マンション売却おすすめの不動産会社ランキング│選び方と基礎知識

マンション売却おすすめの不動産会社ランキング│選び方と基礎知識

マンション売却を成功させるには、口コミの評判だけでなく、成約実績が豊富な不動産会社を選ぶことが大切です。

マンションの売買を得意とする会社であれば、スムーズに売却できるだけでなく、相場に沿った金額で納得できる取引を行えるでしょう。

この記事では、マンション売却でおすすめの不動産会社ランキングやマンション売却に強い不動産会社の見極め方、売却の流れ(図解)など、不動産会社選びのコツから基礎知識まで網羅的にご紹介します。

この記事を読むとわかること

  • マンション売却におすすめの不動産会社ランキング
  • マンション売却に強い不動産会社の選び方
  • マンション売却のための基礎知識
「マンションを売りたい」と悩んでいる方へ
  • 「マンションを売りたいけど、どうしたらいいか分からない方」は、まず不動産会社に相談を
  • 「不動産一括査定」なら複数社に査定依頼でき”最高価格”が見つかります
  • 「NTTデータグループ運営」のHOME4Uなら、売却に強い不動産会社に出会えます

1.マンション売却におすすめ!不動産会社ランキング

不動産会社を選ぶ指標として注目すべきなのは「実績」です。得に、どれくらいの不動産を取り扱ったがわかる取扱高は押さえておきたいポイントです。

2022年の不動産流通各社の取扱高と取扱件数のランキングは以下の通りです。

1位 三井不動産リアルティグループ
2位 住友不動産販売
3位 東急リバブル
4位 野村不動産グループ
5位 三井住友トラスト不動産

参照:住宅新報社

以下より、実際の不動産の取扱高や仲介件数はどのくらいになるか、各企業の実績をみていきましょう。

なお、マンションの売却方法は「仲介」の他に「買取」があります。買取は相場よりも低い金額で売却することになりますが、不動産会社に確実に買い取ってもらえるので早期に売却したい方におすすめです。詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

1位.三井不動産リアルティグループ

企業名:三井不動産リアルティグループ株式会社
取扱件数:4万1,183件
取扱高:1兆8,926億円

三井不動産の子会社として、個人・法人向けの不動産仲介事業を展開する大手の筆頭です。35年連続で全国売買仲介取扱件数No.1という実績をもとに、全国19ヶ所の拠点と291店舗(2022年4月時点)のネットワークをいかした豊富な情報と高い品質のサービス提供を実現しています。

2位.東急リバブル

企業名:東急リバブル株式会社
取扱件数:2万8,750件
取扱高:1兆5,779億円

コロナ禍の2020年度は前年比マイナス17.7%と収益を落としたものの、2021年度は160.5%増となった東急リバブルが2位となりました。売買仲介営業スタッフの約98%が宅地建物取引士の資格を有しているため、法令に準じた質の高いサポートを受けられるでしょう。

3位.住友不動産販売

企業名:住友不動産販売株式会社
取扱件数:3万8,144件
取扱高:1兆4,533億円

大手ながら、各エリアに精通した担当者が地域密着型の取引を目指している住友不動産販売。中古マンションの瑕疵(不具合)調査から建物保証、ハウスクリーニングや税務相談まで、幅広いサポートが整っており、スムーズな売却が期待できます。

4位.野村の仲介+

企業名:野村不動産ソリューションズ株式会社
取扱件数:1万81件
取扱高:9,648億円

お客様の人生に寄り添う「+1」をポリシーとして全国に展開。住宅補修など基本的なサービスはもちろん、オンラインサポートや情報アプリ、売却期間中の荷物一時あずかりや不用品の回収など、きめ細やかなサポートが充実しています。

5位.三井住友トラスト不動産

企業名:三井住友トラスト不動産株式会社
取扱件数:8,266件
取扱高:5,503億円

三井住友銀行グループに属しており、相続時の売却、資産運用、土地活用などを得意とする三井住友トラスト不動産。サイトには弁護士や税理士など、専門家がレクチャーするコンテンツが充実しているため、マンションを相続した際にはぜひ検討したい仲介会社です。

2.マンション売却における不動産会社の選び方

マンション売却における不動産会社の選び方
納得できる価格でスムーズにマンションを売却するには、信頼できる不動産会社を選ぶことが一番の近道です。
この章では、マンション売却の不動産会社の選び方を5つのポイントに絞って解説します。

2-1.マンション売却に強い不動産会社か?

