
急な転勤や海外赴任など、様々な事情で自宅マンションを貸すことを検討し始めると、まず気になるのは「いくらの賃料が得られるのか」ですよね。
でも、いざ家賃相場を調べようとしても、その方法が分からないという人も多いのではないでしょうか。マンションを適切な家賃で貸すためには、事前に家賃相場を知っておくことがとても重要になります。収支計画を立てるのにも役立ちます。
そこで今回は、マンションを貸すことになったら最初にやっておきたい家賃相場の調べ方について紹介します。
実際に貸す時にどうやって不動産会社を探したら良いのかもあわせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
1. 一番カンタン!賃貸情報サイトを活用する
あなたのマンションの家賃相場を調べる方法として一番カンタンなのは、「賃貸情報サイトで類似の物件を探してみる」という方法です。
たとえば、常に600万件近い物件を掲載している「賃貸住宅HOME4U」で調べてみると良いでしょう。
貸したいマンションのあるエリアで同じような間取り、築年数のものをチェックしてみてください。頭で思い描くよりも、よりリアルな数字を目にすると、収支計画も立てやすくなりますよね。
設備や方角等もあわせて確認し、掲載物件より優位な点があるのか、それとも値引きしなければいけなそうな点があるのか、具体的にしっかり見て、地に足の着いた収支計画に繋げていくことがベストです。
2. 貸すことが具体的になってきたら「一括無料相談」を利用しよう
では、実際にマンションを貸すということが具体的になってきた時、どうやって不動産会社を探したら良いでしょう?
というか、そもそも3種類の貸し方 があることをご存知ですか?
初めてマンションを貸す方は、貸し方の違いをご存知ない方もたくさんいらっしゃいます。勉強して知識があればそれに越したことはないですが、なかなか時間が取れなかったり、面倒なことはやりたくなかったりするものです。
そんな方におススメなのが、貸し方から家賃設定まで、無料で複数の不動産会社に一括相談できる「賃貸経営 HOME4U(ホームフォーユー)」です。
第3章で解説しますが、マンションの貸し方には「リロケーション」「サブリース」「普通借家契約」の3種類があります。
でも、それぞれにどんな特徴があり、自分のマンションや条件にどれが適しているのか、最初から自分で学んで判断し不動産会社に相談するのは、初心者の方にはとても難しいことだと思います。
ですが、「賃貸経営 HOME4U」ならそのような事前知識がなくても、貸したい物件を選び、検討候補に入れたいサービスを選択するだけで、その物件に適した複数の不動産会社をシステムが自動的にピックアップしてくれ、一括で相談することができます。
「リロケーションの場合は家賃設定がいくらくらいで、不動産会社の対応範囲はどこからどこまでで、その手数料はいくら」「サブリースならこのくらいの家賃と手数料」という形で各不動産会社から提案を受けることができるので、具体的に比較することが可能です。しかも無料で利用できます。
自分のマンションについて実際に提案された内容があれば、より現実的に「自分の希望に合った貸し方がどれか」「家賃がいくらになりそうか」「不動産会社への手数料など経費がどれくらいかかるのか」がわかりやすいですし、専門用語が出てきてもすっと頭に入ってくるものです。
「貸す」という選択肢が定まってきたら、ぜひ無料一括相談を利用して、あなたの希望に合う不動産会社を探してください。
3. マンションの貸し方は3種類!その違いとは?
先ほど、貸し方には「リロケーション」「サブリース」「普通借家契約」の3つがあると紹介しました。それぞれの特徴を解説していきます。
リロケーション
一定期間だけ貸したい方に
リロケーションとは、3年や5年など期間を限定した契約(定期借家契約)です。
たとえば、「3年間転勤になるので、その間だけ貸したい」という場合に検討すべき貸し方です。
この後説明する普通借家契約では、借り主の意思が尊重されるため、借り主が契約更新の意思を示した場合、希望した時期に必ず明け渡してくれるかどうかが確実ではなくなります。
リロケーションであれば、元々の契約に期限が定められていますので、転勤や海外出張などあらかじめ不在となる期間が決まっているのであれば、この貸し方が安心です。
サブリース
空室リスクを避けて安定した家賃収入
サブリースは、まずあなたのマンションを不動産会社が借り上げ、その後さらに不動産会社があなたのマンションを入居者に転貸する契約です。
この形態ならではの特徴が「家賃保証」の制度が充実していることです。「家賃保証」の契約を結べば、たとえあなたのマンションが借り手がなく空室であっても、一定額の家賃を不動産会社から受け取ることができます。
ただ、こうした制度が充実している反面、それだけ手元に入る家賃収入は低くなる傾向にあります。
家賃収入の大きさよりも、空室リスクを避け、安定収入を重視する方にお勧めの契約です。
普通借家契約
契約が長期になるため「管理は不動産会社に委託」がおすすめ
普通借家契約は、一般的に「2年更新」など一定期間ごとに更新が可能な契約です。
期間内の借り主からの中途解約の申し出については特約を定めることができますが、契約期間終了時、借り主が「契約を更新したい」と希望した場合には、貸し主は正当な事由がない限り拒否することができないため、一時的に期間を限定して貸そうとする方には向きません。
なお、普通借家契約の場合、不動産会社と結ぶ契約として、入居者募集から家賃回収や入居者のクレーム対応など煩雑な「賃貸管理」の業務をまるごと不動産会社に委託する契約と、入居者の募集だけを不動産会社に頼む「賃貸仲介」という契約があります。
それぞれに相応の手数料が発生しますので、収益性を考えると何でも自分でやった方がお得ですが、入居者同士のトラブルなど面倒な事柄をすべて委託できるなら、手数料を払ってでも管理業務まで委託してしまった方が現実的です。
以上がマンションを賃貸する際の主な契約についての解説です。
どの契約を選ぶかは、まずは「貸したい期間」を設定し「リロケーションかそれ以外か」を決め、次に安定収入を重視するのか、それとも相場の家賃で収益性を重視するのかで「サブリースか普通借家契約か」に絞って行くと良いでしょう。
「賃貸経営 HOME4U」で不動産会社から具体的な提案を受けていれば、なお一層絞り込みやすくなりますね。
まとめ
いかがでしたか?
マンションを貸す時はまず賃貸情報サイトから類似物件を検索し、家賃相場を調べると良いでしょう。
家賃相場を把握することで、その後の見通しが立てやすくなります。
また、実際にマンションを貸し出すことが現実的になってきた際には、一括無料相談サービス「賃貸経営 HOME4U」を使って、複数の不動産会社から提案を受け、それぞれの家賃設定や手数料などを比較し、あなたの条件に合うものを見つけてください。
マンションを貸すのが初めての方にも、この記事が参考になり、ご希望にあった家賃収入が得られるようになることを願っています。