デベロッパー別の高級マンションブランド格付け!選ぶ際のポイントも紹介

デベロッパー別の高級マンションブランド格付け!選ぶ際のポイントも紹介

ブランドマンションは一般的なマンションとは異なり、都心や駅近などの好立地を中心に供給されています。

高品質なデザイン性のほか、購入後も資産価値が落ちづらいメリットがあります。その反面、購入費用が高い傾向があります。本記事では、ブランドマンションの購入や売却を考えている方へ向けて、デベロッパー別の特徴を解説します。

この記事を読むとわかること
  • デベロッパー別の高級マンションブランド紹介
  • ブランドマンションを購入するメリット・デメリット
  • ブランドマンションを選ぶ際のポイント
「マンションを売りたい」と悩んでいる方へ
  • 「マンションを売りたいけど、どうしたらいいか分からない方」は、まず不動産会社に相談を
  • 「不動産一括査定」なら複数社に査定依頼でき”最高価格”が見つかります
  • 「NTTデータグループ運営」のHOME4Uなら、売却に強い不動産会社に出会えます

1. デベロッパー別の高級マンションブランド紹介

デベロッパー別の高級マンションブランド紹介

1-1. 住友不動産|グランドヒルズ、シティハウス

住友不動産は、400年以上の歴史を持つ住友グループの総合不動産会社です。

マンション事業においては、「光景(シーン)となる象徴(シンボル)」をコンセプトに、首都圏、近畿圏をはじめとした大都市圏を中心に、誰もが憧れるような街のシンボルとして品良く際立つ新築・分譲マンションづくりを行っています。

そのため、グッドデザイン賞を多数受賞しており、高品質で洗練されたデザインが特徴的です。またリフォーム事業も行っているため、アフターサービスにも定評があります。

グランドヒルズ

グランドヒルズ

出典:“グランドヒルズ元麻布”. 住友不動産

「グランドヒルズ」は、住友不動産が提供するマンションブランドの中でも最高峰といわれるブランドです。

港区、渋谷区、千代田区など、希少性の高い都心一等地に立地し、街並みに調和した重厚かつ上質な外観デザインが目を引きます。

住まいの快適性とグレードの高さを追求した仕様になっており、ハイグレードマンションに相応しい高級感あふれる共有スペースを備えているほか、きめ細かな24時間コンシェルジュサービスを提供するなど、住まう方に良質な暮らしとステイタスをもたらします。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2021年12月 6年 東京都港区元麻布3丁目 75.8平米 西向き 264万円 19,980万円
2021年12月 20年 東京都千代田区一番町 78.16平米 東向き 198万円 15,500万円

シティハウス

シティハウス

出典:“シティハウス世田谷桜丘”. 住友不動産

シティハウスは、住友不動産のマンションシリーズのメインブランドです。

住友不動産のマンションは、都心部の駅前への供給が多く、生活利便性が高いうえ、建物完成後であっても、無料で複数の種類から、間取りやインテリアカラーが選択できる「カスタムオーダーマンション」と呼ばれる独自システムを採用している物件が豊富な点も大きな魅力になっています。

居住スペースは幅広い世代が使いやすいように配慮されたユニバーサル仕様になっており、ハイクオリティな都市型集合住宅を実現しています。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2022年1月 23年 東京都千代田区四番町 82.32平米 南東向き 216万円 17,800万円
2021年8月 21年 東京都中央区新川 70平米 南西向き 111万円 7,800万円

1-2. 三井不動産|パークタワー、パークコート

三井不動産は高いブランド力と品質を誇る、日本最大級のデベロッパーです。

2021年時点でマンション分譲戸数は約23万個、仲介件数は35年連続ナンバーワンという圧倒的なブランド力を誇ります。

「つねにニーズの一歩先を見据えた街づくり」をコンセプトに、「不動産×テクノロジー」を組み合わせた新しいライフスタイルを創出し続けています。

北海道、東北、関東、東海、関西、九州と、全国で新築・分譲マンションを展開しています。

パークタワー

三井不動産のブランドマンションである「パークタワー」は都心一等地に立地する高層マンションです。

都心一等地にあることから、駅近で周辺環境が良好なマンションが揃っています。

また、単なるタワーマンションではなく、住む人々の生活を豊かにするような設備、環境が整っています。長期的な視点での管理体制も充実しているため、建物維持管理も安心です。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2022年2月 21年 東京都千代田区神田神保町 53.47平米 西向き 196万円 10,500万円
2022年1月 16年 東京都品川区上大崎 62.31平米 東向き 201万円 12,500万円

