住宅展示場の見学の目的はさまざまです。主な目的としては次の5つが挙げられるでしょう。
- どのような住宅が欲しいのかイメージを膨らませる
- 遮音性や断熱性などホームページではわからない部分をチェックする
- 最新の設備や情報を家づくりのヒントにする
- インテリアコーディネートのヒントにする
- どのハウスメーカーが良いのか比較検討する
どのような目的であれ、住宅展示場の見学を有意義な時間にするには、事前に見るべきポイントを整理しておく必要があります。
- 住宅展示場見学のポイント
- 住宅展示場見学の注意点
- 住宅展示場見学の事前準備
今回は、見学する際に注目するポイントを9つに分けて解説します。ぜひ参考にしていただき、当日の見学を意味のあるものにしてくださいね。
展示場予約はもちろん、あなたにあった工務店・メーカーを複数社ピックアップしたうえで、予算や間取りなどのご要望も聞き取ったうえで調整代行もいたします。
注文住宅を建てる流れの全体像を確認したい方は「注文住宅の流れ」もご覧ください。
Contents
1.住宅展示場で見学する9つのポイント
次の9つのポイントに注目すると、住宅展示場での見学が効率良く進みます。
- 見学するハウスメーカーを絞り込んでから行く
- 住宅の工法・性能の理解を深めておく
- オプションと標準仕様の違いを確認する
- 営業担当者との相性を見る
- 生活動線・家事動線をイメージする
- 営業やカタログが不要の場合は初めに断る
- 筆記用具とメジャーを持っていく
- 見学は1日に3社までがおすすめ
- 動きやすくカジュアル過ぎない服装で行く
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
1-1.見学するハウスメーカーを絞り込んでから行く
大きな住宅展示場であれば、10社以上ものハウスメーカーが入っていることも少なくありません。
あらかじめ見学したいハウスメーカーを絞り込んでから行くと、知りたいポイントも比較しやすくなります。
疲れて細部まで見学できないという状況も避けられるため、より実りのある時間が過ごせるでしょう。
住宅展示場に行く前には、「HOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービス」を活用してハウスメーカーの絞り込みを行ってください。
希望条件でハウスメーカー・工務店を絞り込み、さらに実際の住宅プランを比較できるので、各ハウスメーカーの具体的なイメージがつかみやすくなりますよ。
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1-2.住宅の工法・性能の理解を深めておく
ハウスメーカーではさまざまな工法や性能を研究開発し、モデルハウスを通して紹介しています。省エネ性を実現する断熱性能や気密性能、地震に備える耐震性能、制震性能などは、住み始めてからの費用や安心につながる大きなポイントです。
しかし、これらの工法や性能に対してまったく知識がない状態で住宅展示場に行くと、何がどう優れているのか理解できないまま説明が終わってしまうかもしれません。営業担当者の説明をより深く理解するためにも、ある程度は工法や性能についての知識を仕入れてから住宅展示場に行くようにしましょう。
なお、工法や性能に関しては、各ハウスメーカーのホームページで紹介されていますが、専門用語が多くてわかりづらいということもあるかもしれません
そのようなときは、注文住宅の無料相談サービスを利用してみてください。
1-3.オプションと標準仕様の違いを確認する
住宅展示場では、気になる設備・機能について標準仕様なのかどうか確認するようにしましょう。
モデルハウスの設備や機能などは、すべて標準仕様とは限りません。追加料金でアップグレードしたものや、オプションで付けたものを取り入れていることも多々あるため、営業担当者の説明なしには標準仕様がどの程度のものなのか理解することが難しいでしょう。
標準仕様でないときは追加料金がかかるので、ハウスメーカーが提示している基本料金よりも高額になる可能性があります。
1-4.営業担当者との相性を見る
住宅展示場で担当してもらった営業担当者との関係は、住宅購入後も続くことが一般的です。
住宅展示場でのコミュニケーションで「自分と合わない」と感じたら、早めに変えてもらいましょう。早急に対応してもらうことで、「理想に近い家が作れそうなハウスメーカーなのに、営業担当者だけがネックで検討を見送った」ということも避けられます。
