耐火性・耐久性に優れた素材「ALC」が標準仕様であるなど、安全性の高さが特徴
• 積水ハウス：2000万～6500万
  積水ハウスは「ダイナミックフレーム・システム」という独自の構造システムを取り入れることで、高い耐震性能を備えながら広々とした住まいを可能としている
• 三井ホーム：2000万～5500万
  標準仕様で全館空調システム・高性能断熱材が用意されているため、木造住宅ならではの高気密・高断熱の快適な住空間が叶うのが特徴
• トヨタホーム：2,100万～5,000万円
  大手自動車メーカーであるトヨタグループであり、非常時の電源として自家用車から給電ができる独自のシステム「クルマde給電」がある
• セキスイハイム：2,500万～4,000万円
  太陽光発電システムを得意とするハウスメーカーで、豊富な実績がある
• パナソニック ホームズ：1,800万～5,000万円
  多層階住宅が強みで、上へと空間を広げ、限られた敷地面積でも広く使える
• ミサワホーム：1,800万～4,800万円
  高い収納力を誇る「蔵のある家」で有名。趣味のアイテムや非常時のストックなど、生活空間に影響することなくスマートに保管できる
• 住友不動産：1,800万～6,500万円
  長期優良住宅が標準仕様であり、長く安心して住める家づくりが特徴

具体的な家づくりの予算はそれそれ好みの間取りや設備により異なります。

まずは無料のHOME4U（ホームフォーユー）プラン作成依頼サービスで、あなたが建てたい家の実際の住宅プラン（資金計画含む）を複数見比べてみましょう。

ハウスメーカー・工務店があなたのために作成した実際のプランを比較できるので、具体的な費用感をつかみながら資金計画を立てることができます。

家づくりの失敗でよくあるのが、想定していた金額と実際の見積もりに大きな差があり、プランを1から立て直す、といったこと。

特に、入居時期の希望がある方や、補助金制度を活用したい方は、こういった無駄な工程を省きつつ、スケジュールを意識した効率的な段取りに配慮したいものです。

効率的な家づくりのために、ぜひご活用ください。

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2.【坪数別】実際に住友不動産で家を建てた方の費用内訳5例公開！

実際に住友不動産で新築住宅を建てた方の事例を、坪数別に5つご紹介します。

以下より1つずつ解説します。

2-1.【約30坪の事例（1）】費用内訳とこだわりポイント

オーナーのこだわりポイント

• リビング
  限られた予算の中でできるだけ広くスペースが確保できるように、天井を高くしたり、窓を広くしたりした。
  夢だった書斎スペースと、便利そうな土間収納を取り入れ、理想の間取りを再現した。
• コスト・予算
  予算の中で、なるべく自分たちの理想を実現するために相談を繰り返し行なった。
  空調をあまり使わずに生活できるような、高気密・高断熱で、何十年経っても飽きがこないシンプルなデザインの住宅に仕上がった。

ここがポイント！
プロ・専門家の視点

新築住宅の購入の際には、大きなお金が動くことになります。
あらかじめ資金計画を立てずに「あれもこれも」と気に入った設備や装飾を追加してしまうと、予算から大きくオーバーしてしまいます。この事例のように、ハウスメーカーの営業担当者と綿密な打ち合わせを心がけてください。

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2-2.【約30坪の事例（2）】費用内訳とこだわりポイント

オーナーのこだわりポイント

• 2階リビング
  日当たりが良いリビングが憧れだったので、広くて、家族がゆっくりくつろげるリビングをつくった。
  キッチンは、毎日ストレスなく料理ができるような広さ、憧れだったカウンターにこだわった。料理を作りながら、家族がリビングでくつろぐ様子を見られるような設計にした。
• 子ども部屋
  子どもが長く過ごす場所になるので、子ども部屋にもこだわった。
  収納と、子どもが勉強に集中できるように静かなパーソナルスペースを作った。

ここがポイント！
プロ・専門家の視点

子どもとの時間だけでなく、子どものプライバシーにも配慮した事例です。
2階リビングは室内からの眺望が良く、日当たりに優れ、耐震性も高くなる傾向にありますが、一方で子ども部屋が玄関からリビングを通らずに行けるため、家族のコミュニケーションが減るデメリットもあります。
キッチンなど、ほかのスペースを工夫し、上手にバランスをとるとよいでしょう。

