不動産の買取と仲介の違いとは?メリット・デメリットと選び方

不動産の買取と仲介の違いとは?メリット・デメリットと選び方

不動産を売却する場合、「買取」と「仲介」の2種類の売り方があるのをご存知ですか?

「どうしても早く確実に売りたい」「なかなか物件が売れずに困っている」という方に向いているのが、「買取」という方法です。

逆に、「時間がかかってもいいからできるだけ高く売りたい」という方に向いているのは、「仲介」という方法です。

この記事では、不動産の「買取」と「仲介」の違いを明確にし、目的別にどちらの売却方法が適しているのかをお伝えします。

この記事を読むとわかること

  • 買取と仲介の違い
  • 買取と仲介のメリット・デメリット
  • 買取がおすすめの人・仲介がおすすめの人
「不動産を売りたい」と悩んでいる方へ
  • 「不動産を売りたいけど、どうしたらいいか分からない方」は、まず不動産会社に相談を
  • 「不動産一括査定」なら複数社に査定依頼でき”最高価格”が見つかります
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Contents

1.買取と仲介の3つの違い

買取と仲介の違い

中古住宅や中古マンションなどの不動産を売る際、売却方法には「仲介」と「買取」の2種類があります。

両者の大きな違いは次の3つです。

  買取 仲介
売却する相手 不動産会社 買主(個人)
売却にかかる期間 すぐに売却できる 3か月~1年程度
売却価格 相場価格の6~7割程度 相場価格での売却が可能

詳しく見ていきましょう。

1-1.売却する相手

買取と仲介の違い
買取とは、不動産会社に直接物件を買い取ってもらう方法です。売り主と不動産会社の間で細かな交渉や話し合いを行い、両者が合意すればそのまま取引が成立するため、手続きがシンプルになる点が特徴です。

一方、仲介の買い手は基本的に個人の買い主となります。不動産会社に広告や買い手の募集、必要な手続きのサポートなどをしてもらいながら、売り主から個人の買い主へと不動産を売却する方法です。

1-2.売却にかかる期間

買取では、仲介のように一から購入希望者を探す必要がないため、売却活動の時間を省略することができます。
書類のやりとりやスケジュール調整なども売り主の都合に合わせて対応してもらえますので、交渉がスムーズにまとまれば3~14日前後で現金化することも可能です。

それに対して、仲介の場合は手続きをスタートしてから引き渡しまで、少なくとも「3か月以上」の期間を必要とします。買い手が見つかるまでの期間を正確に予測するのは難しく、物件の状況や市場の状態によっては1年近くかかってしまうケースもありますので、スケジュールにはゆとりを持たせておく必要があります。

1-3.売却価格

買取の売却価格は、市場相場の「6~7割」と言われており、仲介と比べて価格が下がってしまうのが一般的です。買取では、不動産会社が買い取った物件をリフォームするなどして売却するまでの期間、リスクを担うこととなり、補修やリフォーム費用分、販売に必要な経費も負担します。

そのため買取では、売却相場から必要なコストをあらかじめ差し引いた状態で価格が設定されるのです。

2.不動産買取のメリット・デメリット

不動産買取を選ぶメリット・デメリット
ここまで、仲介と買取のおおまかな違いをご紹介しました。
どちらを選べばいいのか判断するため、ここからは主な特徴をメリット・デメリットの両面から見ていきましょう。

【メリット】

  • 売却までの日数が短い
  • 設備修復責任や契約不適合責任が免責される
  • 内覧の必要がない
  • 仲介手数料がかからない
  • 取り扱い分野が幅広い
  • 周りに知られずに不動産を売却できる

【デメリット】

  • 売却価格が低くなる
  • 全ての不動産会社が買取を扱っているわけではない

2-1.【メリット】売却までの日数が短い

不動産会社が直接物件を買い取ってくれるため、価格の折り合いさえつけばすぐに売却することができます。ほとんどの場合が完了まで、1ヵ月程度です。

仲介の場合、早くて3か月、長くて半年以上の時間がかかるため、すぐに不動産売却を進めたい場合は、買取がおすすめです。

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2-2.【メリット】設備修復責任や契約不適合責任が免責される

