不動産売却に最適な時期ってあるの?売り時を判断するポイントとは

不動産売却に最適な時期ってあるの?売り時を判断するポイントとは

初めて「不動産を売却したい!」と思ったとき、「今が売り時なのか」「もっと適切な時期があるのか」といったことが心配になりますよね。せっかくなら、「なるべく高く、早く、上手に売りたい!」と思うのは当然です。

そもそも、不動産の売却に最適な時期ってあるのでしょうか。

今回は、不動産をより高く早くできる時期の判断の仕方や考え方について、ご紹介して行きます。 ぜひ参考にしてください。

不動産の売却について基礎から詳しく知りたい方は『【不動産売却の基本】最初に始めることや売却の全体像』『不動産売却の流れと期間』も併せてご覧ください。

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1. 不動産を売却しやすい時期ってあるの?

1-1.人が動く時期が狙い目!

不動産が売れやすい時期としてよくいわれるのが「人が動くとき。1月〜3月、9月〜11月は子どもの入学や進学、転勤などに合わせて住まいを探す人が増えるからです。

また、賃貸住宅の更新のタイミングでマイホームを持ちたいと考える人もいますよね。こうした時期は需要が多いことから、家を売り出せば多くの人の目に触れやすいといえるでしょう。

ただ流通する物件の量も増える傾向にあるため、需要は多いものの必ずしも高く売れるとは限りません

ではそれ以外の時期はダメなのかと言ったら、そんなことはありません。不動産は希望のエリアや予算を決めて、「条件に合う家が出てくれば購入したい」と待ち構えている人もいるので、「人が動く時期」ほど活発ではなくなりますが、取引としては一年中可能です。

1-2. 景気動向、税制改正などをチェック!

家を買うときには住宅ローンを借りる人が大半なので、低金利であるというのは大きなメリットです。さらに税制の優遇がある、給付金が受けられるなどの制度があれば、購入の追い風となります。

また、消費税アップ前など、税制改正に合わせて行動を起こす人もいます。そのときの景気動向や税制についても把握しておきたいものです。

このほか、東京のマンションでは次のようなこともいわれています。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてマンション価格は高騰していますが、開催後には下落するというものです。地域によってはそれ以前に下がる可能性があるという指摘もあります。

これからも上がるかもしれないからゆっくり待つとか、下がり始めて慌てて売る、というのはなく、上がっている今のうちに売るということも考えてみてくださいね。

マンションの場合

公益財団法人東日本不動産流通機構のデータによると、この1年で売却が成約した首都圏(特に都市部)のマンションの坪単価は前年より上昇しています。
首都圏のマンションについては総じて「今が売り時」と考えて良いでしょう

出典:公益財団法人東日本不動産流通機構 月例速報「Market Watch」

一戸建ての場合

同じデータで中古一戸建ての場合の成約価格は、築20年以内が3000万円台、築20年超は2000万円台。取引が多いのは築11〜15年となっています。やはり20年を超えると価格がかなり下落することになるのです。木造の住宅は築20年、RC造などの耐火建築物は築25年を超えると、買い手が住宅ローン控除を利用できないというデメリットもあります。

物件の立地や間取りなどによっても価格は異なりますが、高く売却するなら築10〜15年ぐらいまでを目安にしたいものです。築10年を過ぎると、設備が壊れたりして修理やリフォームが必要なケースもあります。

とはいえ、一戸建ての場合、家族のご都合で「よし15年経つまえに売るぞ!」とはなかなかいかなかったり、この記事の読者の方の中にはすでに15年以上経過している方もいらっしゃると思います。

それはそれで仕方のないことですので、「15年以上経ったからもうダメだ」とは思わずに、不動産会社と持ち家の良いところや良く見せるコツなどを相談して、売却活動を進めてみてください。


出典:REINS TOWER
不動産取引の動向については、公益社団法人東日本不動産流通機構のサイト「REINS TOWER」にもありますので、参考にしてください。

3. 希望時期に売るための準備とは?

では、スムーズに売却するためには、実際にどう動けばよいか、売却の流れをご紹介します。

ここでもっとも重要なのは「2・不動産会社に査定を依頼する」のプロセスです。たくさんある不動産会社の中からどこに依頼すればいいか分かりませんよね。

「テレビCMで見るような有名企業で良いんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、実は皆さんがあまり知らないような街の不動産屋さんの方が高く上手に売ってくれるケースもあるので、安直に考えるのは禁物です。

そこで利用したいのが、インターネット上で簡単に「大手から街の不動産屋さんまで一括で査定の依頼ができるサービス」です。インターネットの不動産一括査定サービスHOME4U(ホームフォーユー)は、物件の情報を入力すれば、その物件に適した複数の会社を自動的に見つけてくれます。

それらの会社に査定をしてもらい、一番高く売ってくれそうで、安心して任せられそうな会社を選べば良いのです。

不動産会社の選び方は、当サイトのこちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

2023年冬│不動産売却を依頼する会社はどこがいい?おすすめの売買仲介会社10社

不動産売却は引き渡しまで早くても3か月、一般的には半年程度かかるものです。すぐに売れるとは限らないので、希望時期に売るためにはなるべく早く行動を起こしたほうが安心でしょう。

4. まとめ

それではおさらいです。
中古住宅は築年数が経過するほど価値が下がるのが一般的なので、少しでも早く売るほうが高く売れます

不動産が多く流通するのは、入進学や転勤などがある春や秋で、景気動向や不動産取得の際の税制、消費税アップといったことも行動を起こすきっかけになりますが、条件に合う家があれば買いたいと思っている人もいるので、売却はいつの時期でも可能です。

「いつが売りやすいか」ということも気になりますが、一番大切なのは「自分たちがいつまでに売りたいか」です。売却を決めてから、実際に引き渡しをするまでは一般的に3〜6か月程度必要です。意外と時間がかかるので、早めに行動を起こしましょう!

まずはインターネットで気軽にできる一括査定から始めてみることをおすすめします。

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