一口に不動産会社といっても、一戸建て・マンション・土地など、会社によって得意な分野が異なります。

マンションをできるだけ高く売却したいと考えるならば、マンションの売却に強みがある不動産会社に仲介を依頼しましょう。

マンションの成約実績が多い会社であれば、マンション売買に特化したサービスが充実していることも期待できます。たとえば、売却活動を一定期間行っても買い主が見つからなかった場合に、不動産会社が物件を買い取ってくれる「買取保証サービス」を行っている会社もあります。

どのような分野で強みがあるのか、マンション売却に特化したサービスはあるか、査定などのやり取りの際に担当者に確認してみましょう。

2-2.実績が明確な不動産会社か?

宅地建物取引業法(以下、宅建業法)の定めにより、不動産会社は5年に1回の頻度で免許の更新を行います。

この免許には「国土交通大臣免許(数字)〇〇号」という数字が記載されており、「(数字)」が大きいほど、不動産の仲介業務が多いことがわかります。
宅地建物取引業者票

不動産会社の実力は、単に経営が長く続いている点だけでなく、これまでの成約実績と照らし合わせて考える必要があります。
売却活動に自信がある会社であれば、情報を公開してくれるはずですので、遠慮せずに質問をして、確かな実績があるか確認してみましょう。

2-3.不動産会社の査定額は適正か?

不動産会社選びで悩むポイントとして、査定額に大きな差が出る点が挙げられます。数百万円ほどの差がつく場合もあるため、どの会社に売却活動を依頼するかは慎重に判断する必要があります。

査定額は、高すぎるとなかなか売却できず、結局値下げをすることになりかねません。また相場より安ければ、すぐに売却できても金額的に大きく損をしてしまいます。

対策として、自分で相場を調べて適正な価格を把握することが大切です。(調べ方は「4-1.【図解】マンション売却の流れ」に後述)

市場の相場と査定額が異なる場合は、不動産会社に提示金額の根拠について確認してみましょう。

2-4.担当者に十分な知識はあるか?

実際に売却活動を進めたり、売主とやり取りしたりするのは営業の担当者であるため、十分な知識はあるか、連絡や報告をきちんと行ってくれるかという点も重視すべきポイントになります。

知識があるか見極めるためには、査定書(査定の結果報告書)をよく読み、査定価格の内訳などを聞いて、スピーディーに納得のいく説明をしてくれるかを確認しましょう。

売却実績があったとしても、返答が遅い、会社の都合を押し付けてくる、コミュニケーションがとりにくい、といった担当者は注意が必要です。依頼者の視点に立ち、小さな質問であっても丁寧に対応してくれるような担当者を選ぶと安心です。

2-5.担当者に販促の提案力はあるか?

マンション売却を成功させるためには、販売活動が欠かせません。特に、物件が築古だったり、立地に難があったりする場合は、担当者がどれくらい販促活動に力を入れてくれるかが重要になります。

査定書には、販売戦略を書いてくれる担当者もいるので、もし売却がスムーズにいかなかった場合、どのような手立てがあるのか聞いてみましょう。

その際、複数の不動産会社から意見を聞き、比較・検討することが大切です。「不動産売却 HOME4U(ホームフォーユー)」であれば、査定依頼時に物件の状態や懸念点も入力できるので、複数の不動産会社の回答を比較することも簡単です。ぜひお試しください。

不動産会社や仲介の仕組みについて詳しくは『 不動産売買における仲介の仕組みと不動産売却の流れを解説! 』をご覧ください

3.不動産会社は大手と中小どちらがおすすめ?

不動産会社は大手と中小どちらがおすすめ?
全国展開している大手か、地元密着型の中小か迷う方もいるでしょう。どちらにもそれぞれメリットがあり、売却したいマンションのタイプにうまく対応できるかの見極めも大切です。

スムーズな売却のために、それぞれの特徴を掴んでおきましょう。

3-1.大手ならではのサービスをチェック

大手不動産会社のメリットは以下の通りです。

  • 法令チェックや建物調査がしっかりしていて安心
  • 販売戦略に基づいた広告活動が期待できる
  • 建物や設備の補償サービスが充実

不動産売買の契約書はさまざまな法律に基づき作成されます。大手であれば国家資格を持った担当者や法務部のチェックが行われる可能性が高く、安心です。

また、一律の販売戦略に基づき、チラシ展開やweb広告、SNS、不動産サイトへの掲載など豊富な広告展開が期待できます。

さらに、中古マンションの場合は建物や設備の不具合が気になるところですが、事前調査が無料だったり、一定の条件のもと保証サービスを行ったりしているところもあります。担当者に直接確認をしてみると良いでしょう。