買取では買い主が不動産会社となるため、設備の修復や欠陥に対する責任を負う必要がありません。

古い建物で修繕費が大きくかかる場合、仲介で売却しても収支がマイナスになってしまう恐れがあります。その場合、買取を選ぶことで、修繕費なしでプラスとなる売却を進めることができます。

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2-3.【メリット】内覧の必要がない

買取では仲介のように、買い主の内覧希望があるたびに対応する必要はありません。

不動産会社による現地調査を一度だけ受ければ手続きを進められますので、スケジュール調整などの負担が軽減されるのも大きなメリットと言えます。

2-4.【メリット】仲介手数料がかからない

買取の重要なメリットとして、「仲介手数料がかからない」といった点も挙げられます。

仲介手数料はあくまでも仲介による売買が成立したときに発生する費用ですので、買取で請求されることはありません。

ただし、仲介手数料は不動産売却にかかる諸費用のなかでも高額なため、自分の物件の場合いくらかかるのかを知って、買い取りか仲介かを考えることも大切です。以下の記事では、仲介手数料について詳しく説明しています。

2-5.【メリット】取り扱い分野が幅広い

買取の場合、「取り扱い分野が広い」といったポイントがあります。

不動産会社が物件を引き取ったうえで再販する仕組みですので、個人の買い手では購入に踏み切れないようなタイプの物件(アパート一棟や広大な土地、築年数が経過した物件)などもスムーズに取引できる場合があるのです。

2-6.【メリット】周りに知られずに不動産を売却できる

買取では仲介のように広く広告・販売活動を行いませんので、売却の事情を周囲に知られずに手続きを進めやすいのも特徴です。

何らかの理由で、売却の事実を周りに知られたくない場合には買取を選んでみるのも1つの方法だと言えます。

2-7.【デメリット】売却価格が低くなる

前述の通り、買取では再販のためのコストが想定された価格設定になるため、仲介と比べれば売却価格が安くなります。。相場と比べて「6~7割程度」の価格になるケースが多く、もともと取引金額が大きな不動産売却においては、さまざまなメリットを打ち消してしまうほど大きなデメリットになる場合もあるのです。

2-8.【デメリット】全ての不動産会社が買取を扱っているわけではない

また、全ての不動産会社が買取に対応しているわけではなく、対応している場合でも全ての物件を買い取るわけではありません。
そのため、事前に依頼先の取り扱い内容を調べておく必要があります。

3.不動産仲介のメリット・デメリット

不動産仲介を選ぶメリット・デメリット

続いて、不動産仲介のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

【不動産仲介のメリット】

  • 高額で売れる可能性がある

【不動産仲介のデメリット】

  • 売却できるまでに時間がかかる
  • 契約不適合責任が伴う
  • 内覧対応の時間がかかる
  • 仲介手数料が必要
  • 周囲に売却活動を知られやすい

3-1.【メリット】高額で売れる可能性がある

不動産仲介のメリットは、「高額で売れる可能性がある」という点です。
きちんと販売戦略を立てれば、相場に近い金額で手放すことも可能ですので、売却後の資金計画を立てやすくなります。

また、売り出し価格は売り主自身が決められるため、適切な範囲内であれば「住宅ローン残債を少し上回る価格に設定する」「住み替えの新居購入費を見据えて価格設定をする」といった戦略を立てることも可能です。

3-2.【デメリット】売却できるまでに時間がかかる

仲介は買取と比べて引き渡しまでの時間や手間がかかり、スケジュールも逆算しづらい面があります。特に、購入希望者がなかなか見つからないような物件では、想定していた以上に売却活動が延びてしまうケースも少なくありません。

3-3.【デメリット】契約不適合責任が伴う

不動産仲介で個人の方に売却した場合、売却後に何か欠陥があったときは、売主が責任を負う必要があります。
契約不適合責任を問われた場合、買主から損害賠償や契約解除を請求されます。

