
初めて住宅展示場に行く方の中には、「住宅展示場に行くために予約は必要なのか」「時間のある時に気軽に立ち寄ってもいいものか」と疑問に感じる方もいるでしょう。
住宅展示場は「予約なし」で行けることもありますが、デメリットや注意点もあるので、念頭に置いておく必要があります。
- 住宅展示場に「予約なし」で行くデメリット
- 予約をするメリット・注意点
- モデルハウスの見学前に準備しておきたいこと
「予約あり」で行く場合のメリットや、事前準備のポイントについて理解し、住宅展示場で有意義な時間を過ごしましょう。
Contents
1.そもそも住宅展示場とは?
住宅展示場とは、さまざまなハウスメーカーが建てているモデルハウスを見学できる場所です。複数のハウスメーカーのモデルハウスを一度で見学できるため、効率的に住宅づくりの情報収集ができます。
実際に見なければイメージがつかみにくいインテリアや設備などを直接確認できるため、より住宅づくりのイメージが膨らむでしょう。また、各ハウスメーカーの営業担当者に、直接住宅づくりの相談ができるのも魅力です。
その場で質問できるので、比較しづらい費用の相場についても理解が深まるでしょう。
2.住宅展示場は「予約なし」でも見学できる?
住宅展示場は「予約なし」でも見学できます。
以下のようなケースであれば、「予約なし」で行くことを検討しても良いでしょう。
- 自分の好きな時間に自由に見学したい
- 各ハウスメーカーの外観の雰囲気だけを把握したい
- 細かい要望はまだ固まっていないが、マイホームへの意欲を高めたい
- 建物の外観や住宅展示場の雰囲気などを見てから、見学の予約をするかを判断したい
特に、住宅展示場を外から見て「思っていた雰囲気と違う」と感じた際に、引き返せるのは大きなメリットでしょう。
一方で、「予約なし」で行くと、以下のようなデメリットもあるので要注意です。
- モデルハウスをしっかりと案内してもらえない
- 土日の混んでいる時間帯などは後回しにされる
- 経験の浅い営業担当者がつくことが多い
- 新型コロナウイルス感染防止の観点から、入場できないケースもある
もちろん、経験の浅い担当者でも有能な方は多くいます。しかし、住宅展示場でつく営業担当者は、今後細かいプランニングの際にも担当する家づくりのパートナー。値引き交渉ができなかったり、より良いプランの提案がなかったりと、どうしてもベテランの担当者よりも対応力は劣るかもしれません。
家を建てた後にもアフターケアやメンテナンスで関わる相手なので、なるべく経験豊富な担当者が良いですよね。
時間を割いて住宅展示場に行ったにもかかわらず、「よくわからなかった」「時間がもったいなかった」と後悔しないためにも、予約をしたうえで見学するのがおすすめです。
「予約するにしても、どのハウスメーカーのモデルハウスを優先して回ればよいのかが判断できない・・」という方には、無料の「HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービス」を使ったハウスメーカー比較がおすすめです。
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3.住宅展示場の予約をするメリット5つと注意点2つ
ここでは、住宅展示場に「予約あり」で行く場合のメリットと注意点を解説します。
3-1.「予約あり」で行くメリット5つ
住宅展示場へ「予約あり」で行くメリットは以下の5つです。
- 待ち時間なくスムーズに見学できる
- ゆっくりと見学できる
- 経験豊富な担当者に相談できる
- 事前に要望を伝えることで提案を受けられる
- 予約特典がもらえることもある
それぞれについて解説します。
(1) 待ち時間なくスムーズに見学できる
住宅展示場へ予約をして行くことで、待ち時間なくスムーズに見学できます。ピンポイントで予約できるため、時間がない中でも効率よく見学できるでしょう。特に、土日は混みやすいので、予約していくことをおすすめします。
土日は休日の人が多いことに加え、住宅展示場ではイベントやキャンペーンが行われているケースが多く、モデルハウスを見る以外の目的で住宅展示場に来る人も多いのです。
(2) ゆっくりと見学できる
予約をしていくことで、ゆっくりと見学できるのもメリットの1つです。住宅展示場のスタッフはできる限り多くのお客さんと接点を持ちたいと考えているため、「予約なし」の場合は、一通り決まった流れで案内を行い、すぐに別のお客さんの案内が始まってしまうこともあります。
特に土日の場合は、予約をせずに行くと流れ作業のような形で進められてしまうことも。予約をしていくことで、熱心に検討していることが伝わり、モデルハウスを見るのに十分な時間を確保してもらえます。
(3) 経験豊富な担当者に相談できる
住宅展示場に「予約あり」で行くことで、住宅づくりを真剣に検討していることが伝わるため、経験豊富な営業担当者がつくケースが多いです。
住宅づくりについてプロに相談できる機会は貴重です。プロに相談することで、普段自分や家族だけでは気付かなかった点を指摘してもらえることもあるでしょう。
具体的には、以下のような難しい内容も相談できます。
- 土地探しから住宅づくりまでの流れ