パークコートは三井不動産レジデンシャルの都市型ハイグレードマンションシリーズです。

歴史ある都心の住宅街に立地し、「本格邸宅」をコンセプトに、都会ならではの感性豊かな日々を過ごせることを目指した、品格のあるデザイン・仕様となっています。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2021年2月 34年 東京都世田谷区弦巻 87.62平米 南西向き 112万円 9,780万円
2021年11月 33年 東京都世田谷区上用賀 82.48平米 北向き 95万円 7,850万円

1-3. 野村不動産|プラウドタワー、プラウドシティ

1957年創業の野村不動産は総合デベロッパーとして、住宅をはじめオフィスビルや商業施設、物流施設など幅広く事業展開しています。

東京・芝浦エリアに2030年、オフィス・ホテル・商業施設・住宅などで構成されるツインタワーを竣工予定の「芝浦プロジェクト」も手がけています。

住宅事業においては、「お客さまの未来を想う」をブランドビジョンに掲げた分譲マンション「プラウド」を中心に、一戸建てや賃貸マンションなど多彩な住まいを提供しています。

プラウドタワー

プラウドタワー

出典:“プラウドタワー相模大野”. 野村不動産

プラウドタワーは「時代の先をいく住みやすさ」「想像を超える美しさ」を追求した、街のランドマークになりうる高層マンションブランドです。

「安心と安全」、「機能性と心地良さ」、「床井と共に深まるデザイン」、「環境と未来への対応」、「豊かな暮らしへのエスコート」の5つを叶える住まいづくりに注力しています。

また、独自のマニュアルにより「震災」「火災」「水害」といった災害に備える住まいを実現しており、共用部には防災倉庫を設置し、物件引き渡しの際は、防災備品の納品も行っています。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2022年2月 16年 東京都品川区東五反田 83.09平米 西向き 175万円 14,500万円
2022年3月 5年 大阪府大阪市中央区高麗橋 70.19平米 西向き 113万円 7,960万円

プラウドシティ

プラウドシティ

出典:“プラウドシティ方南町”. 野村不動産

プラウドシティは、数百~1,000戸以上の大規模マンションを供給するブランドシリーズです。

製造、販売、管理の3つを一本化した「製・販・管」の一貫体制を構築し、商品企画・設計・品質管理・販売・アフターケアといったあらゆる工程において、常に検証や改善を行い、より安心・安全な住まいを目指しています。

また、「プラウドシティ大田六郷」には、ライブラリースペースを設置するなど共用設備が充実しており、そのゆとりあるデザインや住環境は高い評価を得ています。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2021年12月 20年 東京都豊島区上池袋 63.79平米 北西向き 106万円 6,790万円
2022年3月 4年 東京都三鷹市下連雀 74.65平米 西向き 100万円 7,480万円

1-4. 大京 |ライオンズマンション

大京は、1960年に創業された総合不動産会社です。

ライオンズマンションの第一号「ライオンズマンション赤坂」が発売されたのは1968年で、1978年にはマンション事業主別発売戸数で初の全国第1位に輝き、以降29年間連続して、首位をキープし続けました。