ただし、営業担当者を変えてほしいときは、明らかに営業担当者側に問題がある場合以外は、角が立たない言い方を工夫しましょう。例えば、以下のような言い方がいいかもしれません。
「年齢が近いほうが理解していただけそうなので…」
「以前、友人を担当した○○さんに担当してもらいたいのですが…」など
相性が良い営業担当者に担当してもらうことも住宅購入の満足度を高めるために必要なことなので、住宅展示場でしっかり見極めましょう。
1-5.生活動線・家事動線をイメージする
モデルハウスを見学するときは、生活動線や家事動線をイメージすることが大切です。
例えば、キッチンやリビング、寝室などの各部屋が素晴らしいものであっても、実際に部屋間を動いてみないことには過ごしやすい家なのかどうかわかりません。
普段の行動や家事を思い浮かべ、「キッチンとリビングの行き来がしづらい」「洗濯してからベランダまでの移動が大変」など、不具合がないかどうかをチェックしてみましょう。
また、間取りが自分のライフスタイルに合わないときは営業担当者に相談してみてください。大抵のハウスメーカーではいくつか間取りのパターンを用意しているので、自分に合う間取りが見つかるかもしれません。
1-6.営業やカタログが不要の場合は初めに断る
まだ「注文住宅を建てる」という意思が固まっていない方の中には、担当者による営業やカタログの受け取りを希望していない方もいることでしょう。
「良い家があれば建てたい」「マンションが良いのか戸建て住宅が良いのか迷っている」というスタンスで住宅展示場を見学するのであれば、住宅展示場を予約するときやモデルハウスに入場する前に「営業やカタログは不要」といった旨を伝えておくようにしましょう。
あるいは、「予約なし」で見学が可能な住宅展示場を選び、まずは自由見学をしてみるのもいいかもしれません。
なお、カタログは、ハウスメーカーのホームページからでも請求することができます。
1-7.筆記用具とメジャーを持っていく
家に帰ってから「このテレビはあの空間に置けるのだろうか」「ベッドは入るだろうか」などと気になる点が思い浮かぶことがありますが、目視だけで記憶をたどることは困難です。
住宅展示場に行くときは筆記用具とメジャーを持っていき、家具を置きたい場所や部屋の寸法は測定し、メモしておくようにしましょう。
また、筆記用具があれば、住宅で気になったことや営業担当者から得た情報なども、逐一書き留めることができます。特に複数のモデルハウスを一度に見学するときは、それぞれの情報が混ざってしまわないためにも必須アイテムと言えます。
1-8.見学は1日に3社までがおすすめ
1日にまわるハウスメーカーの数は、多くても3社程度にしておきましょう。
特に小さな子どもがいる場合には、子どもに負担がかからないよう、1日に見学するハウスメーカーは厳選したほうが無難です。
モデルハウスの見学は、思ったよりも時間がかかるものです。個人差はありますが、細部まで見学し、営業担当者の説明を聞くと、1社あたり1~2時間程度の時間がかかります。
一度に多くのモデルハウスを見学すると疲れてしまい、細部まで集中して見られない、情報が多く整理しきれない、といった恐れもあるので、時間に余裕のあるスケジュールを立てることをおすすめします。
1-9.動きやすくカジュアル過ぎない服装で行く
モデルハウスを見学するときは、家の隅々まで移動するので意外と歩数が多くなります。複数のモデルハウスを見学するのであれば、さらに歩数は増えるでしょう。なるべく疲れにくく動きやすい服装で行くことが大切です。
しかし、あまりにもカジュアル過ぎる服装で行くと、暇つぶしやプレゼント目当てのような印象になるかもしれません。服装だけで「相手にされない」ということはほとんどありませんが、丁寧な接客を受けるためにも、適度にきちんとした格好が好ましいでしょう。
2.そもそも住宅展示場とは?
住宅展示場とは、さまざまなハウスメーカーが建てているモデルハウスを見学できる場所です。
複数のハウスメーカーのモデルハウスを一度で見学できるため、効率的に住宅づくりの情報収集ができます。
実際に見なければイメージがつかみにくいインテリアや設備などを直接確認できるため、より住宅づくりのイメージが膨らむでしょう。
また、各ハウスメーカーの営業担当者に、直接住宅づくりの相談ができるのも魅力です。
その場で質問できるので、比較しづらい費用の相場についても理解が深まるでしょう。
3.住宅展示場は「予約なし」でも見学できる?