3-4.【デメリット】内覧対応の時間がかかる

仲介では、購入希望者が現れるたびに内覧の対応が必要になります。
準備と当日の対応に時間がかかるのがデメリットのひとつです。

3-5.【デメリット】仲介手数料が必要

また、買取とは違って仲介手数料がかかるのもデメリットです。不動産会社の仲介手数料は売却にかかるコストの中でも特に大きな割合を占める費用であり、取引額に応じて以下のように上限が決められています。

取引額 仲介手数料
200万円以下の金額 (取引額の5%以内)+消費税
200万円以上400万円以下の金額 (取引額の4%以内)+消費税
400万円を超える金額 (取引額の3%以内)+消費税

買取では仲介手数料がかからないので、この点が仲介の大きなデメリットと言えます。

3-6.【デメリット】周囲に売却活動を知られやすい

4.買取?仲介?売却目的の違いに合わせた選び方

不動産を売却する目的に合わせて買取か仲介かを選ぼう

買取と仲介のどちらを依頼するか、売却の目的に合ったほうを選びましょう。
ここまでお伝えした買取と仲介のメリットとデメリットを踏まえると、以下のように選ぶのがおすすめです。

4-1.できるだけ早く売りたい:「買取」がおすすめ

不動産をできるだけ早く売りたい場合は、買取が適しています。

  • 急な転勤で売却に時間をかけられない
  • 相続などで取得した物件を早く手放したい

このような事情で売却活動を長引かせたくないケースでは、買取を依頼するのがおすすめです。

また、「仲介では買い主を見つけるのが難しい」と思われる物件も買取に適しています。例えば、「大きな改修が必要」、「個人の趣味・嗜好が強く反映されている」、「築年数が古い」、「事故などの心理的瑕疵がある」といった場合には、どうしても個人の買い手を探すのが難しくなってしまいます。

こうした制約があって時間をかけたくない場合や、仲介で売り出すと時間がかかると想定される場合は、買取を選んだほうがいいでしょう。

4-2.できるだけ高く売りたい:「仲介」がおすすめ

時間や手間がかかっても、できるだけ高い価格で売るためには仲介でじっくりと売却活動をするほうがいいでしょう。
仲介に適しているのは以下のようなケースです。

  • スケジュールに比較的余裕がある
  • できるだけ高く売りたい
  • 買い手が見つかりやすい好条件の物件を売りたい
  • 高額な住宅ローン残債がある

スケジュールに制限がないのであれば、買取よりも高く売れる可能性がある仲介のほうが適しています。

特に、「築年数が浅い」「好立地」といった好条件の物件を売る場合は、仲介でもスムーズに買い手が見つかる可能性が高いと言えます。売り出し価格もある程度は強気に設定できますので、買取よりも仲介のほうが適しているケースは多いです。

なお、高額な住宅ローン残債がある場合には、売却価格の問題からそもそも買取を選択できないケースがあります。なぜなら、住宅ローンが残っている物件を売るには、引き渡しの前に自己資金や売却代金を使って完済する必要があるためです。

買取の価格は仲介よりも安くなってしまいますので、自己資金などと合わせてもローン残高に達していなければ、仲介に切り替えることが必要になるかもしれません。そのため、住宅ローン残債のある物件を売る際には、売却方法を決める前に必ず「ローン残高を確認する」ことを心がけましょう。

4-3.どうしても希望時期までに売りたい:「買取保証」がおすすめ

一定期間は仲介で買い手を探し、期間内に買い手が見つからなかったら不動産会社が買取を行う「買取保証」を利用する手もあります。
売却希望時期までに売れない場合には買い取ってもらえるため、「買取」と「仲介」、両方のメリットを生かした合わせ技といえます。
ただし、不動産会社によっては買取保証を利用できないので、サービスを導入しているかどうか、事前に確認しておきましょう。

