マンション売却にかかる平均期間は3~4か月!早く売るコツや売れない時の対処法

マンション売却にかかる平均期間は3~4か月!早く売るコツや売れない時の対処法

マンションの売却を検討し始めたときに、売却までの期間が気になりますよね。

あらかじめ何か月くらいで売却できるか知っておけば心の準備もできますが、何も知らないまま何か月も売れない状況が続いてしまうと、不安になることもあるでしょう。

本記事では、マンションの平均売却期間や早く売却するコツ、マンションが売れない時の対処法などを紹介します。

マンション売却を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

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1. 一般的なマンションの平均売却期間は3~4か月

マンションを売り出しから買い手が見つかるまでの平均売却期間は3~4か月といわれています。

ただし、不動産会社と契約して売り出すまでの期間や、売買契約を結んでから実際に売却代金を受け取って物件を引き渡すまでの期間などを含めると、別途1~2か月程度を見込む必要があるため、全体の期間は平均4~6か月でしょう。

ここで気を付けなければならないのは「平均売却期間はあくまでも目安である」ということです。

実は売却期間を大きく左右するポイントがたくさんあるため、極めて短期間で売却できる場合もあれば、いつまでも売れない場合もあります。

2.マンション売却の流れ

マンション売却の流れは以下のとおりです。

  1. 価格査定
  2. 媒介契約の締結
  3. 売買活動の開始
  4. 売買契約の締結
  5. 引き渡し

ひとつずつ見ていきましょう。

(1)価格査定

不動産の売却では最初に価格査定を行います。

また、事前準備として部屋の片づけや掃除を行う場合は、1~2か月ほどみておいたほうがいいでしょう。

(2)媒介契約の締結

不動産会社を選んだら、媒介契約を結びます。媒介契約は3種類あり、自身が所有するマンションに合わせて選択することが重要です。

(3)売買活動の開始

不動産会社と媒介契約を結んだら、売買活動を開始します。

(4)売買契約の締結

売買活動の開始から売買契約の締結までの平均期間は3~4か月です。

ただし、マンションの売却は売買契約の締結で終わりません。売買契約を結んでから、引き渡しまで通常1か月程度かかります。

この間に買主が住宅ローンの本審査を受けます。その際、購入した不動産の売買契約書を金融機関に提出しなければならないのです。

したがって、売買契約の締結前に住宅ローンの本審査を受けることはできません。

(5)引き渡し

買主は引き渡し日までに住宅ローンの本審査を終えます。引き渡し日に住宅ローンが実行され、売主に売買代金(手付金は除く)の入金があります。

このような流れになっていることから、準備期間を含めた価格査定から引き渡しまでに、6か月ほどの期間がかかると思っておいたほうがいいでしょう。

マンション売却を検討中の方は、まずは一括査定を依頼して、自身が所有するマンションの価値を知ることが大切です。「不動産売却 HOME4U(ホームフォーユー)」なら、1分程度のカンタンな入力で最大6社に査定依頼ができます。ぜひご活用ください。

マンション売却査定

それでは次に、どのようなポイントが売却期間に影響するのかをチェックしていきましょう。

3.マンション売却の期間に影響するポイント

売却期間を大きく左右する主なポイントは以下の通りです。

上の項目ほど重要度が高くなります。ぜひチェックしてみてください。

物件の人気度
人気エリアや人気マンションであれば1か月程度で成約に至ることもあります。

不動産会社の選択
マンション購入希望者の情報が豊富な不動産会社と媒介契約することで成約に至りやすくなります。

売出価格
相場より高ければ買い手が見つかりにくく売却にかかる期間は長くなり、安ければ短くなる傾向にあります。

売り出しの時期
転居の発生しやすい年度の変わり目などは購入希望者が現れやすくなります。

媒介契約の種類
一般媒介契約・専任媒介契約など契約の種類も売却期間に影響します。

内覧希望者への対応
内覧希望者の都合に合わせるように心がけ、また物件を極力きれいな状態で見てもらうと成約しやすくなります。

周辺の競合物件の存在
周辺に競合物件が多くなると、売却が長引く傾向があります。

物件の人気度が売却期間に影響する、は納得しやすいポイントではないでしょうか。

また、年度末の引っ越しシーズンは、不動産業界にとってもハイシーズンで、取引も活発に行われる傾向があります。

年度末を狙うのであれば、交渉や手続き期間などについて考慮すると、遅くても前年の12月から動き始めることをおすすめします。

なお、購入希望者が住宅ローンを利用する場合は、さらに金融機関による審査期間も加わるため、念頭に置いておきましょう。

4.マンションを早く売るコツは!?