住宅展示場は「予約なし」でも見学できます。
例えば、以下のようなケースであれば、「予約なし」で行くことを検討しても良いでしょう。
- 自分の好きな時間に自由に見学したい
- 各ハウスメーカーの外観の雰囲気だけを把握したい
- 細かい要望はまだ固まっていないが、マイホームへの意欲を高めたい
- 建物の外観や住宅展示場の雰囲気などを見てから、見学の予約をするかを判断したい
特に、住宅展示場を外から見て「思っていた雰囲気と違う」と感じた際に、引き返せるのは大きなメリットでしょう。
一方で、「予約なし」で行くと、以下のようなデメリットもあるので要注意です。
- モデルハウスをしっかりと案内してもらえない
- 土日の混んでいる時間帯などは後回しにされる
- 経験の浅い営業担当者がつくことが多い
- 新型コロナウイルス感染防止の観点から、入場できないケースもある
もちろん、経験の浅い担当者でも有能な方は多くいます。
しかし、住宅展示場でつく営業担当者は、今後細かいプランニングの際にも担当する家づくりのパートナー。値引き交渉ができなかったり、より良いプランの提案がなかったりと、どうしてもベテランの担当者よりも対応力は劣るかもしれません。
家を建てた後にもアフターケアやメンテナンスで関わる相手なので、なるべく経験豊富な担当者が良いですよね。
時間を割いて住宅展示場に行ったにもかかわらず、「よくわからなかった」「時間がもったいなかった」と後悔しないためにも、予約をしたうえで見学するのがおすすめです。
「予約するにしても、どのハウスメーカーのモデルハウスを優先して回ればよいのかが判断できない・・」という方には、無料の「HOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービス」でハウスメーカー比較をしてから住宅展示場見学にのぞんでください。
スマホから簡単にあなたの要望に沿ったハウスメーカーをピックアップできるので、「まったく好みと合わないハウスメーカー」や「予算が合わないハウスメーカー」などを極力避けながらハウスメーカーを比較することができます。
比較する項目が絞れる分、より細かい要望にも気を配れるようになりますよ!
一般的なカタログ請求とは異なり、間にコーディネーターが入るので、ハウスメーカーの情報整理をサポートしてもらえるのもうれしいポイントです。
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4.住宅展示場の予約をするメリット5つと注意点2つ
ここでは、住宅展示場に「予約あり」で行く場合のメリットと注意点を解説します。
4-1.「予約あり」で行くメリット5つ
住宅展示場へ「予約あり」で行くメリットは以下の5つです。
- 待ち時間なくスムーズに見学できる
- ゆっくりと見学できる
- 経験豊富な担当者に相談できる
- 事前に要望を伝えることで提案を受けられる
- 予約特典がもらえることもある
それぞれについて解説します。
(1) 待ち時間なくスムーズに見学できる
住宅展示場へ予約をして行くことで、待ち時間なくスムーズに見学できます。
ピンポイントで予約できるため、時間がない中でも効率よく見学できるでしょう。
特に、土日は混みやすいので、予約していくことをおすすめします。
土日は休日の人が多いことに加え、住宅展示場ではイベントやキャンペーンが行われているケースが多く、モデルハウスを見る以外の目的で住宅展示場に来る人も多いのです。
(2) ゆっくりと見学できる
予約をしていくことで、ゆっくりと見学できるのもメリットの1つです。
住宅展示場のスタッフはできる限り多くのお客さんと接点を持ちたいと考えているため、「予約なし」の場合は、一通り決まった流れで案内を行い、すぐに別のお客さんの案内が始まってしまうこともあります。
特に土日の場合は、予約をせずに行くと流れ作業のような形で進められてしまうことも。予約をしていくことで、熱心に検討していることが伝わり、モデルハウスを見るのに十分な時間を確保してもらえます。
(3) 経験豊富な担当者に相談できる
住宅展示場に「予約あり」で行くことで、住宅づくりを真剣に検討していることが伝わるため、経験豊富な営業担当者がつくケースが多いです。
住宅づくりについてプロに相談できる機会は貴重です。
プロに相談することで、普段自分や家族だけでは気付かなかった点を指摘してもらえることもあるでしょう。
具体的には、以下のような難しい内容も相談できます。
- 土地探しから住宅づくりまでの流れ
- 資金計画の立て方
- ライフプランの考え方
- 間取りの活用方法
- 補助金や減税制度の情報
(4) 事前に要望を伝えることで提案を受けられる
住宅展示場の予約をする際に、事前に要望を伝えることで、来場当日にプランの提案を受けられる可能性があります。
例えば、以下に関する要望を伝えておくと良いでしょう。
- 土地探しを手伝ってほしい
- 予算にあった間取りが知りたい
- 居室は3部屋ほしい
- 省エネ住宅で補助金を活用したい