5.買取・仲介で良い不動産会社を見極めるコツ

良い不動産会社を見極めるコツ

買取、仲介のいずれの場合も、納得できる形で不動産売却を進めるには、良い不動産会社を見つけることが重要です。
不動産会社選びで押さえておくべき4つのポイントについて、解説します。

  • 成約実績を確認する
  • 費用に関する説明がクリアかどうか
  • 担当者の相性も大事
  • 複数の不動産会社を比較してみる

詳しく見ていきましょう。

5-1.成約実績を確認する

不動産会社にはそれぞれ異なる得意分野がありますので、売りたい物件に関連した成約実績を確かめることが大切です。一戸建て・マンション・土地といった物件の種類はもちろん、販売が得意なエリアや主なターゲット層などにも目を向けながら、最適な依頼先を絞り込みましょう。

成約実績が豊富な会社であるほど、ホームページやパンフレットなどで積極的に情報発信を行っているはずです。すぐに不動産会社を選んでしまうのではなく、きちんと情報収集に取り組んでから決めてみてください。

また、不動産の一括査定サービスを利用すれば、複数の会社から査定結果が受け取れますが類似した物件の取引実績などの情報が書かれているはずです。気になる会社がどのようなジャンルで実績を持っているのかを知る手掛かりとなるでしょう。

5-2.費用に関する説明がクリアかどうか

不動産を売却するときには、買取・仲介のいずれにおいてもコストがかかります。そのため、売却関連費用について明確に説明してくれる会社を選びましょう。

また、査定結果に対する根拠が明確か、質問に対する返答が親切か、わかりやすいかといったポイントも重要な判断基準です。

5-3.担当者の相性も大事

仲介で売却をする場合には、担当者との相性や人柄も重要なポイントとなります。仲介では売り出し価格の設定や売却活動、内覧対応など、さまざまな場面で不動産会社のサポートが必要です。

担当者とは何度も打ち合わせを重ねながら、最後まで二人三脚で手続きを進めることとなるため、人柄やコミュニケーション能力、相性などにも目を向けておきましょう。

5-4.複数の不動産会社を比較してみる

査定額は不動産会社によって異なるケースもありますので、複数の会社に査定依頼して、査定額や提案内容を比べてみることが大切です。しかし、査定依頼時にはさまざまな情報を入力する必要があるため、何度も手続きを行うのは時間や手間がかかってしまいます。

そこで活用したいのが、不動産の「一括査定サービス」です。一括査定サービスとは、一度の手続きでまとめて複数の不動産会社に査定を依頼できる無料のサービスです。効率的に売却先にふさわしい不動産会社を比較できますので、不動産の売却を検討したときには活用してみましょう。

複数社に査定を依頼する際に便利なのが、NTTデータグループが運営する一括査定サイト「不動産売却 HOME4U(ホームフォーユー)」です。

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6.不動産の買取と仲介それぞれの流れ

不動産の買取と仲介それぞれの流れ

買取と仲介のおおまかな流れは以下の通りです。

買取 仲介
1. 売却方法を選択する
2. 査定を依頼する
3. 不動産会社を選ぶ
4. 契約条件のすり合わせ 売り出し価格の決定
5. 売買契約の締結 媒介契約の締結
6. 決済・引き渡し 売却活動のスタート
7. 内覧対応、買受申込
8. 契約条件のすり合わせ
9. 売買契約の締結
10. 決済・引き渡し

6-1.不動産買取の流れ

不動産会社に買取を依頼するときの流れは、次のようになります。

  1. 売却相談・査定依頼
  2. 査定額が提示される
  3. 契約条件のすり合わせ
  4. 売買契約の締結
  5. 決済・引き渡し

買取が仲介と大きく異なるのは、新たに買い主を見つけずに済むため、家を売却するまでの期間が大幅に短縮できる点です。買取では買い主が不動産会社になるので、契約条件や金額が折り合えばすぐに家の売却が行えます。

一方で、仲介よりも低い金額での売却となるため、金額面で納得できるかを精査しておきましょう。また、すべての物件を買取の対象としているわけではないため、早めに不動産会社に相談することも大切です。