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2-3.【約40坪の事例】費用内訳とこだわりポイント

オーナーのこだわりポイント

• パティオ・中庭
  周りの目を気にせずに開放的な生活を送りたかったので、パティオにこだわった。
  パティオとリビングをつなげ、内外の区別を曖昧にした。
• ZEH住宅
  夏冬とも快適な生活を送りたかったので、ZEH住宅にした。自然災害が多い中でも、太陽光発電でエネルギーが自給できる。
  また、以前の家が地震で傾いたため耐震性・耐久性にもこだわった。

ここがポイント！
プロ・専門家の視点

ZEH住宅は初期費用こそかかりますが、毎月の光熱費を抑えたり、万が一の停電時に備えられたり、環境に配慮した暮らしができたりとメリットも多いです。
条件を満たせば補助金の対象にもなるのも魅力です。

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2-4.【約45坪の事例】費用内訳とこだわりポイント

オーナーのこだわりポイント

• キッチン（アイランドキッチン、カウンターキッチン）
  家族と一緒に料理ができ、動線に配慮した使いやすいキッチンにした。
  また、洗面所と寝室をつなぐ場所にウォーキングクローゼットを作ったり、シューズクロークと洗面所を玄関脇に作ったり、収納場所にも工夫をした。
• 二世帯住宅（完全同居型・完全分離型・一部共有型）
  それぞれのプライバシーが守れるよう、完全分離型の二世帯にした。
  庭は、ガーデニングやバーベキューが楽しめるようにした。
  予算の中でも希望に沿った家になるよう、担当者の方とじっくり相談しながら進めた。

ここがポイント！
プロ・専門家の視点

二世帯住宅にはおもに完全分離型・部分共有型・完全共有型の3つのタイプがあります。
二世帯住宅を検討している方は、まずはどのタイプがいいか同居人全員で決める必要があります。どのタイプにもメリット・デメリットがあるので、お互いが納得できるまでじっくり話し合いましょう。

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2-5.【約55坪の事例】費用内訳とこだわりポイント

オーナーのこだわりポイント

• キッチン（アイランドキッチン、カウンターキッチン）
  妻が料理をする際に、作業のしやすさを考えた収納や動線を意識した。
  また、服や靴が多いので、ウォークインクローゼットにもこだわった。
• 二世帯住宅（完全同居型・完全分離型・一部共有型）
  長男夫婦が二世帯住宅での同居を希望し、新築に建て替えた。
  夏の暑いときや冬の寒いときの快適性を考え、高気密・高断熱にこだわり、光熱費を抑えるために、太陽光発電システムを取り入れた。

ここがポイント！
プロ・専門家の視点

ツーバイフォー工法やツーバイシックス工法は、高い気密性・断熱性による優れた省エネ性が魅力の工法です。
両社の違いは使用する木材のサイズにあり、ツーバイフォー工法よりもツーバイシックス工法のほうが、厚みがある分頑丈かつ断熱性・遮音性に優れた住宅になります。

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3.実際に住友不動産で建てた方の評価

今回調査した、住友不動産でマイホームを新築した50名のデータは、以下のとおりです。

3-1.住友不動産の口コミ総評

評価方法：各項目で以下の7段階評価を行ない、平均化して作成しました。

住友不動産の口コミ評価は、「安全・快適性能」「外観・内観デザイン」「間取り」での満足度が高いことがわかります。

また、すべての項目で4点台後半～中盤と全体的な評価も良く、満足度が高いハウスメーカーであることがわかります。

なかでも、「外観・内観デザイン」のセンスの良さや「間取り」の自由度を評価する声が多く、平均4.8点となっています。

ただし、口コミが高評価だからといって、必ずしも自分にとってもベストなハウスメーカーであるとは限りません。

低評価と高評価、両者の意見をふまえて検討する必要があります。

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3-2.住友不動産に対する【低評価】の口コミ・評判

少しコストが高かった‥

• 途中でややコストが上がった（東京都・60代・男性）
• 金額が高かった。（愛知県・40代・男性）
• コストがやや高い（北海道・30代・女性）

工事に少し不満‥

• フィックス窓の取り付けが甘かった（愛知県・30代・男性）
• 雨のあと、床材がふやけていた。指摘しなければそのままだった（大阪府・50代・男性）
• 外構が住友の契約している別の企業のところだったので、住友と比べると仕事が雑だった。（静岡県・30代・女性）

住友不動産で家を建てた方の中では、コスト面がやや高い印象を持つ声が一定数ありました。ただ、性能に関する不満がないことから、質の高い家づくりには納得している方が多いようです。