- 資金計画の立て方
- ライフプランの考え方
- 間取りの活用方法
- 補助金や減税制度の情報
事前にご自身でも知識をたくわえておきたい方は、以下の関連記事をご参照ください。
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(4) 事前に要望を伝えることで提案を受けられる
住宅展示場の予約をする際に、事前に要望を伝えることで、来場当日にプランの提案を受けられる可能性があります。
例えば、以下に関する要望を伝えておくと良いでしょう。
- 土地探しを手伝ってほしい
- 予算にあった間取りが知りたい
- 居室は3部屋ほしい
- 省エネ住宅で補助金を活用したい
ハウスメーカーは不動産仲介会社ともコネクションがあるため、現在情報が表に出ていない土地情報も併せて入手できる可能性があり、土地探しがはかどるでしょう。
また、予算を具体的に伝えることで、無理のないプランの作成や、活用できる補助金の紹介などを行ってくれることもあります。
資金計画の立て方や、土地選び・ハウスメーカー選びの方法など、住宅づくりで悩んでいることを事前に伝えておくのも良いでしょう。
(5) 予約特典がもらえることもある
事前に予約をして行くことで、予約特典がもらえることがあります。具体的にはクオカードや図書カード、オリジナルグッズなどを用意しているケースが多いようです。予約特典が用意されているかどうかは、住宅展示場のホームページなどで確認しましょう。
また、予約特典を貰うためにアンケートへの記入が条件となっているケースがあります。住宅展示場での流れは大まかに以下のとおりで、最後にアンケートの記入が求められます。
- 受付用紙の記入
- 担当者から物件の紹介
- モデルハウスの見学
- アンケート
住宅展示場でのアンケートは、営業担当の接客態度を測る目的もありますが、本当の目的は来場者のリスト化です。名前や住所を記入することで、ハウスメーカーが今後、連絡・営業をしやすくなります。
あまり積極的な営業をされたくないという方は注意しましょう。
しかし、アンケートへ協力することで、ハウスメーカーが入手した土地の売却情報や、家づくりに関する最新情報をいち早く得られる可能性もあるので、幅広く情報収集したい方にはおすすめです。
3-2.「予約あり」で行く注意点2つ
住宅展示場に「予約あり」で行く場合、事前に知っておくべき注意点は以下の2つです。
- 時間配分が難しい
- 熱心に営業される
(1) 時間配分が難しい
ハウスメーカーによって案内時間は異なるため、見学の時間配分が難しいです。
丁寧に見学して、大体1~2時間程度が目安ですが、1つのモデルハウス見学にかかる明確な時間はわかりません。見学後に住宅づくりの相談をする場合は、さらに時間がかかるでしょう。
1つのハウスメーカーでの相談が長引いてしまうと、次の見学の時間に遅れてしまうため、1つにかける時間は限られています。
予約をする段階で、おおよその所要時間を確認しながらスケジュールを組みましょう。時間が押している場合は相談したいことがあったとしても途中で切り上げなければならないため、余裕を持ってスケジュールを組む必要があります。
(2) 熱心に営業される
住宅展示場に予約をするということは、ハウスメーカー側からすると住宅購入を真剣に考えているお客さんに営業をするチャンスでもあるため、経験豊富な営業マンから熱心に営業される場合も多いでしょう。
場合によっては、まだそこまで真剣に検討していないにもかかわらず、年収等の個人情報を細かく聞かれることもあります。モデルハウスを見てみて「ここではないな」と感じたら、少々言いにくくても、早々に切り上げたほうが無難です。
ただし、一層そのハウスメーカーに興味を持ったのであれば、メーカーの住宅づくりについて詳しく話が聞けるチャンスになります。
以上が、住宅展示場に「予約あり」で行く際の注意点です。
「まだ住宅展示場に行くのは早いかも」「カタログを見てから行きたい」と感じた方は、以下の記事を参考にしてみてください。
また、「『商品の良い部分だけを見せる』カタログだけで判断したくない・・」という方は、「HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービス」で具体的なプランを入手してから、見学すべきハウスメーカーを判断してみるのがおすすめです。
4.住宅展示場に行くまでにやっておくべき準備
住宅展示場での時間を有意義にするために、事前にやっておくべき準備は以下のとおりです。
- 家族の要望をまとめる
- ハウスメーカーの目星を付けておく
- 住宅展示場で確認することをまとめる
それぞれについて解説します。
4-1.家族の要望をまとめる
住宅展示場に行く前に、住宅づくりに関する家族の要望をまとめておきましょう。
具体的には以下のような項目です。
夫婦の時間が合わずに1人で住宅展示場へ行く場合はもちろん、夫婦や家族で揃って行ける場合であっても事前に要望をまとめておくことが大切です。
住宅づくりの現場でありがちな光景として、ハウスメーカーの担当者を前にして、家族同士の要望が合わず喧嘩になってしまうことも多くあります。担当者に相談できる時間を無駄にしないためにも、事前に要望はまとめておきましょう。