宅配ボックスや共用玄関のオートロックシステムを初めてマンションに採用したのも大京です。

また2022年12月時点で、マンションの分譲数は累計で46万戸を超え、2023年3月時点で管理を受託するマンション数も全国54万戸を超えています。

ライオンズマンション

ライオンズマンション

出典:“ザ・ライオンズ池袋”. 大京

「ライオンズマンション」は、2023年4月10日に「THE LIONS(ザ・ライオンズ)」にブランド名称の変更を行いました。

「200年住める住宅づくり」に注力していることから、耐久性・耐震性が優れているほか、高性能かつ効率の良いエアコンや給湯器といった設備で、電気やガスをあまり使わず、保湿性が高い住まいを目指した未来のスタンダード「ZEH-M(ゼッチ・マンション)」を推進しています。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2021年10月 25年 東京都港区西麻布 53.43平米 西向き 122万円 6,500万円
2021年1月 23年 東京都港区南青山 207.58平米 南東向き 187万円 38,800万円

1-5. 三菱地所レジデンシャル|ザ・パークハウス、ザ・パークハウスグラン

「まちづくりを通じた社会貢献」を使命に、マンションを中心とした住まいづくりを行う住宅デベロッパーです。

業界トップクラスの戸数を誇る分譲マンションブランド「ザ・パークハウス」のほか、住まいの品質を徹底して追求した「ザ・パークハウス ステージ」を展開し、事業エリアを緻密に選定し、顧客のニーズを反映した付加価値の高い住宅を提供しています。

ザ・パークハウス

三菱地所が供給するマンションブランドの中で、最もスタンダードなマンションシリーズがザ・パークハウスです。

幅広い世帯のニーズに応じ、それぞれの暮らしにフィットする、どんな時でも安心して上質な暮らしを実現できるマンションづくりを徹底しています。

また、「街と調和し、美しく時を重ねていく」をコンセプトにデザインされた、街と調和した外観にも定評があります。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2023年8月 13年 東京都足立区足立 70.66平米 南向き 89万円 6,280万円
2020年7月 12年 福岡県福岡市中央区 84.28平米 南西向き 57万円 4,830万円

ザ・パークハウスグランは、ザ・パークハウスシリーズの中でもフラッグシップにあたるブランドです。

主に都心のみに厳選して供給し、立地や利便性、設備・仕様において「都心の最高水準」を追求しています。土地の風土や歴史と調和し、時を経つにつれて深みが増していく、美意識や五感に響く理想の住まいをカタチにしたマンションブランドだといえます。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2021年12月 5年 東京都港区南青山 105.97平米 南東向き 376万円 39,800万円
2021年1月 11年 東京都港区南青山 99.52平米 南西向き 184万円 18,300万円

1-6. 東京建物|Brillia(ブリリア)

東京建物は、設立125年を超える総合不動産デベロッパーです。

マンションのみならず、都市開発や商業施設など、幅広い不動産事業を展開しています。

「信頼を未来へ」という企業理念のもと、顧客や社会のニーズに応える提案に注力し、課題解決に向けて取り組んでいます。

主に関東(特に東京)を中心に、愛知、関西などで新築・分譲マンションを展開しています。

ブリリア

ブリリアは「洗練と安心」を理念としたマンションブランドです。

暮らしに寄り添う住まいのトータルブランドとして、建物の開発、提供だけでなく仲介からアフターサービス、ライフサポートまで幅広いサービスを展開しています。

建物の色彩、素材、シルエット、時が経っても色褪せない経年劣化へ配慮された仕様となっており、生活に豊かさを感じるデザインを実現しています。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2020年9月 12年 兵庫県神戸市東灘区向洋町中 74.69平米 西向き 33万円 2,490万円
2022年1月 20年 東京都新宿区白銀町 39.64平米 南西向き 133万円 5,280万円

1-7. 森ビル|MORI LIVING

森ビルは東京都港区を中心に大規模開発で街づくりを行っています。事業内容は、オフィス事業や住宅事業をはじめ、商業、芸術・文化、イベントスペース、コンサルティングなど多岐にわたります。

また、「都市と自然の共生」「都市の脱炭素化」「資源循環型の都市」を推進し、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。

森ビルのマンションブランド「MORI LIVING」は、高級な住宅を意味するだけの名前ではなく、「東京の新しいライフスタイル」の名前でもあります。

東京や日本という枠組みを超え、新しい発想と暮らすイメージを持てる、ほかでは体験することができない「MORI LIVING」ならではの管理・運営サービスを提供しています。