また、工事における不備や不満を持つ方もいらっしゃいました。工事中もたびたび見学に訪れるなど、確認しながら進めるのを忘れないようにしましょう。

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3-3.住友不動産に対する【高評価】の口コミ・評判

住宅プランの提案力が高い！

• できないと言われたことがほぼなく、何でも対応してくれた。大手なので、建てたあとも安心。（愛知県・30代・女性）
• メジャーな会社であり、実績もあるので、このような家がいいと要望すると、実例を見せて、いろいろなアドバイスや案を提案してくれた（神奈川県・30代・女性）
• ここの担当の方は一番、こちらの言語化しにくいような要望も汲んで図面を書いてくれた。 常設階段の屋根裏部屋の図面を出してくれたのはここだけだった。（愛知県・30代・男性）
• 自由設計と会社からの押し付けがなく、施主の要望を聞いてくれた（京都府・50代・男性）

耐震・太陽光発電・高断熱など住宅性能を重視

• 震災に耐えられること、火事を避けることなど、頑丈な作りを選択した（神奈川県・20代・男性）
• なるべく予算を抑えつつ、月々の住宅ローンが今までより高くなってしまうので、ソーラーパネルで少しでも利益を、と思った。（千葉県・30代・女性）
• 空調をあまり使わずに生活できるような高断熱が必要だった。（岐阜県・30代・男性）

営業担当者の対応がよかった

• 営業担当者が、スピーディーで細かいことに気が付き、良い提案を出すだけでなく、融資や役所への手続き、優遇税制に関する確定申告のアドバイスなど、きめ細やかなサービスがあった。（静岡県・60代・男性）
• 土地探しから付き合ってもらい、納得できる家を建てられたので非常に満足している（福岡県・40代・男性）

住友不動産で家を建ててよかったと感じた方には、以下のような傾向の口コミが多く見られました。

• 住宅プランの提案力を評価する口コミ
• 耐震・太陽光発電・高断熱など住宅性能を評価する口コミ
• 営業担当者のレベルの高さや対応の良さを評価する口コミ

上記口コミからは、住宅プランの提案力により満足度が高く、安全かつ快適に過ごすことができる住宅性能・営業担当者の対応力の幅広さから、安心して家づくりを達成できることがわかります。

また、外観などデザイン性の高さを評価する声も複数見られました。

30代・40代に人気な理由は、住宅性能やデザイン性の高さに安心感があることに加え、大手としてはコストパフォーマンスが高いというバランスの良さにあるといえるでしょう。

ちなみに、ハウスメーカー・工務店選びの決め手として多くの方が挙げるのが「営業担当者の人柄や相性」です。

しかし、一般的にはオーナー側からハウスメーカー・工務店への営業担当者の指名はできません。初めての問い合わせや、住宅展示場で対応してくれた方がそのまま家づくりの担当者になることが多いです。

インターネットにはハウスメーカー・工務店ごとの営業担当者の口コミが書かれていることもありますが、人によって感じ方が異なるので、必ずしも自分たちに当てはまるとは限らないのが現状です。

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4.住友不動産の特徴・選ばれる理由

出典：住友不動産

4-1.住友不動産は高級設備・高いデザイン力が魅力！

※エリア・プランにより異なる

総合ディベロッパーである強みを活かし、標準仕様でハイグレードな設備・内装を実現してくれます。

また、業界でもトップクラスのマンション供給、オフィスビル建設といった実績から、これまでの常識にとらわれない斬新なデザインを戸建て住宅に反映しています。

4-2.住友不動産を選んだ理由トップ3

住友不動産はこんな方におすすめ！

• 相談しやすい家づくりのパートナーがほしい
• 社会的信用度の高い大手に建築を依頼したい
• プランの自由度が高いほうがいい

「住友不動産は自分に合っているだろうか……」
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5.住友不動産の代表的な住宅商品

この章では、住友不動産の代表的な住宅商品の特徴を解説します。

住友不動産の住宅商品ラインナップはこちら

5-1.先進デザインの都市型住宅「J・アーバン」

出典：J・アーバン-都市型住宅シリーズ-商品紹介-注文住宅・新築一戸建てなら住友不動産｜ハウスメーカー

都市型住宅の「J・アーバン」は、限られた敷地を有効活用できる設計や、採光・彩風を取り入れる工夫がなされた住宅商品です。
先進的なデザインはもちろん、住む方のプライバシーや防犯性にも配慮しており、安全性の高いスタイリッシュな住まいが手に入ります。