ハウスメーカーは不動産仲介会社ともコネクションがあるため、現在情報が表に出ていない土地情報も併せて入手できる可能性があり、土地探しがはかどるでしょう。
また、予算を具体的に伝えることで、無理のないプランの作成や、活用できる補助金の紹介などを行ってくれることもあります。
資金計画の立て方や、土地選び・ハウスメーカー選びの方法など、住宅づくりで悩んでいることを事前に伝えておくのも良いでしょう。
(5) 予約特典がもらえることもある
事前に予約をして行くことで、予約特典がもらえることがあります。
具体的にはクオカードや図書カード、オリジナルグッズなどを用意しているケースが多いようです。予約特典が用意されているかどうかは、住宅展示場のホームページなどで確認しましょう。
また、予約特典を貰うためにアンケートへの記入が条件となっているケースがあります。
住宅展示場での流れは大まかに以下のとおりで、最後にアンケートの記入が求められます。
- 受付用紙の記入
- 担当者から物件の紹介
- モデルハウスの見学
- アンケート
住宅展示場でのアンケートは、営業担当の接客態度を測る目的もありますが、本当の目的は来場者のリスト化です。名前や住所を記入することで、ハウスメーカーが今後、連絡・営業をしやすくなります。
あまり積極的な営業をされたくないという方は注意しましょう。
しかし、アンケートへ協力することで、ハウスメーカーが入手した土地の売却情報や、家づくりに関する最新情報をいち早く得られる可能性もあるので、幅広く情報収集したい方にはおすすめです。
以上が、「予約あり」で住宅展示場を見学するメリットです。
「予約あり」で住宅展示場に行く際には、事前にある程度の知識や情報をたくわえておくと、よりこれらのメリットを感じやすくなります。
無料オンライン相談サービス「HOME4U 家づくりのとびら」であれば、ハウスメーカー出身の専門アドバイザーが、住宅展示場の回り方や注文住宅の基礎知識、業界の最新情報などをわかりやすくお伝えできるのでおすすめです!
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4-2.「予約あり」で行く注意点2つ
住宅展示場に「予約あり」で行く場合、事前に知っておくべき注意点は以下の2つです。
- 時間配分が難しい
- 熱心に営業される
以下より1つずつ見ていきましょう。
(1) 時間配分が難しい
ハウスメーカーによって案内時間は異なるため、見学の時間配分が難しいです。
丁寧に見学して、大体1~2時間程度が目安ですが、1つのモデルハウス見学にかかる明確な時間はわかりません。見学後に住宅づくりの相談をする場合は、さらに時間がかかるでしょう。
1つのハウスメーカーでの相談が長引いてしまうと、次の見学の時間に遅れてしまうため、1つにかける時間は限られています。
予約をする段階で、おおよその所要時間を確認しながらスケジュールを組みましょう。時間が押している場合は相談したいことがあったとしても途中で切り上げなければならないため、余裕を持ってスケジュールを組む必要があります。
(2) 熱心に営業される
住宅展示場に予約をするということは、ハウスメーカー側からすると住宅購入を真剣に考えているお客さんに営業をするチャンスでもあるため、経験豊富な営業マンから熱心に営業される場合も多いでしょう。
場合によっては、まだそこまで真剣に検討していないにもかかわらず、年収等の個人情報を細かく聞かれることもあります。モデルハウスを見てみて「ここではないな」と感じたら、少々言いにくくても、早々に切り上げたほうが無難です。
ただし、一層そのハウスメーカーに興味を持ったのであれば、メーカーの住宅づくりについて詳しく話が聞けるチャンスになります。
以上が、住宅展示場に「予約あり」で行く際の注意点です。
「まだ住宅展示場に行くのは早いかも…でも『商品の良い部分だけを見せる』カタログだけで判断したくない」という方は、「HOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービス」で具体的なプランを入手してから、見学すべきハウスメーカーを判断してください。
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5.住宅展示場へ行くときの注意点
住宅展示場で有意義かつ楽しい時間を過ごすために、次の3点に注意しましょう。
- 予算や希望の間取りを伝える
- 生活者目線でモデルハウスを見学する
- マナーに注意する
それぞれのポイントについて、詳しく説明します。
5-1.予算や希望の間取りを伝える
あらかじめ予算を伝えておかなければ、予算を超えるプランを提案され、時間の無駄になることがあります。
また、家族の人数に合わない部屋数・広さのプランも、住宅購入の参考にならないかもしれません。
最初のアンケート回答の時点で、予算と希望の部屋数、広さを正確に伝えるようにしましょう。
5-2.生活者目線でモデルハウスを見学する
おしゃれなモデルハウスを目の当たりにすると、見た目だけで「こんな家に住みたい」と思ってしまうこともよくあることです。しかし、おしゃれなだけでは生活はできません。
