新築注文住宅のよくある失敗事例集|後悔しないポイントと対策

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新築注文住宅のよくある失敗事例集|後悔しないポイントと対策

人生の中で最も大きな買い物ともいえるのが「家を建てる」ことではないでしょうか。

この記事では、「新築の注文住宅を建てたいけど、失敗して後悔したくない!」と考えている方に、注文住宅のよくある10の失敗事例をご紹介します。また、対策として、どんなポイントに気を付ければよいのかについても詳しく解説していきます。

先輩たちが経験した注文住宅の「成功例」と「失敗例」から、失敗しない家づくりのポイントを理解していきましょう。注文住宅で失敗しやすい点を事前にしっかりと理解して、大切な家づくりにお役立てください。

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Contents

1. 新築の注文住宅、後悔しやすいポイントは?

新築の注文住宅を建てるとき、ほとんどの方は初めての経験となるでしょう。そのために、住み始めてから失敗に気づくケースが多くあります。
つまり、注文住宅は、間取りやレイアウト・設備などを自由に選ぶことができるのにも関わらず、何かしら後悔することが起こってしまうことが多いのです。

1-1.注文住宅で後悔しやすいポイントとは?

まず、一番後悔しやすいのが「間取り」です。一般社団法人 日本間取り協会が2017年に行ったアンケート調査では、95%の方が「間取りをやり直したい」と回答したといいます。
実際に注文住宅を建てた後に後悔した方々の声を集めると、「収納不足」「コンセントなどの設備」「家事動線のやりづらさ」などがランキングの上位にあるようです。
現在の生活する姿を想像するだけでなく、将来を見据えた観点で考えることも重要となってくるといえます。

引用・参照:一般社団法人 日本間取り協会「間取り学とは?

1-2.【高気密・高断熱住宅】省エネ住宅の需要も高まる

【高気密・高断熱住宅】省エネ住宅の需要も高まる

省エネの観点から、寒さや暑さに強い省エネ住宅にこだわる方も増えています。
国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査」では、注文住宅を新築した方の64.5%が、設備面で気にした点として「高気密・高断熱住宅」を挙げています。
暖房の熱や冷房の涼しさを逃さない構造をもった家づくりも、後悔しないための新たなポイントのひとつと言えるでしょう。

引用・参照:国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査

2.注文住宅のよくある10の失敗事例と対策

初めての家づくりでは、どんなに慎重に進めたとしても予測できないことがあります。ここからは、実際の失敗事例をもとに、どのような対策がとれるかを解説します。

なお、家づくりの条件はそれぞれの家族で違いがあります。同じ事例でも失敗とは捉えられないケースもあります。ひとつの参考例と捉えてください。

2-1.【間取りの失敗例】生活動線が悪くてストレスに…

【間取りの失敗例】生活動線が悪くてストレスに…

まず、新築注文住宅の「間取り」に関する失敗例として、最も多いものは「生活動線を考えることを忘れていた」というケースです。料理、掃除、洗濯をしたり、お風呂に入ったり、トイレに行ったり、移動するたびにストレスが生じる可能性があります。

2-1-1. 【対策】生活動線と家事動線を考えておこう

まず間取りを考える際には、同時に動線を考えておくことが大切です。キッチン、洗濯機、リビング、トイレ、物置きスペースなど、日々の生活で行き来することが多い場所に、何度も曲がることなくたどり着けるように間取りを組み立てましょう。

キッチンや洗濯、物置スペースなどの「家事動線」と、トイレやリビング、洗面所などの「生活動線」がぶつからないようにすると、スムーズに生活することができます。

2-2.【玄関の失敗例】収納は大きめにするのがポイント!

「玄関収納をもっと大きくとればよかった」と後悔するケースは多くあります。特に家族が多い場合は容量を多めにとったほうがよいでしょう。

子供がいると、幼少期から高校生ぐらいまでは玄関先に置くものが多く、収納場所に困ることが多々あります。靴だけでなく、以下のようなものが収納できると便利でしょう。

小さなお子様:ベビーカー・お砂場セットなど外で使う玩具類
小学生~高校生のお子様:習い事や部活の道具、スポーツバッグ、専用の靴など

2-2-1 .【対策】ウォークインまたはウォークスルータイプの収納スペース

最近は玄関にウォークインまたはウォークスルータイプの収納スペースをつくる間取りも増えてきました。ベビーカーや自転車、ゴルフバッグなども置いておけるので便利です。収納力も、靴箱だけの場合と比べて格段にアップします。

また、新型コロナウイルスの影響もあり、玄関先ですぐに手を洗ったり汚れを水で洗い落としたりすることが求められています。これから家を建てるなら、大きな収納スペースとともに、簡易的な手洗い場なども用意するとよいかもしれません。

2-3.【キッチンの失敗例】使いやすさと動線が重要!