3-2.中小は地元密着型の情報網と販促が期待できる

中小の不動産会社のメリットは以下の通りです。

  • 地元の不動産情報を豊富に持っている
  • 売買実績をもとにしたローカルならではの販促が期待できる
  • 営業日や対応が柔軟な可能性がある

地元密着型の不動産会社は、社長や社員が地元に在住していることが少なくありません。そのため、人気の校区や病院など、買い手に刺さるポイントを熟知しています。

たとえ駅から離れたマンションや築古であったとしても、環境や周辺施設のメリットをアピールして売却につなげてくれる可能性があります。

また、会社の規模が小さいほど、一律のルールに従うより、顧客の都合に合わせた柔軟な対応が期待できます。たとえば、営業日以外でも内覧の申し込みがあれば対応してくれるかもしれません。

なお、中小でも大手と同様のサービスが期待できることもありますし、その逆もあり得ます。まずは「不動産売却 HOME4U(ホームフォーユー)」を使って複数の不動産会社にコンタクトをとり、実際に比較検討してみましょう。

4.マンション売却のための基礎知識

マンション売却のための基礎知識
マンションを売却するには、物件の引き渡しが終わるまで4〜6カ月程度がかかります。

売却前・売却活動中・売却後のそれぞれで取り組むべきことがあるため、各ステップでどのような手続きが必要か、全体図で把握しておくとよいでしょう。また、マンションを売却するには、仲介手数料をはじめ諸費用や税金もかかります。併せて確認しておきましょう。

4-1.【図解】マンション売却の流れ

マンション売却の流れ

STEP0:自分で相場を調べる

不動産会社の査定額が適切か判断できるようになるために、まずは自分で相場を調べることが大切です。以下のデータベースを利用すれば、誰でも無料でマンションの取引価格を調べることができます。

不動産情報のデータベース 特徴
不動産取引価格情報検索 国土交通省が運営するサイト。直近から過去5年間のマンション取引価格を調べることができる
レインズ・マーケット・インフォメーション 不動産流通機構(REINS)が運営するサイト。間取りや築年数など細かな条件設定をして全国のマンション取引価格が検索できる

STEP1:不動産会社を比較する(簡易査定)

マンションを売却するのであれば、複数の会社を比較することが重要です。「不動産売却 HOME4U(ホームフォーユー)」などの一括査定サービスを活用すれば、物件情報を入力するだけで一度に複数の会社に査定依頼(簡易査定)を行えます。

STEP2:調査・査定を依頼する(訪問査定)

中古マンションの価格を適切に査定するためには、実際に訪問の上、建物の調査・周辺環境等の確認が必要になります(訪問査定)。売却を急ぐ場合は簡易査定をせず、訪問査定から依頼することも可能です。

STEP3:媒介契約を結ぶ

売却活動を任せたいと思える不動産会社を見つけたら、媒介契約を締結します。媒介契約は3種類あり、契約内容によって売却活動や報告義務の有無など違いがあるので、適切な契約を選ぶようにしましょう。

STEP4:売却活動

チラシ作成やサイト登録など、物件の売却活動を不動産会社が行います。購入希望者が現れたら内覧となりますが、居住中に売却するときは売り主自身が内覧対応を行う必要があります。住み心地や周辺環境の様子など、売り主しか知り得ない情報でアピールしましょう。

STEP5:売買契約を結ぶ

買い主が決定したら売買契約を締結します。売買契約書は不動産会社が作成してくれますが、契約条件や金額などに問題がないかすり合わせをしましょう。また、この段階で手付金として契約金額の10%程度を受け取ります。

STEP6:残金決済・引き渡し

当日は売り主・買い主・司法書士・不動産会社の担当、金融機関の担当などが集まり、残金の決済と物件の引き渡しが進められます。司法書士などの指示に従って手続きを進めていけば問題ありません。

STEP7:確定申告

マンションを売却して利益が出たときには、原則として、売却した翌年の2月16日から3月15日にかけて確定申告を行う必要があります。売却損が出たときも確定申告を行うことで、税負担が軽減できる場合があります。