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5-2.天然木が生み出す開放的な空間「J・レジデンス」

出典：J・レジデンス-都市型住宅シリーズ-商品紹介-注文住宅・新築一戸建てなら住友不動産｜ハウスメーカー

落ち着いた色合いの天然木が、住む年月とともに味わいを見せてくれる「J・レジデンス」。
最大2.7メートルにもおよぶ天井高や、庇につながる約2.4メートルのハイサッシ、室内からのびるデッキなどが、明るく広々とした印象を与えます。

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5-3.デザインバリエーション豊富な「邸宅住宅型シリーズ」

出典：邸宅型住宅シリーズ-商品紹介-注文住宅・新築一戸建てなら住友不動産｜ハウスメーカー

「邸宅型住宅シリーズ」は、大きく「Foreign スタイル」と「Japanese スタイル」に分かれており、世界各国の伝統的なデザインを取り入れることができます。
個性あふれる外観でありながら、日本の街並に溶け込みやすく、さまざまな好みや要望に寄り添ってくれます。

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6.住友不動産で家を建てる3つのメリット

ここからは、住友不動産で家を建てる3つのメリットをご紹介します。

6-1.ZEHを標準仕様にしている

住友不動産の家は、エネルギー収支をほとんどゼロにする「ZEH」が標準仕様となっています。

ZEHとは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」のことで、「高断熱」と「省エネ設備」で使うエネルギーを減らし、「太陽光発電」で家自体がエネルギーを生み出すことにより、差し引きゼロにするという仕組みです。

高断熱の家は冷暖房効率が良いため消費電力が少なく済むほか、高効率の給湯器やエアコン、LED照明などの省エネ設備を採用しているため、家計の負担を大幅に減らす効果があります。また、太陽光発電では発電時にCO₂を排出しないので、環境にも優しいのが特徴です。

実際に住友不動産で家を建てた方も、ZEH住宅や太陽光発電へこだわった方が多く、ハウスメーカー選びのポイントになった様子が伺えます。

6-2.デザイン性の高い注文住宅を建てられる

住友不動産の注文住宅はこれまでにグッドデザイン賞を数多く受賞しました。

先にご紹介したように、品格と重厚感のある「PREMIUM．J（プレミアム・ジェイ）」シリーズ、先進的で洗練された「J・URBAN(ジェイ・アーバン」シリーズ、木のぬくもりと日本家屋の新しい形を感じさせる「J・RESIDENCE（ジェイ・レジデンス）」、外観のバリエーションが豊富な「邸宅型住宅シリーズ」など、個性的でデザイン性に優れた商品ラインナップを有しています。

光や風を贅沢に取り込める大きな窓や開放感のある高い天井、リビングやキッチンの空間設計など、間取りの要望を取り入れ、設計自由度の高さを評価する意見もあり、デザインへのこだわりが強い方にもおすすめのハウスメーカーです。

6-3.土地購入から建築、住み替えまで総合的にサポートしている

新しく家を建てる場合、建物の内容だけでなく建てる土地も必要です。土地と建物をそれぞれ別の会社で検討すると手間が2倍になり、余計な労力がかかってしまいます。

住友不動産なら、住友不動産グループの連携で土地探しと建物の同時検討が可能です。土地探しと建物プラン、資金計画までスムーズに行なえるのも大きな魅力といえるでしょう。

家の売却も相談できるので、住み替える場合の費用や資金計画まで相談できて便利です。

「土地探しもしてくれるハウスメーカーの探し方がわからない……」という方には、「HOMU4U 家づくりのとびら」にて家づくりのプラン作成サービスがおすすめ！

7.住友不動産で家を建てる3つのデメリット

次に、住友不動産で家を建てるデメリット3つをご紹介します。思わぬトラブルを避けるためにも、あらかじめ注意しておくとよいでしょう。

7-1.全国展開していない

住友不動産は大手ハウスメーカーではありますが、全国展開をしておらず、モデルハウスのある場所が限定的で、対応していないエリアも存在します。

場所によっては希望の地域に建てられないこともあるため、ハウスメーカーの候補に住友不動産を加える際は、家を建てたい場所が対応エリアかどうかをあらかじめ確認しておきましょう。