【キッチンの失敗例】使いやすさと動線が重要!

キッチンは毎日使う場所。家づくりの中でもさまざまな要望とともに、悩みや後悔も出やすい場所です。家族とのコミュケーションがとりやすいオープンキッチン・アイランドキッチン・対面キッチンは最近人気が高まっています。

しかし、一方ではリビングとの境界が少なくなることで、以下のような不満が出てくるケースがあります。

  • 洗い物や換気扇の音でリビングルームにあるテレビの音が聞こえない
  • キッチンがリビングに丸見えでごちゃごちゃして見える

2-3-1.【対策】静音仕様を選ぶ。壁・棚も検討しよう

キッチンシンクや換気扇を静音仕様のタイプにしましょう。また、すべてがオープンの状態でなく、作業する場所に壁を作るなどすると、防音対策にもなります。
また、どこに壁を置くかどうかも大切なポイントです。換気扇・コンロの前に壁を置くことで、床への油はね防止にもなります。

2-3-2.【対策】カウンターをつけて目隠しに使う

キッチンの作業台が全部フラットかつオープンになっている場合、リビングからも丸見えになってしまい、毎回の片付けが大変だと後悔する方もいます。
洗い物や生ゴミが出てキッチンがごちゃごちゃしていると、どうしても生活感が出てしまいますが、きれいに保つための片付けが負担に感じることもあります。
そんなときは、リビングルームから目隠しできる高さのカウンターを設ける方法があります。カウンターに椅子などを置けば簡易的なテーブルにもできます。

2-4.【リビングの失敗例】リビングルームは快適?リビングの3つの失敗例

家族のコミュニケーションの中心となるリビングだからこそ、一番失敗したくない場所でもあるでしょう。よくある失敗例として以下のような内容が挙げられます。

「リビングを狭くしてしまったことを後悔している…」
「スキップフロアを作ってみたけど、意外と狭く感じる」
「吹き抜けにしてみたけど、二階に音が響くし、冬は寒くてつらい」

見た目や費用よりも使いやすさ、暮らしやすさを優先して失敗を防ぎましょう。

2-4-1. 【対策】リビングは「家具や家電を置いた後」を考える

個室の広さなどを優先してリビングの面積を必要以上に減らしてしまうと、ソファやダイニングテーブルセットを入れた後で、「狭くしすぎた…」と後悔することがあります。
リビングには、テレビやソファなど大きな家具や家電などが置かれるため、想像よりも狭く感じてしまうことがよくあります。モデルハウスの見学などに行き、家具や家電を置いた後の広さを確認しておきましょう

また、お子様がまだ小さな場合は、大きくなった後に十分なスペースかどうかも考えておくとよいでしょう。

やむを得ずリビングの床面積を減らす場合は、備え付けの収納を多めに設計しましょう。収納家具を減らせるので、広々と室内を使えます。また、「家具はコンパクトなものを選ぶ」「場合によってはソファを置かない」などの臨機応変な判断も必要です。

2-4-2. 【対策】スキップフロアを作るときは位置や高さが大切

スキップフロアは室内に敢えて段差を作ることで、空間にメリハリと変化を与える効果があります。しかし天井の高さによっては、空間が狭く感じる可能性もあり、さらに掃除に手間がかかるなど、失敗と感じるケースもあるようです。

スキップフロアは、段差つける位置をよく考える必要があります。段差を利用して引き出しを作ることもできるため、収納としての活用も考慮に入れるとよいでしょう。

また、高齢になると足腰が不安定になり、段差でつまづいて転倒するなど危険になる可能性もあるため、将来的なライフスタイルにも対応できるかどうか、メーカーの意見も取り入れながら判断することも大切です。