「実際に自分たちが暮らしたらどうか」という観点で、住宅を見学することが大切です。リビングから洗面所の動線、洗濯するときの動線、収納スペースなど、生活者としての目線でモデルハウスをチェックしましょう。
5-3.マナーに注意する
住宅展示場で案内してもらう担当者は、今後も末永く付き合いが続く関係になるかもしれません。
最初から良好な関係を築くために、見学の際には見学者も営業担当者も、お互いが心地良い時間を過ごせるよう、マナーには注意をしましょう。
特に、子どもを連れて行くときは、子どもにもマナーを守ることを徹底させます。走り回ったり、壁や床に傷をつけたりしないよう注意しておきましょう。
6.住宅展示場に行く当日までに準備すること
住宅展示場に見学までに、以下の事前準備を進めておけば、より効率良く見学を進めることができます。
- 住宅に対する家族の希望・予算をまとめておく
- 住宅展示場に行く前に予約をしておく
- 場内マップでハウスメーカーの位置を確認しておく
- 質問リストを作っておく
それぞれについて詳しく解説します。
6-1.住宅に対する家族の希望・予算をまとめておく
注意点でもお伝えしたように、最初に「希望条件」を伝えるのは、とても大切なことです。
どのような住宅にしたいのか、家族の希望や予算をまとめておきましょう。事前に家族で話し合っておくことで、見たいポイントに注目した無駄のない見学を実現できます。
6-2.住宅展示場に行く前に予約をしておく
事前に予約しておくことで、スムーズに見学できるだけでなく、営業担当者から丁寧な説明を受けることができます。
「予約なし」で行ける住宅展示場もあります。しかし、「予約なし」で行くと、混雑しているときは待たされたり、相手にしてもらえなかったりといったデメリットが多いです。
また、新型コロナウイルス感染症予防の目的で、人数制限を実施している場合には入場できない可能性もあるでしょう。
6-3.場内マップでハウスメーカーの位置を確認しておく
スムーズに移動できるように、場内マップで気になるハウスメーカーは確認しておきましょう。
大型の住宅展示場では、多くのハウスメーカーが複数のモデルハウスを紹介しています。そのため、事前に場内マップを見ておかないと、希望する場所になかなかたどり着かないといったことにもなりかねません。
6-4.質問リストを作っておく
ハウスメーカーのホームページやパンフレットなどから事前にある程度の情報を入手し、聞きたいことをリストにまとめておくようにしましょう。
営業担当者に直接聞くことで、知りたいポイントを効率良く知ることができます。
7.ハウスメーカーの絞り込みはプラン比較がおすすめ!
住宅展示場でモデルハウスを見学するハウスメーカーを絞り込む際には、「HOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービス」の活用が非常に効果的です。
HOME4U(ホームフォーユー)プラン作成依頼サービスは、資金計画・間取りプランを一括で入手できるため、ご自身のイメージとギャップが生まれることなく、ハウスメーカー・工務店を絞り込むことができます。
厳しい審査基準から、優良ハウスメーカーのみと提携しているため、信頼できるハウスメーカー・工務店に工事を依頼できるというメリットもあります。
一般的なカタログ請求とは異なり、コーディネーターがあなたの希望や気になるハウスメーカーの情報整理をサポートしてくれるので、スムーズにハウスメーカーを絞り込めるはずですよ。
住宅展示場でより有意義な時間を過ごすためにも、ぜひ事前に活用してみてくださいね。
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まとめ
住宅展示場に行く前に、家族で話し合い、希望や間取り、広さ、予算などをある程度決めておきましょう。住宅展示場の予約をすることで、待ち時間なく、営業担当者の接客を受けられます。
また、事前に希望に合うハウスメーカーを絞り込んでおくと、より効率良く見学を進めていけるでしょう。理想の住宅を建てるためにも、ぜひ事前準備をしてから住宅展示場に出かけるようにしてください。
この記事のポイント まとめ
住宅展示場に行く前には以下のようなポイントを押さえておくと、より有意義な見学になります。
- 見学するハウスメーカーを絞り込んでから行く
- 住宅の工法・性能の理解を深めておく
- オプションと標準仕様の違いを確認する ほか
詳しくは「1.住宅展示場で見学する9つのポイント」で解説しています。
住宅展示場見学にかかる時間は、その人の状況や混み具合、ハウスメーカーによって異なります。
見学当日は、ハウスメーカー1社あたりにかかる時間を目安に、1日にまわるハウスメーカーを決めるとよいです。
詳しくは「1-8.見学は1日に3社までがおすすめ」をご覧ください。
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