マンション売却時に課せられる税金については次章で解説します。

4-2.マンション売却の費用・税金一覧

費用・税金 内容 費用の目安
仲介手数料 不動産会社に支払う成功報酬 (売買価格×3%+6万円)+消費税
※売買価格が400万円超の場合
譲渡所得税 売却によって利益が出た場合にかかる税金 売却利益×短期所得・長期所得の税率
印紙税 売買契約時の契約書にかかる税金 1,000円~60,000円
登録免許税 抵当権の抹消登記にかかる税金 1,000円×件数
司法書士依頼料 登記手続きの代行費用 1~2万円
一括返済の手数料 繰り上げ返済時に金融機関に支払う手数料 1~6万円
ハウスクリーニング代 必要に応じて、家の内覧前に行うハウスクリーニング費用 5~8万(3LDK~4LDKの場合)

昨今では仲介手数料を値引きするとうたう不動産会社もありますが、売却活動やサポートのクオリティに影響が出るおそれもあるので注意しましょう。

また、金融機関への手数料やハウスクリーニング代は、ケース・バイ・ケースですので、事前に確認するようにしましょう。

4-3.マンション売却時の税金控除・特例

マンション売却では、購入時よりも高額で売れて売却益がでるケースがあります。売却益には譲渡所得税という税金が課せられますが、3,000万円以下の売却益であれば、「マイホームを売ったときの特例」により控除(支払い免除)されます。

ただし、確定申告の際に申請しなければ控除はされません。マンション売却の特例については下記の関連記事でも詳しく紹介しているので併せてお読みください。

5.不動産会社選びは一括査定サービスがおすすめ

不動産会社選びは一括査定サービスがおすすめ
良い不動産会社を選ぶためには、複数の会社を比較してから決めることが欠かせません。効率良く会社選びを進めるには、不動産の一括査定サービスを活用するのがおすすめですので、改めてポイントを整理しておきましょう。

  • 複数の不動産会社を比較できる
  • 時間をかけずに不動産会社の比較ができる

5-1.複数の不動産会社を比較できる

不動産の一括査定サービスを活用すれば、複数の会社が提示してくる査定額を比較できます。

1社のみの査定では、売却額の相場や、提示された査定額が高いのか安いのかといったことを判断するのは難しくなります。複数の会社を比較すれば相場に見合った金額であるかを把握しやすいでしょう。

5-2.時間をかけずに不動産会社の比較ができる

複数の会社を比較することが大事だといっても、個別に問い合わせを行うのは時間や手間がかかります。また、直接店舗を訪れて説明を受けるとなれば、更に時間を要するでしょう。

インターネットを通じて査定依頼を行い、浮いた時間を使って複数の査定結果を比較していくほうが、売却活動全体では有効な時間の使い方となるでしょう。不動産の一括査定サービスである不動産売却 HOME4U(ホームフォーユー)なら、提携する不動産会社の評判や口コミをあらかじめ把握できますので安心です。

あなたのマンションいくらで売れる?

マンションの売却を初めて行うときは分からない部分が多いですが、他の経験者のリアルな声を参考にすることで、自分に合った会社を見つけられるでしょう。

この記事のポイント

マンション売却におすすめの不動産仲介会社は?

各社の不動産取扱高がひとつの目安になります。大手各社の不動産の取扱高ランキングは以下の通りです。

1位 三井不動産リアルティグループ
2位 住友不動産販売
3位 東急リバブル
4位 野村不動産グループ
5位 三井住友トラスト不動産

詳しくは「1.マンション売却におすすめ!不動産会社ランキング」をご覧ください。

不動産会社の選び方、見極め方は?

マンション売却において、不動産会社を選ぶには5つのコツがあります。

  • マンション売却に強い不動産会社か?
  • 実績が明確な不動産会社か?
  • 不動産会社の査定額は適正か?
  • 担当者に十分な知識はあるか?
  • 担当者に販促の提案力はあるか?

詳しくは「2.マンション売却における不動産会社の選び方」をご覧ください。

不動産会社は大手と中小どちらがおすすめ?

大手と中小はそれぞれメリットが異なるため、売却するマンションの個性も含めてよく検討する必要があります。

詳しくは「3.不動産会社は大手と中小どちらがおすすめ?」をご覧ください。

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