2-4-3.【対策】吹き抜けには音を吸収する壁材や床暖房を取り入れよう

【対策】吹き抜けには音を吸収する壁材や床暖房を取り入れよう

吹き抜けの開放感は、とても魅力的です。しかし、吹き抜けには「音が響きやすくなる」「冷暖房効率が悪くなる」といったデメリットもあります。

音の反響には、音を吸収する壁材を使う方法があります。また、冬場の足元の冷え対策には、床暖房が一般的です。

また、全館空調システムを取り入れることで、家中の温度を一定に保つ方法もあります。いずれもそれぞれ費用がかかりますので、ハウスメーカーに予算とともに相談しましょう。

2-5. 【水回り・お風呂の失敗例】湿気と使い勝手に注意しよう

洗面所・お風呂・トイレなどの水回りは、日々の生活や家事に関わりが強い場所です。よくある失敗例は以下の通りです。

「トイレが寝室と遠くて大変…」
「お風呂に窓がなくて、湿気がたまりやすい」
「脱衣所と洗面所が一緒になっているため、誰かがお風呂を使っているときに洗濯が回せない」

2-5-1.【対策】お風呂は風の通り道を考えよう

お風呂は湿気がたまらない構造にすることが大切です。窓をつけることを忘れず、さらに風の流れがあるかどうかも、先に考えておくとよいでしょう。
また、タイルはおしゃれですが、掃除に手間がかかるため、かびやすいというデメリットもあります。見た目だけで選ばないように気を付けましょう。

2-5-2.【対策】“脱衣所+お風呂”と洗面所を分ける

共働きの場合など、時間があるときに効率的に家事をこなしたいものです。しかし、脱衣所と洗面所が一体化していると、洗濯機が使えない時間ができてしまいます。
いつでも洗濯機を使えるように、お風呂(脱衣所)と洗面所を分けると便利です。忙しい朝や夜など使用する人が多い時間帯のときも、有効に時間を使うことができます。

2-6.【階段の失敗例】階段の配置は?階段下も活用する

【階段の失敗例】階段の配置は?階段下も活用する

「リビング階段(リビングルームの中に配置した階段)」は家族間のコミュニケーションが取りやすいメリットがありますが、以下のように失敗に感じるケースもあります。

「来客時のプライバシーが守れない」
「リビングのフロアにトイレやお風呂があるため、来客があっても、必ずリビングを通らなければならない」
「デザインを優先に手すりを選んだら、隙間から子供が落ちそうで怖い」
「冬にはリビングの暖かい空気がすべて階段を通じて2階へ逃げてしまう」

2-6-1.【対策】生活動線・扉の設置・安全性に考慮しよう

来客時の往復が気になるならば、2階に浴室やトイレを設置して、入浴などをする際に1階のリビングルームを通る必要をなくします
空気の流れを防ぐには、リビング階段をリビングルームの壁側に作り、入り口にドアをつけます
リビングルームの中央や目立つところに階段を作る場合は、本当にそれが必要なのかをよく考え、小さい子供がいる場合などは無理にデザインを優先せず、安全性を取り入れましょう。

2-7.【子供部屋の失敗例】将来を見越した子供部屋に!

子供部屋の失敗例としては、「子供が増えて、部屋数が足りずに困った」という声が一番多くあります。
子供部屋を考えるときは、将来を見越した形にすることが大切です。大きくなると、それぞれの個室や個人スペースが必要になるため、部屋を区切れるような構造にしておくとよいでしょう。
また、性別の異なる兄弟姉妹の場合、想像よりも早く別々の部屋をほしがる場合も多くあるようです。引き戸を活用した間取りにするなど、ライフステージに応じて変化できるプランを提案してもらいましょう。

2-8.【収納の失敗例】収納スペースは十分に確保しよう!

収納に関する失敗例として、圧倒的に多いのが「収納が足りなかった」「収納スペースをもっと作っておけばよかった」という声です。収納は基本的に多めに作っておくほうがよいでしょう。
家族が増えたり、趣味に使うものが増えたりした場合にも、収納するスペースがあれば対応できます。
ただし、収納が多ければよいからといってロフトや床下収納など縦方向の収納ばかりでは、出し入れがしにくくなります。また、オープン棚をリビングルーム壁面いっぱいに作りつけると、視覚的にごちゃごちゃとして見えてしまうことがあります。

