東京都世田谷区にある「駒沢公園ハウジングギャラリー」は、都区内最大級の38棟が立ち並ぶ住宅展示場です。

住宅展示場への行き方や特徴、おすすめのモデルハウスを紹介します。

住宅展示場を実際に見学してかかった所要時間（モデルハウス4棟見学）：7時間半

東京都が施工対応エリア内にあるおすすめハウスメーカーを知りたい方は「東京の注文住宅」の記事もご覧ください。

1.駒沢公園ハウジングギャラリーへの行き方

「駒沢公園ハウジングギャラリー」は、東急田園都市線「駒沢大学駅」から徒歩約20分の距離にある住宅展示場です。駒沢通りを挟んで3つの区画にわかれています。

各区画は横断歩道を渡ってすぐのところにあり、徒歩２分圏内で全区画を行き来することができます。

1-1.駒沢公園ハウジングギャラリーの情報

2.駒沢公園ハウジングギャラリーの特徴

3つの区画すべてあわせて、38棟のモデルハウスが並ぶ都区内最大級の住宅展示場です。

30代の働き世代を中心に、建て替えを検討している60代以上の方まで幅広い年齢層に人気があります。
都心にぴったりなハイグレードな住宅が揃っており、ワンランク上の家づくりをしたい方におすすめの場所です。

土曜日・日曜日には子供向けのイベントが多く開催されています。

3.おすすめのモデルハウス一覧

3-1.【住友不動産】家族の雰囲気を感じるハイグレードな「プレミアム・J」

3-1-1.家族の雰囲気を感じるハイグレードな家

家のどこにいても、家族の気配を感じられる間取りの家です。
特にコの字型に開けたスペースに配置した中庭は、1階から3階までどの階にいてもコミュニケーションがとりやすく、自然と家族が集まる場所になります。
家の一部をコの字型にすることによって、室内に光を取り入れやすくなり、家全体の雰囲気を明るくします。

＜担当者から一言＞

幅広い年代に人気の高いモデルハウスです。
高級マンションで使用している設備を標準仕様として採用しているため、マンションから住み替えを希望される方に喜ばれます。

3-1-2.3つのこだわり

外に閉じて中に開く設計

コの字型に開けたスペースに配置した中庭は、リビングと同じタイルを敷くことで家全体の統一感を演出しました。外部と接している面は外壁を立て視線を遮断し、プライベートを守ることができます。

高級マンション仕様の
住宅設備

セラミックを使用した、オリジナル天板のアイランドタイプキッチンです。横に設置したテーブルも同じセラミック素材を用いることで、統一感のあるデザインに仕上げました。傷・熱に強く、掃除も楽にできます。

全室の吹き抜けが醸し出す外観デザイン

2階から3階に繋がる吹き抜け構造は、家族の気配を感じられるだけではなく、開放感を生み出し広々とした空間を演出します。窓を大きくとることで、家全体の雰囲気を明るく仕上げることができます。

3-1-3.担当の一押しポイント「リラックスできるバルコニー」

3階にある上部吹き抜け構造のバルコニーは、オープンな空間ながらも建物の高さと外壁によって、プライベートを守ることができます。
すぐそばにある水盤に水を流しこむことで、水と光の揺らめきが天井に反射し、ほっと一息つける空間を演出します。

「プレミアム J」について詳しく知る

3-2.【住友不動産】全方向から光を取り入れるハイグレードな家「プレミアム・J」

3-2-1.全方向から光を取り入れるハイグレードな家

大きく縁取られた大開口窓と、ガラス壁で囲まれたルーフバルコニーが特徴的な間取りの家です。
広々とした空間を演出するため、吹き抜けや窓、階段等細部にまでこだわりが見えるつくりになっています。
30年間メンテナンスフリーの優れた防水技術により、部屋の上に大きなルーフバルコニーを設置しても安心です。

＜担当者（住友不動産・樫村様）から一言＞

幅広い年齢層から人気の高いモデルハウスです。
高級マンション仕様のハイグレードな設備が標準仕様として入っているため、細かい部分のデザインもこだわりたいお客様から好評を得ています。

3-2-2.3つのこだわり

高級マンション仕様の住宅設備

高級感のある天然素材のクォーツを使用したキッチンカウンターやデザイン性の高いドアなど、高級マンションで採用しているハイグレードな設備が標準仕様になっています。

半谷空間・空間設計

専用の金物で柱を組み合わせていくウッドパネル工法は、木材の断面欠損を最小限に抑え、耐震性に優れた住宅になります。通常では難しいコーナー部分の窓も、ウッドパネル工法ならば実現可能です。

ガラス大開口が目立つ外観

大きく縁取られた開口窓が目を引く外観デザインになっています。窓を大きくとることで、明るい日差しを室内に取り込むことができます。開放感もあるため、実際よりも部屋を大きく見せる効果もあります。

3-2-3.担当の一押しポイント「ナチュラルモダンの子供部屋」

勾配天井を使用した子供部屋がおすすめです。
天井を高く取り板張りをしてあげることで、近代的かつ自然な雰囲気のお部屋に仕上げることができます。
モデルハウスならではの遊び心として、秘密基地のような裏収納スペースも設置しています。

「プレミアム J」について詳しく知る

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3-3.【ミサワホーム】収納スペースを有効活用する2世帯向きの家「CENTURY 蔵のある家」