マンションを早く売る主なコツは以下のとおりです。

  • 築25年以内に売る
  • 適正な売り出し価格を設定する
  • 専属専任媒介契約・専任媒介契約を選ぶ
  • 独断でリフォームを行わない
  • 時期を選んで売り出す
  • 内覧前は掃除をする

詳しく見ていきましょう。

4-1.築25年以内に売る

マンションの築年数が25年超になると、原則として住宅ローン控除を利用できなくなるため、売れにくくなります。さらにマンションは築年数の経過とともに、売却価格が下落していく傾向もあります。

したがって、少しでもマンションを高く売りたいのなら、築25年以内に売ることが望ましいです。

4-2.適正な売り出し価格を設定する

適切な価格で売り出すことも大切な要素です。売り出し価格は売却期間に大きく影響します。

相場よりも安すぎる金額で売り出せば、早く売ることはできますが損をしてしまうかもしれません。一方、高すぎる金額で売り出せば、なかなか買い手が見つからないおそれもあります。

売り出し価格は不動産会社の査定額をもとに決めるため、その地域の相場に精通していて、マンション売買経験が豊富な会社を選びましょう。

4-3.専属専任媒介契約・専任媒介契約を選ぶ

不動産会社の媒介契約には、以下3つの種類があります。

  • 専属専任媒介契約
  • 専任媒介契約
  • 一般媒介契約

マンションを早く売りたいのなら、専属専任媒介契約もしくは専任媒介契約がおすすめです。

いずれも1社の不動産会社としか契約を結ぶことができませんが、国土交通大臣の指定を受けた指定流通機構が運営するコンピューターネットワークシステム「レインズ」への登録、定期的な販売活動の報告が義務付けられており、不動産会社が熱心に営業してくれる可能性が高いでしょう。

一方、一般媒介契約は自分で買主を見つけたり、複数の不動産会社と自由に契約を結んだりすることができる反面、売主への販売活動の報告義務がありません。また、他社で成約してしまう可能性もあることから、不動産会社の営業に熱が入りにくいことがあります。

3つの媒介契約について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

4-4.独断でリフォームを行わない

リフォームをしてもマンションの売り出し価格に転換できないケースが多いことから、独断でリフォームを行うことはおすすめしません。

また、リフォーム後の部屋が購入希望者の好みに合うとは限らないでしょう。リフォームを行ったことで、かえって買い手がつかなくなるおそれがあります。

ただし、破損や故障をしている箇所がある場合は、該当箇所を修繕したほうがよい場合があります。

修繕が必要か迷ったら、不動産会社に査定を依頼したうえで、修繕について相談してみましょう。

4-5.時期を選んで売り出す

一般的にマンションを売り出すのに最適な時期は、新学期や新生活がスタートする1~3月といわれています。生活の変化に伴い、新居を購入する方が多いためです。マンションの売却には平均3~4か月の期間を要することから、遅くても前年の12月には不動産会社と媒介契約を結び、売却活動を開始しましょう。

4-6.内覧前は掃除をする

売却活動を開始すると、購入希望者が内覧に訪れます。そのため、部屋の掃除をしておく必要があります。水回りはもちろんのこと、玄関や床も徹底的に掃除しましょう。きれいな状態の部屋を見せることで、購入希望者の印象をよくすることができ、売却につながる可能性が高まります。

