引渡を受けた後に、雨漏りがあった場合等は誰が修理するのですか？

住宅の引き渡し後に雨漏りなどの不備が見つかった場合は、原則として「契約不適合責任」（旧・瑕疵担保責任）に基づき、売主が修理の責任を負います。
具体的には、引渡し後一定期間内（通常は2ヶ月程度。ただし売主が宅建業者の場合は最長2年）に発見された「雨漏り」や「シロアリ被害」「構造上重要な部分の腐食」「給排水設備の故障」などの欠陥が対象となります。
ただし、買主が事前にその不備を知っていた場合は、修理義務の対象外となります。問題が発覚した場合は速やかに売主に通知し、適切な対応を求めることが大切です。
契約書の内容によっても対応が異なるため、不明点があれば専門家や担当者に相談してください。

購入活動についてのよくある質問

所有者が居住中の場合、間取りのイメージがつかないのではありませんか？

所有者が居住中の中古住宅を内覧する場合、家具や生活用品が置かれているため、間取りのイメージを掴みにくいと感じることがあります。
しかしその一方で、実際の暮らしぶりを見ることができ、生活動線や部屋の使い…

中古住宅の場合、内装リフォームは誰がするのですか？

中古住宅の内装リフォームは、基本的に引渡し後に買主様がご自身の負担で行うことが一般的です。
売主様が居住中のまま売りに出すケースが多いため、工事がしにくいことや、リフォームの好みが個人差が大きいことか…

中古住宅の場合、室内のエアコンや照明器具などの設備はそのまま使えるのですか？

原則として、新築時や分譲時に建物に付帯していた設備以外は、売主が取り外します。
そのため、埋め込み式のエアコンや造り付けの照明器具以外は基本的に使用できません。
ただし、売主が好意で残していく場合もあ…