サウナやジャグー、プールなどが設置された会員制スパ「ヒルズスパ」や、居住者限定のイベントといった森ビルグループ関連施設や提携サービスをお得に利用できる「特典プログラム」も用意されています。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2022年2月 25年 東京都渋谷区神山 156.7平米 南向き 271万円 42,500万円
2022年2月 9年 東京都港区六本木 195.65平米 東向き 337万円 66,000万円

1-8. 森トラスト|フォレセーヌ

森トラストの不動産事業は、ランドマーク性を有する、大型複合都市開発を東京都心部に重点を置いて手がけているのが特徴です。

分譲マンションは、港区、千代田区、中央区などの格式の高い一等地にこだわり、贅沢な空間使い、風格と落ち着きのある意匠、きめ細かなサービスを実現した、高級レジデンスを提供しています。

また、環境への配慮、地震に対するさらなる安全性強化を目指し、最新の設備や技術の導入にも注力しています。

フォレセーヌ

フォレセーヌは、森トラストの高級マンションシリーズです。

「フォレセーヌ」はフランス語の「FORET(森)」と「舞台・環境SCENE(情景)」を組み合わせた造語で、「森の情景」を意味します。

すべてのマンションが中低層で、武家屋敷跡など厳選された高台に位置し、戸建て住宅の感覚で生活できます。

管理スタッフのきめ細かなサポートはもちろん、常に先進のセキュリティ導入し、豊かさと安心感のあるホテルライクな生活を提供しています。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2019年5月 18年 東京都目黒区平町 151.27平米 南東向き 138万円 20,800万円
2021年11月 15年 東京都港区赤坂 267.91平米 北西向き 253万円 67,800万円

1-9.東急不動産|BRANZ(ブランズ)

東急不動産は、東急不動産ホールディングスグループの総合不動産企業です。都市事業をはじめ、住宅事業、インフラ・インダストリー事業などを展開しています。

マンション事業においては、持続可能な快適な暮らしと、環境貢献が可能な新たな発想や仕組みを取り入れた環境先進マンションを実現しています。

ブランズ

ブランズ

出典:“ブランズ目黒諏訪山”. 東急不動産

「ブランズ」は「環境先進マンション」をテーマに展開されているマンションブランドです。

「環境先進マンション」とは、「持続可能な心地よい暮らし」と「環境貢献実現」の両方を取り入れたマンションのことです。

ブランズは首都圏をはじめ、関西や名古屋、札幌といった都心部を中心に展開しています。

東急不動産系列や提携先によるオンライン医療相談、家事代行などの多彩なサービスや、ショッピング・スポーツ・レジャーの優待が受けられるのも魅力のひとつです。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2019年4月 16年 東京都品川区東大井 46.57平米 南東向き 103万円 4,780万円
2021年11月 5年 東京都千代田区神田錦町 28.19平米 北東向き 166万円 4,680万円

1-10.積水ハウス |グランドメゾン

260万戸超の建設住宅を誇る積水ハウスは、住む方と環境の両方を考えて、その街の財産となるような住まいを目指しています。

周辺環境と調和しながら、時の経過と共に風格が増していくようなデザインで、「家族の誰もが安心して暮らせる」を実現しています。

主に首都圏、関西、中部、福岡で展開しています。

グランドメゾン

積水ハウスの「グランドメゾン」は、高品質な分譲マンションブランドとして、長きにわたり支持を得ています。

交通至便かつ安心・安全で、歴史と環境を兼ね備えた土地に立地しているのがポイントです。

「生涯住宅思想」に基づいた年齢問わずいつでも快適な住まいを確立し、移動の障害となる段差を解消したり、エレベーターには誰でも手が届く位置にボタンを配置したりしています。

さらに年月が経つほど美しさや味わいが増す、その土地でしか採れない天然石やオリジナルのタイルを採用するなど、細部に至るまで環境と人にやさしい素材にこだわっています。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2019年7月 43年 東京都千代田区麹町 53.38平米 西向き 112万円 5,980万円
2021年11月 25年 東京都渋谷区富ヶ谷 68.36平米 北東向き 175万円 11,980万円