急な転勤や子どもの進学などで住み替え時期が決まっている場合や、仲介では売りづらい物件の場合などに買取を活用してみると良いでしょう。

6-2.不動産仲介の流れ

続いて、仲介を依頼するときの流れについて見ていきましょう。仲介の場合は次のような手順となります。

  1. 売却相談・査定依頼
  2. 不動産会社から査定額が提示される
  3. 媒介契約の締結
  4. 買い主を探す
  5. 内覧対応・買受申込
  6. 契約条件のすり合わせ
  7. 売買契約の締結
  8. 決済・引き渡し

不動産会社に仲介業務を依頼して売却する場合は、売却までに時間がかかってしまうものの、相場に近い形で売却できる可能性があります。

媒介契約の種類によっては、自分で買い主を見つけることもでき、希望する価格で売却できる点が大きな特徴です。

また、自分で買い主を見つけることがなかなか難しかったとしても、不動産会社が持つネットワークやREINSなどへの登録を通じて、幅広く買い主を募ることができます。不動産会社によって得意とするジャンルは異なるので、売却予定の物件と同じような成約実績がある会社を選んでみると良いでしょう。

一般的に不動産を仲介で売却するには、4~6ヶ月程度の時間がかかります。思うように買い主が見つからないときは、不動産会社との契約形態を見直すか、仲介業務を依頼する会社そのものを変更してみましょう。

不動産の売却活動は基本的に不動産会社が行いますが、売り主自身も積極的にコミュニケーションを取っていくことで、希望に沿った形で売却活動を進めることができるでしょう。専任媒介契約や専属専任媒介契約では、売り主に対する業務報告が義務付けられているので、前向きに情報のやりとりを行ってみてください。

7. 不動産の「買取」で気になるQ&A

ここでは不動産の「買取」や「仲介」の際に気になる疑問点を一問一答形式で紹介します。

7-1.「現在、賃貸中ですが、買取で売却することはできますか?」

質問の回答

可能です。オーナーチェンジ物件として賃貸中のまま買取することできます。現在の賃貸契約を継承致しますので、賃貸人に不都合はありません。

7-2.「居住中でも、売却が決まったらすぐに引っ越さなきゃだめ?」

質問の回答

いいえ、ご心配無用です。居住中の場合は、お客様の引っ越しのタイミングに合わせて取り引きを進めることができます。買い替え先の日程や、お急ぎでの売却の場合、お子さまの転校のタイミングなどご希望のスケジュールをお知らせください。

7-3.「売却する際に、手数料などはかかるのでしょうか?」

質問の回答

いいえ、不動産会社に対する仲介手数料はかかりません。ただし、登記上の住所が現在の住所と異なる場合や、担保権の抹消の場合には、別途、登記費用が発生します。
詳しくは「4. 「買取」にかかる費用」をご参照ください。

7-4.「建物が古くて老朽化しています。このままでも買取は可能?」

質問の回答

はい、可能です。築年数が古い場合や、建物に故障がある場合も、そのままの状態で買い取りすることが可能です。買取後に建物の修繕などを行い、不動産を再生することができます。また、必要であれば不要な家具などの処分も同時に行うことができるのが買取の利点です。

この記事のポイント まとめ

買取と仲介の違いは?

買取と仲介の違いは、大きく3つあります。

  • 買い取る相手の違い
  • 売却に必要な時間の違い
  • 売却できる価格の違い

詳しくは「1.買取と仲介の3つの違い」をご覧ください。

不動産買取のメリットは?

不動産買取のメリットは、下記の4つです。

  1. 早期の売却が可能
  2. 設備修復責任や契約不適合責任が免責される
  3. 内覧の必要がない
  4. 仲介手数料がかからない

詳しくは「2-1.不動産買取のメリット」をご覧ください。

不動産仲介のメリットは?

不動産仲介のメリットは、「買取よりも高く売れる可能性がある」という点です。

詳しくは「3-1.不動産仲介のメリット」をご覧ください。

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