2-8-1.【対策】壁面収納はオープンタイプと扉タイプのバランスが大事

ウォークインクローゼット、納戸、サービスルームなどは壁面収納棚を作ることはできますが、整理整頓が必要です。入れっぱなしにして開かずの間にならないよう気を付けましょう
収納スペースとして中2階を作る方法もあります。天井高が1.4m以下であれば、使用する側の階の1/2の面積までは、階数にも床面積にも算入されません。(詳細は、各メーカーにお問い合わせください)
壁面収納は、扉タイプ・オープンタイプを選ぶ必要があります。扉をつけると閉じてしまえばすっきりしますが、圧迫感も与えます。
オープンタイプはものを取り出すアクション数が少なくて使いやすく、明るく開放的になりますが、場合によっては散らかった印象を与えることもあります。自分の生活スタイルに合わせた収納方法を選びましょう。

2-9.【建物デザインの失敗例】外観や建物形状にこだわりすぎない

外観デザインの自由度が高いことは注文住宅の魅力でもあるのですが、建物の形と内部空間は互いにリンクしているため、間取りにも影響が出ます。その結果、無駄なスペースが発生したり、生活・家事動線が悪くなったりと間取りの失敗につながることがあります。

また、外観はこだわり始めると費用がかかり、その他構造にも影響が出ます。例えば、屋根をプロヴァンス風の屋根瓦にしたいと考えた場合、以下のような問題があります。

  • スレート葺きよりも予算は高くなる
  • 施工に時間がかかる
  • 雨水が隙間から入るリスクがあり将来的に修繕費用がスレートよりかかる可能性がある
  • スレートと比較してかなり重量があるため、家の構造に制限が出てしまう(ツーバイフォーなど壁で支える構造の場合、瓦の重みを支えるために壁を厚くしなければならない=室内が狭くなるなど)

2-9-1.【対策】優先すべきものからお金をかけよう

予算をしっかり把握して、お金をかけるところとかけないところを分けましょう。
また「家に何を求めるのか」を家族で考え、最も必要なところから予算とこだわりを注ぐようにしてください。

2-10.【庭と外構の失敗例】エクステリアや庭のコストバランスは?

庭・堀・外構など家の外側の部分で失敗したと感じる人もいます。具体的には、以下のような例があります。
「庭や門や塀などのエクステリアにお金をかけすぎて、建物本体のレベルが落ちた」
「オープンな雰囲気にしたくて塀を作らなかったが、外からの目線が気になる」

2-10-1.【対策】生活に必要なものを優先しよう

まず、家本体の予算額は落とさないようにしましょう。外側は後から手を入れることも可能です。できる範囲で整えていくとよいでしょう。

優先すべきこととしては、

  • 草抜きなどの手入れをする手間を省くために駐車場をコンクリートにする
  • 大きな窓の前には目隠しとなる塀などを作る

といったことが挙げられるでしょう。

3. 新築注文住宅で失敗しないための9つのポイント

注文住宅の建築で失敗しないために、おさえておくべきポイントをご紹介します。

3-1.要望の優先順位を決めておく

注文住宅は、ある程度の自由度があることがメリットといえますが、あまりに要望が多いと、かえって優先すべきことがまとまりにくくなります。
要望の優先順位を家族で話し合って決めておくことがおすすめです。

例えば、「Aグループ」は絶対に必要なもの、「Bグループ」はできれば取り入れたいもの、「Cグループ」は予算にゆとりがあったら取り入れたいものなど、グループごとに分けるのも方法のひとつです。優先順位を整理しておくことで、コスト削減のときにも選択しやすくなります

3-2.部屋の広さや位置関係は「体感」する

注文住宅で「イメージと違った…」と感じやすいのが部屋の広さです。建物が完成したときは家具が何も置かれていないため、ある程度の広さを感じることができます。しかし、引っ越してから家具を設置したらイメージよりも狭く感じたという声もあります。

このような「イメージ違い」をできるだけなくすためには、設計プランを決定する前に、住宅展示場や友人の家など家具が設置してある場所で「体感」するとよいでしょう。部屋から部屋への移動などもスムーズな動線になっているか確認することをおすすめします。

この際、「天井高」がモデルルームやショールームでは高くなっている場合があります。天井が高いと同じ床面積でも広く感じるため、注意が必要です。なお、一般的な天井の高さは210~240センチメートル、高めに作っている場合でも270センチメートル程度です。

最近は3Dモデルルームなどパソコンを使って室内を見られるシステムも浸透しています。本来はできる限り実際のモデルハウスなどで体感したほうが好都合ですが、難しい場合はリモートで使えるこれらのシステムを利用してください。