1-11.長谷工|BRANCHERA(ブランシエラ)

長谷工不動産は、首都圏を中心に全国各地で分譲マンション企画から販売までトータルに手がける会社です。

長年の分譲マンション建設で培ってきた技術力と豊富な実績を活かし、主軸の分譲マンションにとどまらず、不動産開発事業のほか、多岐にわたるライフスタイルに応えるコンセプト賃貸マンションなど、幅広い事業を展開しています。

ブランシエラ

ブランシエラ

出典:“ブランシエラ道後樋又”. 長谷工不動産

長谷工不動産の「ブランシエラ」は、フランス語で「流行の先端を行く」という意味の「BRANCHE(ブランシェ)」と、イタリア語で「時代」を意味する「ER(エラ)」を組み合わせた、新しい価値を届けられる、先端のマンションでありたいという想いが込められたブランドです。

ブランシエラには3つのシリーズがあります。好立地で先進性を携えた品格ある佇まいの「THE BRANCHERA」、明確なコンセプトを掲げて設計された「BRANCHERA DELIGHT」、最新の技術やサービスを取り入れたスタイリッシュな「BRANCHERA」です。

いずれも数十項目におよぶ社内基準をクリアした土地にだけ立地しています。さらにこれまでの実績やノウハウを集結した長谷工ならではの防災マネージメントシステムを採用しており、ハード・ソフトの両面から災害に強いマンションづくりを行っています。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2023年2月 4年 東京都大田区南六郷 63.79平米 南向き 106万円 6,780万円
2024年1月 2年 福岡県大野城市錦町 78.69平米 南東向き 62万円 4,880万円

1-12.大和ハウス|PREMIST(プレミスト)

大和ハウスは、1977年のマンション事業開始以来、資産価値はもちろんのこと、環境・社会のほか、地域への貢献に配慮した付加価値の高いマンションの供給を目指しています。

「快適性」と「安全性」を重視した設計により、高い断熱性能を持つ価格以上の価値が感じられる、注文住宅と同等の品質の住まいを実現しています。

マンション建設以外にも、注文住宅や賃貸住宅、環境エネルギーといった幅広い事業を手がけています。

プレミスト

大和ハウスが展開する「プレミスト」は、何よりも住まう方の想いに寄り添い、キッチンや洗面室の動線・収納を使いやすくリンクしたり、2つ以上の部屋とつながりアクセスの良い収納「リンククローク」を設置したり、ハウスメーカーとしてのノウハウを生かしたマンションを供給しています。

さらに居住継続プラン「D-LCP(Daiwa House Life Continuity Plan)」により、地震や水害などが起こった際に家族の身の安全と暮らしを守り、災害のあとも永く住み続けられる設備や防犯備品を備え、日頃のコミュニティづくりを含めたサポート体制を確立しています。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2020年3月 10年 福岡県久留米市篠原町 103.14平米 南向き 41万円 4,180万円
2022年9月 2年 東京都港区高輪 33.89平米 北西向き 221万円 7,480万円

1-13.伊藤忠都市開発|CREVIA(クレヴィア)

伊藤忠都市開発は、伊藤忠グループの総合不動産デベロッパーです。

ブランドマンション「クレヴィア」のほか、オフィスビルや物流施設、学生ドミトリーなど、あらゆる領域で不動産事業を展開しています。

クレヴィア

伊藤忠都市開発が手がける「クレヴィア」は、「創造力と創造性」を意味する「Creativity」と、「道」を意味する「Via」を掛け合わせた造語です。

伊藤忠グループとしてのトータルの視点と事業推進力や創造力を活かし、ライフステージに合わせて間取りを変えられるプランや、調理時の動線効率を検証して開発されたキッチンなど、独自のプランニングや商品企画が高い評価を得ています。

