媒介契約は、どんな種類がありますか?
不動産を売却する際に不動産会社と結ぶ「媒介契約」には、大きく分けて3つの種類があります。
1つ目は「専属専任媒介契約」で、特定の1社のみに仲介を依頼し自分で買主を見つけて直接取引することはできません。
2つ目は「専任媒介契約」で、こちらも1社のみに依頼しますが自ら買主を見つけて取引することは可能です。
最後は「一般媒介契約」で、複数の会社と同時に契約でき自分で買主を見つけて直接取引することもできます。
それぞれ、契約期間や報告義務、物件情報の登録義務などに違いがあるため、売却の方針や希望に合わせて適切な契約形態を選ぶことが大切です。
売却活動についてのよくある質問
家が売れないときにどうすればよいですか?
物件がなかなか売れないときには、まず担当の不動産会社にその原因をしっかり確認しましょう。
内覧後に申し込みがない場合は、改善すべき点を整理することが重要です。
たとえば、掃除の不備や整理整頓が足りてい…
リフォームしてから売却した方が高く売れますか?
一般的に築20年以上の物件ではリフォームを施すことで早く、かつ高く売却できるケースが多いと言われています。
ただし、古さを気にしない場合や自分でリフォームしたい買主にとってはリフォームをしない方が好ま…
相続の場合、売却のタイミングは相続前と相続後のどちらが良いですか?
相続した不動産を売却する場合は、相続後3年以内に売却することをおすすめします。
「相続税の取得費加算の特例」という制度があり、これは相続税の申告期限(相続開始から10か月)の翌日以後3年以内に譲渡した…
夫婦で共有名義になっている場合に必要な手続きはありますか?
夫婦で共有名義になっている不動産を売却する場合、契約書の締結や登記に関する手続きは、原則としてそれぞれの名義人ご本人が行う必要があります。
そのため、売却手続きの際には、お二人それぞれの実印および印鑑…
エアコンなどの設備に不具合があります。売却前に修理が必要ですか?
売買契約時には、不動産会社が「附帯設備表および物件状況等報告書」を用いて、エアコンなどの設備の状態を確認できるよう手続きを進めます。
この際に、設備の不具合について事前に修理を行うか、撤去するかを買主…
不要な家具があります。全部処分しないとダメですか?
不動産を売却する際は、原則として空き家の状態で引き渡すことになります。
そのため、不要な家具や家財の処分は通常、売主の負担となります。
処分方法としては、引越し業者に引き取ってもらう、リサイクルショッ…