家づくりの予算や、予算別に建てられる家のイメージは、以下の記事をご覧ください。
4-2.ハウスメーカーの目星を付けておく
住宅展示場へ行ってからハウスメーカーを探すのではなく、事前に目星をつけておきましょう。住宅展示場のホームページや各ハウスメーカーのホームページなどで、好きなデザインや気になる商品をピックアップし、事前に予約をしたうえで行くのがおすすめです。
目当てのハウスメーカーを優先して見学し、時間に余裕があったらほかのハウスメーカーにも立ち寄る程度でいいでしょう。
どのハウスメーカーを選べばいいかわからないという方は、「HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービス」で気になるハウスメーカーにプラン作成を依頼してみましょう。
HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスでは、希望条件・予算に合わせて、各社に具体的なプラン作成を依頼することができます。
4-3.住宅展示場で確認することをまとめる
ハウスメーカーの目星をつけたあとは、そのハウスメーカーの住宅について実際に見てみなければわからないことをまとめておきましょう。
具体的には以下のような項目です。
- 設備の性能やオプション
- 室内の使い勝手
- 住宅の性能
- 担当者の態度 など
モデルハウスで採用されている設備は標準仕様の場合もあれば、オプションの場合もあります。また、ドアの開閉方向や家事動線など、実際に室内を見なければわからないこともあるので、確認しておきましょう。
耐震性や断熱性などは専門的な内容であるため、ホームページやカタログでわからなかった部分を直接担当者へ聞いてみましょう。併せて、担当者の態度もチェックする必要があります。
セールストークばかりではないか、親身に相談にのってくれるかなど、住宅づくりを安心して任せられる担当者かどうかをチェックしましょう。
上記のほか、当日にチェックすべきポイント、ハウスメーカーの比較方法については以下の記事でまとめています。ぜひ参考にしてください。
5.自分に合ったハウスメーカーが「見える」プラン作成依頼サービス
事前に自分にあったハウスメーカーの目星をつけたうえで住宅展示場に行くには、複数のハウスメーカーの情報を集め、自分で各メーカーの特徴を比較検討する必要があります。
しかし、ハウスメーカーの数は全国に数万社あり、どのように比較検討を始めればいいのかわからない方も多いでしょう。
そのような方は、「HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービス」で具体的なプランをもとにハウスメーカーを比較してみるのがおすすめです。
HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスは、信頼できる優良なハウスメーカー・工務店のみと提携。希望条件によって対象となるハウスメーカー・工務店に絞り込み、プラン作成を依頼することが可能です。
- 住宅展示場に行く前に、予算や要望に合ったハウスメーカーが見つかる!
- 早い段階で間取り図の検討を進めることができる
- プラン提案後、ハウスメーカー・工務店へのお断り代行も可能
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まとめ
本記事では、住宅展示場に「予約なし」で行く場合と「予約あり」で行く場合のそれぞれのメリットや、事前準備のポイントについて解説しました。
住宅展示場では複数のハウスメーカーのモデルハウスを見学できるため、効率的に住宅づくりの情報収集ができます。
実際に見なければイメージが掴みにくいインテリアや設備などを直接確認できるため、より住宅づくりのイメージが膨らむでしょう。
しかし、住宅展示場へ行く曜日や時間帯によっては、混雑しており満足のいく見学ができないこともあります。
「住宅展示場へ行ったものの収穫が少なかった」とならないためにも、事前に家族で話し合い、ハウスメーカーの目星をつけ、担当者に相談するべき内容をまとめたうえで住宅展示場へ行きましょう。
ハウスメーカーの比較検討が難しい方は、「HOME4U 家づくりのとびら」などの無料サービスを活用してみてくださいね。
この記事のポイント まとめ
平日でなくても住宅展示場は「予約なし」で見学が可能なところが多いです。
しかし、土日や住宅展示場でイベント・キャンペーンが行われる日は混み合うため「予約あり」で行ったほうが無難です。
そのほか「予約あり」で行くメリットは「3-1.「予約あり」で行くメリット5つ」で解説しています。
自分の好きな時間に自由に見学したいだけであれば、「予約なし」で行ってもいいかもしれません。
そのほか「予約なし」で行くケースは「2.住宅展示場は「予約なし」でも見学できる?」でお伝えしています。
以下のような事前準備を怠らないことです。
- 家族の要望をまとめる
- ハウスメーカーの目星を付けておく
- 住宅展示場で確認することをまとめる
詳しくは「4.住宅展示場に行くまでにやっておくべき準備」で解説しています。