7-2.オプション追加で予算オーバーする可能性がある

住友不動産のメリットでもある住宅性能やデザイン性の高さは大きな魅力ですが、要望をプラスしているうちに予算をオーバーしてしまうケースもあります。

口コミ・評価でもコスト面を気にする声があり、実際に建てた方の中にも予算をオーバーしてしまった方や、思った以上に追加費用がかかってしまった方もいます。

「せっかく家を建てるのだから」と性能や設備などにこだわりたくなりますが、当初の予定よりも総額が大きく膨れ上がってしまうことのないよう、オプションを追加する際は、本当に必要かどうかをよく考えて検討しましょう。

7-3.下請工務店の技術によっては品質がばらつく

プラン作成は完璧であっても、実際に施行するのは下請工務店です。そのため施工する下請工務店によっては、技術や対応に差がある場合があります。実際に、現場監督の対応や施工に対して不満を感じたオーナーもいるようです。

万が一下請工務店の対応に問題があったときや不備を見つけたときにはすぐに対応してもらえるように、あらかじめ相談先を確認しておくとよいでしょう。

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8.住友不動産はこんな方におすすめのハウスメーカー

住友不動産は、以下のような方におすすめです。

8-1.ZEH住宅に住みたい方

住友不動産では、他社でオプション扱いになることもあるZEH住宅が標準仕様となっています。そのため、「注文住宅を建てるならZEH住宅が良い」と希望する方に候補に挙げられるハウスメーカーです。

光熱費を抑えて快適に暮らしたい方におすすめです。

8-2.地震や災害に強い木造住宅を建てたい方

住友不動産は高性能な木造住宅を建てられる技術を持っています。一般的に木の家というと耐久面に不安を感じる方もいるかもしれませんが、住友不動産では耐震・制震・耐火に優れた「ウッドパネル工法」で家を建てるため、木造住宅であっても長く安心して住み続けられるのが特徴です。

さらに、災害時に電気や水などのライフラインが途絶えたときでも、必要最低限の電気や衛生的な飲料水、生活用水を蓄えておけるシステムなども取り付けられます。

8-3.外観や間取りに強いこだわりがある方

住友不動産はデザイン性の高さを評価された実績を持つハウスメーカーです。

個性的でスタイリッシュでありながらも街と調和する外観、プライバシーを守りつつ光や風を十分に取り込めるデザイン、開放感があり、家族に合わせた暮らしやすい間取りなど、毎日の生活が楽しくなる家づくりができます。

外観や間取りのこだわりが強く、理想の家を実現したい方にもおすすめです。

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9.ハウスメーカーの選び方

家づくりにおいて一番重要なのは、ハウスメーカー選びといっても過言ではありません。
ハウスメーカーの選び方としては、以下のポイントに注目し、自分にとって最適な選択をしましょう。

9-1.対応エリア

ハウスメーカーを選ぶ際には、まずハウスメーカーの対応エリアをチェックしましょう。

大手ハウスメーカーであれば全国対応していることがほとんどですが、メーカーによって対応しているエリアは異なります。

各メーカーの公式HPを見ても対応エリアが掲載されていることは少なく、わかりづらいかもしれませんが、住宅展示場が設置されているエリアであれば対応していることが多いです。

対応エリアを着実に調べながらハウスメーカー・工務店探しを進めたい方は、以下より住みたいエリアを選択し、施工対応をしてくれるハウスメーカー・工務店を見繕っておくのもおすすめです。

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9-2.予算

自分に合った予算のハウスメーカーなのかどうかも大事です。
ハウスメーカーは、それぞれ坪単価や建築費用の相場が異なります。大まかな区分や目安は、以下を参考にしてください。

※建築費目安は延床面積30坪の場合

また、以下の記事では、坪単価別に建てられる家のイメージや、おすすめのハウスメーカーをまとめているので、ぜひご覧ください。

9-3.こだわり

「予算内に収まったけれど、理想のマイホームからはかけ離れてしまった……」ということになっては、せっかくの家づくりに不満が残ってしまいます。
予算内に収めつつ、オーナーのこだわりをしっかり反映してくれるハウスメーカーであるかどうかも重要なポイントです。

このように、ハウスメーカー選びの際にはさまざまなことに配慮する必要があるため、大変です。

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ハウスメーカー・工務店探しにかける時間や手間を省けるうえ、各ハウスメーカー・工務店の実際のプランを最大5社まで効率良く手に入れられます。

実際のプランを比較することで、建築費の相場や各メーカーの標準設備などが理解しやすく、具体的なイメージを持って検討することができますよ。

まとめ

住友不動産について、特徴や坪単価、建築事例、評判などを解説しました。
それではおさらいです。