クレヴィアは主に首都圏と関西で展開しており、多数の物件や企画商品でグッドデザイン賞を受賞しています。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2022年2月 16年 東京都豊島区南大塚 31.57平米 北東向き 136万円 4,280万円
2022年1月 4年 東京都中央区湊 45.22平米 西向き 132万円 5,980万円

1-14.飯田グループHD|センチュリー

飯田グループHDは、新築分譲戸建ての供給数が日本ナンバーワンの企業です。全国で400店舗以上の拠点を持ち、地域密着型のネットワークで幅広い顧客から支持を得ています。

土地の仕入れから造成、計画、設計、施工、販売、アフターサービスまで、飯田グループHDが一貫して行っているため、低価格で好立地、高品質な住宅を実現しています。

センチュリー

センチュリー

出典:“センチュリー国分寺悠凛”. 飯田グループ

飯田グループHDが展開する「センチュリー」は、東京や神奈川、埼玉を中心に展開しているマンションブランドです。

飯田グループHDの特徴である、戸建分譲住宅で培ってきたノウハウと、日本一の圧倒的なスケールメリットを活かし、地域特性に合った「より良質で安価な住宅」の提供を目指しています。

単身用マンションからファミリーマンションまで幅広いプランニングを用意しています。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2017年12月 37年 埼玉県さいたま市見沼区東大宮 63.51平米 南向き 21万円 1,320万円
2022年1月 19年 東京都北区滝野川 55.74平米 東向き 68万円 3,780万円

1-15.オープンハウス│オープンレジデンシア

オープンハウス・ディベロップメントは、全国分譲マンション供給数2年連続ナンバーワン(2021年、2022年)を獲得したデベロッパーです。

主に都心部で駅近のマンションを強みとしており、土地の仕入れから、企画、開発、販売までを一貫して行い、各々のニーズに合った等身大の住まいづくりを目指しています。

主に関東、愛知、福岡で展開中です。

オープンレジデンシア

オープンレジデンシア

出店:“オープンレジデンシア千駄木フロントコート”. オープンハウス

オープンレジデンシアは、適正価格で提供するための工夫を凝らした都心の好立地に建つマンションシリーズです。

常識にとらわれない発想をもとに、不要な部分をカットし、安全面にかかわる構造部分や、外観・素材の細部にまでこだわり、洗練された住空間を実現しています。

そのため、中古でも資産価値を維持しやすく、住み替え時も好条件で売却できる傾向があります。

オープンレジデンシアは、主に「自分にとって価値ある選択をしたい方」から支持を得ています。

【売り出し事例】
販売開始月 築年 エリア 広さ 方角 平米単価 価格
2022年3月 4年 愛知県名古屋市西区名駅 27.33平米 北向き 90万円 2,450万円
2022年1月 4年 東京都渋谷区代々木 74.52平米 北東向き 161万円 11,980万円

2.ブランドマンション購入のメリットは「品質の良さ」と「資産価値が低下しにくい」こと

ブランドマンション購入のメリットは「品質の良さ」と「資産価値が低下しにくい」こと

マンションの中でも、ブランドマンションを購入するメリットは、品質の良さと資産価値が低下しづらい点にあります。

品質の良さとは具体的にどのようなことなのか、資産価値が低下しづらいことで売却時にどのような影響があるのかを解説します。

2-1.品質が高く住みやすい

ブランドマンションは企画から開発、施工、販売管理までを大手のデベロッパーが一貫して行うため、高い品質基準を実現できます。

したがって、ブランドマンションは一般的なマンションと比べて、日常生活をより快適に過ごせるような住環境が整っています。デザイン性や機能性が優れている点も、住み心地の良さにつながっています。