3-3.間取りに可変性を取り入れる

家族が増えたり、子供が大きくなったり、家族の変化に対応できるような間取りにすることが大切です。壁を作らずに引き戸で区切ることで、広く使うこともできれば、別々の部屋として独立することが可能になります。
事前にそうしたことを見越した構造にしておくことが大切です。図面を考えるまえに、どんなパターンがあるのかを住宅会社の担当者に尋ねてみましょう。

3-4.家事や生活の「動線」を考える

家事動線と生活動線は、家族のひとりひとりの生活の流れを考えることから始まります。無駄なく移動でき、スムーズな行動に移せることで、日々のストレスが大きく軽減されるでしょう。

逆に動線を間違えると、ストレスがたまり、喧嘩などの原因にもなりかねません。なるべくストレスをかからない家の動線を考えましょう。

3-5.収納は余裕をもって計画する

家をつくるにあたり、収納は多めに作っておきましょう。階段下や天井などのデッドスペースに収納機能をもたせておくことで、家を有効活用することができます。
家を広く使うには、家具はなるべく少なくすることが大切です。いま必要な分の収納スペースで満足せず、余裕をもってたくさんの収納スペースを作りましょう。

3-6.窓の位置と枚数を考える

採光を増やそうとして窓の数を増やしすぎて、家具を置く面がなくなったり、高さが低い家具しかおけなくなるなど、困った状況に陥ってしまう可能性があります。

また、ちゃんと光が入ってくる方角にあるのか、隣接する建物に遮られないかなど、しっかりと確認することが大切です。窓は数ではなく、位置に重点を置きましょう

また窓は光以外にも、開けることで音や匂いも家の中に入ってきます。隣り合う施設や工場がある場合は、注意しましょう。

3-7.コンセントの位置・数の決め方に注意する

コンセントの位置や個数は、暮らしはじめてから「失敗した」と感じるケースが多いものです。特に、コンセントは必要な場所にないと、延長コードなどを使うことになってしまい、見た目にもよくありません。
建てる前に家具の配置、電気が必要な箇所は計画しておくと安心です。それだけでなく、建築士やメーカーの意見は十分に取り入れましょう。

3-8.流行や「なんとなく」で決めない

流行だけでデザインを決めることは避けましょう。流行りのデザインは現在は最先端ですが、いずれは古いスタイルとなっていきます。
また、「なんとなく、こっちかな」と何も考えずに決めたことから、後悔するケースが多くあります。注文住宅はいろいろなことを自分たちで決める必要がある分、根気強さが求められます。
しかし、時間をかけてこだわったことで、高い満足度を得ることができます。後悔を生まないために、「なんとなく」で決めないように注意しましょう。

3-9.提案力のある建築会社を選ぶ

自分たちが建てたいと考えている住まいのイメージが明確であれば、さまざまな失敗を未然に防ぐこともできますが、初めての家づくりでは、なかなかイメージできない部分も多いのが実情です。「家は3回建てないと理想通りにはならない」ともいわれるほど、失敗を経験している人が多いのです。

とはいえ、できるだけ失敗は避けたいですよね。失敗を少なく、後悔しない家づくりのためには、注文住宅を建ててくれる会社選びが重要になります。家づくりで起こりやすい失敗について事前にアドバイスしてくれたり、よりよい提案をしてくれたり、プロの経験を十分に生かしてくれる会社がおすすめです。

また、自分たちの理想とするイメージを受け止めてしっかりと具体化してくれる会社なら、イメージが伝わりやすくスムーズに進めることができます。単に希望を聞くだけで、何のアドバイスもなくいわれたままに進める会社では後悔することになりかねません。

家づくりは一生に一度ともいえる大きな買い物です。会社選びは何十年にも渡る付き合いにつながるため、納得できるまで検討してください。

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まとめ

注文住宅は、建売住宅と違って自由な選択可能な範囲が広いぶん、自分たちで決断しなければならないことも多くあります。

本当にこの内容で進めてもよいか、ひとつひとつ丁寧に検討し、何か疑問を感じたら曖昧にせず解決しながら進めることが、失敗しない家づくりにつながります。

建築会社やハウスメーカー、住宅展示場などで、プロの方々の意見を聞いて参考にしながら、理想の家づくりを進めてください。

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