5. なかなかマンションが売れない時の対処法

ここからは、なかなかマンションが売れない時の対処法6つを紹介します。購入希望者が現れないようなら、以下を検討してみましょう。

5-1.不動産会社を変える

売り出してから3か月たっても、買い手が見つからない場合は、不動産会社を変えるのも手です。一般的に媒介契約の契約期間は3か月になっています。

契約期間満了のタイミングで、より物件のある地域に精通しており、マンション売却経験が豊富な不動産会社に切り替えるようにしましょう。

高く早くマンションを売却するためには、複数の不動産会社に査定を依頼して、比較検討することが重要です。NTTデータグループが運営する一括査定サイト「不動産売却 HOME4U(ホームフォーユー)」をぜひご活用ください。

5-2.売り出し価格を見直す

適正価格よりも高い価格で売り出している場合は、価格の見直しをおすすめします。

売り出し価格が築年数や立地条件に見合っていないケースもあるため、不動産会社とよく相談して、価格を見直しましょう。売却するマンションと同じエリアにある条件が似た物件を探して、成約価格などを参考にすることが大切です。

また、お住まいのマンション内に売り出されている部屋があれば、その部屋より価格を下げることも有効な手段のひとつです。

5-3.物件の訴求ポイントを見直す

なかなかマンションの購入希望者が現れない場合、マンションの魅力が十分に伝わっていない可能性があります。不動産会社と相談して、的確なアピールポイントを洗い出しましょう。

また、見栄えのよい写真を掲載することも重要です。天気のよい日に撮影したり、部屋をきれいに片づけて撮影したりしましょう。よい印象を与えることができれば、購入希望者の購入意欲を高めることができます。

5-4.丁寧な内覧対応を心がける

購入希望者が内覧に訪れた際には、丁寧な対応を心がけてください。掃除や整理整頓を行い、清潔感のある空間にしておくことも大事です。におい対策のために内覧前は部屋の窓を開けて、換気しましょう。

5-5.買取を検討する

早く確実にマンションを売却したいのなら、不動産会社の買取を検討するのも一案です。5日から1か月ほどで、売却できる可能性が高いでしょう。

不動産会社がリフォームを行うことを前提に買取を行うケースが多いため、一般的に買取価格は売却相場の7割ほどになりますが、買主を探す手間が省け、仲介手数料も発生しません。

5-6.複数の不動産会社に査定を依頼する

前述のとおり、どの不動産会社を選択するかは、売却期間を大きく左右します。

不動産会社はどこを選んでも売却期間はそれほど変わらないように思われがちですが、選択を誤るといつまでたっても売れずに値下げすることにもなりかねません。

不動産会社にはそれぞれ「マンションが専門」や「一戸建てが得意」といった特徴があるほか、エリアによっても取引実績や抱えている見込み客が異なります。

あなたが売ろうとしているマンションのような物件をすでに探している方を見込み客として抱えている不動産会社と出会えれば、あっという間に成約までこぎつけられる可能性もあります。

しかし、不動産会社は全国規模の大手から地域密着の会社までさまざまです。一社ずつに「マンションの売買は得意ですか?見込み客はいますか?」などと問い合わせるのは現実的ではありません。

不動産売却 HOME4U(ホームフォーユー)」の一括査定サービスなら、自身が所有するマンションに関するカンタンな情報を入力するだけで最適な不動産会社をシステムが自動的にピックアップしてくれます。

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複数の不動産会社がピックアップされたら、ここでは絞り込まずに、できるだけ多くの会社の査定を受けることが成功のポイントです。

不動産会社によって査定額が異なるからです。

そのうえで、マンション売却の実績が豊富な信頼できる不動産会社を見つけましょう。それがスピーディーかつ高く売却するためのコツです。

まとめ

マンションの売却にはおおよそ3~4か月かかるため、住み替えなどで転居のタイミングが決まっている方は、早めに行動を起こしましょう。

また、売却期間をできるだけ短縮するには、「不動産会社選び」「不動産会社との契約の種類」が重要です。

一括査定サービス「不動産売却 HOME4U(ホームフォーユー)」を利用することで、マンション売却に適した不動産会社を簡単に見つけることができます。

しっかりと不動産会社を選び、適切な媒介契約を結び、ぜひ短期間での高額売却を目指してみてください。

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