さらに、ブランドマンションは都心の駅近に建てられていることが多く、交通至便で周辺環境も充実しており、生活するうえで便利です。

2-2.資産価値が低下しにくく将来的に高値で売れやすい

前述したように、ブランドマンションは立地や住環境、周辺環境が良好です。

加えて、供給数に限りがあり希少性が高いほか、大手デベロッパーのブランド力による信頼性や安心感があることから、資産価値が低下しにくいといえるでしょう。

一般的には築年数の経過と共に建物の資産価値は減少する一方ですが、ブランドマンションの場合は築年数が古くなっても、相場より高値で売れる可能性が十分にあります。

3.ブランドマンション購入のデメリットは「購入費・維持管理費が高い」こと

ブランドマンション購入のデメリットは「購入費・維持管理費が高い」こと

品質や資産価値が高い一方で、購入費や維持管理費の高さが気になるところです。

一般的なマンションと比較してどのくらいの差があるのでしょうか。

ここでは、維持管理費が高くなる理由について解説します。

3-1.一般的なマンションよりも高額になる

ブランドマンションは、一般的なマンションよりも高額になる傾向があります。

価格が高い要因は、以下の理由が挙げられます。

  • 駅近や都心部に建設されるため、建設費用や土地取得費用が高額になる
  • 品質が良く、高級感のある設備やデザインにするため、コストがかかる
  • ブランド力や信頼性が価格に反映する
  • マンションの管理体制を維持するためのコストがかかる

駅近や都心部などの立地は、建設費用や土地取得費用のほか、希少性も影響していると考えられます。

上記の費用が反映されるため、一般的なマンションと比較して10%~30%ほど価格が高いとされています。

3-2.設備が充実している分、維持管理費が高い

設備が充実している点はブランドマンションの良さでもありますが、やはり維持管理費は高くなります。

安全性を重視した24時間セキュリティやコンシェルジュサービスなどは、コスト負担が増えます。

また、マンションによってはラウンジやプール、フィットネスジムといった共用設備があり、定期的な修繕工事などのメンテナンスが必要となるため、維持管理コストがかかります。

なお、維持管理にかかるコストは、管理費や修繕積立金という形で毎月徴収されます。

そのため、物件購入価格だけでなく毎月支払う費用も一般的なマンションと比較して高いといえるでしょう。

4.ブランドマンションを選ぶ際のポイント

ブランドマンションを選ぶ際のポイント

ブランドマンションを選ぶ際は、以下2つのポイントを確認しましょう。

4-1.立地条件が良いか

ブランドマンションの中でも、立地条件の良い物件を選びましょう。

ブランドマンションの多くは立地の良い場所に建てられていますが、中でも「駅直結」や「徒歩1~2分」といった駅近物件は、築年数に関係なく人気が集中しやすく、高値で売却できる可能性が高いです。

一方、近年は都心のみならず郊外にもブランドマンションが増えています。しかし、都心部のブランドマンションと比較すると資産価値低下のリスクがあるでしょう。

特にマンションの需要が高くないエリアの場合、売り出しても長期間売れずに価格だけが下がり続けるケースもあります。

売却時の資産価値を考えると、やはり立地の良いブランドマンションを選んだほうが安心です。

4-2.高層階で日当たりが良いか

資産価値を意識するなら、立地だけでなく「高層階で日当たりが良いか」も重要です。

高層階で日当たりが良い部屋は、マンション全体でも戸数が少なく人気です。希少性も高いことから、資産価値が低下しにくく、高値で売れる可能性もあります。

ただし、低層階や日当たりが良くない部屋と比較すると、購入価格が高くなる点に注意が必要です。

また、高層階であっても周辺に同じようなマンションが複数建っている場合は、眺望を遮られることで高値がつかないケースもあります。供給過多な状態だと売り出しても買い手が見つかりにくいため、周辺のマンション建設計画もチェックしておきましょう。

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まとめ

デベロッパー別でマンションブランドの特徴について解説しました。

デベロッパーごとに、強みとしている分野や領域、供給エリアは異なります。しかし、ブランドマンションの多くは都心を中心とした好立地に展開しています。

そのため、購入費用は高くなりますが、その分、安心して暮らせる住環境であるほか、周辺環境も良好で利便性に優れています。

また、一般的なマンションよりも資産価値が低下しにくい点もメリットです。将来的に売却することになったら「高く売りたい」という方は、ブランドマンションを選択肢のひとつとして検討してみましょう。

「マンションを売りたい」と悩んでいる方へ
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