3-3-1.収納スペースを有効活用する2世帯向きの家

高天井とスキップフロアを組み合わせた2階建て4層構造の間取りの家です。
床・天井の高さに変化をつけることで生まれるスペースを収納スペースとして利用することができます。
居室に大きな収納は不要となるため、室内の広さを十分確保でき、2世帯住宅にも向いたつくりになっています。

＜担当者（ミサワホーム・岩本様）から一言＞

30代から70代の方に特に人気の高いモデルハウスです。
親世代が持っている土地に、子世代が家を建て2世帯で暮らしたいとご希望されるお客様が多いです。
賃貸併用住宅のご相談も多いモデルです。

3-3-2.3つのこだわり

備蓄にも役立つ蔵

備蓄品などを収納しておける蔵です。このモデルハウスでは7畳と4畳の蔵があり、小型の自転車など比較的大きなものも収納が可能です。蔵の他に階段下やロフトにも収納スペースがあります。

3mの高天井

高天井は家の高い位置に大きな窓を設置できるため、室内が明るくなります。通常2.4mの高さで設計されることが多い天井を3mの高さまで上げることで、広々とした空間を実現させます。

視線が気にならないスキップフロア

通常の目線よりも一段高い位置に床がくるスキップフロアは、同じ室内にいながらも、家族の視線が気にならない空間を確保することができます。最近ではテレワーク時の作業スペースとして需要が高まっています。

3-3-3.担当の一押しポイント「10年越えの実例」

モデルハウスを建ててから10年が経過しているため、10年後にミサワホームの住まいがどうなっているか、どれくらい経年劣化があるのかを実例として見ていただけるモデルハウスになっています。
実際に住んだらどうなるのかを見て、触って体験できるため、安心して家づくりに取り組んでいただくことができます。

「CENTURY 蔵のある家」について詳しく知る

3-4.【ミサワホーム】ゆとりある暮らしを実現する単世帯向きの家「CENTURY Primore」

3-4-1.ゆとりある暮らしを実現する単世帯向きの家

部屋数を抑え、各部屋でゆとりのある暮らしを実現した間取りの家です。
一般的な日本の家の天井高は、2m40cmが基準となっていますが、海外基準の天井高3mを採用し、圧迫感のないデザインに仕上げています。
高天井のため大きな窓を設置でき、光の入りにくい北側からも、十分な光を取り込むことが可能なつくりになっています。

＜担当者（ミサワホーム・石塚様）から一言＞

30代から80代まで幅広い年齢層に人気のあるモデルハウスです。
部屋の広さ・高さともに、ゆとりのある海外基準にあわせて作られているため、海外のお客様からも好評を得ています。

3-4-2.3つのこだわり

インターナショナルスケール

海外基準のゆとりを持った空間が特長です。天井までの高さを3mに設定、階段の横幅も通常は90cmのところ1mとるなど、全体的にゆったりとした空間に仕上げています。

センチュリーモノコック

最低気温－45℃、風速60mの厳しい環境下にある南極の昭和基地で使われている120mm厚の木質パネルを採用しています。木質パネル同士を面で接合するため、高断熱・高耐震を実現しています。

伝統意匠オリジナルデザイン

玄関すぐのパーテーションや組子障子にある糸巻き状のデザイン、貝桶をイメージした照明スタンドは、日本の美意識に基づく伝統意匠オリジナルデザインです。一歩先の和モダンを演出しています。

3-4-3.担当の一押しポイント「3階建ての高さで2階建てを建築」

建物の高さで考えると3階建てを建てられる大きさにも関わらず、インターナショナルスケールを採用し、ゆとりを持った2階建てを建てているのが最大の特長です。
様々な用途にあわせた木質パネルを工場で作っているため、お客様のご要望にあわせて比較的自由な設計ができます。

「CENTURY Primore」について詳しく知る

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「駒沢公園ハウジングギャラリー」について詳しく知る

4.住宅展示場見学3つのチェックポイント

住宅展示場でモデルハウスを見学する際には、次の3点に注意すると、より納得のいく見学ができますよ。

4-1.【チェック項目1】標準仕様の範囲

ほとんどのモデルハウスは、標準仕様よりもグレードの高い仕様で建てられていることが多いです。
「モデルハウスは標準的な仕様とは違うかもしれない」という意識を持って見学し、見学時にはどこまでが標準仕様で、どこからがオプション扱いなのかを確認しましょう。

4-2.【チェック項目2】構造体

ハウスメーカーによっては構造体の模型を展示している場合があります。
見た目や雰囲気はもちろんですが、モデルハウス見学は、普段は隠れて見えない壁内部のチェックにもうってつけの機会です。わからないことや気になったことはスタッフに確認しておきましょう。

4-3.【チェック項目3】営業担当者の対応

好みのハウスメーカーの営業担当者が家づくりのパートナーとして信頼できるかどうかもチェックしておくとよいです。
顧客ファーストの教育が行き届いている会社は、トラブル時にも誠実な対応をしてくれる可能性が高いといえます。
住宅展示場での対応がよいスタッフであれば、家を建てる前・建てたあとのよきアドバイザーとなってくれるでしょう。

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まとめ

東京都世田谷区にある「駒沢公園ハウジングギャラリー」の情報をお伝えしました。
今回は中でもおすすめの住友不動産、ミサワホームのモデルハウスを4件レポートしましたが、気になるモデルハウスはありましたか？

自分に合ったハウスメーカーは人それぞれ違うもの。
インターネット上の情報や他人の口コミだけを参考にするのではなく、ハウスメーカーを決める前には必ず住宅展示場でモデルハウスを見学し、自分自身の目であなたに合ったハウスメーカーを見極めてくださいね。